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ロビソン
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gensousyusyu
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ロビソン/Lobison
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの伝承に登場する狼憑き(おおかみつ-)。
炎のように赤い目、異常に太い首、牙と爪を持つ。犬の怪物、あるいは大きな野生の豚のような姿で現れるともされる。人間に敵意をむき出しにし、襲って食べた。特に洗礼を受けていない子供は狙われやすいという。
エントレリオス地方では、昼間は普通の人間の姿をしており、家畜の飼育場に棲みつくことが多いため、若い女性はその周辺に住む男性と出かけようとしないという。
また、男兄弟の7番目の末っ子は、大人になるとロビソンになると信じられていた。ロビソンの体は頑丈で、普通の攻撃では歯が立たないが、聖水に浸した弾丸のみ有効だという。ただし、ロビソンは非常にすばやく動くため、容易ではない。また、ロビソンになってしまう7男を救うには、聖水で濡らしたナイフで傷つけねばならない。
炎のように赤い目、異常に太い首、牙と爪を持つ。犬の怪物、あるいは大きな野生の豚のような姿で現れるともされる。人間に敵意をむき出しにし、襲って食べた。特に洗礼を受けていない子供は狙われやすいという。
エントレリオス地方では、昼間は普通の人間の姿をしており、家畜の飼育場に棲みつくことが多いため、若い女性はその周辺に住む男性と出かけようとしないという。
また、男兄弟の7番目の末っ子は、大人になるとロビソンになると信じられていた。ロビソンの体は頑丈で、普通の攻撃では歯が立たないが、聖水に浸した弾丸のみ有効だという。ただし、ロビソンは非常にすばやく動くため、容易ではない。また、ロビソンになってしまう7男を救うには、聖水で濡らしたナイフで傷つけねばならない。
参照
参考文献
- キャロル・ローズ著/松村一男監訳『世界の怪物・神獣事典』原書房
- ホセ・サナルディ著『南米妖怪図鑑』ロクリン社