魔力薬
最終更新:
gomibukuro_saga
-
view
概要
飲んだ者の魔力を補給する霊薬。夜光草をはじめとした魔力と関係の深い素材を水に溶かし込んで作られており、淡い光を放っている。魔力を回復するという性質から、攻撃手段の限られる魔法使いにとっては必需品であり、長期戦に備えて常備する者が多かった。しかし、調合法の難易度や素材の希少性から、店で売られているものは割と値が張る傾向にあり、駆け出しの冒険家にはおいそれと手が出せなかったという。また、この薬をベースに追加で素材を調合し、効力を高めたり、別のアプローチで魔力不足を補う派生品もいくつか確認されている。
派生品
魔力薬・改
従来より回復量を増やした魔力薬。魔力結晶を砕いたものを追加で溶かし込まれており、より高純度の魔力を秘めている。その分回復量も凄まじく、これ一本で枯渇した魔力を満タン近くまで補給でき、魔導師なら誰でも欲しがる逸品と評判。
数さえ用意できれば上級魔法を連射する芸当さえ可能だが、飲み過ぎると魔力酔いを起こし、吐き気やめまい、最悪嘔吐などの副作用を誘発させてしまう。その事を懸念した冒険家ギルドから所持制限が設けられており、使い所の見極めが重要となる。また、値段も従来と比べてもかなり高値がついており、ここまでくると稼ぎの良い熟練冒険家しか購入できない。
数さえ用意できれば上級魔法を連射する芸当さえ可能だが、飲み過ぎると魔力酔いを起こし、吐き気やめまい、最悪嘔吐などの副作用を誘発させてしまう。その事を懸念した冒険家ギルドから所持制限が設けられており、使い所の見極めが重要となる。また、値段も従来と比べてもかなり高値がついており、ここまでくると稼ぎの良い熟練冒険家しか購入できない。
魔力薬・超
従来よりさらに回復量を増やした魔力薬。聖銀草などの貴重な素材が加えられており、薬効が極限まで高められた。飲むと限界近くまでの魔力をその身に宿すことができ、場合によっては極大魔法を連射することも可能とする。まさに切り札ともいえる代物である。城がひとつ変えるほどの値がついており、市販はされていない。
魔力散布薬
魔力薬がもつ成分を凝縮させた散布薬。使い方は概ね回復散布薬と同じで、強い魔力を帯びた粉末を上空に向けて振り撒くことで効力を発揮する。効果は魔力薬を服用した場合と比べて低いが、浴びた者すべての魔力を回復させることができ、魔導師を多く編成したパーティからの需要が高かった。しかし、散布薬の性質上風向きの影響を大きく受けやすく、思ったように味方に行き届かなかったり、逆に敵の魔力を回復してしまうという事態もあった。