ある参加者……いや、八将神のひとりが平安京で暴れ狂っていた。
姿は眼鏡の奇妙な和服を着た女子高生。だが刀を振るうたびに、周囲の大地は裂け、建物は粉砕される。
乱雑に刀を振り回すだけで例えビルであろうと紙くずのように裂けるであろう圧倒的な存在。とてつもない破壊の意思。
容姿こそ一般的な女子のそれだが、中身は違う。
これぞ八将神としてよばれた暴走する魂。
その名は……平家の巨人、平清盛。
奇しくも元の世で宿敵たる源義経が使っていた鞍馬の剣と同じ、豹尾神の名を今や冠している。
姿は眼鏡の奇妙な和服を着た女子高生。だが刀を振るうたびに、周囲の大地は裂け、建物は粉砕される。
乱雑に刀を振り回すだけで例えビルであろうと紙くずのように裂けるであろう圧倒的な存在。とてつもない破壊の意思。
容姿こそ一般的な女子のそれだが、中身は違う。
これぞ八将神としてよばれた暴走する魂。
その名は……平家の巨人、平清盛。
奇しくも元の世で宿敵たる源義経が使っていた鞍馬の剣と同じ、豹尾神の名を今や冠している。
しかし、彼の存在がなぜ女性の姿なのか。
平清盛は女性だった、などというふざけた事実があるわけではない。
元の世界で彼は、女子高生の肉体をよりしろとして魂を入れられたのだ。
そのまま彼は主催の手でさらわれた……
平清盛は女性だった、などというふざけた事実があるわけではない。
元の世界で彼は、女子高生の肉体をよりしろとして魂を入れられたのだ。
そのまま彼は主催の手でさらわれた……
が、ここに誤算があった。
蘇った平清盛は、その場においても元々暴走状態にあった。
そのため、実のところ魂を捻じ曲げられようと一切が元と大差ない状態であり、これ幸いとただの参加者ではなく八将神として据えられたのだ。
そこまでは良い。
だが、もうひとつ。その暴走状態が曲者だったのだ。つまり……
蘇った平清盛は、その場においても元々暴走状態にあった。
そのため、実のところ魂を捻じ曲げられようと一切が元と大差ない状態であり、これ幸いとただの参加者ではなく八将神として据えられたのだ。
そこまでは良い。
だが、もうひとつ。その暴走状態が曲者だったのだ。つまり……
「めしはまだかいのう?」
彼の息子、平知盛いわく――
『父上は頭のネジがぶっとんでしまったのだーっ』
死の直前。牛若丸(源義経)の悪夢をみた清盛は……その魂魄が転身した際、ショックで頭がボケてしまっていたのだ。
そんな状態で更に魂を捻じ曲げられこの平安京に連れてこられたせいで、完全に清盛はボケ老人状態の「清盛ちゃん」で固定されてしまった……!
『父上は頭のネジがぶっとんでしまったのだーっ』
死の直前。牛若丸(源義経)の悪夢をみた清盛は……その魂魄が転身した際、ショックで頭がボケてしまっていたのだ。
そんな状態で更に魂を捻じ曲げられこの平安京に連れてこられたせいで、完全に清盛はボケ老人状態の「清盛ちゃん」で固定されてしまった……!
「誰がもうろくじじいじゃーっ!」
誰もそんなことは言っていない。
だが、元の世界でそうだったように清盛ちゃんはわけがわからぬまま、平家の魂を呼び出した鬼一法眼が用意していた古刀を握り、圧倒的な英霊にふさわしい魂でメチャクチャに振り回す。
「ヨーシコーッ」
誰だよ。
このまま平安京は一人のボケた英霊の手で早くも灰燼に帰すと思われた……その時。
「スイーツ!」
ピロリロリッ♪
気の抜けた音が周囲にしたと思うと、突如清盛ちゃんが破壊活動をやめ、刀をおろして叫ぶ。
誰もそんなことは言っていない。
だが、元の世界でそうだったように清盛ちゃんはわけがわからぬまま、平家の魂を呼び出した鬼一法眼が用意していた古刀を握り、圧倒的な英霊にふさわしい魂でメチャクチャに振り回す。
「ヨーシコーッ」
誰だよ。
このまま平安京は一人のボケた英霊の手で早くも灰燼に帰すと思われた……その時。
「スイーツ!」
ピロリロリッ♪
気の抜けた音が周囲にしたと思うと、突如清盛ちゃんが破壊活動をやめ、刀をおろして叫ぶ。
「ワシ、甘いものが食べたーいっっ!!!」
「ほーれ柏餅ですよ」
「おおすまんのう」
どこからともなく出された柏餅を食べ、お茶をすすり始める清盛ちゃん。しばらくすると眠くなってきたのか、すうすうと寝息を立てはじめた。
瓦礫まみれの中で目の前に寝るきわどい格好の女性を見て、変な金髪をしたホクロの男、魔法使いメレブはどうしようと悩む。
清盛ちゃんの破壊行動を止められたのはこの男の呪文、甘いものを食べたくなって隙だらけになるという「スイーツ」のせいだった。
元々メレブの呪文は迂遠だったり奇妙な結果を出す代わりに、人であろうとあるまいと、別の法則(ゲーム)の存在だろうとお構いなしに効果があった。
魂を捻じ曲げられた存在が相手だろうと例外ではなかったのである。
「おおすまんのう」
どこからともなく出された柏餅を食べ、お茶をすすり始める清盛ちゃん。しばらくすると眠くなってきたのか、すうすうと寝息を立てはじめた。
瓦礫まみれの中で目の前に寝るきわどい格好の女性を見て、変な金髪をしたホクロの男、魔法使いメレブはどうしようと悩む。
清盛ちゃんの破壊行動を止められたのはこの男の呪文、甘いものを食べたくなって隙だらけになるという「スイーツ」のせいだった。
元々メレブの呪文は迂遠だったり奇妙な結果を出す代わりに、人であろうとあるまいと、別の法則(ゲーム)の存在だろうとお構いなしに効果があった。
魂を捻じ曲げられた存在が相手だろうと例外ではなかったのである。
メレブは目の前の眠っている女性に対してどうしたものかと悩む。殺し合いでいきなり最大の爆弾が転がり込んだに等しいのだが、八将神のことを知らないただの参加者であるメレブにとっては同じく巻き込まれた変な暴れる女性に過ぎなかった。
「うーむ見た感じ若年性の認知症だろうか。この分だと平時はさぞ凄腕の剣士だったのだろうがまさかボケてしまうとは不憫な」
「うーむ見た感じ若年性の認知症だろうか。この分だと平時はさぞ凄腕の剣士だったのだろうがまさかボケてしまうとは不憫な」
合っているんだか間違ってるんだかわからない変な同情と考察をメレブがしていると、ふと清盛ちゃんが唐突に目覚めメレブを見て一言。
「ヨシオくん、どうした?」
「うむ、ヨシオではない。ヨシオではないからな? ヨシヒコみたいで名前が被るからやめてくれないかな」
メレブのツッコミを聞いているんだかいないんだかと言った状態で、清盛ちゃんは「メシはまだかいのー!」と叫ぶ。
刀を地面に杖のように突きさしてカクカクと変な動きでメレブの元に来る清盛ちゃん。
「うーん……これって……その……オレ介護要員?」
そのようである。
「ヨシオくん、どうした?」
「うむ、ヨシオではない。ヨシオではないからな? ヨシヒコみたいで名前が被るからやめてくれないかな」
メレブのツッコミを聞いているんだかいないんだかと言った状態で、清盛ちゃんは「メシはまだかいのー!」と叫ぶ。
刀を地面に杖のように突きさしてカクカクと変な動きでメレブの元に来る清盛ちゃん。
「うーん……これって……その……オレ介護要員?」
そのようである。
八神将・清盛ちゃん(ボケ状態)が仲間に加わった!
「なってどうするんだこれ……?」
「あ? あ?」
「耳遠いし……」
「なってどうするんだこれ……?」
「あ? あ?」
「耳遠いし……」
【メレブ@勇者ヨシヒコと導かれし七人】
[状態]健康、困惑
[装備]杖@勇者ヨシヒコと導かれし七人
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[行動方針]
基本方針:殺し合いの打倒
1:とりあえずこの若年性認知症と思われるさすらいの凄腕剣士らしき女子をどうしよう。
2:オレの呪文で誘導するしかないのか……?
[備考]
参戦時期は魔王ゲルゾーマとの戦いで死ぬ前です。
基本的に1期〜3期の呪文は大体使える状態。
[状態]健康、困惑
[装備]杖@勇者ヨシヒコと導かれし七人
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜3
[行動方針]
基本方針:殺し合いの打倒
1:とりあえずこの若年性認知症と思われるさすらいの凄腕剣士らしき女子をどうしよう。
2:オレの呪文で誘導するしかないのか……?
[備考]
参戦時期は魔王ゲルゾーマとの戦いで死ぬ前です。
基本的に1期〜3期の呪文は大体使える状態。
【八将神枠】
【清盛ちゃん@義経ちゃん剣風帖】
[状態]ボケ老人、徘徊、暴走
[装備]古刀@義経ちゃん剣風帖
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜1
[行動方針]
基本方針:甘いものが食べたいのう
1:ヨシオさん飯はまだかいの?
2:ぐーぐー
[備考]
改竄によって八将神として魂がねじ曲がったせいで、逆に原作のボケて暴走してる状態に固定されてしまっています。
このため上手く八将神としても働いていません。
周囲は破壊活動で瓦礫の山です。
【清盛ちゃん@義経ちゃん剣風帖】
[状態]ボケ老人、徘徊、暴走
[装備]古刀@義経ちゃん剣風帖
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜1
[行動方針]
基本方針:甘いものが食べたいのう
1:ヨシオさん飯はまだかいの?
2:ぐーぐー
[備考]
改竄によって八将神として魂がねじ曲がったせいで、逆に原作のボケて暴走してる状態に固定されてしまっています。
このため上手く八将神としても働いていません。
周囲は破壊活動で瓦礫の山です。