機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
Mobile Suit Gundam Char's Counter Attack Beltorchika's Children
媒体 小説
話数 全1巻
メディア展開 小説
コミック
VSシリーズ初参戦作 機動戦士ガンダム EXTREME VS.
VSシリーズ登場勢力 ロンド・ベル
ネオ・ジオン軍
VSシリーズ登場機体 Hi-νガンダム
ナイチンゲール
サイコ・ドーガ
VSシリーズ登場人物 アムロ・レイ
シャア・アズナブル
VSシリーズ使用BGM 使用BGM機動戦士ガンダム 逆襲のシャアと共有なのでそちらを参照


【あらすじ】

宇宙世紀0093年。
かつてのジオン国創始者ジオン・ズム・ダイクンの嫡男、キャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルは変わることのない地球人類に対する失望を強めていた。
そして、ついに地球人類とその腐敗の原因である地球連邦政府を粛清するために新生ネオ・ジオンを設立、アクシズを地球へ落下させる「地球寒冷化作戦」を掲げ立ち上がった。
アムロ・レイ、ブライト・ノア、かつてのエゥーゴとカラバ出身の兵士が所属する第13独立部隊「ロンド・ベル」隊はこれを阻止するため独自の行動でシャアに立ち向かうことになる。

白き流星アムロと赤い彗星シャア。永遠のライバルである2人の最終決戦が、今始まる…。

その頃、ブライトの息子ハサウェイ・ノアは、アデナウアー・パラヤの娘クェス・パラヤと出会い、彼女に恋を寄せる。
だが、ハサウェイもかつてのアムロと同じような悲劇が始まってしまうのであった…。


【作品解説】

ガンダムシリーズ第4弾となる劇場アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の小説版。

制作初期の逆襲のシャアの構想を元にしている作品で、ある意味では「本来の逆襲のシャア」と言える。
大まかな流れは同じだがヒロインが「機動戦士Zガンダム」に登場したベルトーチカ・イルマであり、アムロは彼女と結婚しており、子供も生まれる所まで来ている。その他に登場MS、一部キャラの名前も異なっている。
またアニメ版ではなくベルトーチカ・チルドレン版が「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」につながっていく。

ちなみにアニメ版でこのシナリオが通らなかったのはガンダム映画制作委員会とも呼べる部署が「アムロが結婚する姿をみたくない」、「このシナリオで玩具が売れるのか?」等の意見が出たからだそうである。
後にゲーム等で注目され玩具が売れると考え、Hi-νガンダムが公式化された事を考えると何とも皮肉である(まあシナリオ変更がなければHi-νはそもそも無かったかもしれないけど)。

余談だが小説版は2種類ある。一つは「ベルトーチカ・チルドレン」、もう一つは「機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー」というタイトルで連載されていた小説で、徳間書店で出版される際に「逆襲のシャア」というタイトルがつけられた(復刊時には連載時のタイトルに直されている)。出版社の名前をとってこちらは「徳間版」と呼ばれることもある。
こちらは基本的にはアニメ版に忠実であるがアニメにはなかったアムロやクェスの前日譚や、本編に登場しなかったキャラクターや本編ストーリーの補足がある。何よりも有名なSF漫画家・星野之宣が挿絵を担当しており、独特なデザインのMSを楽しむ事ができる。


【VSシリーズ登場勢力】

ロンド・ベル

  • 地球連邦軍の外郭部隊。
    旧エゥーゴやカラバの人物を中心に構成されている。

ネオ・ジオン軍

  • シャア・アズナブルが旧ネオ・ジオンの残党勢力や反乱分子をまとめた組織。


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最終更新:2022年12月11日 18:19
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