「一体、何がどうなってやがるんだぁ?クソがッ!」
突然、こんな場所に連れて来られ殺し合いを強要されたこの状況に
タンクトップ姿の金髪の男、黒河正規は怒りを露わにする。
タンクトップ姿の金髪の男、黒河正規は怒りを露わにする。
訳の分からない状況と言えば、それだけじゃない。
黒河はこの場所に連れて来られる以前にも似たような殺し合いに参加させられていた。
『シークレットゲーム』という名の理不尽な殺人ゲーム。
そこで黒河は反抗的な態度を取って逆らう生意気な『奴隷』を始末した。
その時に飛び出してきた『誰か』が奴隷の傍にすがり付き涙を流していた。
『誰か』の存在に黒河が疑問を抱いた直後、特殊機能によって首輪が爆発し死んだ筈だった。
黒河はこの場所に連れて来られる以前にも似たような殺し合いに参加させられていた。
『シークレットゲーム』という名の理不尽な殺人ゲーム。
そこで黒河は反抗的な態度を取って逆らう生意気な『奴隷』を始末した。
その時に飛び出してきた『誰か』が奴隷の傍にすがり付き涙を流していた。
『誰か』の存在に黒河が疑問を抱いた直後、特殊機能によって首輪が爆発し死んだ筈だった。
「あれは幻じゃねぇ……俺はあの時にくたばったはずだ。どうなってやがる……」
なぜ首輪が爆発したのかも疑問だが
死んだ筈の自分が生きているのも不思議だった。
死んだ筈の自分が生きているのも不思議だった。
「……まぁいいか。せっかく拾った命だ。せいぜい足掻いてやるぜ」
あの女共に指図されていいように使われるのは気に食わねえが
そのおかげで今、生きていられると考えれば
少しは従ってやってもいいとさえ思えてきた。
そのおかげで今、生きていられると考えれば
少しは従ってやってもいいとさえ思えてきた。
「このゲームは差し詰め、俺にとってセカンドステージ……いやサードステージといった所だなァ」
シークレットゲームではセカンドステージに進んだ所で死亡した。
ならばこのゲームはサードステージということになる。
ならばこのゲームはサードステージということになる。
ゴソッ
その時、物音と共に人影の姿が見えた。
人影は黒河の存在に気付くと走って逃げだした。
人影は黒河の存在に気付くと走って逃げだした。
「おいっ!待てやコラァ!」
黒河は人影に向かって追いかけた。
追いかけっこの末、黒河は逃げだした人物の首根っこを掴んで捕まえた。
追いかけっこの末、黒河は逃げだした人物の首根っこを掴んで捕まえた。
「ヒイイイイイイッ!!」
「てめえっ、何逃げてんだァ、おい!」
「てめえっ、何逃げてんだァ、おい!」
逃げた人物はビクビクと怯えており、如何にもひ弱そうな男だった。
どことなく、あの充を思い出させる風貌だ。
どことなく、あの充を思い出させる風貌だ。
「ご、ご、ごめんなさい!怖くてつい……」
「そうかよ。まぁ、とりあえず……てめえの持ってる武器と食料、全部寄こせや」
「え?そんなことしたら俺はどうやって生きて……」
「んなことは知るかよ。嫌ならおめえをここでぶっ殺してから」
「分かりました!全部渡しますから命ばかりはお助けをぉぉぉぉ!!」
「それでいい。物わかりのいい奴は嫌いじゃないぜェ」
「そうかよ。まぁ、とりあえず……てめえの持ってる武器と食料、全部寄こせや」
「え?そんなことしたら俺はどうやって生きて……」
「んなことは知るかよ。嫌ならおめえをここでぶっ殺してから」
「分かりました!全部渡しますから命ばかりはお助けをぉぉぉぉ!!」
「それでいい。物わかりのいい奴は嫌いじゃないぜェ」
♢
臆病者の男、ネズミは黒河に従い、全ての支給品を取り出した。
その支給品の一つを見て黒河は不敵な笑みを浮かべた。
その支給品の一つを見て黒河は不敵な笑みを浮かべた。
「くっくっく……いい物を持ってるじゃねえかよ、コイツはよぉ」
それはコルト・パイソンと呼ばれる拳銃だった。
ネズミから銃を奪い取ると黒河は満足気に拳銃を握りしめた。
前回のシークレットゲームでも使用したこの武器は扱い慣れている。
ネズミから銃を奪い取ると黒河は満足気に拳銃を握りしめた。
前回のシークレットゲームでも使用したこの武器は扱い慣れている。
「またコイツに出会えるとはなァ、今日の俺はツイてるぜぇ」
「へへへ、喜んでもらえたようで何よりで……」
「だけどよぉ〜」
「へへへ、喜んでもらえたようで何よりで……」
「だけどよぉ〜」
銃は非常に使える武器だが、問題は他の支給品だった。
残り二つの支給品の内、一つは紙切れだった。
残り二つの支給品の内、一つは紙切れだった。
「こんな物でどう戦えって言うんだぁ?」
「さぁ、俺に聞かれても」
「さぁ、俺に聞かれても」
【スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券】
どう考えても殺し合いに役に立たないハズレ支給品である。
そしてもう一つの支給品は……
どう考えても殺し合いに役に立たないハズレ支給品である。
そしてもう一つの支給品は……
「なんだコレ?」
「……食料でしょうかねぇ?」
「……食料でしょうかねぇ?」
大きなウェディングケーキだった。
こんなものどうやってディバックに収まっていたのか。
こんなものどうやってディバックに収まっていたのか。
「ま、どうでもいいか」
「へっ?」
「へっ?」
銃口をネズミの額へと向ける。
ネズミは信じられないという表情で黒河を見つめた。
ネズミは信じられないという表情で黒河を見つめた。
「もうお前に用は無くなったからな、これ以上は生かしててもしょうがねえだろ?」
「ヒィィィィッ!!何でも言う事聞きます!だから殺さないでェェェェ!!」
「ヒィィィィッ!!何でも言う事聞きます!だから殺さないでェェェェ!!」
ネズミは涙と鼻水とションベンを垂れ流しながら必死に命乞いをする。
あまりにも惨め過ぎるその哀れな姿に黒河は呆れ、ため息を付く。
あまりにも惨め過ぎるその哀れな姿に黒河は呆れ、ため息を付く。
「何でも言う事を聞くってことはよぉ、それは俺の奴隷になりてぇってことか?」
「はい!奴隷でもしもべでも何でもやりますから命だけは奪わないでくださいいぃぃぃぃ!!」
「しょうがねぇな。まぁ、俺も別に鬼じゃねぇ。お前がどうしても俺の奴隷になりたいって言うなら特別に奴隷にしてやってもいいぜぇ」
「なりたいです!黒河くんの奴隷になりたいです!!」
「なら決まりだな。奴隷になったからには俺に逆らうなよ。もし裏切ったらわかってるんだろうなァ?」
「はい!絶対に黒河くんを裏切りません!」
「はい!奴隷でもしもべでも何でもやりますから命だけは奪わないでくださいいぃぃぃぃ!!」
「しょうがねぇな。まぁ、俺も別に鬼じゃねぇ。お前がどうしても俺の奴隷になりたいって言うなら特別に奴隷にしてやってもいいぜぇ」
「なりたいです!黒河くんの奴隷になりたいです!!」
「なら決まりだな。奴隷になったからには俺に逆らうなよ。もし裏切ったらわかってるんだろうなァ?」
「はい!絶対に黒河くんを裏切りません!」
こうして黒河は一人の参加者を奴隷に加えた。
他の参加者をぶっ殺すべく歩き出そうとしたその時――
他の参加者をぶっ殺すべく歩き出そうとしたその時――
「ヒィィィィ!!黒河くん!黒河くん!」
「どうしたぁネズミ?」
「動いた……今、ケーキが動いたんだ!」
「どうしたぁネズミ?」
「動いた……今、ケーキが動いたんだ!」
血相を変えて黒河の傍に引っ付くネズミの怯えように
気になった黒河がウェディングケーキに近づいて観察してみるが
ケーキはうんともすんとも反応が無い。
気になった黒河がウェディングケーキに近づいて観察してみるが
ケーキはうんともすんとも反応が無い。
「おいおいおいおいおい、ネズミサンよぉ……何が動いたってぇ?」
「アレ、おかしいなぁ……」
「ビクビクしてるから幻でも見たんだろ。もっと堂々としろ」
「確かにさっき動いたはずなんだけどな」
「気のせいだろ。さっさと付いてこい」
「アレ、おかしいなぁ……」
「ビクビクしてるから幻でも見たんだろ。もっと堂々としろ」
「確かにさっき動いたはずなんだけどな」
「気のせいだろ。さっさと付いてこい」
ウェディングケーキの上段部分の模様が顔に見えることもあって
不安のあまりネズミが見間違えたのだ。
そんな物に気を取られている時間が惜しい。
そう考えた黒河はネズミと共に先を急いだ。
全ての参加者を始末し、この理不尽なゲームを生き残るために。
不安のあまりネズミが見間違えたのだ。
そんな物に気を取られている時間が惜しい。
そう考えた黒河はネズミと共に先を急いだ。
全ての参加者を始末し、この理不尽なゲームを生き残るために。
【黒河正規@シークレットゲーム COOE:Revise】
[状態]:健康
[装備]:コルト・パイソン(6/6)@現実
[道具]:基本支給品、予備弾数(18/18)、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:このゲームで優勝して生き残る。
1:他の参加者を殺す、奴隷になるなら生かしてもいい。
2:ネズミは奴隷として利用する。
[備考]
※参戦時期はREBELルート死亡後。
[状態]:健康
[装備]:コルト・パイソン(6/6)@現実
[道具]:基本支給品、予備弾数(18/18)、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本方針:このゲームで優勝して生き残る。
1:他の参加者を殺す、奴隷になるなら生かしてもいい。
2:ネズミは奴隷として利用する。
[備考]
※参戦時期はREBELルート死亡後。
【ネズミ@彼岸島 48日後...】
[状態]:精神的疲労(中)
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券
[思考・状況]
基本方針:死にたくない。
1:黒河くんに従って行動する。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。
[状態]:精神的疲労(中)
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券
[思考・状況]
基本方針:死にたくない。
1:黒河くんに従って行動する。
[備考]
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。
【スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券@現実】
ネズミの支給品。
スーパーファミコンを4000円安く購入できるクーポンである。
2003年9月30日にスーパーファミコンは生産を終了
2007年2月28日にニンテンドウパワーサービスを終了
同年10月31日にスーパーファミコンの修理受付終了
今では何の価値も無い券である。
ネズミの支給品。
スーパーファミコンを4000円安く購入できるクーポンである。
2003年9月30日にスーパーファミコンは生産を終了
2007年2月28日にニンテンドウパワーサービスを終了
同年10月31日にスーパーファミコンの修理受付終了
今では何の価値も無い券である。
ずり……ずり……
ケーキが動いたのは見間違えでは無かった。
ストロベリー&ラズベリーと呼ばれる、このウェディングケーキは
自立して行動し、周囲の人間達に危害を加える化け物だ。
なぜケーキが動き出した経緯は作ったノコック達すら分からない。
ただ一つ、分かっているのは……味は美味である。それだけだ。
ストロベリー&ラズベリーと呼ばれる、このウェディングケーキは
自立して行動し、周囲の人間達に危害を加える化け物だ。
なぜケーキが動き出した経緯は作ったノコック達すら分からない。
ただ一つ、分かっているのは……味は美味である。それだけだ。
【ストロベリー&ラズベリー@スーパーマリオRPG】
ネズミの支給品。
コックたちが作った2段のウェディングケーキのモンスターで
上の段がストロベリー、下の段がラズベリー。
ケーキが意志を持って動いたことについては、このケーキを作ったノコックたちも驚いており
何故怪物化したのかは不明。
技はストロベリーが「さぶざむ」、「しょうげきは」、「ダイヤモンドカッター」、「スイートソング」
ラズベリーが「すなあらし」と「かんけつせん」を使用してくる。
ネズミの支給品。
コックたちが作った2段のウェディングケーキのモンスターで
上の段がストロベリー、下の段がラズベリー。
ケーキが意志を持って動いたことについては、このケーキを作ったノコックたちも驚いており
何故怪物化したのかは不明。
技はストロベリーが「さぶざむ」、「しょうげきは」、「ダイヤモンドカッター」、「スイートソング」
ラズベリーが「すなあらし」と「かんけつせん」を使用してくる。