川に落ちていくトレーラーを見て僕は、運転席を目指して…一直線に飛び込む。
客観的に見たら、多分…誰がどう見ても「間に合わない」って、そう判断しただろうけど…それでも、諦めたくなかった。見捨てたく無かった。わずかな可能性に縋りたかった。死ぬ事よりも…卑怯者って罵られる事の方が怖かったから。それ以上に…助けたかったから。
運転席から彼が、恐怖に歪んだ顔を浮かべながらも僕に手を伸ばす姿が見えた。
僕もそっちに手を伸ばした…次の瞬間、トレーラーのタンクが崖にぶつかって、閃光が迸って───
僕の身体は木の葉のように飛ばされ舞って、そのまま意識を失う。
客観的に見たら、多分…誰がどう見ても「間に合わない」って、そう判断しただろうけど…それでも、諦めたくなかった。見捨てたく無かった。わずかな可能性に縋りたかった。死ぬ事よりも…卑怯者って罵られる事の方が怖かったから。それ以上に…助けたかったから。
運転席から彼が、恐怖に歪んだ顔を浮かべながらも僕に手を伸ばす姿が見えた。
僕もそっちに手を伸ばした…次の瞬間、トレーラーのタンクが崖にぶつかって、閃光が迸って───
僕の身体は木の葉のように飛ばされ舞って、そのまま意識を失う。
暫くして意識を取り戻した僕は、彼の同業者に彼がどうなったのかを聞いた。
…返ってきたのは、無言のまま首を横に振る反応。
思わず僕は、亡骸を探そうと考えた…けど、彼と、彼が乗っていたトレーラーが存在していたであろう地点である橋があった場所に、クレーターみたいに抉れた地面があったのが目に入った。探そうとしても無駄でしかないってことを…僕は悟ってしまった。間に合わなかったんだってことも。
…返ってきたのは、無言のまま首を横に振る反応。
思わず僕は、亡骸を探そうと考えた…けど、彼と、彼が乗っていたトレーラーが存在していたであろう地点である橋があった場所に、クレーターみたいに抉れた地面があったのが目に入った。探そうとしても無駄でしかないってことを…僕は悟ってしまった。間に合わなかったんだってことも。
…その直後に、ジョークとするにはあまりにもキツすぎる催しに巻き込まれたせいか…僕は、見せしめで殺された二人を見て…「辛うじて遺体や残骸が残ってるだけ、まだマシじゃないか」って…心の片隅に、そんな他人を顧みない考えが浮かんできてしまった。
その後、会場に飛ばされた僕は…一人考え込んだ。
…殺し合いに乗れば、ひょっとしたら───。
…でも、そんな事はできない。殺し合いに乗って、優勝して生還できても…生き残る為に人を殺した臆病者だって事実を一生抱え込む事になるから。それなら…最期までウィッチとして戦って、殺し合いを打破する為に死んだ方がよっぽどマシだよ。
……死ぬことよりも、蔑まれる事の方がよっぽど怖いし、蔑まれるような事を抱えて生き続けるのも…怖いから。
…なら、主催を打倒した上で、主催の技術を使うか奪えば───そう考えが纏まりそうになったその時に僕は、自分よりも年下の、扶桑人の女の子に声をかけられた。
…殺し合いに乗れば、ひょっとしたら───。
…でも、そんな事はできない。殺し合いに乗って、優勝して生還できても…生き残る為に人を殺した臆病者だって事実を一生抱え込む事になるから。それなら…最期までウィッチとして戦って、殺し合いを打破する為に死んだ方がよっぽどマシだよ。
……死ぬことよりも、蔑まれる事の方がよっぽど怖いし、蔑まれるような事を抱えて生き続けるのも…怖いから。
…なら、主催を打倒した上で、主催の技術を使うか奪えば───そう考えが纏まりそうになったその時に僕は、自分よりも年下の、扶桑人の女の子に声をかけられた。
タマには、守りたかった大切な相手がいた。
…でも、守れなかった。タマはあいつを…あんずを守れなかったんだ。あんずを守ることが、タマの使命なんだって…そう、決めてたのに。タマは…あんずの盾になれなかった。
…でも、守れなかった。タマはあいつを…あんずを守れなかったんだ。あんずを守ることが、タマの使命なんだって…そう、決めてたのに。タマは…あんずの盾になれなかった。
だから、せめて…次に、次に生まれてくる時は…その時は、あんずと一緒にいたいって…本当の姉妹になりたい…なれたらいい…って、思って───。
…けど、気がつくとタマは、平安時代…だったっけ?兎に角、その時代の京都っぽいところにいて…何故か服装は勇者装束になってて、混乱してるうちにあの双子が出てきてそれで…。
……女の人がふたり、殺された。タマはまた、なにもできなくて…悔しくて、カっとなってムカついて…だからタマは、勇者として、この殺し合いを止めるって…そう決めた!
……女の人がふたり、殺された。タマはまた、なにもできなくて…悔しくて、カっとなってムカついて…だからタマは、勇者として、この殺し合いを止めるって…そう決めた!
その後タマは、まずは他の参加者を探すことにした。
なんでか勇者装束になってるけど、だとしてもタマひとりで止めれるとは思わなかったから…死んだはずのタマが居るのなら、もしかしたら───って期待も、正直タマにはあるけどな。
なんでか勇者装束になってるけど、だとしてもタマひとりで止めれるとは思わなかったから…死んだはずのタマが居るのなら、もしかしたら───って期待も、正直タマにはあるけどな。
…あの双子が言ってたのがほんとなら、優勝すればあんずを生き返らせれるかもしれない。でも…あんずは、そのためにタマが人殺しになることなんて望まないし望むわけない。だからタマは…勇者として、戦う。
そんな中タマは、なんか思いつめてる感じがする、ぱっと見じゃ男か女かわからん外人を見つけて…話しかけてみることにした。
どうなるかとかはわからんけど…万一があっても、勇者装束がある以上はどうにかなるって思って、明るく振る舞うことにした。
どうなるかとかはわからんけど…万一があっても、勇者装束がある以上はどうにかなるって思って、明るく振る舞うことにした。
「なんか悩んでる…って顔だけど、どうしたんだ?」
「…君は?」
怪訝な表情を見せる相手に、球子は自らの名を告げる。
「土居球子、タマって呼んでくれタマえ!」
そう名乗る相手に、イザベルは警戒心を見せながら問う。
「……殺し合いには」
「乗ってないぞ!」
(…黒田さんなら、こういう時あっさり信じるんだろうね)
間髪入れずに答えが返ってきたことに一瞬面喰らうも、暫しこの少女を信用するかしないかについて思考した末…イザベルは信用することに決め自らの名を名乗る。
「……。
……わかったよ、タマ。とりあえず…信じてみることにする。
僕はイザベル、イザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデール。アイザックって…そう呼んでね」
……わかったよ、タマ。とりあえず…信じてみることにする。
僕はイザベル、イザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデール。アイザックって…そう呼んでね」
「よろしくな、アイザック!」
「こちらこそよろしく、タマ。
…そうだね…まずは、情報交換でもしようか」
…そうだね…まずは、情報交換でもしようか」
こうして、ウィッチと勇者、決して交わる筈のない二人は…この紅き空の下の平安京にて邂逅を果たしたのであった。
【イザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデール@ノーブルウィッチーズ】
[状態]:健康、迷い
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:とりあえず殺し合いには乗らず、主催を打倒したい
1:まずはタマと情報を交換、できれば一緒に行動できればいいんだけど。
2:主催を打倒した後に、技術を使うなり奪うなりすれば、もしかしたら…。
3:黒田さん達が巻き込まれてたら…その時は合流したい。
[備考]
※参戦時期は原作の5巻にて、フォルコの死を悟った直後からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
[状態]:健康、迷い
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:とりあえず殺し合いには乗らず、主催を打倒したい
1:まずはタマと情報を交換、できれば一緒に行動できればいいんだけど。
2:主催を打倒した後に、技術を使うなり奪うなりすれば、もしかしたら…。
3:黒田さん達が巻き込まれてたら…その時は合流したい。
[備考]
※参戦時期は原作の5巻にて、フォルコの死を悟った直後からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
【土居球子@乃木若葉は勇者である】
[状態]:健康、決意
[装備]:勇者装束
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:勇者として殺し合いを止める!
1:まずはアイザックと情報を交換しとこう。
2:若葉たちが居たら合流したいな。
3:もし、あんずが居たら…今度こそ守り切りたい。
[備考]
※参戦時期は死亡後からです。
[状態]:健康、決意
[装備]:勇者装束
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:勇者として殺し合いを止める!
1:まずはアイザックと情報を交換しとこう。
2:若葉たちが居たら合流したいな。
3:もし、あんずが居たら…今度こそ守り切りたい。
[備考]
※参戦時期は死亡後からです。