「――気に食わぬ。何故余がこのような下らぬ催しに巻き込まれなければならぬのだ」
赤に染まる平安京の空の下、黒衣の男が苛立ちの言葉を吐き捨てそこに立っていた
男の名はベルゼバブ。空の世界において、『星の民』と呼ばれた種族の一人
男の名はベルゼバブ。空の世界において、『星の民』と呼ばれた種族の一人
「だが、手段はわからぬがあの封印から余を開放し、ここまで連れてきた連中の力は興味深い」
彼の最後の記憶、それは特異点とその仲間たちとの戦闘中、特異点の仲間の一人である錬金術師カリオストロの策によって星晶獣封じの結界によって次元の狭間に封印された時だ
もっとも、それは狡知の堕天司ベリアルによって仕掛けられた策であり、戦場となっていた実験場にあった資料に細工をし、それを特異点達に気づかせるというなんとも遠回しなやり方であった
だが、仮にも星晶獣を封印出来る結界から、自身に気づかれずにここまで連れ去るなど、余りにも不可解だ
もっとも、それは狡知の堕天司ベリアルによって仕掛けられた策であり、戦場となっていた実験場にあった資料に細工をし、それを特異点達に気づかせるというなんとも遠回しなやり方であった
だが、仮にも星晶獣を封印出来る結界から、自身に気づかれずにここまで連れ去るなど、余りにも不可解だ
「……狡知とルシファー、特異点どもはおらぬか。いや、もしかすれば余と同じく呼ばれている可能性もあるな」
だが、この考察がもし事実だとすれば、最低でも想定出来る相手は天司長か高位の星晶獣に引けを取らない、もしくはそれすら凌駕した存在だと考えられる
――だが、それがどうした?
――だが、それがどうした?
逆を言えば、ルシファーや特異点に類する参加者が多数呼ばれている可能性があるかもしれないということだ。ならばベルゼバブにとっては好都合である。その参加者を、あわよくば主催共の力を手に入れ、今度こそ全てを超える存在として世界に君臨することだ
だがその前に最初に邪魔となるのはこの自身に課せられた首輪の存在だ。これがある以上忌まわしいことに反抗は不可能。故に
「まず手始めに羽虫どもの首輪を手に入れたい所か。それに、誰を殺すにしろ、会うやもしれぬ異世界の人間の実力とやらも確かめておくことも、な」
まずは首輪のサンプルだ。解除のためにはまずこれ以外の実物を調べる必要がある。どちらにしろ他の参加者を殺す必要性があるがそれは些細な問題だ
それに、もし仮にルシファーや特異点らがここに来ていると仮定して、やつらもまた同じように首輪を嵌められ、その力を制限させられている可能性がある
特異点はまだしもルシファーの実力はベルゼバブ自身が一番知っている。狡知との激闘の傷が響いていたとはいえ一撃で瀕死に持っていかれた。
もしルシファーがいると仮定し、やつを打ち倒すならば早々に自身の首輪を外し、奴の首輪が外れる前に奴を仕留める他ない。もし奴の首輪がすでに外れているのであれば、その時は力を蓄え、万全の状態を持って挑み仕留めればいい
それに、もし仮にルシファーや特異点らがここに来ていると仮定して、やつらもまた同じように首輪を嵌められ、その力を制限させられている可能性がある
特異点はまだしもルシファーの実力はベルゼバブ自身が一番知っている。狡知との激闘の傷が響いていたとはいえ一撃で瀕死に持っていかれた。
もしルシファーがいると仮定し、やつを打ち倒すならば早々に自身の首輪を外し、奴の首輪が外れる前に奴を仕留める他ない。もし奴の首輪がすでに外れているのであれば、その時は力を蓄え、万全の状態を持って挑み仕留めればいい
「待っているが良い、メフィスとフェレスとやら。最後に頂点に立つのは、このベルゼバブなのだからな!」
紅天にて、蝿の王の声が、高らかに鳴り響いた
【ベルゼバブ@グランブルーファンタジー】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考]
基本:他の参加者も主催をも打ち倒し、今度こそ全てを超える存在として世界に君臨する
1:まずは首輪のサンプルが欲しいところだ
2:もしルシファーや狡知、特異点等がこの会場にいた場合の対策も取らねばならぬ
[備考]
※参戦時期はカリオストロに封印された後
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考]
基本:他の参加者も主催をも打ち倒し、今度こそ全てを超える存在として世界に君臨する
1:まずは首輪のサンプルが欲しいところだ
2:もしルシファーや狡知、特異点等がこの会場にいた場合の対策も取らねばならぬ
[備考]
※参戦時期はカリオストロに封印された後