バウンド・ドック

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バウンド・ドック - (2019/09/02 (月) 11:31:25) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士Zガンダム
型式番号 NRX-055
全高 27.3m
重量 82.7t
所属 ティターンズ
搭乗者 ジェリド・メサ
ゲーツ・キャパ
ロザミア・バダム
武装 クロー・アーム
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
拡散メガ粒子砲

【設定】

オークランド研究所で開発されたニュータイプ専用可変モビルアーマー。
サイコミュ・システムを搭載しているが、ジ・Oサイコ・ガンダム同様に武装ではなく機体制御に使用している。
右腕はクロー・アームとなっており、ビーム・ライフルやビーム・サーベルが左手でしか持てないという難点がある。

3機が生産されており、カラーリングは1号機がレッド、2号機がグレー、幻の3号機がイエローとなっている。

犬や狐を思わせるような頭部、ドレススカートを思わせるような下半身が特徴的。
尚、犬のような外見な為よく間違われがちだが、「バウンド・ドッ"グ"」ではなく「バウンド・ドッ"ク"」である。

遥か未来の世界のマウンテン・サイクルでは本機と酷似したフォルムを持つ『ムットゥー』という機体が発掘されているが本機との関連性は不明である。もしかしたら、本機をベースとした発展機なのかもしれない。ただ、バウンド・ドックが可変"モビルアーマー"なのに対して、ムットゥーは可変"モビルスーツ"として扱われている点が異なる。

【武装】

クロー・アーム

モビルアーマー形態時には脚部が、モビルスーツ形態時には右腕がクローとして機能する。

ビーム・ライフル

右腕がクロー・となっている為、左手に持って使用する。

ビーム・サーベル

ビーム・ライフル同様、左手に持って使用する。

拡散メガ粒子砲

モビルアーマー形態時にはモノアイの左側に、モビルスーツ形態時には左腕に内臓されている。


【原作での活躍】

ロザミア機がZガンダムと交戦、百式のビーム・ライフルが直撃してもダメージを全く受けなかった。
ゲーツ機はロザミア機を監視する形で随伴している。
ジェリド機はZガンダムのビーム・ライフルを受けてもダメージはなかったがその衝撃で吹き飛ばされ、ラーディッシュの爆発に巻き込まれる形で撃墜された。


【パイロット紹介】

ジェリド・メサ

CV.井上和彦

ティターンズ所属のMSパイロット。
カミーユ・ビダンとは幾度と無く交戦し、互いに大切なものを奪い合ってきた。
これまでにもカミーユと対決し、時には追い詰めるが、最後はやはり組み付いていたところを振りほどかれた所に、ラーディッシュの爆発に巻き込まれて戦死した。

ある意味、彼がカミーユの名前をバカにした結果、エゥーゴに最高のニュータイプを参戦させてしまい、ティターンズの崩壊を導いてしまった。
そのため、ファーストにおけるアムロをガンダムに乗せるきっかけを作ったジーン的な役割も担っている。
ちなみに、現在ガンダムエースで連載しているZの漫画版ではカミーユとの出会いが、ブライトにサインをもらいに行ったカミーユから色紙を取り上げ、「ブライトは定期便の艦長でサインをもらってもパッとしないから、代わりにティターンズである自分がサインしてやろう」なんてことをしたからカミーユに殴られた…といったものになった。

ムックでは「本来ならマウアーが死ぬところあたりで特攻して死ぬ予定だったがスタッフの中のジェリドファンが意見したことであそこまで生き残った」「大怪我をしたジェリドがハマーンに拾われジオンのサイボーグとして復活する考えもあった」など興味深い話も聞ける。

基本的にどのゲームでもオールドタイプ扱いであり、NTであることはまずないのだが、一方でNTの資質を伺わせる場面も何度かあった。

劇場版Zの制作にあたり、富野監督から真っ先に名前が上がったため、彼の処遇も話題になったが、カミーユが精神的な成長を遂げたのに対し、ジェリドは未熟さを残したまま戦死してしまうという、ある意味対比ともとれる結果になってしまった。

しかし、「GジェネレーションDS」のライバルルートではマウアーと共にNTとして覚醒し、EDではカミーユと完全に和解するという驚きのエピソードがある。
本シリーズでも、エウティタ家庭版のミッションモードにおいて、ティターンズ入りしたカミーユと相棒関係になるというifも用意された。
ガンダム無双でもヒイロ・ユイ東方不敗マスターアジアと行動を共にし、成長するといったストーリーも用意されている。

アプリ版のスパロボで実質彼が主人公のイベントが行われたが、その内容が「ジェリドが最近カミーユに固執しすぎていることを心配した同僚がジェリドのためにシュミレーションを制作し、たくさんのジェリド(のデータ)と戦う」という敵がほとんどジェリドという非常に突っ込みどころのあるシナリオになっている。

あるゲーム作品ではグリプス戦役後も生き残っているという設定で登場、かつて搭乗したバイアラン改修機に乗っている。
この作品ではかつての悲劇の原因となったカミーユの名前をバカにした事を謝罪し、カミーユもその時に殴りかかった事を謝罪、和解し共に戦う事になる。

【原作名言集】

  • 俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!そんな事言えるのかよ!俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!
    • カミーユの「貴様のようなのがいるから戦いが終わらないんだ!消えろ!」に対する返し。
      そもそもカミーユが戦場に立つ原因となったのはジェリドである。
  • 俺がこの手で殺してやる!そしたら戦わずに済むだろう!
    • こちらは「俺は人殺しじゃない」に対して。
  • カミーユ!貴様は、俺の…!!
    • TV版での断末魔。この後に続く台詞は「全てを奪った」らしい。


ロザミア・バダム

CV.藤井佳代子(TV版)/浅川悠(劇場版)

オーガスタ研究所で調整を受けた強化人間。
精神的に不安になって来た為、カミーユ・ビダンを兄と思い込む偽りの記憶を植えつけられた。
詳しくはこちらを参照。


ゲーツ・キャパ

CV.矢尾一樹

ティターンズ所属のMSパイロットで強化人間部隊の一員。
精神的に不安定な傾向の強い強化人間の中では比較的安定しており、加えて女性の多かったティターンズの強化人間に於いて数少ない男性という事もあり、精神が不安定なロザミアの兄役を演じていた。
しかし、度重なる強化で精神的に不安定になっていたロザミアを御する事は出来ず、またバスクの乗るドゴス・ギアの撃沈とロザミアの撃墜を受け、ロザミアとサイコミュを用いて同調していたゲーツはその余波を受けて錯乱してしまう。
その後は物語からフェードアウトしていったため生死不明だが、戦死したという説が出ている。
なお、小説版ではカミーユと邂逅したロザミアと相討ちになっているほか、劇場版機軸で描かれた漫画「デイアフタートゥモロー」ではアッシマーの飛行テストをしていたり、ティターンズ崩壊後キリマンジャロ基地でロザミアと思わしき女性と共にサイコガンダムに搭乗していた。


【ゲーム内での活躍】

EXVSMB-ON

2017年1月下旬にコスト2500の格闘寄り万能機体として参戦。
カラーリングはレッドでパイロットはジェリドとなる。
プレイアブルで使用できるジェリドが乗る機体としては3機目(ただし、マラサイガブスレイが同じ枠の機体として扱われている為、枠としては2枠目となる)で、尚且つメッサーラ以来のブレイアブルの可変モビルアーマーとなる。

引っかけやすいサブ、特射の拡散メガ粒子砲により高い制圧力を発揮するが、射撃は全体的に手数が少なく、CSも無いので無闇に使うと息切れしやすく、機体サイズが大きいので自分も射撃に引っかかりやすいのが難点。

因みにPVでは他の機体が勝利ポーズで〆られているのに対し、本機は敗北ポーズで〆られている。
(その時の台詞も「カミーユ、貴様は俺の…!」と原作最後の台詞だった。)

GUNDAM VERSUS

2017年8月24日、ペイルライダー(陸戦重装仕様)と共にDLCで追加参戦。
コストは400、パイロットはEXVSMB-ON同様ジェリドの他にロザミアも選択可能となる。

【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:左手に持ったビーム・サーベルを下に振り払った後、体を捻りクローを前に突き出す
変形時:左アングルのカメラで、MA形態からMS形態に変形しつつビーム・ライフルを構える。

敗北ポーズ

漂っている状態から爆散する。

【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ』17話の回想シーンで登場。
ヤサカ・マオが駆るスペリオルガンダムと対決するが、ビーム・スマートガンの直撃を受け撃墜される。

『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』においてはガンプラマフィアの一員に成り下がったガウェイン・オークリーが使用するガンプラとして登場、リカルド・フェリーニが駆るガンダムフェニーチェリベルタと交戦する。
全身にダイヤモンドコーティングを施された黄金の機体(フェリーニ曰く「趣味が悪い」)で、フェニーチェのバスターライフルが直撃してもダメージを受けなかったが、スカート内部にまではコーティングが施されていない事を見抜かれ、モビルアーマー形態時に真下からの攻撃を受けて撃墜された。
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