「好きな人? 勿論お姉ちゃんだよ♪」
「そりゃ僕は初音ちゃん一筋……って言ってもアイドルとファンの距離感だけどね。」
「侑ちゃん以外、誰がいるの?」
「さとちゃん!」
「そういうのはこっちは分かんねえ。」
ホテルから出て、
他愛のない雑談をする者達。
今出した話題は好きな人の話である。
基本的に皆一途。そう思えるような内容だが、
この中でまっとうな回答ができてるのは半分にも満たないだろう。
記憶の混濁、姉以外何もいらない、拉致された子供。どうにも歪な愛ばかりが散見される。
歪さがない愛があるとするならば、命を這って彼女を生還へと導いた充の行動が最も近しいだろう。
ただし、アークス研修生の服は女子高生服みたいな服のせいで酷く変に見えてしまうのだが。
他愛のない雑談をする者達。
今出した話題は好きな人の話である。
基本的に皆一途。そう思えるような内容だが、
この中でまっとうな回答ができてるのは半分にも満たないだろう。
記憶の混濁、姉以外何もいらない、拉致された子供。どうにも歪な愛ばかりが散見される。
歪さがない愛があるとするならば、命を這って彼女を生還へと導いた充の行動が最も近しいだろう。
ただし、アークス研修生の服は女子高生服みたいな服のせいで酷く変に見えてしまうのだが。
因みに、最初はみらいと歩夢は別行動の予定ではあったのだが、
充としおを抱えての行動と言うのはいかに沙夜とて簡単なことではない。
二人の性格や状態の危険性を多少考慮してでも同行することに決めていた。
元々西の方角に零や侑がいる可能性があるので、道が逸れるわけでもないので、
二人も特に同行について何か物申すことなく、五人で活動することになっている。
充としおを抱えての行動と言うのはいかに沙夜とて簡単なことではない。
二人の性格や状態の危険性を多少考慮してでも同行することに決めていた。
元々西の方角に零や侑がいる可能性があるので、道が逸れるわけでもないので、
二人も特に同行について何か物申すことなく、五人で活動することになっている。
「そういうおばさんは?」
「女は秘密で着飾るものよ。」
「何かそれずるくねえか?」
此処は殺し合いなんだよな?
のほほんとした雰囲気に一瞬だが充は疑問に思ってしまう。
勿論、殺し合いだと言うことは理解できている。服ははぎ取られ、
悪魔人間を見て、真祖と言う別格の存在の双方から期待の眼差しを向けられ。
命がけのシークレットゲームを超えた、超人博覧会な舞台だと理解している。
ただ、この場の空気は経験がない、所謂女子会のような空気が展開されており、
殺し合いとは思えぬような雰囲気に酷く違和感を覚えてしまう。
まあ、だからこそ警戒心を無力な人間なりに高めているのだが。
のほほんとした雰囲気に一瞬だが充は疑問に思ってしまう。
勿論、殺し合いだと言うことは理解できている。服ははぎ取られ、
悪魔人間を見て、真祖と言う別格の存在の双方から期待の眼差しを向けられ。
命がけのシークレットゲームを超えた、超人博覧会な舞台だと理解している。
ただ、この場の空気は経験がない、所謂女子会のような空気が展開されており、
殺し合いとは思えぬような雰囲気に酷く違和感を覚えてしまう。
まあ、だからこそ警戒心を無力な人間なりに高めているのだが。
「あ、すみません! 少しいいですか!」
だから単なる声の掛けられ方でも、
黒河に声をかけられた時のようにビビり散らすように反応してしまう。
とは言えここにいる男子は自分だけ。子供や年下だって多くいる。
自分が生き残らなければならないのは分かっていても、此処で前に出なければ、
初音に会わせる顔などないのもあり、零児の武器の一つである柊樹を素人なりに構える。
充が持ってるのが銃だと分かると、植木が両手を突き出しながら相手は静止の声をかける。
黒河に声をかけられた時のようにビビり散らすように反応してしまう。
とは言えここにいる男子は自分だけ。子供や年下だって多くいる。
自分が生き残らなければならないのは分かっていても、此処で前に出なければ、
初音に会わせる顔などないのもあり、零児の武器の一つである柊樹を素人なりに構える。
充が持ってるのが銃だと分かると、植木が両手を突き出しながら相手は静止の声をかける。
「って待て待て! 俺達は殺し合いをするつもりはねえ!
ただ針目縫……ピンクの人形みてーな恰好の女見なかったか?」
ただ針目縫……ピンクの人形みてーな恰好の女見なかったか?」
「多分ロリータ服って言った方が伝わると思うんだけど。」
「ロリータってなんだ?」
「……まあ、だよね。」
針目縫の追跡のため、カインとムラクモ、マシュ達と別行動をとった植木と日菜子。
ドミノとの会合も相まって時間を取ってしまったので追跡が容易でないのは分かっている。
だから情報は一つでも欲しい。特に擬態能力も相まって何をしてくるかの予想がつかない。
早々に見つけ、対処しなければいずれ惨事を引き起こす爆弾のような存在なのだけは確信が持てる。
ドミノとの会合も相まって時間を取ってしまったので追跡が容易でないのは分かっている。
だから情報は一つでも欲しい。特に擬態能力も相まって何をしてくるかの予想がつかない。
早々に見つけ、対処しなければいずれ惨事を引き起こす爆弾のような存在なのだけは確信が持てる。
「いや、こっちはみてねえぜ。なあ?」
一人が促すように全員が静かに頷く。
辺獄でそんな目立つ格好をしていれば、
記憶に残るのは当然のことではあるが特にない。
辺獄でそんな目立つ格好をしていれば、
記憶に残るのは当然のことではあるが特にない。
「そうか、手間取らせて悪かっ……」
「待ちなさいって植木!」
そのままあっさり引き下がり帰ろうとする植木の首根っこを日菜子が掴む。
リフレクターで肉体的にも大分強化されている状態でそんなことをされれば、
流石の植木も『グェ』と呻き声が聞こえるものの日菜子はそれに構うことはない。
リフレクターで肉体的にも大分強化されている状態でそんなことをされれば、
流石の植木も『グェ』と呻き声が聞こえるものの日菜子はそれに構うことはない。
「白井、何だ?」
「何だ? じゃないわよ……私の話聞いたでしょ!?」
「悪い、俺才がなくなって頭もかなりやばくなってるんだ。説明頼めるか?」
かなり初期の頃の戦いで彼は勉強の才を失ったことから、
記憶力についても相当なレベルで酷いことになっている。
何度も何度も予習したり学んで、必死に努力してようやく覚えれるレベルだ。
一回説明しただけでは完全に頭に入り切るのは難しいものになっており、
はぁ、とため息をつきながら人差し指を立て日菜子は説明する。
記憶力についても相当なレベルで酷いことになっている。
何度も何度も予習したり学んで、必死に努力してようやく覚えれるレベルだ。
一回説明しただけでは完全に頭に入り切るのは難しいものになっており、
はぁ、とため息をつきながら人差し指を立て日菜子は説明する。
「相手は他人に化けれるの。だったらあの中に紛れ込んだ可能性もあるじゃない!」
「あ、そうか! 完全に考えてなかった!」
ポン、と手を叩いて彼女の言いたいことを理解する植木。
これを後にまで覚えていられるかどうかはまた別として、彼女の言うことに納得できた。
これを後にまで覚えていられるかどうかはまた別として、彼女の言うことに納得できた。
「そっちの中で、一人でチームに入った人っていますか?」
いくらドミノとの会話があったとしてもだ。
この短時間で彼女が他の危険人物と手を取り合う暇は少ないはずだ。
特に彼女はのらりくらりが得意なタイプで、味方にするにしても胡散臭く思うだろう。
だからそう易々と仲間を増やすとは思えない。あるならば集団に紛れ込んだ相手を攪乱させる。
短い時間ではあるが、そういうことをする相手だと言うことは何となくだが二人は理解していた。
この短時間で彼女が他の危険人物と手を取り合う暇は少ないはずだ。
特に彼女はのらりくらりが得意なタイプで、味方にするにしても胡散臭く思うだろう。
だからそう易々と仲間を増やすとは思えない。あるならば集団に紛れ込んだ相手を攪乱させる。
短い時間ではあるが、そういうことをする相手だと言うことは何となくだが二人は理解していた。
「と、言われてもそうなると───」
それについて充が答える前に、一人だけ行動は早かった。
みらいが持っていたエクスタスで、突如一人を狙い始めたからだ。
狙われた一人は跳躍することで斬撃を回避し、華麗に着地する。
いきなりの行動に戸惑う充や日菜子ではあるが、当人らは気にしない。
みらいが持っていたエクスタスで、突如一人を狙い始めたからだ。
狙われた一人は跳躍することで斬撃を回避し、華麗に着地する。
いきなりの行動に戸惑う充や日菜子ではあるが、当人らは気にしない。
「おい、いくらなんでも手が出るの早すぎじゃねえか?
マジに一人でいただけの可能性だって普通あんだろうが。」
マジに一人でいただけの可能性だって普通あんだろうが。」
「だってその割には傷はないし、そもそも大してお話してないし。
どっちであっても、変な人だなぁとは思ってたよ? 『あかり』お姉さん?」
どっちであっても、変な人だなぁとは思ってたよ? 『あかり』お姉さん?」
みらいが狙ったのは、充でも、しおでも、歩夢でも、沙夜でも、植木でも、日菜子でもない。
紺色の学生服を着た、いかにも不良そうな学生『清凄あかり』と名乗った少女に対して行ったものだ。
適当に化けて露呈するのを避けるべく流子の姿で、賭けになるが名前は適当に選んで紛れ込んでいた。
此処には充たちは『六人』で行動しており、そこに植木たちがやってきた八人の参加者がいたことになる。
紺色の学生服を着た、いかにも不良そうな学生『清凄あかり』と名乗った少女に対して行ったものだ。
適当に化けて露呈するのを避けるべく流子の姿で、賭けになるが名前は適当に選んで紛れ込んでいた。
此処には充たちは『六人』で行動しており、そこに植木たちがやってきた八人の参加者がいたことになる。
「ちぇー、バレてるなら仕方ないかー☆」
先ほどまでの不良らしい声色は何処へ行ったのか、
かわいらしく、それでいて不快感ある声とともに何かを投げる。
爆弾のようなものかと警戒する全員だったが、縫だけは両耳と目を塞ぐ。
沙夜が真っ先に何かを理解したものの、それに間に合うことなく全員が被害に遭う。
こけおどし手なげ弾。ひみつ道具の一つで、身もふたもないことを言えばスタングレネードと同様だ。
音と光で相手を妨害すると言う、殺傷能力はないため彼女は攻撃手段に転じるのだろう。
だから見えないなりに沙夜やみらいは周囲を警戒することを重視したが、そうではなかった。
かわいらしく、それでいて不快感ある声とともに何かを投げる。
爆弾のようなものかと警戒する全員だったが、縫だけは両耳と目を塞ぐ。
沙夜が真っ先に何かを理解したものの、それに間に合うことなく全員が被害に遭う。
こけおどし手なげ弾。ひみつ道具の一つで、身もふたもないことを言えばスタングレネードと同様だ。
音と光で相手を妨害すると言う、殺傷能力はないため彼女は攻撃手段に転じるのだろう。
だから見えないなりに沙夜やみらいは周囲を警戒することを重視したが、そうではなかった。
「ちょ、何す……」
光の中で日菜子が何かつぶやいた気がしたが、
それを真に聞き取れた者は誰もいなかった。
やがて光も音も収束し、全員が認識できるようになった時。
それを真に聞き取れた者は誰もいなかった。
やがて光も音も収束し、全員が認識できるようになった時。
「えっ。」
誰が最初に言ったかは分からない。
気の抜けたような声が、周囲へと響く。
白井日菜子が、二人になっていると言う状況に。
気の抜けたような声が、周囲へと響く。
白井日菜子が、二人になっていると言う状況に。
「テメエ、白井に化けたのか!」
一瞬身構えて適当なゴミを木に変えようとするが、直ぐに止まる。
どっちが白井日菜子なのか、彼からしたら判断がつかないからだ。
下手に攻撃すれば、それこそ思惑通りに攻撃することになってしまう。
だから手は構えるが、それ以上の行動に移ることはできなかった。
どっちが白井日菜子なのか、彼からしたら判断がつかないからだ。
下手に攻撃すれば、それこそ思惑通りに攻撃することになってしまう。
だから手は構えるが、それ以上の行動に移ることはできなかった。
「どっちもお姉ちゃん?」
「簡単な話よ。植木と言ったかしら坊や。
二人にしか分からない質問の一つや二つ、あるでしょう?」
二人にしか分からない質問の一つや二つ、あるでしょう?」
相手は擬態する能力。
であれば、何か合言葉があるはず。
だったらそれで話が済む……だったのだが。
であれば、何か合言葉があるはず。
だったらそれで話が済む……だったのだが。
「無理よ! だって植木……」
「記憶力が酷くなってるのよ!」
「二倍言われるとちょっとひでえな。」
困ったことに植木にそういうのができない。
勉強の才をなくしてしまっているのが余りにも痛い状況だ。
困っているのは日菜子自身もだ。偽物かどうか見分ける方法は単純。
今リフレクターに変身している。つまり、変身を解いてしまえばいい。
しかしだ。変身を解いた瞬間、彼女が襲ってこないと言う可能性はゼロ。
宮藤を葬った時の迅速な行動力を前に、たとえ足が治った今でも生身では難しいだろう。
皆にはどちらが本物か分かってない上に植木以外初対面。対応できるかも不明瞭だ。
しかも今のもう片方の発言。植木が情報交換である程度話してしまってるのが分かる。
だから植木の扱いもうまいこと、やり過ごす可能性が十分にあり得てしまう。
勉強の才をなくしてしまっているのが余りにも痛い状況だ。
困っているのは日菜子自身もだ。偽物かどうか見分ける方法は単純。
今リフレクターに変身している。つまり、変身を解いてしまえばいい。
しかしだ。変身を解いた瞬間、彼女が襲ってこないと言う可能性はゼロ。
宮藤を葬った時の迅速な行動力を前に、たとえ足が治った今でも生身では難しいだろう。
皆にはどちらが本物か分かってない上に植木以外初対面。対応できるかも不明瞭だ。
しかも今のもう片方の発言。植木が情報交換である程度話してしまってるのが分かる。
だから植木の扱いもうまいこと、やり過ごす可能性が十分にあり得てしまう。
「剣を持ってる方が本物じゃないの?」
日菜子がリフレクターの武器として持つ青い剣。
出会ったとき持っていた剣を持ってる方が本物なのでは。
シンプルな質問をみらいは投げかけるも、そう簡単な話ではない。
出会ったとき持っていた剣を持ってる方が本物なのでは。
シンプルな質問をみらいは投げかけるも、そう簡単な話ではない。
「あの一瞬で奪われたのよ!」
「で、それも主張しても取られたフリをしてる方が偽物説があると……困ったわ。」
「あー……もう手っ取り早い方法があるのにめんどくさいないー、おねーさん達。」
やれやれとため息をつきながら、
仕方なさそうにつかつかと歩くのは、幡田みらい。
こういう時動くのはどちらかと言えば、工学面と分野は違うとはいえ
相手を分析したりするのであるならば充の方が上ではないだろうか。
歩夢や沙夜はそれを不思議そうに見ているが、みらいの行動は常軌を逸する。
仕方なさそうにつかつかと歩くのは、幡田みらい。
こういう時動くのはどちらかと言えば、工学面と分野は違うとはいえ
相手を分析したりするのであるならば充の方が上ではないだろうか。
歩夢や沙夜はそれを不思議そうに見ているが、みらいの行動は常軌を逸する。
近づくと同時に、二人纏めてエクスタスで斬りかかったから。
みらいにとって二人のどちらかが本物か偽物かなど至極どうでもいいのだ。
一々真偽を図るようなことで姉との再会に時間を食うなど無駄でしかない。
だから答えは両成敗。二人ともそのままぶった切ってしまえばいいのだと。
短絡的だが実に効果的で、縫の方も少なからずダメージを負う結果となる。
一人の日菜子は飛ぶように避けるも、エクスタスの斬撃が脇腹を斬り血を噴き出す。
もう一人の日菜子は後退するように避けるが、間に合わず腹部を大きく切り裂かれる。
致命傷ではないにせよそれなりの重傷になりうる結果、どちらが縫だったのかと言うと、
みらいにとって二人のどちらかが本物か偽物かなど至極どうでもいいのだ。
一々真偽を図るようなことで姉との再会に時間を食うなど無駄でしかない。
だから答えは両成敗。二人ともそのままぶった切ってしまえばいいのだと。
短絡的だが実に効果的で、縫の方も少なからずダメージを負う結果となる。
一人の日菜子は飛ぶように避けるも、エクスタスの斬撃が脇腹を斬り血を噴き出す。
もう一人の日菜子は後退するように避けるが、間に合わず腹部を大きく切り裂かれる。
致命傷ではないにせよそれなりの重傷になりうる結果、どちらが縫だったのかと言うと、
「いったいなー。でもやっぱり貴女ならやってくれると思ったよ☆」
飛んで近くの屋根にて擬態を解除し、ロリータ服を晒す縫。
持っていた剣を投げ捨て、倒れる日菜子と引っかかったみらいに笑みを浮かべる。
縫はみらいが躊躇せず他人を攻撃できる人物だと言うことを最初の攻撃で理解した。
だから逃げたりせず、こけおどし爆弾で擬態する時間を作ってまで逃げを選ばなかったのだ。
勝手に味方同士で攻撃しあってくれる。実に楽な仕事であり、愉快痛快と言った感情に溢れる。
持っていた剣を投げ捨て、倒れる日菜子と引っかかったみらいに笑みを浮かべる。
縫はみらいが躊躇せず他人を攻撃できる人物だと言うことを最初の攻撃で理解した。
だから逃げたりせず、こけおどし爆弾で擬態する時間を作ってまで逃げを選ばなかったのだ。
勝手に味方同士で攻撃しあってくれる。実に楽な仕事であり、愉快痛快と言った感情に溢れる。
「お前、何やってんだよ!?」
「何って、こうした方が早かったじゃない?」
「そのせいで白井が死にかけてんだぞ!?」
「肝心な時の合言葉とか、彼女ならの特徴とか、
いくらでも言えたのに言わなかったそっちに問題があるのに、
私だけ悪者扱いは違うんじゃない? 少しは頭使ったらどう?」
いくらでも言えたのに言わなかったそっちに問題があるのに、
私だけ悪者扱いは違うんじゃない? 少しは頭使ったらどう?」
みらいのいう言葉に、植木は返す言葉がなかった。
合言葉もきっと言っていたのだろう。しかし彼は忘れている。
頭の回転が良ければいい案も思いついたのだろう。分かりやすい例に、
ドミノの人物像は? と尋ねればそれでどちらが偽物かすぐに出てくるのだから。
でも出ない。才をほとんど失ってしまった、持ってない植木にはどうしても時間がかかってしまう。
努力して時間をかければ正解を出すことができる。女子に好かれなくとも時間をかければ見直される。
本来あるべき未来のように才がなくとも努力を続ければその内なんとかなる。
けれど、この殺し合いに時間と言う猶予は余りに短すぎる時間を要求するものだ。
合言葉もきっと言っていたのだろう。しかし彼は忘れている。
頭の回転が良ければいい案も思いついたのだろう。分かりやすい例に、
ドミノの人物像は? と尋ねればそれでどちらが偽物かすぐに出てくるのだから。
でも出ない。才をほとんど失ってしまった、持ってない植木にはどうしても時間がかかってしまう。
努力して時間をかければ正解を出すことができる。女子に好かれなくとも時間をかければ見直される。
本来あるべき未来のように才がなくとも努力を続ければその内なんとかなる。
けれど、この殺し合いに時間と言う猶予は余りに短すぎる時間を要求するものだ。
「じゃあ、後は何とかして。私はあのムカつく奴を殺しに行くから。」
笑顔だけど、何処か怒気の入り混じった声とともに動く。
ただの女子かと思えば、植木が戦ってきた敵と同じかそれ以上の動きで縫と相対する。
縫も驚きはしているものの、迫るエクスタスの斬撃をカートゥーンコミックのように、
身体を柔軟に変形させては避けると言う、相手をおちょくるような動きで躱していた。
ただの女子かと思えば、植木が戦ってきた敵と同じかそれ以上の動きで縫と相対する。
縫も驚きはしているものの、迫るエクスタスの斬撃をカートゥーンコミックのように、
身体を柔軟に変形させては避けると言う、相手をおちょくるような動きで躱していた。
「わー何それ☆片太刀バサミよりもすごいなー、欲しいなー♪」
「じゃああげるよ。この戦いが終わったら心臓に突き立ててあげる!」
みらいは日菜子を斬ったことに関しての罪悪感は一切ない。
なければ、そもそも零の友人や他人を犠牲になどできないのだから。
ムカつくのは擬態する能力を使って、自分に化ける可能性の方が危険だ。
ただでさえ幽鬼の姫であることを隠しているのに余計なことをされては、
愛する姉から拒絶される可能性が跳ね上がる。そんなものは絶対ごめん被ることだ。
エクスタスの斬撃は人体どころか、強固な鎧のインクルシオすら斬れるほどの切れ味を持つ。
何度か避けた斬撃で切れ味が尋常じゃないことを目視した縫にとって、
唯一の武器となる片太刀バサミで斬り合うのは余りにもリスクのある行為だ。
だからグニグニと、カートゥーンのような避け方で攻撃を躱していることになる。
なければ、そもそも零の友人や他人を犠牲になどできないのだから。
ムカつくのは擬態する能力を使って、自分に化ける可能性の方が危険だ。
ただでさえ幽鬼の姫であることを隠しているのに余計なことをされては、
愛する姉から拒絶される可能性が跳ね上がる。そんなものは絶対ごめん被ることだ。
エクスタスの斬撃は人体どころか、強固な鎧のインクルシオすら斬れるほどの切れ味を持つ。
何度か避けた斬撃で切れ味が尋常じゃないことを目視した縫にとって、
唯一の武器となる片太刀バサミで斬り合うのは余りにもリスクのある行為だ。
だからグニグニと、カートゥーンのような避け方で攻撃を躱していることになる。
「おい、誰か白井を治せる支給品はねえのか!?
みらいが戦ってる中、植木にとって重要なのはまず日菜子の安否だ。
助からないレベルではないが、軽傷と呼ぶには無理のある傷で呻いている。
放っておけばいずれ死ぬかもしれない、危険な状態であることには変わらない。
助からないレベルではないが、軽傷と呼ぶには無理のある傷で呻いている。
放っておけばいずれ死ぬかもしれない、危険な状態であることには変わらない。
「大、丈夫……回復とか、でき、るから……」
「そうなのか?」
痛みを堪えながら、なんとか言葉を紡ぐ日菜子。
沙耶香の負傷も十分に治せたモノメイトもあるが、
もとより回復系のスキルを所持しており、それで問題ない。
栄光のアルカンシエルを使えば大体回復はできるだろう。
沙耶香の負傷も十分に治せたモノメイトもあるが、
もとより回復系のスキルを所持しており、それで問題ない。
栄光のアルカンシエルを使えば大体回復はできるだろう。
「全員高い場所に避難するのよ!」
しかしそうことがうまく運ぶことはなく。
異変に気付き珍しく焦った声色の沙夜の声に、皆が戸惑ってしまう。
沙夜が行動のみで助けられたのは抱えられた充としおだけであり、
植木も理解が遅れて折れたスナップブレードのかけらを木に変えて上昇。
歩夢も意味は分からないけれども、とりあえず近くの塀の上に登って回避を試みた。
(なお縫とみらいは屋根の上で闘ってるため無関係である)
何が起きてるか分からなかったが、即座にその意味が分かった。
周囲が沈んでいる。塀や木々、そして日菜子も軽く地面に埋まっていく。
異変に気付き珍しく焦った声色の沙夜の声に、皆が戸惑ってしまう。
沙夜が行動のみで助けられたのは抱えられた充としおだけであり、
植木も理解が遅れて折れたスナップブレードのかけらを木に変えて上昇。
歩夢も意味は分からないけれども、とりあえず近くの塀の上に登って回避を試みた。
(なお縫とみらいは屋根の上で闘ってるため無関係である)
何が起きてるか分からなかったが、即座にその意味が分かった。
周囲が沈んでいる。塀や木々、そして日菜子も軽く地面に埋まっていく。
「白井!!」
「行け、ラーンスネッツ!!」
身体が半分近く埋まり、デイバックも埋まりかけている。
傷に手が届かなければ埋まってるためモノメイトも取り出せない。
そんな中、彼女のデイバックを奪おうと地面から飛び出すと同時に、
空中から黒紫の珠を空中で展開し、参加者を多く抱えている沙夜へと放つ。
素早い身のこなしで一つ一つ丁寧に躱していくが、それらが爆発しその衝撃で大地を転がる。
突然の闖入者に、植木もそちらへと気を配らざるを得ない。
傷に手が届かなければ埋まってるためモノメイトも取り出せない。
そんな中、彼女のデイバックを奪おうと地面から飛び出すと同時に、
空中から黒紫の珠を空中で展開し、参加者を多く抱えている沙夜へと放つ。
素早い身のこなしで一つ一つ丁寧に躱していくが、それらが爆発しその衝撃で大地を転がる。
突然の闖入者に、植木もそちらへと気を配らざるを得ない。
「誰だ!?」
ことは数時間前に遡る。
コントンのラブパワーとは何なのか。
それをここから離れたエリアで完全者は尋ねていた。
コントンのラブパワーとは何なのか。
それをここから離れたエリアで完全者は尋ねていた。
「伯爵がそのエネルギーを使って世界を浄化させようとした。
力の使いようによっては次元に穴もあけられるし、強大なバリアもできる。
もっとも、コントンのラブパワーの強さは身をもって知っているからね。
流石にこの戦いを破綻させるだけの力は持ち合わせてはないけども。」
力の使いようによっては次元に穴もあけられるし、強大なバリアもできる。
もっとも、コントンのラブパワーの強さは身をもって知っているからね。
流石にこの戦いを破綻させるだけの力は持ち合わせてはないけども。」
「なんだ。よくあるエネルギーの塊か。」
面白みのないものだなとは呟くものの、
これがあるのであれば話は早い。エネルギーの塊、
要するに自身にとっては魔力の肩代わりができる代物だ。
スタンドの消耗についてもこれである程度の無茶もできる。
破綻させない範囲であれば何をしても問題ないのであれば話は早い。
これがあるのであれば話は早い。エネルギーの塊、
要するに自身にとっては魔力の肩代わりができる代物だ。
スタンドの消耗についてもこれである程度の無茶もできる。
破綻させない範囲であれば何をしても問題ないのであれば話は早い。
「ディメーンよ。貴様、手を組む気はないか?」
これで三度目だろうか。
ノワール伯爵、ギースと次々と手を組み、
今度は主催者であるディメーンでさえも組もうとしていた。
使えるものは何でも使う。ムラクモだろうと、誰であってもだ。
ノワール伯爵、ギースと次々と手を組み、
今度は主催者であるディメーンでさえも組もうとしていた。
使えるものは何でも使う。ムラクモだろうと、誰であってもだ。
「おや、どういう風の吹き回しかな?」
「答える前に貴様、伯爵を裏切ったのは二度目と言ったな?」
『ンッフッフ~、何の感慨もないかな。
これで裏切ったのは二度目───おっと、
彼は僕が裏切る前の伯爵だったかな? 知らないか。
何にせよ、元々僕はこういう奴だからね。何もないさ。』
これで裏切ったのは二度目───おっと、
彼は僕が裏切る前の伯爵だったかな? 知らないか。
何にせよ、元々僕はこういう奴だからね。何もないさ。』
ウドガルド城へ向かう前に、彼はそう呟いている。
伯爵を裏切る理由があるとするならばまず一つ目はこれだ。
伯爵を裏切る理由があるとするならばまず一つ目はこれだ。
「貴様はこのコントンのラブパワーを以って、何がしたい?」
「耳聡いねぇ。何、新世界の王にでもなろうかなと俗物的な理由さ。」
心底つまらない願いだと感想しか出てこない。
道化の癖に俗物的な願いだ。これならば現人神として顕現し、
人類を憂うムラクモの方がまだ面白みのある答えだったと思う。
道化の癖に俗物的な願いだ。これならば現人神として顕現し、
人類を憂うムラクモの方がまだ面白みのある答えだったと思う。
「まあいい。貴様は自分のいる世界、つまり伯爵のいる世界での王だ。
私のいる世界にまで干渉してくる気はさらさらないとみるが、どうだ?」
私のいる世界にまで干渉してくる気はさらさらないとみるが、どうだ?」
「どうせなら全部……と言いたいところだけど、
そう簡単に行かなかったのが僕なわけでね。
無数の世界の王になって予期せぬ事態はご勘弁願いたいね。」
そう簡単に行かなかったのが僕なわけでね。
無数の世界の王になって予期せぬ事態はご勘弁願いたいね。」
「そうか。ならば、ほどほどに時が来たら私の首輪を外せ。
約束するならば、貴様に最終的にコントンのラブパワーをくれてやる。」
約束するならば、貴様に最終的にコントンのラブパワーをくれてやる。」
「おや、それだけでいいのかい?」
「元々旧人類の処分の最中だったのだ。
私の目的はそもそも完遂手前で呼ばれている。
今更コントンのラブパワーと言ったものは必要ない。
もっとも、貴様が信用できるかどうかとはまた別だがな。」
私の目的はそもそも完遂手前で呼ばれている。
今更コントンのラブパワーと言ったものは必要ない。
もっとも、貴様が信用できるかどうかとはまた別だがな。」
プネウマ計画は事実上目前のようなものだった。
だからこそ首輪を外す手段を模索こそしているものの、
殺し合いには乗っているというスタンスを貫いている。
どこで出し抜くかを考えていたが、うまいこといい土産が手に入ったのは朗報だ。
だからこそ首輪を外す手段を模索こそしているものの、
殺し合いには乗っているというスタンスを貫いている。
どこで出し抜くかを考えていたが、うまいこといい土産が手に入ったのは朗報だ。
あの強かな伯爵を二度も裏切っている男だ。
そうなればこの男は少なくともまたこの道化は裏切る可能性は高い。
一方で、他の世界に干渉して予想だにしない可能性もありうるのは事実。
完全者も旧人類の抹殺を他の世界に行ってまでやろうとは大して思ってなどいない。
神々の世界へ向かうのは自分達の世界だけで充分である。他の世界まで管理するほど暇でもない。
そうなればこの男は少なくともまたこの道化は裏切る可能性は高い。
一方で、他の世界に干渉して予想だにしない可能性もありうるのは事実。
完全者も旧人類の抹殺を他の世界に行ってまでやろうとは大して思ってなどいない。
神々の世界へ向かうのは自分達の世界だけで充分である。他の世界まで管理するほど暇でもない。
「スュルプリーズ。これは予想外。
まさか本気でくれるなんて思いもしなかったよ。」
まさか本気でくれるなんて思いもしなかったよ。」
「ただではないさ。私が有利になるようにことを運ばせろ。
支給品を融通するとかばれるようなことではない。そうだな、
参加者のいる位置をよこせ。お前達が殺す理由が何かまでは知らぬが、必要だろう?」
支給品を融通するとかばれるようなことではない。そうだな、
参加者のいる位置をよこせ。お前達が殺す理由が何かまでは知らぬが、必要だろう?」
「……ンッフッフ~。確かにちょーっと緩やかになりつつあるからね。
暴れるやつが暴れてくれるだろうけど、今は旗色が悪いのは事実だ。
いいよ。此処から東、E-6辺りに参加者が結構集まってると思うよ?
あっちに殺し合いに乗った人物が一人だけで心許ないんだよねぇ~。」
暴れるやつが暴れてくれるだろうけど、今は旗色が悪いのは事実だ。
いいよ。此処から東、E-6辺りに参加者が結構集まってると思うよ?
あっちに殺し合いに乗った人物が一人だけで心許ないんだよねぇ~。」
「おい、遠いではないか。オアシスでも……ああ、そうか。」
コントンのラブパワーを使えばほぼ常時泳げるようなものなのか。
それを使えば疲労はあるだろうが長時間のスタンドのパワー消費も賄える。
時間が許す限りほぼ移動し放題だ。ならばそう遠い距離ではないだろう。
それを使えば疲労はあるだろうが長時間のスタンドのパワー消費も賄える。
時間が許す限りほぼ移動し放題だ。ならばそう遠い距離ではないだろう。
「手の内バレてる病院の連中狙いに行くよりもおいしいんじゃない?」
「確かに、まだ病院には参加者やギースもいるが、
ギースの奴が総取りしてる可能性もあるからな……別に、
奴と常に一緒にいなければならない理由もないし、そうするか。」
ギースの奴が総取りしてる可能性もあるからな……別に、
奴と常に一緒にいなければならない理由もないし、そうするか。」
梅雨払いの約束はしたものの、
あれだけ派手な動きをすればそもそも雑兵など敵ではないだろう。
ほっといても勝手に参加者を減らせるのは間違いないので放っておくに限る。
そうして、オアシスをコントンのラブパワーをバックアップとしながら、
ほぼ3エリアを泳いで渡ってくると言う荒業で到達したのだ。
あれだけ派手な動きをすればそもそも雑兵など敵ではないだろう。
ほっといても勝手に参加者を減らせるのは間違いないので放っておくに限る。
そうして、オアシスをコントンのラブパワーをバックアップとしながら、
ほぼ3エリアを泳いで渡ってくると言う荒業で到達したのだ。
そしてそのままコントンのラブパワーのバックアップで本来消耗が激しい、
広範囲の地面を泥化させる能力を人知れず利用したものの引っかかったのは一人だけ。
しかも瀕死の奴だ。これで勝ち星を得たなどと勝ち誇るつもりは毛頭なかった。
ブレインと言うわけではないが、相当キレ者がいることだけが分かっただけでも重畳だろうか。
広範囲の地面を泥化させる能力を人知れず利用したものの引っかかったのは一人だけ。
しかも瀕死の奴だ。これで勝ち星を得たなどと勝ち誇るつもりは毛頭なかった。
ブレインと言うわけではないが、相当キレ者がいることだけが分かっただけでも重畳だろうか。
「……そうだ、ムラクモが言ってた完全者って奴か!」
辛うじて記憶の片隅にあった名前を、
何とか引っ張り出しながら地面へと降り立つ植木。
何とか引っ張り出しながら地面へと降り立つ植木。
「チッ、奴に会っているか。まあ予想通りではあるか。」
ナスタシアに渡したビブルカードの方角からして、
恐らくはこのあたりの方角にいるのは予想できたことだ。
だから大して問題ではない。戦術もバレているだろうがそれについても問題なし。
オアシスにコントンのラブパワーで強化されてる現状、筒抜けの情報など全て意味をなさない。
恐らくはこのあたりの方角にいるのは予想できたことだ。
だから大して問題ではない。戦術もバレているだろうがそれについても問題なし。
オアシスにコントンのラブパワーで強化されてる現状、筒抜けの情報など全て意味をなさない。
「ならばとっとと死ね。」
オアシスで強引に溶かしたりして戻す作業をしたおかげで、
番傘の弾道はぶれるものの、撃つこと自体は可能になっている。
正直攻撃としての運用は余り期待できないだろうが、相手はそれを知らない。
牽制の目的としては十分果たしており、植木も避けを優先せざるを得ないものだ。
不規則な弾丸は良くも悪くも見切るのが難しくなっており、避けたつもりが頬をかすめることもある。
番傘の弾道はぶれるものの、撃つこと自体は可能になっている。
正直攻撃としての運用は余り期待できないだろうが、相手はそれを知らない。
牽制の目的としては十分果たしており、植木も避けを優先せざるを得ないものだ。
不規則な弾丸は良くも悪くも見切るのが難しくなっており、避けたつもりが頬をかすめることもある。
「この人数差で勝てるのかしら?」
植木に対応してる間に迫る沙夜の持つ炎燐。
シンプルな横薙ぎの一閃を番傘で相殺する。
甲高い音が響かせながら火花を散らして弾き合い、軽い剣戟。
フィジカルは近接戦が苦手な完全者よりも零児同様の森羅の技術、護業抜刀法が上。
しかしコントンのラブパワーにより高まっているスペックは、互角以上の剣戟を行う。
シンプルな横薙ぎの一閃を番傘で相殺する。
甲高い音が響かせながら火花を散らして弾き合い、軽い剣戟。
フィジカルは近接戦が苦手な完全者よりも零児同様の森羅の技術、護業抜刀法が上。
しかしコントンのラブパワーにより高まっているスペックは、互角以上の剣戟を行う。
「やあああ!!」
此処に割って入るように歩夢が加州清光で斬りかかる。
所詮素人の袈裟斬り。防ぐでもなく地面へと潜り、水面から魚が飛び出すように、
番傘を突き立てながら飛び出し歩夢の鳩尾へと傘を突き立て、くの字に曲げて吹き飛ばす。
そのまま銃撃をとも思ったが、植木の右ストレートが迫っていた為中断せざるをえない。
折れてるスナップブレードを手折り、そのままゴミを木に変える力で鞭のように木が伸びる。
枝分かれした木は無数で避けるのは容易ではないと判断し、地面へ潜るように逃げていく。
地面から飛び出すと同時に、周囲へと番傘の銃弾を周囲へとばらまく。
みらいと縫は自力で弾き、植木は木の盾で弾道をそらし、充たちは沙夜の八房が弾丸を弾く。
歩夢は吹き飛んで転がっていたおかげで射程から外れて難を逃れているが、攻撃を受けたのは事実。
せき込みながらお腹に手を当てながら、身体に鞭を打つようにしながら立ち上がる。
所詮素人の袈裟斬り。防ぐでもなく地面へと潜り、水面から魚が飛び出すように、
番傘を突き立てながら飛び出し歩夢の鳩尾へと傘を突き立て、くの字に曲げて吹き飛ばす。
そのまま銃撃をとも思ったが、植木の右ストレートが迫っていた為中断せざるをえない。
折れてるスナップブレードを手折り、そのままゴミを木に変える力で鞭のように木が伸びる。
枝分かれした木は無数で避けるのは容易ではないと判断し、地面へ潜るように逃げていく。
地面から飛び出すと同時に、周囲へと番傘の銃弾を周囲へとばらまく。
みらいと縫は自力で弾き、植木は木の盾で弾道をそらし、充たちは沙夜の八房が弾丸を弾く。
歩夢は吹き飛んで転がっていたおかげで射程から外れて難を逃れているが、攻撃を受けたのは事実。
せき込みながらお腹に手を当てながら、身体に鞭を打つようにしながら立ち上がる。
「こうも数が多いと……ん? 貴様、あの子娘と同じ学生か。」
「同じ学生……ってまさか、侑ちゃん!?」
「……あー、そんな名前だったな。そいつは死んでいたぞ?」
「!?」
当然嘘だ。
彼女が会ったのは愛であるし、都古からも宮下と呼ばれていた。
だから彼女が高咲侑であることは絶対にない。だがこれは使えると彼女は判断する。
先ほどから目の焦点が合ってない瞳。薬でもキメたような表情は彼女のいた世界では、
そう珍しいものでもなく、場合によっては起爆剤になりうるいい材料だと判断したからだ。
ディメーンの様子から乗った参加者の割合が少ないらしい。ならば利用しない手はない。
彼女が会ったのは愛であるし、都古からも宮下と呼ばれていた。
だから彼女が高咲侑であることは絶対にない。だがこれは使えると彼女は判断する。
先ほどから目の焦点が合ってない瞳。薬でもキメたような表情は彼女のいた世界では、
そう珍しいものでもなく、場合によっては起爆剤になりうるいい材料だと判断したからだ。
ディメーンの様子から乗った参加者の割合が少ないらしい。ならば利用しない手はない。
「ああ、言っておくが私は殺してないぞ。赤い服の小娘がやったのは記憶して……」
これは予想外の広いものだと思い煽動していると、
銃声と同時に鈍い痛みが背中に走る。オアシスがなければ、
銃弾が突き抜けていた可能性が高いと言ってもいいぐらいの痛み。
ジャギのショットガンは彼女の話を中断するのに、丁度いい銃声の響きをしており、
銃声と同時に鈍い痛みが背中に走る。オアシスがなければ、
銃弾が突き抜けていた可能性が高いと言ってもいいぐらいの痛み。
ジャギのショットガンは彼女の話を中断するのに、丁度いい銃声の響きをしており、
「歩夢ちゃん。聞く耳持つのはだめよ。」
ごもっともな意見を彼女は述べる。
相手は殺し合いに乗っている人物の言うことだ。
何処までが事実かどうかは分からない。真実があるなら、
数時間後に行われるディメーンの放送まで待つのが一番いいのだと。
もっとも、彼女は理不尽を体現した男によって、最悪の事態に巻き込まれているのだが、
当然、此処にいる彼女達にはそれを知る術などどこにも持ち合わせてはいない。
相手は殺し合いに乗っている人物の言うことだ。
何処までが事実かどうかは分からない。真実があるなら、
数時間後に行われるディメーンの放送まで待つのが一番いいのだと。
もっとも、彼女は理不尽を体現した男によって、最悪の事態に巻き込まれているのだが、
当然、此処にいる彼女達にはそれを知る術などどこにも持ち合わせてはいない。
「事実を述べたまでだ。それともただの一般人が生き残れる環境か?」
ギース、伯爵、桐生と優れた参加者を何人も見ている。
ただ体幹のいいだけでしかなかった小娘を筆頭とした一般人が、
生き残れるには余りにも過酷な環境なのは目に見えている。
希望的観測を持つのであれば、現実逃避してると言ってもいいだろう。
ただ体幹のいいだけでしかなかった小娘を筆頭とした一般人が、
生き残れるには余りにも過酷な環境なのは目に見えている。
希望的観測を持つのであれば、現実逃避してると言ってもいいだろう。
「随分人の口説き方がなってないのね。」
「口説く必要があるのか? 殺す相手だぞ?」
会話を切り上げると地面を蹴り、走り出す完全者。
否。走り出すと言うよりは飛ぶように一気に肉薄する。
魔法を主とした彼女の戦術でアカツキやムラクモのような肉体派な行動はできない。
しかし、長い時間使ってきたことでオアシスの使い方を理解できるようになってきていた。
地面を柔らかくすることと同時に、地面を固く戻すことでバウンドする要領で加速を覚えている。
このスタンドの持ち主であるセッコは地面をバウンドすることでラッシュのスピードを上げており、
実質自身のフィジカルでスティッキィ・フィンガーズと互角以上のパワーとスピードを誇っていた。
それと同じ要領で弾丸のように肉薄することに成功している。
否。走り出すと言うよりは飛ぶように一気に肉薄する。
魔法を主とした彼女の戦術でアカツキやムラクモのような肉体派な行動はできない。
しかし、長い時間使ってきたことでオアシスの使い方を理解できるようになってきていた。
地面を柔らかくすることと同時に、地面を固く戻すことでバウンドする要領で加速を覚えている。
このスタンドの持ち主であるセッコは地面をバウンドすることでラッシュのスピードを上げており、
実質自身のフィジカルでスティッキィ・フィンガーズと互角以上のパワーとスピードを誇っていた。
それと同じ要領で弾丸のように肉薄することに成功している。
(速い!)
迫る攻撃を避けるのは間に合わず、
両腕をクロスする形で完全者の攻撃を防ぐ。
両腕をクロスする形で完全者の攻撃を防ぐ。
「ふむ……こういう使い方もあると言うわけか。」
徒手空拳は不得手な割には上出来なレベルだな。
そう思いながら自分の手を見やるが、何も見るのは彼女だけではない。
沙夜は腕で防いだものの、オアシスの溶解する効果は触れれば発生するもの。
防いだ腕の皮膚グローブが軽く溶解してグズグズの状態になっている。
この程度ならば軽傷と言えど、下手に攻撃を受けるのはまずいものだと判断に時間はかからない。
そう思いながら自分の手を見やるが、何も見るのは彼女だけではない。
沙夜は腕で防いだものの、オアシスの溶解する効果は触れれば発生するもの。
防いだ腕の皮膚グローブが軽く溶解してグズグズの状態になっている。
この程度ならば軽傷と言えど、下手に攻撃を受けるのはまずいものだと判断に時間はかからない。
(でもあのスーツ、結構面倒ね。)
問題はあれは攻防一体を兼ね備えたスーツであることだ。
攻撃を手で防がれるだけでも得物も溶解してしまうことだろう。
下手な一撃を続けては得物がなくなるし、防御力も銃弾程度では貫通もしない。
攻撃を手で防がれるだけでも得物も溶解してしまうことだろう。
下手な一撃を続けては得物がなくなるし、防御力も銃弾程度では貫通もしない。
(となれば、対処法は一番楽なのを選ぶに限るわ。)
刀を収めるとパン、と沙夜が両手を叩く。
同時に沼の鬼が彼女の目の前の地面から現出。
ここにきて初めての存在にみらい達以外は戸惑うが、
完全者にとっては敵の使い魔か何かだと思うこととする。
(首輪があることについては疑問として残ってるが、それについては後回しにした)
同時に沼の鬼が彼女の目の前の地面から現出。
ここにきて初めての存在にみらい達以外は戸惑うが、
完全者にとっては敵の使い魔か何かだと思うこととする。
(首輪があることについては疑問として残ってるが、それについては後回しにした)
迫る鬼の斬撃を地面に潜りかけながら回避し、
先のバウンドの要領で拳を地面を利用しラッシュを鳩尾へと叩きこむ。
元よりスティッキィ・フィンガーズと殴り合うだけの破壊力を持つソレを、
生身で受け、かつ溶解するものを受ければあっという間に再起不能になるだろう。
勿論、普通の存在であればの話ではあるのだが。
先のバウンドの要領で拳を地面を利用しラッシュを鳩尾へと叩きこむ。
元よりスティッキィ・フィンガーズと殴り合うだけの破壊力を持つソレを、
生身で受け、かつ溶解するものを受ければあっという間に再起不能になるだろう。
勿論、普通の存在であればの話ではあるのだが。
「チッ、やはり魔性の類か。」
額の三本角の時点で予想はついていたことだが、
人間ではないことは分かっていたのでさして驚きはしない。
吹き飛ばされて身体を再生させながら立ち上がってくる鬼を前に舌打ちをせざるを得ない。
人間ではないことは分かっていたのでさして驚きはしない。
吹き飛ばされて身体を再生させながら立ち上がってくる鬼を前に舌打ちをせざるを得ない。
「しかし能無しだな。」
愚直に突進してくるだけの畜生程度、
敵ではないと言わんばかりに適当に殴りつけて近くの塀に叩きつける。
バックアップやスタンドありとはいえ徒手空拳の素人の拳一発でこの程度だ。
どうやら使い魔とかの類としては低級のレベルだろうと、もう一度肉薄しようとする。
しかし、突如として完全者は地面へと落ちていく。まだオアシスの能力を使用などしていない。
加えて視界は悪いが周囲は見渡せ、呼吸も息苦しいが可能とオアシスの地中とは何かが違う。
何事かと疑問に思っていると、暗闇の中から先ほど吹き飛ばしたはずの沼の鬼が眼前に現れる。
鋭利な爪による斬撃は番傘で防いだから傷にはならなかったが、背後から来る殺気に裏拳を放つ。
しかし水中のような動きにくさから、余り決定打にはならず迎撃と言うよりは防御に近いものになる。
敵ではないと言わんばかりに適当に殴りつけて近くの塀に叩きつける。
バックアップやスタンドありとはいえ徒手空拳の素人の拳一発でこの程度だ。
どうやら使い魔とかの類としては低級のレベルだろうと、もう一度肉薄しようとする。
しかし、突如として完全者は地面へと落ちていく。まだオアシスの能力を使用などしていない。
加えて視界は悪いが周囲は見渡せ、呼吸も息苦しいが可能とオアシスの地中とは何かが違う。
何事かと疑問に思っていると、暗闇の中から先ほど吹き飛ばしたはずの沼の鬼が眼前に現れる。
鋭利な爪による斬撃は番傘で防いだから傷にはならなかったが、背後から来る殺気に裏拳を放つ。
しかし水中のような動きにくさから、余り決定打にはならず迎撃と言うよりは防御に近いものになる。
(此処は地面ではない、何かしらの能力か!)
能無しと思えば面倒な能力を持っていることに毒づきつつ、
ほぼ泳ぐのと同義で闇の沼から飛び出ると同時に放たれる銃弾。
無論予測していたことではあるので弾丸程度急所となる目元を中心に弾き飛ばす。
オアシスで泳ぎに慣れたのは幸いだと思いつつ、地面の闇に番傘を突っ込み乱射していく。
中で何が起こってるかは分からないし、水中のような空間であった以上弾丸の威力は期待できない。
それでもなにもしないよりかはまし程度に牽制した後、今度こそ地面をバウンドするように蹴り肉薄していく。
ほぼ泳ぐのと同義で闇の沼から飛び出ると同時に放たれる銃弾。
無論予測していたことではあるので弾丸程度急所となる目元を中心に弾き飛ばす。
オアシスで泳ぎに慣れたのは幸いだと思いつつ、地面の闇に番傘を突っ込み乱射していく。
中で何が起こってるかは分からないし、水中のような空間であった以上弾丸の威力は期待できない。
それでもなにもしないよりかはまし程度に牽制した後、今度こそ地面をバウンドするように蹴り肉薄していく。
「よし、白井は脱出できた!」
その間に植木はゴミを木に変える力を用いて、
地面に埋まりかけていた日菜子の救出を行う。
元々木の根はアスファルトをも貫通することがあるものだ。
当然平安京の地面程度であれば、普通のでも十分に地面から取り出せる。
ただ傷のせいで意識を失っており、回復系のスキルを使用することができない。
地面に埋まりかけていた日菜子の救出を行う。
元々木の根はアスファルトをも貫通することがあるものだ。
当然平安京の地面程度であれば、普通のでも十分に地面から取り出せる。
ただ傷のせいで意識を失っており、回復系のスキルを使用することができない。
「お姉ちゃん、大丈夫!?」
しおにできることは少ない。
武器もなければ、今や基本支給品すらもない。
できることはせいぜい日菜子の支給品を漁ることぐらいだ。
出されたモノメイトで回復できる支給品があることを思い出す。
武器もなければ、今や基本支給品すらもない。
できることはせいぜい日菜子の支給品を漁ることぐらいだ。
出されたモノメイトで回復できる支給品があることを思い出す。
「そうだ! それを飲ませてくれ! 俺は針目の奴を───!!」
みらいに任せることも危険ではあるのだが、
縫を野放しにしてる間に何があるか分からない。
だから必要は薄いとしても加勢しに行こうとするが、
咄嗟に飛んでくる凶刃に対して、木の壁を作って何とか防ぐ。
迫っていた先端のかけた刀身が壁越しに眉間に迫っており、
届かなかったとはいえ軽い悲鳴と共に充は思わず腰を抜かす。
縫を野放しにしてる間に何があるか分からない。
だから必要は薄いとしても加勢しに行こうとするが、
咄嗟に飛んでくる凶刃に対して、木の壁を作って何とか防ぐ。
迫っていた先端のかけた刀身が壁越しに眉間に迫っており、
届かなかったとはいえ軽い悲鳴と共に充は思わず腰を抜かす。
「何、してるんだよお前!?」
凶刃の持ち主に植木は訴えかける。
ぴしりと、壁に亀裂が入っていき崩れ落ちて下手人の姿が露になる。
得物を持ちながらその手はガタガタに震えており、今にも落としそうで。
人を斬ろうと言う確固たる殺意をその手に握りながらも青ざめた表情は、
推理ドラマで誤って人を刺してしまったかのような、そんな顔色をしていた。
ぴしりと、壁に亀裂が入っていき崩れ落ちて下手人の姿が露になる。
得物を持ちながらその手はガタガタに震えており、今にも落としそうで。
人を斬ろうと言う確固たる殺意をその手に握りながらも青ざめた表情は、
推理ドラマで誤って人を刺してしまったかのような、そんな顔色をしていた。
「だって、侑ちゃんが、殺されて……」
上原歩夢。刃を向けたのは彼女だ。
植木たちからすればいきなりすぎてわけが分からない。
しかし、事情を知らないのと理解してないしお達と違って充だけが状況を理解している。
みらいがノロのアンプルを打ち込んだことでアーナスからは難を逃れたようだが、
その代償として、記憶の混濁や精神状態が不安定であると言うことを。
元々侑が生き残る保障がどこにもないと言うことは自覚していたことではあるが、
完全者に言われたことを鵜呑み、と言うよりは亀裂が入って精神に支障をきたしている。
元々不安定なことから沙夜もある程度警戒していたが完全者の方を相手にしてるため余裕がない。
植木たちからすればいきなりすぎてわけが分からない。
しかし、事情を知らないのと理解してないしお達と違って充だけが状況を理解している。
みらいがノロのアンプルを打ち込んだことでアーナスからは難を逃れたようだが、
その代償として、記憶の混濁や精神状態が不安定であると言うことを。
元々侑が生き残る保障がどこにもないと言うことは自覚していたことではあるが、
完全者に言われたことを鵜呑み、と言うよりは亀裂が入って精神に支障をきたしている。
元々不安定なことから沙夜もある程度警戒していたが完全者の方を相手にしてるため余裕がない。
「白井さん、借りるよ!」
傷のせいでまともに手を動かせない日菜子の持つ剣。
今の状況ではまともに剣を振るうこともできない。
回復もモノメイトをしおから飲まされる形で飲むことしかできず、
事情を知らなければ、理解をしていないしおも含めれば即座に動けたのは充だけだ。
青い剣を強奪するように手にしながら、そのまま迫る刃へと振るい甲高い音を響かせる。
互いに剣技に関しては素人であり、一撃を受けると揃って身体がのけ反ってしまう。
その後も二人の攻防が始まるのだが、理性が壊れかけてると言っても一介の女子高生。
迫る刃に及び腰であり、充も蒔岡玲のような卓越された剣技を持ち合わせておらず、
刃を避けると言うよりは逃げる形になっていて、
今の状況ではまともに剣を振るうこともできない。
回復もモノメイトをしおから飲まされる形で飲むことしかできず、
事情を知らなければ、理解をしていないしおも含めれば即座に動けたのは充だけだ。
青い剣を強奪するように手にしながら、そのまま迫る刃へと振るい甲高い音を響かせる。
互いに剣技に関しては素人であり、一撃を受けると揃って身体がのけ反ってしまう。
その後も二人の攻防が始まるのだが、理性が壊れかけてると言っても一介の女子高生。
迫る刃に及び腰であり、充も蒔岡玲のような卓越された剣技を持ち合わせておらず、
刃を避けると言うよりは逃げる形になっていて、
「なんだ、学芸会か何かか? あれは。」
戦いに身を置くものからすれば、
余りに見るに堪えない下らない戦いにしか見えなかった。
番傘をダインスレイヴの代替に確実性のある飛び道具として、
黒いビームとも言える技の一つであるゲッターカノーネを放つ。
ブレブレな照準の銃撃ではなく真っ直ぐな一撃であり、
咄嗟に回避行動に出た沙夜の頬を掠め、赤い筋を描く。
転がりながらショットガンを放つも地面に潜る形で回避。
地面から突き出される番傘は三本角の沼の鬼を壁にして防ぐ。
余りに見るに堪えない下らない戦いにしか見えなかった。
番傘をダインスレイヴの代替に確実性のある飛び道具として、
黒いビームとも言える技の一つであるゲッターカノーネを放つ。
ブレブレな照準の銃撃ではなく真っ直ぐな一撃であり、
咄嗟に回避行動に出た沙夜の頬を掠め、赤い筋を描く。
転がりながらショットガンを放つも地面に潜る形で回避。
地面から突き出される番傘は三本角の沼の鬼を壁にして防ぐ。
「彼らなりに必死なのよ。とはいえ、彼女はおいたがすぎるようだけど。」
会話こそすれども彼女達は別に仲の良い間柄に非ず。
くの字に曲がった沼の鬼を見ると同時に離れると、先のビームが沼の鬼の胴体を貫く。
倒れる沼の鬼を置いて避けていた沙夜へ追撃せんと迫るが、二歩目を踏んだその瞬間。
地面が黒く染まり、そこには今しがた倒したはずの沼の鬼が顔を覗かせていた。
今しがた倒した鬼は後方で倒れているのを無意識に確認してしまうぐらいだ。
確かに倒れてはいるのだが、そちらの方も起き上がろうと両手が地面をついており、
ただの魔性の類ではないことを改めて理解するも、
再び彼女は沼の鬼の領域へと引きずり込まれる。
くの字に曲がった沼の鬼を見ると同時に離れると、先のビームが沼の鬼の胴体を貫く。
倒れる沼の鬼を置いて避けていた沙夜へ追撃せんと迫るが、二歩目を踏んだその瞬間。
地面が黒く染まり、そこには今しがた倒したはずの沼の鬼が顔を覗かせていた。
今しがた倒した鬼は後方で倒れているのを無意識に確認してしまうぐらいだ。
確かに倒れてはいるのだが、そちらの方も起き上がろうと両手が地面をついており、
ただの魔性の類ではないことを改めて理解するも、
再び彼女は沼の鬼の領域へと引きずり込まれる。
「さて、と。」
二度目とは言え、今度は沼の鬼を三体でけしかけることを選ぶ。
これで多少は時間稼げるだろうと判断すると同時に、振り向きつつショットガンを放つ。
銃口の先には、充が攻撃を防いで離れた瞬間一人で立っている歩夢の額にに直撃し、
近くの路地を転がっていく。
これで多少は時間稼げるだろうと判断すると同時に、振り向きつつショットガンを放つ。
銃口の先には、充が攻撃を防いで離れた瞬間一人で立っている歩夢の額にに直撃し、
近くの路地を転がっていく。
「沙夜さん!?」
「ごめんなさいね。これが一番早いと思ったから。」
「植、木……これ、どういう状況?」
「俺にも分からねえ。頭が悪いとかそういうのは関係ねえ。」
植木も、モノメイトを飲んで回復してまともに喋れるようになった日菜子も抗議しようと思うも、
彼女達がどういう経緯で行動してたのかも分からないし、一番手っ取り早いと言われたらそれは事実。
現に二人は疑念こそ植木は抱いていたが一緒に行動を共にしていた仲間であり、マサオの時は共闘もしていた。
だが同時に、少なくとも沙耶香を操っていた上に宮藤を殺害。更にその罪を日ノ元明に擦り付けようとしていた相手だ。
一方で二人はそんな彼女を殺すつもりだったかどうかと言われるとストレートに答えることはできなかった。
可能な限り無力化をしていきたいのが彼らの方針ではあるとしても、彼女が諦めるかどうかだとまずありえない。
人を惑わし、他者に成りすまし、みらいとの戦いでもなおその飄々とした態度を崩すこともなかった。
彼女は元からそういうことに慣れている動きだ。説得なんてものできたものではないだろう。
現状首輪の解除の情報だってない。彼女を従わせるだけのメリットを用意することもできない。
歩夢に対しても、説得しうるだけの材料を二人は当然として、同行してた充や沙夜も武力行使だ。
先に同行していた二人ですらそれに行き着くのでは、彼女も止めようがないと言うことだと。
彼女達がどういう経緯で行動してたのかも分からないし、一番手っ取り早いと言われたらそれは事実。
現に二人は疑念こそ植木は抱いていたが一緒に行動を共にしていた仲間であり、マサオの時は共闘もしていた。
だが同時に、少なくとも沙耶香を操っていた上に宮藤を殺害。更にその罪を日ノ元明に擦り付けようとしていた相手だ。
一方で二人はそんな彼女を殺すつもりだったかどうかと言われるとストレートに答えることはできなかった。
可能な限り無力化をしていきたいのが彼らの方針ではあるとしても、彼女が諦めるかどうかだとまずありえない。
人を惑わし、他者に成りすまし、みらいとの戦いでもなおその飄々とした態度を崩すこともなかった。
彼女は元からそういうことに慣れている動きだ。説得なんてものできたものではないだろう。
現状首輪の解除の情報だってない。彼女を従わせるだけのメリットを用意することもできない。
歩夢に対しても、説得しうるだけの材料を二人は当然として、同行してた充や沙夜も武力行使だ。
先に同行していた二人ですらそれに行き着くのでは、彼女も止めようがないと言うことだと。
「まあ、お友達には悪いけど───」
話の途中ではあるが完全者が闇の中から脱出。
再びゲッターカノーネの黒い光線が辺獄の地を駆け抜ける。
跳躍しつつ上空からの炎燐による斬撃を迎撃する形で防がれた。
再びゲッターカノーネの黒い光線が辺獄の地を駆け抜ける。
跳躍しつつ上空からの炎燐による斬撃を迎撃する形で防がれた。
「話の途中なのだけれど?」
「死んでからたっぷりとすればいいだろう。」
「あん、死人とならすぐ後ろにいるじゃない?」
「チッ、ネクロマンサーの類か!」
沙夜からの攻撃を迎撃した後、
背後から迫る爪の斬撃にも対抗するものの、
事実上の四対一。文字通りの意味で手数が違い反撃の隙間から攻撃を浴びるものの、
いずれもオアシスのスーツ越しなのもあって、軽い打撲に等しいものに軽減される。
背後から迫る爪の斬撃にも対抗するものの、
事実上の四対一。文字通りの意味で手数が違い反撃の隙間から攻撃を浴びるものの、
いずれもオアシスのスーツ越しなのもあって、軽い打撲に等しいものに軽減される。
「手伝ってあげるねー☆」
そう言いながら縫が互いの間を割って入り、
そのまま素通りしていきどこが手伝いだと毒づくも、
即座に続いて彼女を追尾するため邪魔だと言わんばかりに、
沼の鬼も含めて完全者達を全員両断せんとみらいのエクスタスが迫る。
地面へ潜ることで身をかがめたことで何事もなかったが、
沼の鬼はまとめて上半身と下半身が両断されてしまう。
そのまま素通りしていきどこが手伝いだと毒づくも、
即座に続いて彼女を追尾するため邪魔だと言わんばかりに、
沼の鬼も含めて完全者達を全員両断せんとみらいのエクスタスが迫る。
地面へ潜ることで身をかがめたことで何事もなかったが、
沼の鬼はまとめて上半身と下半身が両断されてしまう。
「そっちも程ほどに、よ?」
「だったらおばさんも手伝ってよ。」
「こっちも愛が重くて大変だこと。」
八房の骸人形は損壊状態は維持できないものの性能は担保されており、
鬼であるため身体は再生できる一方で、無惨の作った鬼の特性など知る由もない。
お陰で現状の彼女からすれば骸人形が使い物にならなくなってしまった認識に近い。
死体人形である以上まだ動いてるとは言え、過度な戦力として期待は薄くもあり、
数の利はないものとして一先ず扱い、番傘との剣戟へと持ち込むこととなる。
鬼であるため身体は再生できる一方で、無惨の作った鬼の特性など知る由もない。
お陰で現状の彼女からすれば骸人形が使い物にならなくなってしまった認識に近い。
死体人形である以上まだ動いてるとは言え、過度な戦力として期待は薄くもあり、
数の利はないものとして一先ず扱い、番傘との剣戟へと持ち込むこととなる。
「立てるかい?」
「……一応は。」
充から剣を受け取り、何とか立ち上がる日菜子。
プリマのような衣装は血で染まってしまっているが、
モノメイトのお陰で少なくとも大分ましなものになっている。
一応栄光のアルカンシエルで回復するも、疲労感が襲い掛かる。
やっぱり回復系のスキルにも制限がかけられていたかと理解し、
まだふらつくところもまだあるが、そうも言ってられる状況ではない。
状況的にこのまま休んでる暇はない。これ以上戦場が混沌とする前に、
一人でも敵となる存在の対応をしておくのがベストなのだと思うものの、
プリマのような衣装は血で染まってしまっているが、
モノメイトのお陰で少なくとも大分ましなものになっている。
一応栄光のアルカンシエルで回復するも、疲労感が襲い掛かる。
やっぱり回復系のスキルにも制限がかけられていたかと理解し、
まだふらつくところもまだあるが、そうも言ってられる状況ではない。
状況的にこのまま休んでる暇はない。これ以上戦場が混沌とする前に、
一人でも敵となる存在の対応をしておくのがベストなのだと思うものの、
「ッ!?」
既に凶刃はそこに迫っている。
反射的に前に出て剣で咄嗟に受け止めるが、
ありえざる光景に目を見開かざるを得なかった。
先ほど、頭を撃たれたはずの歩夢がその刃なのだから。
一見すればありえないとは思うも、この光景に覚えがある。
彼女も、沙耶香の言っていた刀使なのではないかと。
けれど、彼女と一致する情報に一致する人物はいない。
刀使は少なくとも沙耶香の世界では公務員みたいなものなので、
彼女が知らない刀使がいたとしても別におかしくないものの、
ムラクモの考察から刀使のいる世界からは知り合いが集められてるのは明白だ。
今になって赤の他人の刀使がいるとは思えないが、傷がなかったことになっていて、
先程の銃撃で出血もしてない上にリフレクターが一般人の刃を抑えきれないのもおかしい。
これが刀使の使う迅移や写シによるものならば、十分に辻褄が合うことではある。
それが外的要因であることなど、知る由もないし彼女もまだ意識的に扱えてはいない。
無意識に神力を引き出して扱っているだけに過ぎなかった。
反射的に前に出て剣で咄嗟に受け止めるが、
ありえざる光景に目を見開かざるを得なかった。
先ほど、頭を撃たれたはずの歩夢がその刃なのだから。
一見すればありえないとは思うも、この光景に覚えがある。
彼女も、沙耶香の言っていた刀使なのではないかと。
けれど、彼女と一致する情報に一致する人物はいない。
刀使は少なくとも沙耶香の世界では公務員みたいなものなので、
彼女が知らない刀使がいたとしても別におかしくないものの、
ムラクモの考察から刀使のいる世界からは知り合いが集められてるのは明白だ。
今になって赤の他人の刀使がいるとは思えないが、傷がなかったことになっていて、
先程の銃撃で出血もしてない上にリフレクターが一般人の刃を抑えきれないのもおかしい。
これが刀使の使う迅移や写シによるものならば、十分に辻褄が合うことではある。
それが外的要因であることなど、知る由もないし彼女もまだ意識的に扱えてはいない。
無意識に神力を引き出して扱っているだけに過ぎなかった。
とは言え、経験値は断然日菜子の方が上である。
コモンで長らくリフレクターとして戦ってきた経験は、
いくら強引とは言え御刀の神力を引き出せるようになったとしても、
スクールアイドルに過ぎない歩夢の実力では、差を埋め切れるほどのものではない。
今はまだ劣勢と言うほどでもないが、かといって優勢になれる兆しは見えなかった。
コモンで長らくリフレクターとして戦ってきた経験は、
いくら強引とは言え御刀の神力を引き出せるようになったとしても、
スクールアイドルに過ぎない歩夢の実力では、差を埋め切れるほどのものではない。
今はまだ劣勢と言うほどでもないが、かといって優勢になれる兆しは見えなかった。
「侑ちゃん……私、私───!!」
いやだ。
こんなところで終わらせたくない。
必死に打開策を練ろうと思考を巡らせていき、
距離を取りながら支給品の中からあれを取り出して、投擲される。
投げられたものは、一見すると爆弾とかの類には見えない人形だった。
典型的な市松人形ではあるが、コモンでは来夢がぬいぐるみを用いた攻撃をしている。
となれば、あの人形にだって何かある可能性は十分にありうるものだ。
だから回避を優先し、人形を一瞥するも自立して動く様子はなかった。
その確認を終えると、距離の開いた歩夢へと斬撃を放つ。
こんなところで終わらせたくない。
必死に打開策を練ろうと思考を巡らせていき、
距離を取りながら支給品の中からあれを取り出して、投擲される。
投げられたものは、一見すると爆弾とかの類には見えない人形だった。
典型的な市松人形ではあるが、コモンでは来夢がぬいぐるみを用いた攻撃をしている。
となれば、あの人形にだって何かある可能性は十分にありうるものだ。
だから回避を優先し、人形を一瞥するも自立して動く様子はなかった。
その確認を終えると、距離の開いた歩夢へと斬撃を放つ。
はずだった。
少なくとも日菜子の想定では。
少なくとも日菜子の想定では。
「……え?」
確かに日菜子の判断は正しかった。
彼女が投げた人形はただの人形ではないことまでは。
一方で落ち度があったかどうかで言えば少なくともないだろう。
天邪鬼がルール無用の逃避行の最中で用いていた呪いのデコイ人形は、
攻撃をそちらへと集中させると言う初見殺しにも程がある呪いを持っていなければ。
彼女が放っていたアヴェルスヴェリエの斬撃は、歩夢とは反対方向へと放っていた。
つまり人形がまだある後方へ、つまり───後ろで戦場から逃れようと、しおの手を引く充の方向へ。
迫る斬撃に気づくものの間に合わず、充が手を引く都合、攻撃はしおの背中を切り裂く。
背中に真一文字の傷と共に血を噴き出し、充を握っていた手から力が抜けて倒れる。
彼女が投げた人形はただの人形ではないことまでは。
一方で落ち度があったかどうかで言えば少なくともないだろう。
天邪鬼がルール無用の逃避行の最中で用いていた呪いのデコイ人形は、
攻撃をそちらへと集中させると言う初見殺しにも程がある呪いを持っていなければ。
彼女が放っていたアヴェルスヴェリエの斬撃は、歩夢とは反対方向へと放っていた。
つまり人形がまだある後方へ、つまり───後ろで戦場から逃れようと、しおの手を引く充の方向へ。
迫る斬撃に気づくものの間に合わず、充が手を引く都合、攻撃はしおの背中を切り裂く。
背中に真一文字の傷と共に血を噴き出し、充を握っていた手から力が抜けて倒れる。
「あ、れ……?」
「しおちゃん!?」
理解できない。
先ほどまで身を挺して戦ってた相手が、
いきなり攻撃を此方へと向けてくる意味など。
今までのが芝居だったのかと思うが、今までも嘘ではないはず。
何故なんだ? そう充は問いかけたかったが、
先ほどまで身を挺して戦ってた相手が、
いきなり攻撃を此方へと向けてくる意味など。
今までのが芝居だったのかと思うが、今までも嘘ではないはず。
何故なんだ? そう充は問いかけたかったが、
「どう、して……? なんで!? 私……!?」
一番戸惑っていたのは攻撃した日菜子自身であり、
動揺した表情を見てしまえば意図的なものではないのは分かった。
二人へ攻撃するつもりなどなかった。けれどしてしまったのは事実だ。
自分が何をしたのか分かっているのに分からないせいで、思考が纏まらない。
違う、そんなつもりじゃない。充の『何故?』とでも言いたげな視線はそう口にしそうになる。
どう見ても彼女がしおを狙ったとしか思えない一撃を、呪いのデコイ人形が地面を転がりながら、
その光景を見届けているが、当然その致命的な隙を前にして歩夢は見逃すつもりはなかった。
いや、まだ躊躇いについてはあったかもしれない。何とかぎりぎり一歩を踏みとどまっていたのを、
表面張力で辛うじて零れずに保っている理性と言うコップへと、注がれた侑への想いと殺人と言う結果。
それが全てを後押しする結果となった。しおはまだ生きているものの、ほぼ虫の息にしたのは日菜子ではなく歩夢の人形だ。
元々は日菜子が二人へと刃を止める隙をついて、デイバックを奪うだけに留める可能性は残っていた。
まだ人を殺すことへの、人間として当たり前のように覚えてきた道徳や倫理がほんの僅かだがそれを躊躇わせる。
そこに訪れたのはしおが、ゲームやアニメのような斬撃を飛ばすような攻撃で倒れると言う結果だ。
結果として自分の招いた行為で人を殺める。最早ただのスクールアイドルでいられなくなった。
だから、もう迷うことはなかった。
動揺した表情を見てしまえば意図的なものではないのは分かった。
二人へ攻撃するつもりなどなかった。けれどしてしまったのは事実だ。
自分が何をしたのか分かっているのに分からないせいで、思考が纏まらない。
違う、そんなつもりじゃない。充の『何故?』とでも言いたげな視線はそう口にしそうになる。
どう見ても彼女がしおを狙ったとしか思えない一撃を、呪いのデコイ人形が地面を転がりながら、
その光景を見届けているが、当然その致命的な隙を前にして歩夢は見逃すつもりはなかった。
いや、まだ躊躇いについてはあったかもしれない。何とかぎりぎり一歩を踏みとどまっていたのを、
表面張力で辛うじて零れずに保っている理性と言うコップへと、注がれた侑への想いと殺人と言う結果。
それが全てを後押しする結果となった。しおはまだ生きているものの、ほぼ虫の息にしたのは日菜子ではなく歩夢の人形だ。
元々は日菜子が二人へと刃を止める隙をついて、デイバックを奪うだけに留める可能性は残っていた。
まだ人を殺すことへの、人間として当たり前のように覚えてきた道徳や倫理がほんの僅かだがそれを躊躇わせる。
そこに訪れたのはしおが、ゲームやアニメのような斬撃を飛ばすような攻撃で倒れると言う結果だ。
結果として自分の招いた行為で人を殺める。最早ただのスクールアイドルでいられなくなった。
だから、もう迷うことはなかった。
「白井さん、後ろ───!!」
充もそれに声を上げたものの、
紡ぐと同時に日菜子の胸を加州清光の刃が背中のデイバックごと貫く。
張り上げた声は他の五人にも届き、戦闘を僅かにだが中断をするには十二分な状況であり、
紡ぐと同時に日菜子の胸を加州清光の刃が背中のデイバックごと貫く。
張り上げた声は他の五人にも届き、戦闘を僅かにだが中断をするには十二分な状況であり、
「白井ッ!!」
一番早く行動できたのは同行していた植木だけだ。
決めた相手にしか神器を使わないので木で移動しながら、
続けて歩夢を捉えるべく力を行使しようとするもその前に、
歩夢は日菜子のデイバックを斬り落として、支給品を丸ごと盗んで人形も回収する。
しかし、迅移で速度を上げていたとしても、天界人のバロウにレベル1で食らいつけた能力。
そこにアイドルとしての体幹があったとしても捕まらないと言うのは難しい。
決めた相手にしか神器を使わないので木で移動しながら、
続けて歩夢を捉えるべく力を行使しようとするもその前に、
歩夢は日菜子のデイバックを斬り落として、支給品を丸ごと盗んで人形も回収する。
しかし、迅移で速度を上げていたとしても、天界人のバロウにレベル1で食らいつけた能力。
そこにアイドルとしての体幹があったとしても捕まらないと言うのは難しい。
「……貴様との戦いはお預けだ。」
実によさげなものを拾えそうだと感じ、
完全者が地面からの鎖を出すグレイプニルの拘束を狙うも、
沙夜が先に気づき反射的に飛びのくものの、目的は地面に潜る時間が欲しいのでそれが正解だ。
オアシスで地面に潜りつつ歩夢を捉えて、その足を掴む、
完全者が地面からの鎖を出すグレイプニルの拘束を狙うも、
沙夜が先に気づき反射的に飛びのくものの、目的は地面に潜る時間が欲しいのでそれが正解だ。
オアシスで地面に潜りつつ歩夢を捉えて、その足を掴む、
「ッ!?」
「逃げたいのなら手を貸すぞ?」
沙夜もみらいも、この状況で味方してくれることはないだろう。
差し伸べられた手は間違いなく悪魔の誘いだと言うことは察した。
けれど彼女だけだ。自分に差し伸べてもらえるのは、もう悪魔の手しかない。
静かに頷くと同時に地面へと引きずり込まれるように沈み、植木の攻撃を回避。
差し伸べられた手は間違いなく悪魔の誘いだと言うことは察した。
けれど彼女だけだ。自分に差し伸べてもらえるのは、もう悪魔の手しかない。
静かに頷くと同時に地面へと引きずり込まれるように沈み、植木の攻撃を回避。
「逃げたければ手を貸すぞ!」
「わーい、じゃあお言葉に甘えちゃおっかなー☆」
此処で戦闘が始まってからと言うもの、
ずっとみらいが張り付いているせいで逃げようがない。
彼女には擬態していても問答無用で殺しにかかる部分もあり、
適当に擬態していたとしても逃げることは困難を極めるだろう。
だったら逃げた方角が判断のつかない地面に逃げるのは正解であり、
この二人はこっちにとって味方になりうる重要な存在でもあるので、
その提案について乗らない理由がなかった。
ずっとみらいが張り付いているせいで逃げようがない。
彼女には擬態していても問答無用で殺しにかかる部分もあり、
適当に擬態していたとしても逃げることは困難を極めるだろう。
だったら逃げた方角が判断のつかない地面に逃げるのは正解であり、
この二人はこっちにとって味方になりうる重要な存在でもあるので、
その提案について乗らない理由がなかった。
「逃がすわけないじゃない!」
当然みらいは逃がすつもりはない。
余り幽鬼の姫としての力を行使すると後で説明が面倒になりそうなので控えていたが、
エクスタスを振り回すよりも確実に殺せると踏んで背後に槍を作るも、
余り幽鬼の姫としての力を行使すると後で説明が面倒になりそうなので控えていたが、
エクスタスを振り回すよりも確実に殺せると踏んで背後に槍を作るも、
「逃げさせてもらうぞ。」
「わー、あっぶなーい☆」
「ッ!」
番傘の銃口から放たれる弾丸。
ずっと縫を追い回していたので相手の支給品を把握していない。
その為、番傘による銃撃への対応で手いっぱいとなってしまう。
別にこの程度ならば777の攻撃とかとそう変わらないので気にはならないが、
彼女達を揃って逃がしてしまったことの方がよほど気にすることだ。
もしも自分が幡田みらいだと知れば、絶対に幡田零の前で擬態するだろう。
歩夢も一緒に逃げていたことは周囲の状況を見やれば把握できることだ。
だからみらいに化ける可能性は余りにもありうることだった。
ずっと縫を追い回していたので相手の支給品を把握していない。
その為、番傘による銃撃への対応で手いっぱいとなってしまう。
別にこの程度ならば777の攻撃とかとそう変わらないので気にはならないが、
彼女達を揃って逃がしてしまったことの方がよほど気にすることだ。
もしも自分が幡田みらいだと知れば、絶対に幡田零の前で擬態するだろう。
歩夢も一緒に逃げていたことは周囲の状況を見やれば把握できることだ。
だからみらいに化ける可能性は余りにもありうることだった。
「いつかはこうなると思ってたけど、
そっか……道は違うけど頑張ってね歩夢ちゃん。」
そっか……道は違うけど頑張ってね歩夢ちゃん。」
でもそうなったら殺すしかないかぁ、残念。
残念がってる言葉とは裏腹にさほど気にしていなかった。
元々ノロを入れた時点でいつかはこうなるだろうなぁと思っていたのと、
彼女にとっては似た者同士ではあるがそれ以上の関係に至ることもなく。
究極のところみらいが欲しいのは零だけなのだから。
残念がってる言葉とは裏腹にさほど気にしていなかった。
元々ノロを入れた時点でいつかはこうなるだろうなぁと思っていたのと、
彼女にとっては似た者同士ではあるがそれ以上の関係に至ることもなく。
究極のところみらいが欲しいのは零だけなのだから。
「白井! そっちも大丈夫かよおい!」
「ダメだ、血が止まらない! 意識もないみたいだ、しおちゃんしっかりして!」
だから他の誰が死のうと知ったことではない。
とは言えガン無視するのも面倒くさいし視線は向けておく。
しおの方はそもそも戦力外だったのでお荷物になるのが死んでスッキリ、
と言うのが本音ではあるが流石にそれを口にするつもりはなかった。
とは言えガン無視するのも面倒くさいし視線は向けておく。
しおの方はそもそも戦力外だったのでお荷物になるのが死んでスッキリ、
と言うのが本音ではあるが流石にそれを口にするつもりはなかった。
「なあ、お前らの中に傷を治せる支給品とかねえのかよ!?」
「残念だけど持ってないわ。」
「あっても私やお姉ちゃんの時のために取っておきたいから無理かなぁ。」
実際は確認してないので分からないのだが、
結果的にとは言え彼女が最初大怪我を負ったのは自分が原因でもあり、
少なからず日菜子からの印象は良くないのであるのは間違いないだろう。
仮にあったとしても、それを彼女に消費するだけの価値を全く見出せない。
情報も同行してた植木から入手すればばいいので気にするほどのこともなかった。
結果的にとは言え彼女が最初大怪我を負ったのは自分が原因でもあり、
少なからず日菜子からの印象は良くないのであるのは間違いないだろう。
仮にあったとしても、それを彼女に消費するだけの価値を全く見出せない。
情報も同行してた植木から入手すればばいいので気にするほどのこともなかった。
(ダメ……力が入らない。)
起き上がることも、満足に喋ることもできない。
ほぼ死が秒読みに迫ってきている中、しおを見やる。
せめて、彼女だけでも助けたい。そう願ったものの、
その力はしおにも届くことなく、二人とも命の燈火が消えていく。
ほぼ死が秒読みに迫ってきている中、しおを見やる。
せめて、彼女だけでも助けたい。そう願ったものの、
その力はしおにも届くことなく、二人とも命の燈火が消えていく。
「先に謝っておくわ。ごめんなさいね。」
沙夜が一言謝罪を述べると、
同時に二度目の刺突が心臓を貫く。
突然の刺突に血を吐きながら息絶える日菜子。
いきなりの行動を前に、植木は戸惑いながらも彼女の服の襟を掴む。
同時に二度目の刺突が心臓を貫く。
突然の刺突に血を吐きながら息絶える日菜子。
いきなりの行動を前に、植木は戸惑いながらも彼女の服の襟を掴む。
「テメd! 何を───」
そのまま怒号を飛ばそうとするものの、
日菜子が急に立ち上がったことで出そうになっていた言葉は思わず飲み込んでしまう。
まさか何とかなったのかと思うものの、それだったら沙夜が最初から説明している。
日菜子が急に立ち上がったことで出そうになっていた言葉は思わず飲み込んでしまう。
まさか何とかなったのかと思うものの、それだったら沙夜が最初から説明している。
「あれ、私、生き、て……」
本来八房の骸人形には死者の生前の思考はあれども、意志が宿ることはない。
だがメフィスとフェレスにより調整されていたことで死後も自我が存在する。
てっきり生き返ったのかと少しばかり楽観的に思うものの、
だがメフィスとフェレスにより調整されていたことで死後も自我が存在する。
てっきり生き返ったのかと少しばかり楽観的に思うものの、
「いいえ、残念だけど、貴女は死人よ。
時間がなかったら合意が取れなかったけど、
まずはこれについて、説明しておこうかしら。」
時間がなかったら合意が取れなかったけど、
まずはこれについて、説明しておこうかしら。」
この舞台において、反感を買うような行為は余りしておきたくない。
ドミノ達と合流したことのある人物、彰と充が時間軸が違う様子。
だから時間軸が違うかもしれないなら、零児が味方だった時か敵だった時なのか。
一応は最低限の信用はえておく必要はあり、相手の了承は得るようにはしておきたかったが、
命が尽きる寸前まで来ていた日菜子にはそれを確認する猶予もなく、確認を取らず骸人形にしたと。
ドミノ達と合流したことのある人物、彰と充が時間軸が違う様子。
だから時間軸が違うかもしれないなら、零児が味方だった時か敵だった時なのか。
一応は最低限の信用はえておく必要はあり、相手の了承は得るようにはしておきたかったが、
命が尽きる寸前まで来ていた日菜子にはそれを確認する猶予もなく、確認を取らず骸人形にしたと。
「へー、じゃあさっきのアレもおばさんが殺したの?」
「開始早々に出会っちゃって、色々ね。
まあ人を食う鬼だったのは想像できたけども。
その辺りは後で話してあげるわ。それよりも大事なことあるんじゃなくて?」
まあ人を食う鬼だったのは想像できたけども。
その辺りは後で話してあげるわ。それよりも大事なことあるんじゃなくて?」
「って、そうだ、一応生き返ったならその子……!」
リフレクターに変身できる。まだSPはある。
だったらとしおに歩むものの、充が項垂れながら首を横へ振った。
だったらとしおに歩むものの、充が項垂れながら首を横へ振った。
「……君が、刺された時と同じぐらいの時には、息を引き取ったよ……」
どういう言葉を口にすればいいか、言葉を詰まらせてしまう。
あの時歩夢が回収していた人形によって何かがあったのだろう。
だとしても、日菜子はしおを手にかけてしまったと言う事実は覆らず。
しかし、あの状況に何より戸惑って青ざめた表情をしていたのは彼女だ。
そして自分がしおだけでなく、日菜子にもちゃんと気を配っていれば彼女も生きていたはず。
故に視線も、言葉も謝罪も何もかけることができない。何を言えばいいのか、彼には分からない。
ドミノに、そして彼女の言うさとちゃんこと松坂さとうに対して何て言えばいいのか。
そういった様々なものがないまぜにされており、言葉を発することができなかった。
あの時歩夢が回収していた人形によって何かがあったのだろう。
だとしても、日菜子はしおを手にかけてしまったと言う事実は覆らず。
しかし、あの状況に何より戸惑って青ざめた表情をしていたのは彼女だ。
そして自分がしおだけでなく、日菜子にもちゃんと気を配っていれば彼女も生きていたはず。
故に視線も、言葉も謝罪も何もかけることができない。何を言えばいいのか、彼には分からない。
ドミノに、そして彼女の言うさとちゃんこと松坂さとうに対して何て言えばいいのか。
そういった様々なものがないまぜにされており、言葉を発することができなかった。
「……お通夜状態のところ、少しいいかしら。白井日菜子であってる?」
「は、はい。えっと……」
「沙夜よ。結論だけ言わせてもらうと、
私は死体人形になった貴女をこの先も利用するわ。
それがたとえ、首がちぎれたとしても戦わせることになるけど、
流石にそんなグロテスクな戦法を無理強いさせたら坊やとかこの子にも色々言われるもの。
だから此処で決めてもらえるかしら。貴女が死後も戦う気はあるのかどうかを。
ないなら、今後も貴女を使役することはないけれど……どうする?」
私は死体人形になった貴女をこの先も利用するわ。
それがたとえ、首がちぎれたとしても戦わせることになるけど、
流石にそんなグロテスクな戦法を無理強いさせたら坊やとかこの子にも色々言われるもの。
だから此処で決めてもらえるかしら。貴女が死後も戦う気はあるのかどうかを。
ないなら、今後も貴女を使役することはないけれど……どうする?」
どんな姿になっても骸人形として扱われる。
それがナジェンダからも死者を冒涜すると憤慨させる代物だ。
死してなおも戦わされる。それは提案ではあるが同時に地獄でもある。
人は死ねばそこで本来終わるものだ。安らかな死を約束されない帝具によって、
復活してることを知り、今の自分が死人だと改めて分かると、
青ざめた表情になって少し逡巡するものの。
それがナジェンダからも死者を冒涜すると憤慨させる代物だ。
死してなおも戦わされる。それは提案ではあるが同時に地獄でもある。
人は死ねばそこで本来終わるものだ。安らかな死を約束されない帝具によって、
復活してることを知り、今の自分が死人だと改めて分かると、
青ざめた表情になって少し逡巡するものの。
「お願い、します……戦わせてください。
本当は嫌なこともきっとあると思うし、
来夢に何て言えばいいのか全く思いつかない。
でも……私はこの子を殺した。その罪とも向き合わず、
死んで逃げるだけなんてことは、したくないの。」
本当は嫌なこともきっとあると思うし、
来夢に何て言えばいいのか全く思いつかない。
でも……私はこの子を殺した。その罪とも向き合わず、
死んで逃げるだけなんてことは、したくないの。」
ダンスができるだけの足を取り戻せたと言うのに。
またユズとライムに再会できたかもしれないのに。
こんなどこだか分からない場所で死んだのなんて受け入れるのは嫌だ。
ありふれた女子高生らしい願い、記憶を取り戻した彼女らしい願い。
そう言ったものはあるけれど。それ以上にこれ以上何かを失いたくなかった。
まだ生きてる来夢、沙耶香やアリサの友人達を助けになれるのであるなら。
歩夢や縫と言った凶刃から、死んでもなお誰かを守れると言うのであるのなら。
自分が犯してしまった罪から目を背けたくない。そう言いたげにしおを見つめる。
アリサとさほど年が変わらないような、小さな子供をこの手で殺めてしまった。
その贖罪ができると言うのであれば、彼女は願う。リフレクターとしてまた戦うと。
一人のプリマは参加者と言うスポットライトを浴びることはなくなり。
ただの操られる死体人形と言う、残酷な立場を始める道を選んだ。
またユズとライムに再会できたかもしれないのに。
こんなどこだか分からない場所で死んだのなんて受け入れるのは嫌だ。
ありふれた女子高生らしい願い、記憶を取り戻した彼女らしい願い。
そう言ったものはあるけれど。それ以上にこれ以上何かを失いたくなかった。
まだ生きてる来夢、沙耶香やアリサの友人達を助けになれるのであるなら。
歩夢や縫と言った凶刃から、死んでもなお誰かを守れると言うのであるのなら。
自分が犯してしまった罪から目を背けたくない。そう言いたげにしおを見つめる。
アリサとさほど年が変わらないような、小さな子供をこの手で殺めてしまった。
その贖罪ができると言うのであれば、彼女は願う。リフレクターとしてまた戦うと。
一人のプリマは参加者と言うスポットライトを浴びることはなくなり。
ただの操られる死体人形と言う、残酷な立場を始める道を選んだ。
「とのことだけど……大丈夫よね、坊や。」
「本人が望んだんだからいいじゃない?」
返答するのは植木ではなくみらいだった。
彼女は自分の意志で自分がしたいことを選んだ。
自分にとっては余り理解できることではないものの、
他人に自分が望んだことをどやかく言われる筋合いはない。
彼女は自分の意志で自分がしたいことを選んだ。
自分にとっては余り理解できることではないものの、
他人に自分が望んだことをどやかく言われる筋合いはない。
「それにしても、死んでも会話できるなんて素敵だねその帝具。
個人的にはそういう支給品が欲しかったなぁって思えちゃうけど。」
個人的にはそういう支給品が欲しかったなぁって思えちゃうけど。」
これがあれば死んでもお姉ちゃんといられる。
ずっと、ずーっと一緒にいてくれる自分だけのお姉ちゃんの完成だ。
自分の為だけのお姉ちゃんが出来上がるなんて最高以外の感想はどこにもなく、
日菜子に対する興味は殆どなく、八房の方を笑顔で見やる姿に日菜子は戸惑う。
植木と余り年の変わらない少女は、一体何を考えてるのかが理解できなかった。
ずっと、ずーっと一緒にいてくれる自分だけのお姉ちゃんの完成だ。
自分の為だけのお姉ちゃんが出来上がるなんて最高以外の感想はどこにもなく、
日菜子に対する興味は殆どなく、八房の方を笑顔で見やる姿に日菜子は戸惑う。
植木と余り年の変わらない少女は、一体何を考えてるのかが理解できなかった。
「とまあ、こんな面々ではあるのだけれど、
少なくとも今のところはまだ話し合いの通じる相手よ?
悼んだり後悔する気持ちは理解できないわけじゃないけれど、
建設的な話をするのが、彼女の意を汲むことってことも忘れちゃだめよ?」
少なくとも今のところはまだ話し合いの通じる相手よ?
悼んだり後悔する気持ちは理解できないわけじゃないけれど、
建設的な話をするのが、彼女の意を汲むことってことも忘れちゃだめよ?」
才を殆ど失った植木でもそれぐらいは分かる。
二人の死に対して何もできないことに歯がゆく思いながら、
まずは情報の共有だけでもするべく、話し合うことを選ぶ。
甘い生活の物語も、青きリフレクターの物語も此処で幕を下ろす。
二人の死に対して何もできないことに歯がゆく思いながら、
まずは情報の共有だけでもするべく、話し合うことを選ぶ。
甘い生活の物語も、青きリフレクターの物語も此処で幕を下ろす。
【神戸しお@ハッピーシュガーライフ 死亡】
【白井日菜子@BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 死亡】
【白井日菜子@BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 死亡】
【E-6/一日目/午前】
【幡田みらい@CRYSTAR -クライスタ-】
[状態]:健康
[装備]:万物両断エクスタス@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~1(回復系であっても自分か姉にしか使わないつもり)
[思考・状況]
基本方針:管理人の思うようにはなるつもりはない。
1:お姉ちゃん、待っててね♪
2:歩夢ちゃんも頑張ってね。まあ殺すけど。
3:ゴミ(千)消えたんだ。別にどうでもいいけど。
4:あのおばさん(沙夜)何がしたいんだろ。まあ邪魔をするつもりはないみたいだしいっか。
5:アーナスにつくよりお姉さん(ドミノ)につく方がましかな。
6:最悪お姉ちゃんと殺し合いだけど、殺すのはこの状況だと避けたい。
7:あの女(針目)、お姉ちゃんに近づかないように早めに殺しておきたい。
[備考]
※参戦時期は六章(二週目)深間ノ街 萌芽から
※名簿を確認して姉の零、並びに千がいることを知りました。
※この殺し合いが魂と理念を集めが基本の軸となってないかと考えてます。
また、紋章が白いのは生者ではないかと推測しています。
[状態]:健康
[装備]:万物両断エクスタス@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~1(回復系であっても自分か姉にしか使わないつもり)
[思考・状況]
基本方針:管理人の思うようにはなるつもりはない。
1:お姉ちゃん、待っててね♪
2:歩夢ちゃんも頑張ってね。まあ殺すけど。
3:ゴミ(千)消えたんだ。別にどうでもいいけど。
4:あのおばさん(沙夜)何がしたいんだろ。まあ邪魔をするつもりはないみたいだしいっか。
5:アーナスにつくよりお姉さん(ドミノ)につく方がましかな。
6:最悪お姉ちゃんと殺し合いだけど、殺すのはこの状況だと避けたい。
7:あの女(針目)、お姉ちゃんに近づかないように早めに殺しておきたい。
[備考]
※参戦時期は六章(二週目)深間ノ街 萌芽から
※名簿を確認して姉の零、並びに千がいることを知りました。
※この殺し合いが魂と理念を集めが基本の軸となってないかと考えてます。
また、紋章が白いのは生者ではないかと推測しています。
【城咲充@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]:顔面腫れ、貧血(傷は止血済み)、精神疲労(大)、複雑な感情
[装備]:アークス研修生女制服 影@ファンタシースターオンライン2、柊樹@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD
[道具]:カンフーマンの首輪、カンフーマンのデイバック
[思考・状況]
基本方針:初音ちゃんとしおを殺し合いから脱出させる。
1 :沙夜さんと植木君と同行。松坂さんとドミノさんにどう言えばいいんだ。
2 :男物の服はないのか?
3 :初音ちゃんを探し、護る。無論、他の仲間たち(悠奈、修平、琴美、結衣、真島、はるな、大祐)も。
4 :脱出の協力者を探す。
5 :日ノ元さんとドミノさんの関係、余り聞けてないけど黒河君と真島君みたいなものなのかな。
6 :ドミノさんに初音ちゃんを護ってもらう。
7 :初音ちゃん、強姦魔(モッコス)とかヘルメットの人(ジャギ)に襲われないといいなぁ‥…
8 :蒔岡君に出会えたのはちょっと嬉しいかも。
9 :奴隷の次は下僕って何!?
10:工具あれば首輪を弄れるかも。
11:彼女(針目縫)と歩夢に要警戒。
12:白井さん……
[備考]
※参戦時期はDルート死亡後。
※メガンテのうでわの説明書を読みました。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエル、沙夜、みらい、一応歩夢と情報交換をしました。
[状態]:顔面腫れ、貧血(傷は止血済み)、精神疲労(大)、複雑な感情
[装備]:アークス研修生女制服 影@ファンタシースターオンライン2、柊樹@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD
[道具]:カンフーマンの首輪、カンフーマンのデイバック
[思考・状況]
基本方針:初音ちゃんとしおを殺し合いから脱出させる。
1 :沙夜さんと植木君と同行。松坂さんとドミノさんにどう言えばいいんだ。
2 :男物の服はないのか?
3 :初音ちゃんを探し、護る。無論、他の仲間たち(悠奈、修平、琴美、結衣、真島、はるな、大祐)も。
4 :脱出の協力者を探す。
5 :日ノ元さんとドミノさんの関係、余り聞けてないけど黒河君と真島君みたいなものなのかな。
6 :ドミノさんに初音ちゃんを護ってもらう。
7 :初音ちゃん、強姦魔(モッコス)とかヘルメットの人(ジャギ)に襲われないといいなぁ‥…
8 :蒔岡君に出会えたのはちょっと嬉しいかも。
9 :奴隷の次は下僕って何!?
10:工具あれば首輪を弄れるかも。
11:彼女(針目縫)と歩夢に要警戒。
12:白井さん……
[備考]
※参戦時期はDルート死亡後。
※メガンテのうでわの説明書を読みました。
※ドミノ、しお、日ノ元、彰、オフィエル、沙夜、みらい、一応歩夢と情報交換をしました。
【沙夜@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD】
[状態]:疲労(小)
[装備]:炎燐@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD、死者行軍『八房』@アカメが斬る!、ジャギのショットガン@北斗の拳
[道具]:基本支給品一式×2(自分、沼の鬼)、ランダム支給品×0~3(自分×0~1、沼の鬼の鬼×0~2。回復系はなし)
[思考・状況]
基本方針:情報収集。脱出が不可能となったら優勝狙い。
1:二人を安全と言える人に保護してもらう。坊やでも見つけて渡そうかしら?
2:本調子を出すには、あと刀一振りね……
3:坊やと出会ったら……共闘がいいかしら?
4:彼女(歩夢)、ダメみたいね……とは言え、仕方ないか。
5:彼女(針目縫)は何者かしら。その辺も聞いておきたいわ。
[状態]:疲労(小)
[装備]:炎燐@PROJECT X ZONE2 BRAVE NEW WORLD、死者行軍『八房』@アカメが斬る!、ジャギのショットガン@北斗の拳
[道具]:基本支給品一式×2(自分、沼の鬼)、ランダム支給品×0~3(自分×0~1、沼の鬼の鬼×0~2。回復系はなし)
[思考・状況]
基本方針:情報収集。脱出が不可能となったら優勝狙い。
1:二人を安全と言える人に保護してもらう。坊やでも見つけて渡そうかしら?
2:本調子を出すには、あと刀一振りね……
3:坊やと出会ったら……共闘がいいかしら?
4:彼女(歩夢)、ダメみたいね……とは言え、仕方ないか。
5:彼女(針目縫)は何者かしら。その辺も聞いておきたいわ。
[備考]
※参戦時期は後続にお任せします。
※アーナス、アナムネシス、幡田みらいが双子と関わりがあると睨んでいます。
※名簿を確認して有栖零児がいるのを知りました。
※骸人形と化した沼の鬼達は上半身と下半身を切断されていますが、
再生しているため再度使用すれば元に戻った沼の鬼が出るかもしれません。
また、沼の鬼は沙夜の指示により喋ることはできない状態にあります。
(八房の調整により本来喋ることがないはずの死体が自我を持っているため)
※躯人形と化した日菜子にどう制限がかかってるかは後続の書き手にお任せします。
ただしSPは全快していません。回復系のスキルも生前同様の調整をされてます。
また日菜子にはリフレクターの指輪@BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣、ギャレンラウザー@仮面ライダー剣、顔のない王@Fate/Grand Orderが装備されてます。
※みらい、アナムネシス、歩夢、ドミノ、しお、充と情報交換しました。
※参戦時期は後続にお任せします。
※アーナス、アナムネシス、幡田みらいが双子と関わりがあると睨んでいます。
※名簿を確認して有栖零児がいるのを知りました。
※骸人形と化した沼の鬼達は上半身と下半身を切断されていますが、
再生しているため再度使用すれば元に戻った沼の鬼が出るかもしれません。
また、沼の鬼は沙夜の指示により喋ることはできない状態にあります。
(八房の調整により本来喋ることがないはずの死体が自我を持っているため)
※躯人形と化した日菜子にどう制限がかかってるかは後続の書き手にお任せします。
ただしSPは全快していません。回復系のスキルも生前同様の調整をされてます。
また日菜子にはリフレクターの指輪@BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣、ギャレンラウザー@仮面ライダー剣、顔のない王@Fate/Grand Orderが装備されてます。
※みらい、アナムネシス、歩夢、ドミノ、しお、充と情報交換しました。
【植木耕助@うえきの法則】
[状態]:負傷(中)、疲労(小)、精神疲労(大)、溶解(軽微)
[装備]:立体起動装置&スナップブレード@進撃の巨人(ガス1/4)
[道具]:基本支給品、アクション仮面人形@クレヨンしんちゃん 優木せつ菜のカレー@ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、替えのブレード×3
[思考・状況]
基本方針:自分の正義を貫く。
1:森達のところに戻りたい…とは思うけど、殺し合いには乗らねぇ。
2:日菜子と行動を共に服部奪還を目指す。
3:空白の才が支給されていたらヤバイな……。
4:針目の奴……
5:ムラクモって男……針目に似たような雰囲気がするな。
6:銀髪の女(完全者)と赤髪の女(歩夢)も止めねえと。
7:こいつらと話をしておきたい。
[状態]:負傷(中)、疲労(小)、精神疲労(大)、溶解(軽微)
[装備]:立体起動装置&スナップブレード@進撃の巨人(ガス1/4)
[道具]:基本支給品、アクション仮面人形@クレヨンしんちゃん 優木せつ菜のカレー@ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、替えのブレード×3
[思考・状況]
基本方針:自分の正義を貫く。
1:森達のところに戻りたい…とは思うけど、殺し合いには乗らねぇ。
2:日菜子と行動を共に服部奪還を目指す。
3:空白の才が支給されていたらヤバイな……。
4:針目の奴……
5:ムラクモって男……針目に似たような雰囲気がするな。
6:銀髪の女(完全者)と赤髪の女(歩夢)も止めねえと。
7:こいつらと話をしておきたい。
[備考]
※参戦時期は16巻の第153話「最終決戦!!」にて、アノン相手に最後の魔王を撃った直後からです。
※「ワールドウィッチーズ」及び「キルラキル」世界についてある程度の知識を得ました。
※互いが別々の世界もしくは別々の時代から会場に呼ばれたと推測から確信になりました。
※自分が死亡後参戦だと勘違いしています。
※神器やゴミを木に変える能力のレベル2にはある程度制限がかけられていますが、どれぐらいの制限がかかっているかは後続にお任せします。
※神器は自分の世界の神様を決める戦いに参戦している人間”以外の人間には使用しないと決めています。
※縫から日ノ元明は危険人物だと伝えられています。(半信半疑)
※ムラクモを少しだけ警戒しています。(あくまで自分の勘)
ただ
※ムラクモと情報交換をしました。
※参戦時期は16巻の第153話「最終決戦!!」にて、アノン相手に最後の魔王を撃った直後からです。
※「ワールドウィッチーズ」及び「キルラキル」世界についてある程度の知識を得ました。
※互いが別々の世界もしくは別々の時代から会場に呼ばれたと推測から確信になりました。
※自分が死亡後参戦だと勘違いしています。
※神器やゴミを木に変える能力のレベル2にはある程度制限がかけられていますが、どれぐらいの制限がかかっているかは後続にお任せします。
※神器は自分の世界の神様を決める戦いに参戦している人間”以外の人間には使用しないと決めています。
※縫から日ノ元明は危険人物だと伝えられています。(半信半疑)
※ムラクモを少しだけ警戒しています。(あくまで自分の勘)
ただ
※ムラクモと情報交換をしました。
「まあ、此処らでいいか。」
追ってきてないのを確認すると、完全者は歩夢と縫を地面から放り出す。
地面が柔らかいと思って着地した二人だが、互いに地面の硬さに戸惑う。
オアシスの先入観で思わず柔らかいと思ってしまったがそういうわけではない。
地面が柔らかいと思って着地した二人だが、互いに地面の硬さに戸惑う。
オアシスの先入観で思わず柔らかいと思ってしまったがそういうわけではない。
「さて、建設的な話をしようか? 少なくとも道中は同じようだからな。」
此方も沙夜と同じように、
この盤面を攻略するための話を進めていく。
すべてはプネウマ計画の為。利用できるものはすべて利用する。
縫も歩夢も同じだ。自分の目的のため、他者を利用して蹴落とす。
たとえそれが魔女の誘いであっても、その覚悟は決まっていた。
この盤面を攻略するための話を進めていく。
すべてはプネウマ計画の為。利用できるものはすべて利用する。
縫も歩夢も同じだ。自分の目的のため、他者を利用して蹴落とす。
たとえそれが魔女の誘いであっても、その覚悟は決まっていた。
【E-5/一日目/午前】
【完全者@エヌアイン完全世界】
[状態]:ダメージ(大)、魔力消耗(中)
[装備]:神楽の番傘@銀魂@ONEPEACE、祝福の杖@ドラゴンクエスト7、オアシスのDISC@ジョジョの奇妙な冒険、焼夷手榴弾×3@バイオハザードシリーズ
[道具]:基本支給品一式、コントンのラブパワー@スーパーペーパーマリオ、ノワール伯爵のデイバック(基本支給品一式、ランダム支給品×0~1(確認済))、ノワール伯爵の首輪
[思考・状況]
基本情報:プネウマ計画の邪魔はさせん。メフィスとフェレスの扱いは対策が出来上がるまで保留
1:コントンのラブパワー。とんでもないな。
2:ビブルカードについては保留としてたが、消えたか。
3:エヌアイン以上に適した器の捜索。期待値は上がった。
4:首輪の解除手段の模索。この辺りはディメーンを利用できるか?
5:ムラクモを首輪を解除される前に始末しておく。
6:童磨に警戒。
7:伯爵の部下でも探しておくか。特にミスターLは必須。
8:他に利用できる連中を手に入れておく。
9:あの小娘(美炎)、まさかエヌアインのような存在か?
10:ディメーン……信用は出来ないが、利用はできるな。
11:ミスターLの状況は利用したい。
12:ギースは、まあ勝手にするだろう。
13:今思えば、あいつマネーラじゃないか?
14:こいつら(歩夢・針目)を利用しよう。特に前者は使い勝手がいい。
[備考]
※参戦時期は不明。
※モッコス死亡、プロシュート死亡により完全者の所持するビブルカードが消滅しています。
※ギースと情報交換しました。
※オアシスで地面を泥にしてから固めることを習得しました
※オアシスの制限は以下の通り
・地中に長時間潜ると消耗が大きくなる
・周囲の地面を泥化は消耗がかなり大きい
三度もやればスタンドを維持できなくなる(十中八九地面に埋まって動けなくなる)
なおコントンのラブパワーによるバックアップを受けたためこの辺り緩和されてます。
[状態]:ダメージ(大)、魔力消耗(中)
[装備]:神楽の番傘@銀魂@ONEPEACE、祝福の杖@ドラゴンクエスト7、オアシスのDISC@ジョジョの奇妙な冒険、焼夷手榴弾×3@バイオハザードシリーズ
[道具]:基本支給品一式、コントンのラブパワー@スーパーペーパーマリオ、ノワール伯爵のデイバック(基本支給品一式、ランダム支給品×0~1(確認済))、ノワール伯爵の首輪
[思考・状況]
基本情報:プネウマ計画の邪魔はさせん。メフィスとフェレスの扱いは対策が出来上がるまで保留
1:コントンのラブパワー。とんでもないな。
2:ビブルカードについては保留としてたが、消えたか。
3:エヌアイン以上に適した器の捜索。期待値は上がった。
4:首輪の解除手段の模索。この辺りはディメーンを利用できるか?
5:ムラクモを首輪を解除される前に始末しておく。
6:童磨に警戒。
7:伯爵の部下でも探しておくか。特にミスターLは必須。
8:他に利用できる連中を手に入れておく。
9:あの小娘(美炎)、まさかエヌアインのような存在か?
10:ディメーン……信用は出来ないが、利用はできるな。
11:ミスターLの状況は利用したい。
12:ギースは、まあ勝手にするだろう。
13:今思えば、あいつマネーラじゃないか?
14:こいつら(歩夢・針目)を利用しよう。特に前者は使い勝手がいい。
[備考]
※参戦時期は不明。
※モッコス死亡、プロシュート死亡により完全者の所持するビブルカードが消滅しています。
※ギースと情報交換しました。
※オアシスで地面を泥にしてから固めることを習得しました
※オアシスの制限は以下の通り
・地中に長時間潜ると消耗が大きくなる
・周囲の地面を泥化は消耗がかなり大きい
三度もやればスタンドを維持できなくなる(十中八九地面に埋まって動けなくなる)
なおコントンのラブパワーによるバックアップを受けたためこの辺り緩和されてます。
| 081:君だけの道 | 投下順 | 082:[[]] |
| 071:たった一つの想い貫く | 植木耕助 | |
| 白井日菜子 | GAME OVER | |
| 063:桐生伝 アシッド・レイジ・ロアー | 針目縫 | |
| 057:決壊戦線─崩壊のカウントダウン─ | 完全者 | |
| 064:彼等を導くみらい回路 | 城咲充 | |
| 神戸しお | GAME OVER | |
| 沙夜 | ||
| 上原歩夢 | ||
| 幡田みらい |