進藤楓陽

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基本情報


“導きの声媛”進藤楓陽 “エンカレッジ・ボイス”しんどう・かなた
ブリード クロスブリード
シンドローム ハヌマーン/ソラリス
ワークス/カヴァー 俳優/高校生
生年月日 2000年11月4日
性別
身長 162cm
体重 42kg
作者 秋永眞琴

「私の言葉が誰かの力になるなら——それって、とっても素敵なことじゃない?」
「何が正しいかなんてわからないよ……。本当はね、誰も傷つけたくない、誰にも傷ついてほしくない。それでも——それでも私の言葉で助けられる人がいるなら……助けたい!」


経歴

 大瑠璃高校に通う高校三年生。演劇部の部員で、常に笑顔がモットーの明るい少女。得意教科は現代文、生物、化学、体育、音楽。苦手教科は英語と数学に物理、それと美術。
 演劇に対する情熱は人一倍で、自分の芝居に誇りを持っている。日頃から誰よりも率先して練習に取り組み、休日には劇場に足繁く通ってはプロの芝居から様々なことを学び取っている。そのついでに演劇のパンフレット集めを趣味にしていて、彼女のファイルには最近のコレクションからボロボロの古いパンフレットまで、沢山のパンフレットが綺麗にまとめられている。

 彼女がそうまでして演劇にこだわるのは、今は亡き両親への想いがある。
 2007年の春のこと、楓陽の両親は何者かに命を奪われた。楓陽もその場に居合わせたようだが、幸か不幸か、独り無事に生き延びたのだった。その時彼女は茫然自失となっていたようで、ショックもあってか事件を目の当たりにした記憶はない。事件は警察が発生後まもなくは捜査していたようだが、まもなく捜査は打ち切りとなってしまったようである。
 その後、楓陽は父親・進藤祐司の弟・賢哉一家に引き取られた。子供のいなかった叔父夫婦に、実の子のように愛されて育てられた。
 その中で楓陽と心の中の両親とを繋ぎ続けているのが演劇だ。楓陽は幼馴染である蒼月薫に憧れ、幼い頃から演劇に触れていた。楓陽は、演劇を通して普段自分がいるのとは違う世界を見るのが好きだった。両親はそんな楓陽のために、何度も劇場へ連れていってくれた。難しい言葉やストーリーの意味を全部わかっていたわけではなかったが、両親とともに観劇していたあの時間は何にも代えがたい至福の時間だった。
 だから楓陽は演劇を続けている。演劇が好きだから、だけではない。役者として大成した姿を、空の上から両親に見てもらうため。自分の芝居を通して、あの頃の自分のように一人でも多くの人を幸せにするため。そのために高校は、演劇部のある地元・大瑠璃高校を選んだのだ。
 高校の演劇部で楓陽は偶然にも、叔父夫婦に引き取られてからは疎遠だった薫と再会を果たした。かつてと変わらない——更に進化した薫の実力に魅せられ、彼に追いつき、追い越そうと努力を重ねてきた。楓陽にとって薫は、親友であり、そして最大のライバルなのだ。
 ――それ以上でも、それ以下でもない。

オーヴァードとして

 『起源種』と呼ばれる、旧い形を保ったレネゲイドウイルスを宿すオーヴァード。周囲の意識を昂揚させる特有の音波や、運動能力を増強させる特殊な物質を声に乗せて放つことで味方を鼓舞する戦場の女神。

 11年前のあの日、『それ』は彼女の体内に根を下ろした。楓陽の両親が犠牲になった事件は、ありふれた殺人劇ではなく、暴走したジャームによって引き起こされたものだった。ジャームは本能のままに両親を惨殺し、楓陽をも手にかけようとしたところをUGNの部隊によって鎮圧された。世界の核心に迫る一部始終を見てしまった少女を保護したUGNは、白神総合病院で治療を受けさせながら、事件にまつわる記憶を彼女から抜き取ったのだった。件のジャームは、その後『処分』されたと八王妃支部の保管資料は語っている。
 どのような経緯でか、仔細を知る者はもはやいないが、楓陽の体内に宿ったウイルスは、変成を繰り返し、覚醒の時を待ちわびている。

対人関係

 幼馴染で、演劇を始めるきっかけとなった二人。いつの時も良き友人であり、ライバルでありたいと思っている。

  • 進藤賢哉
 両親を失った楓陽を養子として迎え入れてくれた叔父。演劇の道を進むことへ最大限理解を示してくれたことには感謝しかない。

戦闘スタイル

 《エンジェルヴォイス》によって仲間のクリティカル値を下げるバッファータイプ。侵蝕率が上昇するにつれ能力値増強やダメージ増加、更なるクリティカル値減少に再行動と強烈なサポートを行えるようになる。

キャラクターシート


関連項目



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