クロスボーン・ガンダムX3

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クロスボーン・ガンダムX3 - (2020/11/16 (月) 01:35:25) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム
型式番号 XM-X3
全高 15.9m
重量 24.8t
所属 クロスボーン・バンガード
搭乗者 トビア・アロナクス
武装 バルカン砲
ガトリング砲
ヒート・ダガー
ビーム・サーベル
シザー・アンカー
ムラマサ・ブラスター
特殊装備 Iフィールド発生器
コアブロック・システム
バイオ・コンピューター

【設定】

海軍戦略研究所(サナリィ)により開発された、クロスボーン・ガンダムの1機。
機体自体は1号機2号機とほぼ同じ構造だが、新兵器・装備を搭載していおり、実験機としての色合いが強い。
特にザンバスター(ビーム・ザンバー&バスターガン)の代わりに装備された遠近一体武装のムラマサ・ブラスター、ブランド・マーカーより汎用性は下がるものの、ビームに対してはほぼ無敵となる両腕部カバー内に装備されたIフィールド発生装置、そして胸部装甲に隠されているガトリング砲が他機との大きな違い。
しかしIフィールドは冷却時間が稼働時間より長いため、交互に使用しても必ず無防備になる時間帯が出来るという弱点があるが、想定されていたパイロットは元々キンケドゥ・ナウやザビーネ・シャル等のエースクラスだったため問題とはされなかった。

原作では独特の形状の口元であったが、近年の立体物やゲーム作品などではX1と同じ、いわゆる「への字スリット」で描かれることが多くなった。

『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』にて、本機は実際はX3ではなく4番目に製造された機体だった事が判明し、本来のX3は輸送中の事故で行方不明になり、発見されたのは20年後の宇宙世紀0153年だった。


【武装】

バルカン砲

頭部に2門内蔵されている機関砲。

ガトリング砲

胸部にある髑髏型のレリーフの目の部分に2門内蔵されている機関砲。

ヒート・ダガー

両脚部に格納されている実体式の短剣。
スラスターの排熱により刀身を瞬時に加熱する。

ビーム・サーベル

両肩部に1基ずつ格納される近接戦闘用ビーム兵器。
格納したままでビーム・ガンとしての使用が可能となっている。

シザー・アンカー

左右前腰部のフロント・アーマーに装備された射出式のアンカー。
先端のアーム部分で敵機を拘束、離れた武器を掴むなど様々な用途がある。

ムラマサ・ブラスター

1門のビーム・ガンと14基のビーム・サーベルを内蔵したマルチ・ウェポン。

Iフィールド発生装置

両腕部に装備されたビーム・バリア発生装置。
掌からIフィールドを発生させ、ビームを逸らす。
片側に付きIフィールドの発生時間は105秒間に対し、冷却時間が120秒間必要となる。


【劇中の活躍】

シェリンドン・ロナ(シェリー)が補給物資の1つとして運んできたが、成り行き上トビア・アロナクスが専属パイロットとなる。
地球に降りた後はトビアの成長と相手側の重量下の不慣れが合わさり、デス・ゲイルズを1対3の不利な状況の中2機を撃墜する活躍を見せる。
最終決戦ではブランド・マーカーとザンバスターを追加で装備してロケットで大気圏を突破、ジュピトリス9を核で破壊した後はオリジナルのドゥガチが搭乗したディビニダドを追って大気圏に再突入。
最終的には核弾頭をすべて斬り落とし、頭部超大型メガ粒子砲内に特攻、Iフィールドを展開しコア・ファイターで脱出、機体はディビダニドと相討ちになり消失した。

鋼鉄の七人では予備パーツが中破したクロスボーン・ガンダムX1改・改(スカルハート)の修復に使用され、クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク、そしてクロスボーン・ガンダムX1フルクロスの一部となる。


【パイロット】

トビア・アロナクス

CV:山口勝平

宇宙海賊クロスボーン・バンガードのパイロット。
ニュータイプとして高い素養とジュドー・アーシタのようなバイタリティを合わせ持っている。
ニュータイプという概念に対してトビアは「人間としてまだやれることが残っているはずだ」と考えておりその力を崇拝するニュータイプ主義に対しては嫌悪感を露わにもした。
地球からの留学生として木星に赴く途中、中継ステーションで木星帝国軍と宇宙海賊の戦闘に巻き込まれる。
その際地球行きシャトルに大量の毒ガスが積まれているのを目撃、引率の先生であったカラスに殺されそうになったところをキンケドゥ・ナウに助けられて以降宇宙海賊の活動に参加する。
作業用MSの免許は持っていたが実戦経験などなく、キンケドゥの気まぐれでX1に乗せられたときはその機動性に振り回されていた。
しかし才能はあったようで本機に搭乗して衛星イオ攻略に参加した際には投石で敵機を撃墜したり、何よりキンケドゥも避けるので精一杯だった敵ニュータイプのオールレンジ攻撃を完全に見切り、ビットを踏み台にして攻撃を加えるといった活躍を見せる。
また機転も利き、敵艦に囚われてX2と生身で戦わされた際もダミー・バルーンを暴発させ敵の目を潰して強奪、本体を囮にコア・ファイターで脱出するなどした。

木星から地球まで全速で木星帝国を追ってきたクロスボーン・バンガードへの補給……と見せかけて、ニュータイプの可能性を信奉する余り木星帝国の脅威を無視して、従姉を売るような真似をしてまで戦いを止めようとしたシェリンドン・ロナ。
トビアは彼女にニュータイプとしての素質を見出され、同時に戦いを止めるよう説得されるが、目の前で連邦軍と木星帝国の攻撃を受けるクロスボーン・バンガードに見かねて、遂には彼女を殴り倒してクロスボーン・ガンダムX3を奪って戦闘に繰り出した。
X3の特殊な仕様に苦戦しつつも、ベルナデット・ブリエットが乗った、クラックス・ドゥガチの操るMAエレゴレラと交戦、「海賊らしく」ベルナデットを奪いつつこれを撃破するも、クロスボーン・バンガードの危機は救えず、自爆したマザー・バンガードの破片に紛れつつ地球に降下。
ベルナデット、ベラと共に現地の農夫の元でしばらく生活するが、襲撃してきた死の旋風(デス・ゲイルズ)隊との戦闘のためにX3を駆り出す。
1体3の状況に苦しめられるが、それ以上に地球の重力に慣れていない死の旋風隊に対し有利に戦いを運ぶ。内2機を撃破するものの、仕留め損ねたギリのクァバーゼに不意打ちを食らうが、間一髪生きていたキンケドゥに救助され、木星帝国との決戦に挑んだ。

決戦後はキンケドゥから譲り受けたクロスボーンガンダムX1改を作業用MSに偽装して廃棄物処理&運送会社ブラックロー運送を営みつつ、闇の仕事を請け負っていた。

【原作名言集】

  • 僕は、そんなこと認めない!僕は、両親が信じた未来を信じます!僕がこの手で!戦いを終結させてそれを証明してみせる!

  • 俺は、人間だ!人間でたくさんだ!
    • シェリンドン・ロナとの問答で。自分やトビアがニュータイプであり、木星帝国との戦闘に参加する必要はないと説くシェリンドンをグーパンチで殴り護衛の兵士の短剣を奪って自分の腕を切りつけ、互いが流した血の色から自分たちが「ニュータイプ」の前に「人間」であることを主張した。そしてトビアは艦に搭載されていたX3を強奪に近い形で受領し、「人間として」木星帝国との戦闘に赴く。
  • ならば海賊らしく、頂いていく!
    • エレゴレラに乗せられ、本人の意思とは無関係にトビアと戦わされるベルナデット(テテニス・ドゥガチ)を「返せ」と、エレゴレラを操るクラックス・ドゥガチに言った際、「元々お前のものではない」と言われた時の返し。
  • 神よ、もし本当におられるのでしたら…決着は"人間"の手でつけます。どうか手を、お貸しにならないで。
  • 安心したよ、ドゥガチ!あんた人間だ!ニュータイプでも、異星からの侵略者でもない…心が醜いだけの…ただの人間だ!
    • 真のドゥガチとの最終決戦にて。ドゥガチの地球不要論の根底にあったものは、地球への「逆恨み」というこの上なく「人間」らしいものだった。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.FB

7月上旬の全国イベント戦に参戦、対抗馬は本編に登場したGPシリーズ最後の1機ガーベラ・テトラ
X3実装を持って木星戦役に投入されたクロスボーン・ガンダムシリーズが全機揃うこととなる。ちなみにガーベラが勝てばデラーズ紛争に投入されたGPシリーズが全機揃う。バンナム側も狙ったのだろうか?
ちなみに、死の旋風隊のギリの中の人はシーマの中の人と同じだったりするが……。
そして、勢力戦に勝利して、コスト2500の格闘寄り機として7/23に追加された。
終盤の地上戦の内容を取り込んでおり、燃える大木投げやクァバーゼをジャイアントスイングして投げるといった独特な射撃武装を装備。
また、格闘にもその時の動作が盛り込まれている。

【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:ムラマサ・ブラスターを肩に担ぐ
セーフティ解除時:ムラマサ・ブラスターのセーフティを解除した状態で肩に担ぎ、左腕のIフィールドを展開する
覚醒時:ムラマサ・ブラスターの先端のサーベルを展開して振り下ろす。その際、フェイスカバーが展開して放熱が行われる

敗北ポーズ

左腕を失った状態でムラマサ・ブラスターに寄りかかる。
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