魔造石
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gomibukuro_saga
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概要
魔界大陸で用いられた石材。読みは『まぞうせき』。魔族の間では建築や石工の分野で広く使われていた工作素材として知られている。
深い青色や紫色といった特徴的な色合いをしており、それ以外は通常の石材と遜色ない。場所によっては瘴気を帯びていたものも確認されており、魔族以外の種に対して毒性を示す罠にも用いられていた。また、加工過程で生じた欠片は金属加工の融剤としても活用されていたという。
深い青色や紫色といった特徴的な色合いをしており、それ以外は通常の石材と遜色ない。場所によっては瘴気を帯びていたものも確認されており、魔族以外の種に対して毒性を示す罠にも用いられていた。また、加工過程で生じた欠片は金属加工の融剤としても活用されていたという。
剣と魔法の時代には多くの魔王の主導により採掘が盛んに行われ、魔王城の建材として用いられてきた。魔界大陸各地にある跡地を巡るとその痕跡が残されており、当時の群雄割拠の時代の在り方をうかがい知ることができる。しかし現代に入って建築技術が発展してからはあまり使われることはなくなり、魔建セメントや魔鉄コンクリートなどに代替されていった。