The comedown ◆S33wK..9RQ
——
どういうことだ。サイボーグ忍者、グレイ・フォックスの思考はやはりそういうものだった。自分は死んだ筈だ。
否、死んだ。
強化外骨格に包まれた自分の体を見てみる。左手はあった。右手はなぜかウェポンではなかった。
息はできる。顔の骨格を一時的に外し抓ってみる。いやはや、これほど馬鹿らしい事をしたのは多分初めてだ。もちろん痛い。しかし何かが抜けた痛みだ。
否、死んだ。
強化外骨格に包まれた自分の体を見てみる。左手はあった。右手はなぜかウェポンではなかった。
息はできる。顔の骨格を一時的に外し抓ってみる。いやはや、これほど馬鹿らしい事をしたのは多分初めてだ。もちろん痛い。しかし何かが抜けた痛みだ。
とりあえず情報整理。
最後の記憶はリキッドの操るメタルギアREXと交戦し敗北、そしてメタルギアの足に潰された。そして次の瞬間…とまではいかないが目の前に広がったのは薄暗い部屋に不特定多数が集められた部屋。
そこにはスネークの姿も確認できた。
最後の記憶はリキッドの操るメタルギアREXと交戦し敗北、そしてメタルギアの足に潰された。そして次の瞬間…とまではいかないが目の前に広がったのは薄暗い部屋に不特定多数が集められた部屋。
そこにはスネークの姿も確認できた。
『そう、ゲームなのサ。キミたちには……殺し合いをしてもらうのサ!』
そういったのは謎の生物。いや、あれは人形、または3D映像で後ろには黒幕がいるかもしれない。
その黒幕が自分を蘇生させたのは確かだろう。どういう技術をつかったのだろうか?
…殺し合い。自分の状況にもっとも合うイレギュラーだ。あの時、俺は戦って死ぬはずだった。
自分の意思で戦い、散る筈だった。戦いは終わった筈だった。
しかし、今俺はここにいる。死の囚人として。本当に生きてるのか俺は?
もう一度頬を抓る。痛覚はある。がやはり何かが抜けた痛みだ。
なにが抜けている? なにが?…そうだ。『戦い』が無いからこんな痛みなのだ。
死んでないから、死を求めてないから、なにかが抜けている。
そう、戦いを…
その黒幕が自分を蘇生させたのは確かだろう。どういう技術をつかったのだろうか?
…殺し合い。自分の状況にもっとも合うイレギュラーだ。あの時、俺は戦って死ぬはずだった。
自分の意思で戦い、散る筈だった。戦いは終わった筈だった。
しかし、今俺はここにいる。死の囚人として。本当に生きてるのか俺は?
もう一度頬を抓る。痛覚はある。がやはり何かが抜けた痛みだ。
なにが抜けている? なにが?…そうだ。『戦い』が無いからこんな痛みなのだ。
死んでないから、死を求めてないから、なにかが抜けている。
そう、戦いを…
…グレイ・フォックスは『戦い』でしか生を実感できない。
故にグレイ・フォックスがだした答えは…『戦い』。
故にグレイ・フォックスがだした答えは…『戦い』。
「——スネーク。もしこの戦場で会うことがあれば、その時は…」
△△△
支給品を確認する。
1つ目。箒。名称【霧雨 魔理沙の箒】
普通の箒だ。保留。
普通の箒だ。保留。
2つ目。西洋剣。名称【神剣エタルド】
神剣という名称に少し笑ってしまう。重量は結構ある。切れ味は神剣の名に恥じなさそうだ。
神剣という名称に少し笑ってしまう。重量は結構ある。切れ味は神剣の名に恥じなさそうだ。
3つ目はもう…[設置]した
「失礼」
その時だった。後ろから男の声。
「何者だ?」
「貴殿は武器をお持ちか?」
「…あぁ。持っている」
後ろの男が何かを振り下ろすのを、グレイ・フォックスは気配で感じた。
△△△
素早く前転し、デイパックを右手に引っ掛け左手にエタルドを握る。
次の瞬間に大地に何かが叩きつけられ、音が響く。後、数秒が遅れていたらその何かを叩きつけられていただろう。
グレイフォックスが振り返るとそこには黒い鎧を着た男が立っていた。真夜中なのでその黒、漆黒はさらに染まっている。
手に持っているのは木製のハンマー。しかし叩き付けた衝撃でそれはすぐに崩れ落ちた。
次の瞬間に大地に何かが叩きつけられ、音が響く。後、数秒が遅れていたらその何かを叩きつけられていただろう。
グレイフォックスが振り返るとそこには黒い鎧を着た男が立っていた。真夜中なのでその黒、漆黒はさらに染まっている。
手に持っているのは木製のハンマー。しかし叩き付けた衝撃でそれはすぐに崩れ落ちた。
「…このゲームに乗ったのか?」
フォックスは鎧の男に問う。その問いに鎧は答えた。
「私は強者との戦いこそが全て。戦えるのならこの遊戯、歓んで楽しもう。…貴殿には強い気を感じた。そして戦う為の武器も持っている。戦いが一方的なものでは詰まらないからな。全力を尽くしていただこう。」
「…そうか。お前も俺と同じか。戦うことでしか自分を見出す事が出来ないのか。面白い!俺はお前と歓んで戦おう!」
エタルドを刀の用に逆手持ちにする。畏怖か、それとも悦びか。それに似た何かが全身を駆け巡る。
「…私とした事が。名乗るのを忘れていた。私はデイン王国四駿、漆黒の騎士。どうか名乗らなかった無礼を許して頂きたい。貴殿の名前はなんと申すか?」
漆黒の騎士もデイパックから新しい武器を用意する。中から金色の両刃剣を取り出す。
「名前か。名前など……いや、ディープ・スロートとでも名乗っておこう」
やがて二人は戦う準備を整えた。——いざ、
「ディープ・スロート殿。こちらから征かせてもらおう」
「来いっ!漆黒のっ!」
やがて二人の剣がぶつかった。
△△△
金属音が湿地に響く。戦いが始まって数十分が立つ。いまだ決着は付かず。
「見事だ。…私の見た事が無い戦法だ。どの様な師を持ったか気になる物だ」
「師か。戦いこそが、戦場こそが俺の師だ!」
嘲笑交じりにフォックスは答える。その時だった。
一閃。
一閃。
エタルドが漆黒の騎士の右腕の手甲に当たった。
手甲は砕け落ちる。
手甲は砕け落ちる。
「良い剣であろう。私の愛剣だ」
そしてまた一閃。
今度はフォックスの強化外骨格で覆われた左の肩に当たる。痛い。
そうだ。これだ。
今度はフォックスの強化外骨格で覆われた左の肩に当たる。痛い。
そうだ。これだ。
「やはり戦いは、良いものだ。……!?」
痛い。いや、熱い。手に持っている筈のエタルドが地面に落ちる。
腕と一緒にだった。
腕と一緒にだった。
「油断大敵とはよく言ったものだ。貴殿は少々浮かれすぎている。出来れば万全の状態で戦いたかった。その状態ではもう戦えないだろう。最後に…」
「なにを言っている?まだ戦いは終わっていない」
しかしフォックスは戦う事をやめなかった。今度は右手にエタルドを構える。
漆黒の騎士は驚嘆する。その状態で戦いを止めぬか。いいだろう。私も戦う。貴殿が倒れるまで。
漆黒の騎士は驚嘆する。その状態で戦いを止めぬか。いいだろう。私も戦う。貴殿が倒れるまで。
「…自己判断で戦いをやめてしまって申し訳ない。二度目の無礼をどうか許してほしい。…参る」
「来い」
「————————————————————————月光」
刹那、騎士は何かが足に引っかかるのを感じた。
△△△
爆発音。
鮮血が頸から噴出す。そして膝から崩れた。なにが起きたかフォックスには理解出来なかった。
しかし理解する必要が無いと悟った。
クレイモア。起爆すると爆発により、内部の鉄球が扇状の範囲に発射されるものだ。
実はフォックスはこのエリアが禁止エリアに選ばれるまでは、獲物を待ち伏せするつもりだった。そして非常用の最後の手段として設置場所に誘導し使おうと考えた。こんなにはやく使うとは思わなかったが。
すべて無意味になってしまった。いやそれもいいかもしれない。
しかし理解する必要が無いと悟った。
クレイモア。起爆すると爆発により、内部の鉄球が扇状の範囲に発射されるものだ。
実はフォックスはこのエリアが禁止エリアに選ばれるまでは、獲物を待ち伏せするつもりだった。そして非常用の最後の手段として設置場所に誘導し使おうと考えた。こんなにはやく使うとは思わなかったが。
すべて無意味になってしまった。いやそれもいいかもしれない。
やっと眠れるのか。本当に、眠れるのか。死に場所はここか。まぁ良い。さらばだスネーク。今度会うときは、地獄かどうか。
「…最後…の最後………お…い…つ…め…ら……た………き…ね…は…………ジ…カ…ル………よ…り…も…………」
そして地面に伏せた。
△△△
鎧はバラバラに砕けた。残った部分で鎧と言えるのは無数の凹みが入った兜のみ。なにが起きたか理解出来なかった。
地面に音を立てて、そして兜以外の装備は全て落ちた。
地面に音を立てて、そして兜以外の装備は全て落ちた。
目の前には死体がひとつ。そうか貴殿の仕業か。どうやったかは知らぬが。
「——————見事だった。ディープ・スロート殿。貴殿との戦い、忘れはしない」
△△△
「私の神剣、返してもらう」
神剣エタルドを手から引き剥がし、腰に引っ掛ける。
さぁ、これからどうしようか。まだ見ぬ強者を探すか。
アシュナードも参加している。…いまはなにをしているのだろうか?
そして、
「ガウェインの息子も居たか。ナドゥス城の戦いは…。決着を付けたいものだ」
漆黒の騎士は歩きだす。宛ても無く。強者はどこだ。小僧はどこだ。
【サイボーグ忍者(グレイ・フォックス)@メタルギアシリーズ 死亡】
【残り34名】
【残り34名】
【D-1/1日目/深夜】
【漆黒の騎士@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
[状態]:疲労小
[装備]:神剣エタルド、漆黒の兜(デフォルト)
[道具]:基本支給品一式、宝剣ギャラクシア@星のカービィ、神剣エタルド@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[思考]
基本方針:強者と戦いたい
0:ディープ・スロート殿。見事だった。
1:ガウェインの息子(アイク)と決着を付ける
2:とりあえず移動
3:アシュナードは…どうしようか
※名簿確認しました。
※参戦時期はナドゥス城の戦い後です。
※鎧は兜しかつけてません。
※サイボーグ忍者(グレイ・フォックス)の正式名称は知りません。
【漆黒の騎士@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】
[状態]:疲労小
[装備]:神剣エタルド、漆黒の兜(デフォルト)
[道具]:基本支給品一式、宝剣ギャラクシア@星のカービィ、神剣エタルド@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
[思考]
基本方針:強者と戦いたい
0:ディープ・スロート殿。見事だった。
1:ガウェインの息子(アイク)と決着を付ける
2:とりあえず移動
3:アシュナードは…どうしようか
※名簿確認しました。
※参戦時期はナドゥス城の戦い後です。
※鎧は兜しかつけてません。
※サイボーグ忍者(グレイ・フォックス)の正式名称は知りません。
※D-1入り口付近にサイボーグ忍者の死体が放置されてます。
※また死体の近くに箒@東方projectやボンカースのハンマー@星のカービィが放置されてます。
※ハンマーはもう殆ど木屑です。
※また死体の近くに箒@東方projectやボンカースのハンマー@星のカービィが放置されてます。
※ハンマーはもう殆ど木屑です。
【箒@東方project】
霧雨 魔理沙の箒。普通の箒であり、空を飛べるわけじゃない。
霧雨 魔理沙の箒。普通の箒であり、空を飛べるわけじゃない。
【宝剣ギャラクシア@星のカービィ】
メタナイトの愛用の剣。
メタナイトの愛用の剣。
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