―――これは証明だ
例えこの身が別のものになろうと、彼女を生かしてみせるという、証明だ
○ ○ ○
「あーはっはっはっはっはっ!!!」
紅の空に、狂った男の笑い声が響き渡る
如何にも人当たりの良さそうな男、だがその瞳は泥岩の如くどす黒く染まってる
如何にも人当たりの良さそうな男、だがその瞳は泥岩の如くどす黒く染まってる
「そうだった、やはりそうだった! 私はあんな所で倒されるはずの人間ではないのだっ!!」
男は欲望に貪欲で忠実である。自分の死の原因すら忘却せんとばかりに高笑うそれは、まさに悪魔
――故に、その男の運命はあっさりと決まった
――故に、その男の運命はあっさりと決まった
「――あ?」
一撃、その内に男の心臓は貫かれた
「……いったい、なに、が」
背後にいたのは、自身を貫いたのは、一見全く冴えない、眼鏡を掛けた青年の姿。それが、男の死の間際の光景であった
【キノコヴァンパイア@血と灰の女王 死亡】
○
「……どうやら、今の僕と同類だったみたいだね」
灰に溶け消えた男の残骸、遺灰物(クレイメン)に手を取り、それの飲み干した後
ついさっき支給品の力を以て吸血鬼となった青年、城崎充は赤く染まった満月を見上げる
ついさっき支給品の力を以て吸血鬼となった青年、城崎充は赤く染まった満月を見上げる
彼の脳内に巡る思考はただ一つ、あの状況下で一人残してしまった想い人、阿刀田初音の事
城崎充は人殺しになった。過酷な環境下でその手を血に染め、後戻りできなくなった彼女のために。アイドル、阿刀田初音のファン、城崎充として、全てを彼女に捧げると決めたのだから
城崎充は人殺しになった。過酷な環境下でその手を血に染め、後戻りできなくなった彼女のために。アイドル、阿刀田初音のファン、城崎充として、全てを彼女に捧げると決めたのだから
意識が覚めたと同時に確認したのは支給品。そしてその中に入っていたのは富士山の火山灰。説明書を読んで、少し迷った後、―――浴びた
そしてついさっきの男、名前はわからなかったけど吸血鬼だったのだろう。そいつを殺した。見るからして殺し合いに乗ってそうだったから殺した
人間だった頃よりも、殺しに抵抗がなくなっている。いや、吸血鬼に、人間じゃなくなったからか
「……もしも、今の姿、初音ちゃんに見られたら、流石に嫌われそうかな」
自嘲気味に、自らの影姿を見て、笑う。まさに化け物だ。こんな姿、愛しの彼女に見せられないや、と。でも
「でも、仕方ないよね。だって僕は、もう一度初音ちゃんと会いたいから」
吸血鬼となった青年は、紅の夜に紛れ消える。彼が望むはたった一人の少女の輝き。彼女の人生。今の彼は、自らの欲望のためなら、何ら躊躇いもなく他者を蹂躙するだろう
【城崎充@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】
[状態]:健康、高揚、吸血鬼化
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2
[思考・状況]
基本:殺して、生き残って、初音ちゃんの元へ
1:今の僕の姿、初音ちゃんが見たら怖がるだろうなぁ
[備考]
※参戦時期はエピソードB死亡後
※吸血鬼になりました。固有能力は後続の書き手におまかせします
[状態]:健康、高揚、吸血鬼化
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2
[思考・状況]
基本:殺して、生き残って、初音ちゃんの元へ
1:今の僕の姿、初音ちゃんが見たら怖がるだろうなぁ
[備考]
※参戦時期はエピソードB死亡後
※吸血鬼になりました。固有能力は後続の書き手におまかせします
【富士山の火山灰@血と灰の女王】
城崎充に支給。富士山の大噴火によって噴出した火山灰。原因は不明であるが、この灰を浴びた者は人智を超えた力の持ち主――ヴァンパイアへと成る事ができる
城崎充に支給。富士山の大噴火によって噴出した火山灰。原因は不明であるが、この灰を浴びた者は人智を超えた力の持ち主――ヴァンパイアへと成る事ができる