ジュラッグ(ポーラ・ベアー) JURACG [POLAR BEAR] |
登場作品 |
機動新世紀ガンダムX |
型式番号 |
RMS-007G |
全高 |
16.3m |
重量 |
6.9tt |
所属 |
フォートセバーン市 |
武装 |
マシンキャノン ビームマシンガン ビームサーベル |
搭乗者 |
エニル・エル |
【設定】
宇宙革命軍が開発した陸戦型モビルスーツの寒冷地仕様型。
シールド代わりに使えるスノーボード状の「スレッジ」により動きづらい雪上での高速滑走を可能としている。
スレッジ自体は一応普通の陸上でも滑走可能用でシベリアで使用している他、応急的に盾として構えながら射撃する機体も居た。
【武装】
マシンキャノン
両肩部に2門内蔵された機関砲。
ビームマシンガン
射撃戦用のビーム兵器。
ビームサーベル
近接戦闘用のビーム兵器。
【原作の活躍】
フォートセバーン市の戦闘において雪原での戦闘に不慣れなフリーデン一行を翻弄している。
新連邦発足後は反地球連邦組織の機体としてカリスの
ベルティゴの配下部隊機として現れシベリアで処刑されかかったフリーデン一行を救う活躍を見せる。
【搭乗者】
エニル・エル
CV:本多 知恵子
フリーのモビルスーツ乗り。
宇宙革命軍の将校であった父親は一流のMSパイロットであり、彼女も高い操縦技術を持つ。
ガロード・ランに興味を持って近付くも拒絶されたことにより、ガロードを付け狙うようになる。
ガロード達と一戦交えた後セインズアイランドに流れ着き身を休めていたが、フリーデンクルーのトニヤ・マームとの出会いがきっかけでこれまで追っていたフリーデンへの敵対心は無くなっていき、最終的にはガロードとも和解しフリーデンの一員として戦うようになる。
彼への想いは捨てきれなかったのだが、ティファとの絆を見て諦めた。
エピローグではロアビィと行動を共にしていた。
父ナーダ・エルは宇宙革命軍将校で、腕利きのパイロットだったらしく、エニルの卓越した操縦技術は父親譲り。
任務中に地球人の女性と結婚しエニルを授かり過ごしていたが、地元民に素性がバレて殺害されてしまう。エニルはこれがトラウマになり、地球に対する復讐も考えていた程だった。
その後、母も死亡し天涯孤独となってしまう。ガロードに興味を持ったのも、彼に自分と似たものを感じたからかもしれない。
【原作名台詞】
- 「あの子、許さない!」
- 第8話サブタイトル。ガロードに拒絶されて。以降ガロードに対する執着心が徐々に強くなっていき、ファンからは今で言うヤンデレと評されることも。
【VS.シリーズの活躍】
EXVS.2
ベルティゴのアシストとして登場。
スレッジに乗ってビームマシンガンを乱射しながら突き進む。
【余談】
宇宙革命軍のモビルスーツは
ジオン公国軍のモビルスーツのオマージュとなっている。
ジュラッグは
グフのオマージュとなっており、グフの型式番号「MS-07B」に因んで英語で7月を意味する「July」から名前を付けられ、寒冷地仕様の名前であるポーラ・ベアーはホッキョクグマの英名に由来している。
また、劇中にはこの寒冷地仕様しか登場せず、通常仕様のジュラッグの詳細は不明となっている。
エニルは『スーパーロボット大戦α外伝』での初参戦時にシリーズで初めて胸が揺れるカットインを披露したと言われている。
次回作以降この手のカットインはシリーズの定番になっていった。
なお、スパロボシリーズではエニルの搭乗機は専用ジェニスやエスペランサ、ワイズワラビーは参戦しているが、ポーラ・ベアーのみ未参戦とEXVSシリーズとは真逆になっている。
最終更新:2024年04月27日 13:41