プロフィール
名前 | カマソッソ神の骸 |
出自の神話 | マヤ・アステカ神話 |
概要
地底世界へと続く広大無辺な洞窟の領域であり、夥しい数の蝙蝠や害獣、夜行性の動物や恐竜、そして血に飢えた彼の眷属が蔓延る危険地帯。
伝承によればこの地底世界の最深部は、マヤ・アステカ神話における冥界「シバルバー」へ通じているとされているが、踏破した者が皆無な為、詳細は不明である。
伝承によればこの地底世界の最深部は、マヤ・アステカ神話における冥界「シバルバー」へ通じているとされているが、踏破した者が皆無な為、詳細は不明である。
内部環境
地底へと続く一般的な洞窟の様に見えるが、その内部は光を打ち消す特殊な闇に覆われており、太陽神や月神といった存在の加護(あるいはそれに由来する光源)が無ければ、一切の光が無い正真正銘の闇の中を探索しなければならない。
神話においてカマソッソ神(別名:ゾチラハ・チマルマン)は、英雄神の首を斬り落としたことで悪名高く、かの蝙蝠神の性格と本質を表すような、危険と脅威の数々に満ち溢れている。
その全容は不明であるが、奇跡的に生還した者の話によれば、内部には陰湿かつ致命的な罠、血の滝と河、刃物の様に鋭い岩山、マヤ・アステカ風の遺跡や生贄の祭壇らしきものが散見されたという。
現時点で踏破した者は誰もおらず、生還者も数える程しかいないのが現状であるため、最深部がいかなる場所なのかは皆目見当もつかない。
だが、とある噂によると最深部には「蝙蝠の館」と称される、カマソッソ神の聖域があるとされており、そこに辿り着ければ、かの蝙蝠神に由来する神話兵器が手に入ると、真しやかに囁かれているが……その真実は、洞窟内を追い尽す闇の如く覆い隠されている。
生息する神獣
洞窟内には様々な害獣、ティラノサウルスなどの恐竜、夜行性動物が蔓延っているが、それ以上に危険なのは、言うまでも無く、かの蝙蝠神の眷属であろう。
- ヴァンパイアバット:カマソッソ神の眷属である、超大型の吸血蝙蝠。その噛みつきは神経毒を媒介し、動けなくなった犠牲者の生き血を吸い尽す。
- ワーバット:半人半蝙蝠の不気味な怪物。人語を介するだけの高い知能を持ち、狡猾な戦術を駆使して犠牲者を狩る。
- ヴァンパイア:カマソッソ神によって吸血鬼と化した侵入者(あるいは信徒)の成れの果て。西洋の貴族的なヴァンパイア種と異なり、カマソッソ神のヴァンパイアは、獰猛かつ野性的であり、蛮族じみている。その一撃で何よりも恐ろしいのは、生命力吸収(エナジードレイン)であろう。
- ゾチラハミニオン:カマソッソ神に仕える眷属の中で、最も危険かつ強大な蝙蝠型のデーモン。生命力吸収(エナジードレイン)を持つばかりか、黒曜石のナイフを用いた近接戦闘、魔法による妨害や遠距離戦闘にもの長けた強敵。だが、下層領域にしか出てこないため、ある意味において幸いやも知れぬ。
発見された神話兵器
不明(だが伝説によれば、かの蝙蝠神が英雄神の首を斬り落とした際に用いられた、神殺しのナイフであるとされている)