「な、なんという...!」
小太りの中年、彩南高校の校長はわなわなと身体を震わせていた。
仮にも彼はイチ教師である。
当然、この理不尽な殺し合いに怒りを覚えて
仮にも彼はイチ教師である。
当然、この理不尽な殺し合いに怒りを覚えて
「なんという素晴らしいプレゼンツ!ムホー、みなぎってきましたぞォォォォォ!」
...訂正しよう。確かにこの殺し合いに怒りや恐怖といった人並みの感情は抱いていた。
だが、彼に配られた支給品である成人向け雑誌、所謂アダルトな本(オブラートな言い方をしなければエロ本)。
これを見た瞬間、彼のほとばしる熱いパトスは治まるところを知らなかった。
だが、彼に配られた支給品である成人向け雑誌、所謂アダルトな本(オブラートな言い方をしなければエロ本)。
これを見た瞬間、彼のほとばしる熱いパトスは治まるところを知らなかった。
「これは服など着ている場合ではありませんぞ!いざ、いざ、いざああああああ!!」
バサリ、と音を立て服が空を舞い、あっという間にトランクス一丁のあられもない姿になる校長。
その中年特有のだらしなく肥えた身体つきが惜しみなく晒されるが彼には関係の無いこと。
その中年特有のだらしなく肥えた身体つきが惜しみなく晒されるが彼には関係の無いこと。
「むひょおおおおおおおおおおおお!!!」
己の欲望に従い、男の孤独な戦いが始まった。
□
「ふぅ...」
数十分後、なにかをやり遂げた顔で吐息を漏らす校長。
彼の周囲には丸まったティッシュが幾つも転がっていた。
彼の周囲には丸まったティッシュが幾つも転がっていた。
「さて。そろそろ行動しなければ」
己に燻っていたモノを発散しきった校長はこれからの行動を考える。
日々、金色の闇やその他女生徒に跳びかかりその都度に撃退されているため多少の痛みは屁でもないものの、やはり彼とて命は惜しい。
かといって、流石に人を殺すつもりはないため、できれば何事も無く脱出し彩南町に帰りたい。
日々、金色の闇やその他女生徒に跳びかかりその都度に撃退されているため多少の痛みは屁でもないものの、やはり彼とて命は惜しい。
かといって、流石に人を殺すつもりはないため、できれば何事も無く脱出し彩南町に帰りたい。
そのためにはどうにかして協力者を得たいが...
「あの、すみません」
「むほぉ!?」
「むほぉ!?」
背後より突如かけられた声。
校長は思わず身体をビクリと跳ねあげつつ振り返る。
立っていたのは、薄いシャツと下半身を包むジャージという見る者に体育教師という印象を与える爽やかな青年だった。
校長は思わず身体をビクリと跳ねあげつつ振り返る。
立っていたのは、薄いシャツと下半身を包むジャージという見る者に体育教師という印象を与える爽やかな青年だった。
「僕は教育実習生の神谷と言います。あなたの名は?」
「わ、ワシは彩南高校の校長ですぞ」
「校長先生ですか!よかった、あなたみたいな人なら安全だ」
「わ、ワシは彩南高校の校長ですぞ」
「校長先生ですか!よかった、あなたみたいな人なら安全だ」
神谷と名乗った青年は、ニコリと笑みを浮かべ握手を求める。
その好青年さる姿に、校長もまた思わず安堵し握手を返した。
その好青年さる姿に、校長もまた思わず安堵し握手を返した。
それから、ここが学校らしいことを認識した二人は、誰か生徒がいないものかと校内を周りはじめた。
「教育実習生らしいが調子はどうだね」
「いやあ、まだまだ生徒が怖くて」
「いやあ、まだまだ生徒が怖くて」
普段のテンションからは考えられない程紳士然とした態度をとる校長。
当然だ。
彼が興奮し変態するのは好みの美少女や美女相手のみであり、その気がない相手には普通の態度をとっている。
興味が無ければ暴走する必要もないからだ。
当然だ。
彼が興奮し変態するのは好みの美少女や美女相手のみであり、その気がない相手には普通の態度をとっている。
興味が無ければ暴走する必要もないからだ。
そんな教師として真っ当な会話をしつつやがて辿りついたのは空き教室。
促されるように校長は教室へ足を踏み入れ、後から入った神谷はゆっくりと扉を閉めた。
「君のように若い先生が教育に携わってくれるのは嬉しいことでね。期待しておりますぞ、神谷君」
背を向けながら、校長はそんな上辺半分な言葉を投げかける。
そんな校長は神谷の向ける視線に気が付かない。
そんな校長は神谷の向ける視線に気が付かない。
「校長先生」
突然の呼びかけに思わず振り返る。
瞬間、校長の時は静止した。
立っていたのは、己のイチモツを露出させ熱い視線をぶつけてくる神谷だった。
「きみ...」
「あなたに一目ぼれしました。抱いてください」
「あなたに一目ぼれしました。抱いてください」
神谷は校長から目を逸らさず、シャツをまくり上げ乳首を見せつける。
「オレ、ホモなんです。先生のヒゲや豊満な体つきを見ればオレは迷わず裸になれます。それに、あの散乱したティッシュ。あなたも性欲を持て余していたんでしょう。オレの推測はまちがってますか?」
「神谷くん...」
□
俺の名は浦上。
ちょいと遊び過ぎて指名手配犯になっちまった死刑囚だ。
今はあの妙なガキ共の開いた殺し合いに参加させられているところだ。
ちょいと遊び過ぎて指名手配犯になっちまった死刑囚だ。
今はあの妙なガキ共の開いた殺し合いに参加させられているところだ。
当然ながら俺はこの殺し合いに乗った。
理由なんざ決まってる。なんでも願いを叶えるってのは魅力的だし、なにより俺の欲求を満たしやすい環境なんだ。断る必要がねえ。
理由なんざ決まってる。なんでも願いを叶えるってのは魅力的だし、なにより俺の欲求を満たしやすい環境なんだ。断る必要がねえ。
目を覚ました俺はさっそく獲物を探すため近くにあった学校へと潜入。
ガキや素人はまずこういった目ぼしいとこを目指しやすいが、ビンゴ。
ガキや素人はまずこういった目ぼしいとこを目指しやすいが、ビンゴ。
校庭の砂利には二人分の足跡が残されていた。
ご丁寧にその足跡は校舎の方にまで続いていた。
ご丁寧にその足跡は校舎の方にまで続いていた。
さてどんな遊びをしてやろうかと考えつつ俺は校舎へと足を進める。
男だったらどこをどうやって解体してやろうか。
ガキか女だったら殺しながら穴という穴を犯しつくしてやろうか。
男だったらどこをどうやって解体してやろうか。
ガキか女だったら殺しながら穴という穴を犯しつくしてやろうか。
気配を殺しつつ進んでいた俺に、ギシッ、ギシッとなにかが軋むような音が届いた。
(こんなところでヤッてんのか。お盛んだねえ)
以前、自衛隊の奴らがバケモノ共を襲撃した際にも暢気に盛ってたヤツらがいた。
人間はこういう事態の最中では興奮しやすい。俺も経験はある。
多少の緊張感があった方が燃えるってのは解らないでもないが、運のない奴らだ。
それが原因で俺に殺されることになるんだからよ。
人間はこういう事態の最中では興奮しやすい。俺も経験はある。
多少の緊張感があった方が燃えるってのは解らないでもないが、運のない奴らだ。
それが原因で俺に殺されることになるんだからよ。
中の得物はどんなプレイをお楽しみなのか。
ギリギリまで窓に近づき、気取られないよう姿を隠しつつこっそりと中を除く。
ギリギリまで窓に近づき、気取られないよう姿を隠しつつこっそりと中を除く。
俺は絶句しちまったね。
なんせ、健康そうな若い男が醜い肢体の中年を犯してたんだからよ。
■
「校長先生...!」
『か、神谷くん!』
『か、神谷くん!』
俺が腰を動かす度に、校長先生の甘い喘ぎが漏れる。
『お、おおう...!』
「ああ...」
「ああ...」
校長先生の紅潮した頬に、吐息に、俺は思わずうっとりとした表情を浮かべてしまう。
それに呼応したかのように、俺のパトスは更に熱さを帯びた。
その穴の湿り、加齢臭、先端から漏れる雄の匂い...
校長先生の全てが俺にとっての媚薬なのだ。
それに呼応したかのように、俺のパトスは更に熱さを帯びた。
その穴の湿り、加齢臭、先端から漏れる雄の匂い...
校長先生の全てが俺にとっての媚薬なのだ。
ふと、何者かの視線を感じ俺は顔を上げた。
そのもとは窓の向こう側。
坊主頭の男が俺たちに熱い視線をぶつけてくる。
なんだい。あんたも俺たちに混ざりたいのか。
だがもう少し待ってな。いまは校長先生をたっぷり味わいたいんだ。
終わったらあんたも一緒に楽しも―――
そのもとは窓の向こう側。
坊主頭の男が俺たちに熱い視線をぶつけてくる。
なんだい。あんたも俺たちに混ざりたいのか。
だがもう少し待ってな。いまは校長先生をたっぷり味わいたいんだ。
終わったらあんたも一緒に楽しも―――
『か、神谷、くん...!』
息も絶え絶えに、校長先生は俺に縋り付く。
ああ、すまないな校長先生。
いまはあんただけを―――
ああ、すまないな校長先生。
いまはあんただけを―――
『ワシを殺してくれ』
思わず俺の腰が止まる。
『ワシはこんな快感を味わったことはなかった。こんな絶頂のまま死ねるなら―――それがいい』
俺は耳を疑った。
だってそうだろ?俺の惚れた男が、俺の手で死にたいなんて言うんだぜ。
勿論、俺だって殺すこと自体嫌なモンさ。
だってそうだろ?俺の惚れた男が、俺の手で死にたいなんて言うんだぜ。
勿論、俺だって殺すこと自体嫌なモンさ。
『早く...ワシを...!』
けれど。
愛しているからこそ、その願いを叶えてやるべきではないだろうか。
それが男というものではないのか。俺は、そう思う。
愛しているからこそ、その願いを叶えてやるべきではないだろうか。
それが男というものではないのか。俺は、そう思う。
「...校長先生」
俺は、そっと先生の首に手をかけた。
□
オイオイオイオイ、マジかよ。
なんたってこんな醜いデブとの交尾なんざ見せつけられなくちゃならねーんだよ。
いくら俺でもあんな中年のデブを抱きたくなんかねえぞ。
しかも掘ってる方も若いっちゃ若いがあの新一とかいうガキみてえな可愛い顔じゃなくてどちらかといえば男臭い感じだしよ。
ったく。汚いモン見せられて気分が萎えちまったぜ。今回はズラか...
なんたってこんな醜いデブとの交尾なんざ見せつけられなくちゃならねーんだよ。
いくら俺でもあんな中年のデブを抱きたくなんかねえぞ。
しかも掘ってる方も若いっちゃ若いがあの新一とかいうガキみてえな可愛い顔じゃなくてどちらかといえば男臭い感じだしよ。
ったく。汚いモン見せられて気分が萎えちまったぜ。今回はズラか...
ん?デブの方がなんか抗議し始めたな。
「やめてくれ、ワシにこんな趣味はない!」
なにぃ?
...ってことは、あの男はデブを無理やり犯してる訳か。
物好きにもほどがあんだろ。
...ってことは、あの男はデブを無理やり犯してる訳か。
物好きにもほどがあんだろ。
「こ、こんな状況できみはなにを...」
「この野郎、恥かかせやがって!」
「この野郎、恥かかせやがって!」
デブの抗議に男の方が激昂し、デブの首を絞めはじめた。だが腰はずっと動かしてやがる。
デブがいくらもがこうが男は関係ない。己の快楽にのみしか興味が無いようだ。
次第にデブの抵抗も弱まっていき、やがてパタリと地面に手が落ちる。
デブがいくらもがこうが男は関係ない。己の快楽にのみしか興味が無いようだ。
次第にデブの抵抗も弱まっていき、やがてパタリと地面に手が落ちる。
同時に。
「うおおーーーーっ!!」
どうやら二人同時に逝っちまったらしい。
...なんなんだあいつは。
流石のオレもあんな狂人は相手にしたくない。ここはズラか...
ゲッ、目が合っちまった。
■
「はぁ、はぁ...」
校長先生の首から手を離す。
殺ってしまった。
俺はこの手で惚れた男の命を奪ってしまったのだ。
殺ってしまった。
俺はこの手で惚れた男の命を奪ってしまったのだ。
校長先生の頼みは断ろうと思えば断れたかもしれない。
「そんなことしなくても、校長先生と一緒に殺し合いから脱出して最高の快楽を味あわせてあげますよ」と言うことはできたはずだ。
だが俺はしなかった。
...もしかしたら俺は、心の底では初めての命を奪いながらの交わりに期待していたのかもしれない。
「そんなことしなくても、校長先生と一緒に殺し合いから脱出して最高の快楽を味あわせてあげますよ」と言うことはできたはずだ。
だが俺はしなかった。
...もしかしたら俺は、心の底では初めての命を奪いながらの交わりに期待していたのかもしれない。
そんな己に芽生えているかもしれない残虐性に怯えたが、しかし校長先生の安らかな顔を見ていればその恐怖も薄まった。
校長先生。あなたはこんな俺を許してくれるんですね。
とにかく、いまは生き残ることを考えなければ。
俺は殺人鬼じゃない。もうあんな交わりは頼まれない限りごめんだ。
さっきから覗いている坊主頭の男に弁解しなければ。
そんな想いで顔をあげると、坊主頭の男と視線があった。
彼は一目散に逃げ出した。殺人現場を見てしまったのだから当然だ。
俺は殺人鬼じゃない。もうあんな交わりは頼まれない限りごめんだ。
さっきから覗いている坊主頭の男に弁解しなければ。
そんな想いで顔をあげると、坊主頭の男と視線があった。
彼は一目散に逃げ出した。殺人現場を見てしまったのだから当然だ。
「待ってくれ!」
俺の呼びかけも彼には届かない。
クソッ、どうにか誤解を解かなければ。
クソッ、どうにか誤解を解かなければ。
俺は急いでジャージを履き直し彼の後を追う。
教室を出る際に校長先生を一瞥し、後ろ髪を引かれる想いで俺は教室をあとにした。
□
誰もいなくなった無人の教室。
そこに残されのは、肛門から白い粘液が溢れ、顔を苦痛に歪めた中年の男の死体だけだった。
【校長@TOLOVEる 死亡】
【一日目/高校】
【神谷@教育実習生絶頂す】
[状態]:健康(無自覚の精神不安定)
[装備]:
[道具]:不明支給品1〜3
[思考・行動]
基本方針:石井先生を探す。殺し合いには乗らない。
0:さっき見ていた男(浦上)を探す【犯す】。
1:女は放っておきたいが...
[状態]:健康(無自覚の精神不安定)
[装備]:
[道具]:不明支給品1〜3
[思考・行動]
基本方針:石井先生を探す。殺し合いには乗らない。
0:さっき見ていた男(浦上)を探す【犯す】。
1:女は放っておきたいが...
※他の男性参加者になにかと難癖をつけてホモ認定し抱きたがります。
【浦上@寄生獣】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:不明支給品1〜3
[思考・行動]
基本方針:殺し合いに乗る。
0:神谷から逃げる。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:不明支給品1〜3
[思考・行動]
基本方針:殺し合いに乗る。
0:神谷から逃げる。