サンソフト

サンソフト / SUNSOFT

通信機器・パチンコ機器を開発している電子メーカー、サン電子株式会社のゲームブランド。
サン電子株式会社の設立は1971年。

1978年にアーケードゲーム業界へ参入し、業務用テーブル型ビデオゲーム機を開発し販売する。
1985年からはファミコン用ソフトの開発・販売を開始。『いっき』や『アフターバーナーII』など、アーケードからの移植作が有名。
元々電子メーカーだけあって高い技術力を持つメーカーであり、特にファミコンの音源面に関しては非常に高い技術力を誇る。
水戸黄門』ではファミコンの合成音声をフル活用して、原作おなじみのセリフを再現して話題となった。
ラフ ワールド』、『ギミック!』などでは、ファミコンとは思えないほどの重厚な音色を作り出し、高い評価を得ている。

日本国内におけるパズルゲーム「上海」シリーズ(アクティビジョン社)の商標や、日本テレネット作品(『夢幻戦士ヴァリス』など) *1ヒューマン作品(『クロックタワー』など)といった版権の一部を所有。
2000年代以降はそれらを中心に、主に携帯電話向けの小~中規模のコンテンツをリリースしていた。
一方で、当時の会社の方針に基づいて様々な分野の新作に挑むも振るわず、2010年代後半にはサン電子の経営状態の悪化も手伝ってブランドの息の根が止まる直前まで追い込まれていたという。

そんな中で2020年、サン電子の大株主である香港ファンド、オアシスマネジメントの提案を切っ掛けに経営陣が刷新され、方針転換がなされたことで転機が訪れる。
新しい役員から「過去の財産の有効活用」を提言されたことを切っ掛けに「サンソフト復活プロジェクト」が発足。
2022年にプロジェクトが発表されて以降、ブランドの過去作品の復刻や新作のリリースを意欲的に行っている。

作品



主な作曲家

  • 小高直樹※ラフ ワールド、べへれけ、アルバートオデッセイなどの作品を担当。
  • 影山雅司※アウトライブ、弁慶外伝、ギミック!などの作品を担当。


外部リンク

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最終更新:2025年07月24日 12:01

*1 現在は他社へ譲渡されている