「先に逝く、せいぜい頑張れ」
出血が止まらない感覚を感じ、自分の死を確信しながら、目の前の敵にそう言い放ったと同時に、俺の意識は途切れた。
他にできる事が無かったとはいえ、俺の人生はそこで───悔いを抱いたまま、終わる筈だった。
他にできる事が無かったとはいえ、俺の人生はそこで───悔いを抱いたまま、終わる筈だった。
「…ここ、は…」
意識を失っていた青年、伏黒恵は目を覚ます。
(俺は…魔虚羅を呼んで、それから…待てよ、今俺が生きてるって事は…あのクソ野郎が魔虚羅を倒したって事なのか…!?
つーか何処だよここ…俺はさっきまで渋谷にいた筈…)
つーか何処だよここ…俺はさっきまで渋谷にいた筈…)
纏まらない思考をなんとか纏めようとするも、纏めれずに混乱していると、ふと、こちらを心配そうな顔で見つめていた少女と目が合う。
「…あ、起きたんですねっ!良かった…」
「アンタは…?」
「アンタは…?」
ホッとした様子を見せる少女に、怪訝な表情を浮かべつつも、伏黒は問いかけてみる。
「私ですか?私、黒田那佳って言いますっ!」
人懐こい笑みを浮かべながら、少女…黒田那佳は、躊躇うこと無く自分の名を名乗った。
(コイツが俺を殺そうとしてたなら、チャンスは十分あった筈だ。わざわざ俺が起きるまで待つ必要なんてどこにもない。こっちに害意があるようにも思えない。
…服装が時代錯誤っつーか…結構際どい気もするがそれは今考えない事にする。
まったく現状がわかんねぇ以上は、何がどうなってんのか、まずは把握しておかねぇと。)
…服装が時代錯誤っつーか…結構際どい気もするがそれは今考えない事にする。
まったく現状がわかんねぇ以上は、何がどうなってんのか、まずは把握しておかねぇと。)
少々考え込んだ後伏黒は、名乗り返す事を決める。
「…伏黒。呪術高専の伏黒恵だ。さっきまで意識が無かったせいで、今どういう状況なのか俺はわかっていない。…説明できるか?黒田」
「呪術、高専…?
…説明ですねっ、わかりました、伏黒さん!」
…説明ですねっ、わかりました、伏黒さん!」
一瞬キョトンとした顔を浮かべた黒田だったが、すぐに了承し、自分たちが殺し合いに巻き込まれた事を、伏黒へと話す事にしたのであった。
「…という訳で、見せしめとして二人の女の人が殺されちゃった後…霧みたいな何かに包まれて、気付いたらこの会場内に居たんですよ…」
「…この平安京にか」
「はいっ。…どう見ても昔の時代ですよね…ここって」
「にしては、時代錯誤にも程がある建物がちらほら目に入るけどな」
「なんでですかね…?うーん…」
「…この平安京にか」
「はいっ。…どう見ても昔の時代ですよね…ここって」
「にしては、時代錯誤にも程がある建物がちらほら目に入るけどな」
「なんでですかね…?うーん…」
那佳により説明され、現状をなんとか理解した伏黒は、悩む那佳を尻目に思考する。
(この場所は、十中八九平安京だろう。…時代にそぐわない建物があるのが不安だがな。
…どうする、コイツを置いて行くか…それとも…)
「伏黒さん、伏黒さん!」
「…うるせえ、今考えてる最中だ」
「……すみません。…そうだ、伏黒さんはこれからどうするつもりですか?
私は、この殺し合いを止めるつもりですよ!」
…どうする、コイツを置いて行くか…それとも…)
「伏黒さん、伏黒さん!」
「…うるせえ、今考えてる最中だ」
「……すみません。…そうだ、伏黒さんはこれからどうするつもりですか?
私は、この殺し合いを止めるつもりですよ!」
少ししょんぼりしながらも、真剣な表情になり、那佳は伏黒を見つめている。
(コイツ…もし仮に、俺が殺し合いに乗ってたら…とか全く考えてねえ顔だ。信じ切ってやがる)
そんな那佳に対して伏黒は、自らの考えを告げる。
「俺は、俺自身の良心に従って人を助ける。
この殺し合いをぶっ潰そうと考えてる善人を、俺は助けたい」
この殺し合いをぶっ潰そうと考えてる善人を、俺は助けたい」
そう伏黒が告げると、那佳は目を輝かせ、人懐っこい笑みを浮かべながら
「つまり、殺し合いを止める手伝いをしたい…ってことですよね?なら私にも、伏黒さんの手伝いを…させて下さい!」
と言い放つ。
「…黒田。お前は、自分が助けた相手が殺し合いに乗っていて、その相手が他の参加者を殺したらどうする?」
「…そんなこと、させる前に止めるよ。
でも…だからって見捨てたくもない。
……やっぱり、人が死ぬのは嫌なんですよ、私。それに…助けれた筈なのに、助けなかったら、一生後悔するから」
「…そんなこと、させる前に止めるよ。
でも…だからって見捨てたくもない。
……やっぱり、人が死ぬのは嫌なんですよ、私。それに…助けれた筈なのに、助けなかったら、一生後悔するから」
伏黒の問いに那佳は、何処か悲しそうな表情を浮かべながらそう答えた。
「…なら好きにしろ」
「わかりました、じゃあこれから…よろしくお願いしますね、伏黒さん!
「わかりました、じゃあこれから…よろしくお願いしますね、伏黒さん!
……あ"っー!!」
「…いきなりどうした黒田」
「…いきなりどうした黒田」
突然素っ頓狂な叫び声をあげた那佳に、伏黒は怪訝な視線を向ける。
「…バッグの中身…見るの忘れてた…」
「…お前…」
「…お前…」
呆れた表情を浮かべながらも、伏黒は自分のバッグの中身を確認する事にした。
【伏黒恵@呪術廻戦】
[状態]:健康、困惑
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:自分の良心に従って、人を助けたい
0:俺はどうして生きているんだ…?
1:まずはバッグの中を見て、何が支給されてるのかの確認をしておこう。
2:コイツ(黒田)はバカだ。それも、虎杖に近いタイプの。
3:虎杖達がどうなったのかが気がかり。
[備考]
※渋谷事変にて、宿儺が魔虚羅を撃破した後からの参戦です。調伏の儀が中断された後なので、仮死状態ではなくなり気絶していた時からの参戦になると思われます。
※制限により八握剣異戒神将魔虚羅は呼べないor呼べても弱体化しています。どちらなのかは後続にお任せします。
※気絶していたのでルールを把握出来てませんでしたが、那佳の説明で把握しました。
[状態]:健康、困惑
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:自分の良心に従って、人を助けたい
0:俺はどうして生きているんだ…?
1:まずはバッグの中を見て、何が支給されてるのかの確認をしておこう。
2:コイツ(黒田)はバカだ。それも、虎杖に近いタイプの。
3:虎杖達がどうなったのかが気がかり。
[備考]
※渋谷事変にて、宿儺が魔虚羅を撃破した後からの参戦です。調伏の儀が中断された後なので、仮死状態ではなくなり気絶していた時からの参戦になると思われます。
※制限により八握剣異戒神将魔虚羅は呼べないor呼べても弱体化しています。どちらなのかは後続にお任せします。
※気絶していたのでルールを把握出来てませんでしたが、那佳の説明で把握しました。
【黒田那佳@ノーブルウィッチーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める、出来る限り誰も死なせたく無い
1:とりあえずバッグの中身を確認!
2:伏黒さんと一緒に行動しよう。
3:もしハインリーケさん達も巻き込まれてたなら、その時は早いうちに合流したいなあ。
4:呪術高専…???
5:…聞き忘れてたけど、伏黒さんは私より年上…でいいのかな?後で聞いてみよう。
[備考]
※本編終了後からの参戦です。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:殺し合いを止める、出来る限り誰も死なせたく無い
1:とりあえずバッグの中身を確認!
2:伏黒さんと一緒に行動しよう。
3:もしハインリーケさん達も巻き込まれてたなら、その時は早いうちに合流したいなあ。
4:呪術高専…???
5:…聞き忘れてたけど、伏黒さんは私より年上…でいいのかな?後で聞いてみよう。
[備考]
※本編終了後からの参戦です。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。