気持ちが悪いほど真赤な空に、古い建物と新しい建物が混在する歪な世界。
その一角で俺は決意する。
その一角で俺は決意する。
「殺し合いなんて絶対止めないと……
とりあえず、まずは他の人を探すか」
とりあえず、まずは他の人を探すか」
殺し合いという時点でアルティメギルの残党は絡んでいないだろうし、ここが異世界の可能性が高い以上、テイルレッドのことは誰も知らないかもしれない。
でもとりあえず変身したほうがいいと思った俺は、いつも通りに右拳を胸の前に構えるが――
でもとりあえず変身したほうがいいと思った俺は、いつも通りに右拳を胸の前に構えるが――
「テイルブレスが……ない!?」
テイルレッドに変身するための重要なアイテムが、俺の体から消えていた。
高校の入学式の日、トゥアールと出会ってからずっと右腕に付けてたのに!
というか、外れないから落とすとか無くすとかありえないはずだぞ!?
高校の入学式の日、トゥアールと出会ってからずっと右腕に付けてたのに!
というか、外れないから落とすとか無くすとかありえないはずだぞ!?
「まさか、盗られたのか!?」
あのメフィトとフィレスの二人、まさかトゥアールと同じくらいの科学技術があるのか!?
それでも念のためデイバッグの中を調べると、俺のテイルブレスはあっさり見つかった。
それでも念のためデイバッグの中を調べると、俺のテイルブレスはあっさり見つかった。
「……なんで一回没収したんだ?」
疑問に思いながらも、俺はとりあえずテイルブレスを右腕につける。
そして今度こそ変身しようとしたところで、視界に人が移った。
……変身するより先に、他の人と話しておいた方がいいか?
そう思った俺はその人をを呼び止める。
そして今度こそ変身しようとしたところで、視界に人が移った。
……変身するより先に、他の人と話しておいた方がいいか?
そう思った俺はその人をを呼び止める。
「おーい!」
俺が呼び止めると、向こうは特に何かをするわけでもなくこっちへやってきた。
段々近づいてくると、俺が呼び止めた相手が男なことが分かる。
この人デカい。身長が190以上あるんじゃないか。
そしてなぜか上半身裸で、まるで見せつけているかのようなすさまじい筋肉がそこにはあった。
段々近づいてくると、俺が呼び止めた相手が男なことが分かる。
この人デカい。身長が190以上あるんじゃないか。
そしてなぜか上半身裸で、まるで見せつけているかのようなすさまじい筋肉がそこにはあった。
「あの、もし良かったら俺と――」
「俺の名前は東堂葵」
「俺の名前は東堂葵」
俺が話しかけようとするが、それより早く目の前の男に自己紹介をされてしまった。
そして東堂……さんだよな? 年上っぽいし。
東堂さんはそのまま俺に問いかける。
そして東堂……さんだよな? 年上っぽいし。
東堂さんはそのまま俺に問いかける。
「お前、どんな女が好み(タイプ)だ?」
「はあ?」
「まあ聞け」
「はあ?」
「まあ聞け」
いきなり女の好みを聞かれて、俺は思わず唖然としてしまう。
だが東堂さんは俺の答えを予測、というか似たようなことが何度もあったのかよどみなく質問の意図を説明し始めた。
だが東堂さんは俺の答えを予測、というか似たようなことが何度もあったのかよどみなく質問の意図を説明し始めた。
「まず俺は殺し合いに乗つもりはない。しかし初対面のお前を信頼できるかは別だ。
一般人ならただ守るだけだが、お前は見た限りどうにも違うようだしな。
こんなデスゲームで絶対の信頼を置けるものなど知人くらいしかいないだろう。
だからこそ、お前がどういう人間かを知りたいというのが俺の本音だ」
一般人ならただ守るだけだが、お前は見た限りどうにも違うようだしな。
こんなデスゲームで絶対の信頼を置けるものなど知人くらいしかいないだろう。
だからこそ、お前がどういう人間かを知りたいというのが俺の本音だ」
一方的ではあるが、言いたいことは分かる。
要するに、俺を信頼できる証拠が欲しいということなんだろう。
でもそんなの証明する方法が――
要するに、俺を信頼できる証拠が欲しいということなんだろう。
でもそんなの証明する方法が――
「そこで性癖だ」
「何でだよ!?」
「何でだよ!?」
信頼と性癖になんの関係があるんだよ!?
「性癖にはソイツの全てが反映される。
性癖がつまらない人間は全てがつまらない」
性癖がつまらない人間は全てがつまらない」
分かるような分からないような理屈だ。
「だから問う。お前、どんな女が好み(タイプ)だ? 男でもいいぞ。
ちなみに俺は、尻(ケツ)と身長(タッパ)がデカい女がタイプです」
「そういうことなら……」
ちなみに俺は、尻(ケツ)と身長(タッパ)がデカい女がタイプです」
「そういうことなら……」
だが東堂さんの言い分は分かった。それならここは素直に答えよう。
……性癖、つまり好きな女の子タイプか。
……性癖、つまり好きな女の子タイプか。
「東堂さん。あなたを納得させられるかは分かりませんが、俺の答えは決まってます」
「ほう。聞かせてくれ」
「俺の名前は観束総二。そしてツインテールの女の子がタイプです」
「ほう。聞かせてくれ」
「俺の名前は観束総二。そしてツインテールの女の子がタイプです」
俺はこれまでいろんな性癖の持ち主と出会ってきた。
巨乳、貧乳、ぬいぐるみ、眼鏡。それ以外にも沢山。
だが俺の答えはこれしかない。
俺はツインテールの為なら、どんな困難にだって立ち向かえる。
異世界の敵と戦うことになったって、五感を消失したって、俺の思いは消えない。
そう
巨乳、貧乳、ぬいぐるみ、眼鏡。それ以外にも沢山。
だが俺の答えはこれしかない。
俺はツインテールの為なら、どんな困難にだって立ち向かえる。
異世界の敵と戦うことになったって、五感を消失したって、俺の思いは消えない。
そう
「俺のツインテールは――――永遠だ!」
俺は嘘偽りない思いを東堂さんにぶつけた。
これで拒絶されるなら、もう諦めるしかできない。
だがその心配は杞憂だった。
これで拒絶されるなら、もう諦めるしかできない。
だがその心配は杞憂だった。
「――観束。今日から俺達は、友達だ!」
なぜなら東堂さんは、涙を流しながら感激してくれているから。
良かった。これで同行はできそうだ。
良かった。これで同行はできそうだ。
「高田ちゃんはツインテールだからな。きっとお前もファンなんだろ?」
高田ちゃんが誰かは分からないが、どうにもツインテールらしい。
ツインテールなら俺が知らないわけがないから、やっぱり東堂さんは異世界人とみて間違いないな。
ツインテールなら俺が知らないわけがないから、やっぱり東堂さんは異世界人とみて間違いないな。
「じゃあ早速行きましょう。東堂さん。
後俺のことは下の名前で構いませんよ」
「了解した総二。だが俺達はもう友達だ、敬語はいらん。
俺がお前を舌の名前で呼ぶのなら、お前も下の名前で呼んでくれ」
「……ああ、分かったぜ葵!」
「おう!」
後俺のことは下の名前で構いませんよ」
「了解した総二。だが俺達はもう友達だ、敬語はいらん。
俺がお前を舌の名前で呼ぶのなら、お前も下の名前で呼んでくれ」
「……ああ、分かったぜ葵!」
「おう!」
こうして、俺と葵は行動を共にすることになった。
まずは俺と葵が異世界人であるということを説明しないといけないけど、信じてもらえるだろうか。
まずは俺と葵が異世界人であるということを説明しないといけないけど、信じてもらえるだろうか。
【観束総二@俺、ツインテールになります。】
[状態]:健康
[装備]:テイルブレス@俺、ツインテールになります。
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める
1:葵と行動する
3:葵は異世界の住人なんだな
[状態]:健康
[装備]:テイルブレス@俺、ツインテールになります。
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める
1:葵と行動する
3:葵は異世界の住人なんだな
※参戦時期は5巻終了以降です
【東堂葵@呪術廻戦】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:呪術師として、殺し合いには乗らない
1:総二と行動する
2:俺と総二は、友達だ!
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3
[思考・状況]
基本方針:呪術師として、殺し合いには乗らない
1:総二と行動する
2:俺と総二は、友達だ!
※参戦時期は虎杖と親友になった以降です
【テイルブレス@俺、ツインテールになります。】
観束総二に支給。
総二がテイルレッドに変身するための道具。
なお、本来なら総二以外には見えないようになっているが、このロワでは参加者なら見えるようになっている。
観束総二に支給。
総二がテイルレッドに変身するための道具。
なお、本来なら総二以外には見えないようになっているが、このロワでは参加者なら見えるようになっている。