砂神グラフォス
砂神の巫女であるサラに宿る精霊。砂漠の島・サブル島において、慈雨と水害をもたらす星晶獣マナウィダンを唯一抑制できるとされ(サラ光SSR加入フェイト)、砂神様と呼ばれる存在。サブル島の城にある書物には、「元々はサブル島で生まれた砂の精霊であった」旨が記されているいう(サラ光SSRアビリティフェイト)。
「一人の砂の精霊が、星晶獣による水害に苦しむ人々を憐れみ、人の子への協力を申し出た。神官団は精霊に呪いをかけ、精霊は砂神に生まれ変わった。しかし、それでも星晶獣には及ばない。そこで、巫女の命によって砂神の力を迸発させることでやっと星晶獣の一時的封印に成功した。」という記述が書物に残っている(サラ光SSRアビリティフェイト)。
ルリア曰く、グラフォスからは星晶獣とは異なるものの星晶獣に似た力を感じるという(サラ光SSR加入フェイト)。このことについて、神官ナシルは、これはグラフォスを精霊から砂神に変えた呪いが“星の民にまつわる呪い”だったのではないか、と推測している(サラ光SSRアビリティフェイト)。
宿主であるサラが食事をしている際に、グラフォスが「一緒に食べたい」と思うとサラの食べているものの味が伝わってくるらしい。(サラ光SSR加入フェイト)
天象の精霊と黒い霧
天象の風霊
ペトラの故郷の村を守護していた風の精霊。
天象の土霊
かつてモンビクス王国オムニアの森に根付いていた精霊(イベント「オドル炎」第1話)。モンビクス王国が富国強兵政策を推し進める前の主産業であった養蚕に因み、巨大な蚕の成虫を模した姿をしている(イベント「オドル炎」第4話)。生糸を操ることができ、土祷師の負った傷を繋いだり、死人の姿を再現することができる(要出典)。
精霊アンドラス
侵された者を狂乱させる黒い霧を振り撒く精霊。死人の姿を借りて宿主を唆し、宿主の欲望を刺激して衝動を増幅させる。(イベント「オドル炎」第5話)
普段は霧のように姿を拡散させており、その時は天象の精霊達の力は通じない。姿を収束させたときにのみ天象の精霊達の力が通じる。実体はふくろうのような姿をしている。(イベント「オドル炎」第6話)
宿主となった者を無限に蘇らせることができるため、半端な攻撃ではアンドラスとその宿主を打破することはできない。アンドラスを打ち倒すには、宿主の潜在意識を触発して宿主からアンドラスを引きはがすか、塵一つ残さず宿主ごとアンドラスを葬り去るしかない。(イベント「オドル炎」第6話)
理由は不明だがアンドラスは天象の精霊を欲しており(イベント「オドル炎」第6話)、そのために天象の土霊が宿るモンビクス王国を狙ったようである。天象の風霊が宿るペトラの村にも黒い霧が満ちたことがあったが、黒い霧の共通点こそあれ、アンドラスが関与していたかは現状不明である。