本作の執筆に当たり、一次創作者キャラである黒巻氏から各種設定を拝借しており、
設定展開等に関し左右者による改変を含めております。以上ご了承の上、ご拝読下さい。
設定展開等に関し左右者による改変を含めております。以上ご了承の上、ご拝読下さい。
死の満月は都を赤く照らし、影は黒く、世界は沈黙す
「全く、忌々しいわね」
沈黙の都に、そう苛立ちを隠さずに台詞を吐き捨てる少女が一人
靡くロングテールは宛ら雷光の如く金色に煌めき、エメラルドグリーンの瞳は諸悪の根源たる天空に座す塔、そこにいる悪魔たちを見据えている
靡くロングテールは宛ら雷光の如く金色に煌めき、エメラルドグリーンの瞳は諸悪の根源たる天空に座す塔、そこにいる悪魔たちを見据えている
無限の可能性、数多に在る平行世界の街の一つ、明魔街。異能者たちが集う学園、そこで生徒会副会長を担う雷拳舞踏の乙女、名は織坂(おりさか) 雷華(らいか)
「……よくもまあ、あんな真似を」
雷華の心の内に燻るのは殺された少女の無念と、メフィスとフェレス二人の悪魔に対する怒り
彼女とて隠れた戦闘好きではあり、特に殴り合いのインファイトを好む質の人物だ。学園では清廉潔白のイメージが先行しがちではあるが、それは生徒会副会長としての立場もあってだ
だが、これは違う、爽快な殴り合いとは違う、血腥い残酷な殺し合い。副会長という立場の使命感もあってだが、こんな事は到底許せるはずも無いのだ
彼女とて隠れた戦闘好きではあり、特に殴り合いのインファイトを好む質の人物だ。学園では清廉潔白のイメージが先行しがちではあるが、それは生徒会副会長としての立場もあってだ
だが、これは違う、爽快な殴り合いとは違う、血腥い残酷な殺し合い。副会長という立場の使命感もあってだが、こんな事は到底許せるはずも無いのだ
「……許せない。けれど」
怒りにて握り込む拳、だが自分がやれることなどたかが知れているのは彼女とて承知だ。時には相手を文字通り病院送りにした経験もある。その手の荒事には慣れているとはいえ、「人を殺す」という事、彼女はそれに手を出したことは未だ無い
「ええ。ええ分かっているわ織坂雷華。ここが今までの戦いとは違う事なんて」
自分に言い聞かせるように、目を瞑る。悪鬼悪辣、如何にも悍ましき屍山血河の舞台。ただの人なら恐怖のあまり身を竦むだろう
が、彼女は異能が日常である世界の、無限の可能性から生れ出た者。これくらいので怯んでどうする?
が、彼女は異能が日常である世界の、無限の可能性から生れ出た者。これくらいので怯んでどうする?
「……やってやろうじゃないの」
目を見開き、覚悟を決める
雷(いかづち)の華は、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、殺し合いになど負けない。何れその手を本当に意味で血で穢れたとしても
進むは修羅の道、可能性の断崖。最果ての地、天国でも地獄でもない場所にて、その意志も決意もまた、華の如く、雷のごとく
雷(いかづち)の華は、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、殺し合いになど負けない。何れその手を本当に意味で血で穢れたとしても
進むは修羅の道、可能性の断崖。最果ての地、天国でも地獄でもない場所にて、その意志も決意もまた、華の如く、雷のごとく
【織坂雷華@MUGEN】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:殺し合いを止める
1:思いを同じとする参加者を探す
2:とりわけ一般人の保護を最優先
3:殺し合いに乗る連中はなるべく無力化
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:殺し合いを止める
1:思いを同じとする参加者を探す
2:とりわけ一般人の保護を最優先
3:殺し合いに乗る連中はなるべく無力化