騎空艇で進むべき航路を記したもの(第1章)。作中での扱いを見るに、我々の世界で言う地図や海図とは異なるものらしい。
空図の欠片
星の民が残した遺産の一つ。本来の用途や正しい名前は既に失われてしまっているが、星晶獣がそれらを有しているということだけは作中の現代において広く知られている。空図の欠片は、全ての星晶獣が持っているわけではなく、島と契約した星晶獣のみが持っているもの。ある程度の例外はあるが、空図の欠片を持つ星晶獣は各々島と強い繋がりを持っている。そのため、空図の欠片を求めるなら、星晶獣の影響を受けている島を探せばよい。(第64章)
空図の欠片はモノではない。その本質は力や情報そのもので、結晶としての姿はわかりやすく物質化しているに過ぎないという(第177章)。そのためか、星晶獣と同じように、本体を残しながら自らの存在を分かつことができる(第71章)。島を巡って得られるのはこの分け身である。
イスタルシアへ至るためには、全ての空域・全ての島を巡って土着の星晶獣から空図の欠片を集める、というのが正攻法である。しかし、メインストーリーの時空においてはエクセ・グランデ空域が滅んでおり、島と星晶獣のどちらが欠けても空図の欠片は手に入らないため、この方法ですべての空図の欠片を集めることは不可能となっている。(第176章)
完全なる空図
何百年も前に星の民が記したとされる空図。完全なる空図があればどこへだって行けると伝わるが、その存在はおとぎ話とされる。(オープニング「旅立ち」)
完成した完全なる空図は、空図の欠片を使った巨大な文様として空に浮かびあがる。(第177章)