紅い月が夜を包む歪な会場を、一人の男が刀を手に歩いている。
男は剣士である。
その男は戦国末期に生まれ、剣の道を歩むべくさる剣豪の道場へ通っていた。
その道場で男はお荷物と呼ばれ、剣の才がないと思われていた。
道場に通う同門生も、道場の師範代もそう思っていた。
その男は戦国末期に生まれ、剣の道を歩むべくさる剣豪の道場へ通っていた。
その道場で男はお荷物と呼ばれ、剣の才がないと思われていた。
道場に通う同門生も、道場の師範代もそう思っていた。
だがそれは違った。
男は道場ではなく、自然に師を求めた。
己が負けた相手に次は勝つため、下半身を鍛えるべく兎や蛙の真似をし、獣の肉を喰らう。
野生の獣から戦の呼吸を学ぶ、それが男の修行。
敗北する度勝利の術を追求し、一人学び続ける。これが男の強さだった。
男は道場ではなく、自然に師を求めた。
己が負けた相手に次は勝つため、下半身を鍛えるべく兎や蛙の真似をし、獣の肉を喰らう。
野生の獣から戦の呼吸を学ぶ、それが男の修行。
敗北する度勝利の術を追求し、一人学び続ける。これが男の強さだった。
やがて男は通っていた道場の師すら超えた。
幾度も負け続けたが、それを覆すために勝つ方法を追求し続けた結果だ。
幾度も負け続けたが、それを覆すために勝つ方法を追求し続けた結果だ。
そして男は旅に出た。
より強い相手と出会い、負け、勝ち方を追求することでさらに強さを得るために。
その時の記録は残っていない。敗者のことなど、誰もわざわざ書き留めたりはしないからだ。
最期にはある剣豪と決闘し、敗れて命を落とした。
より強い相手と出会い、負け、勝ち方を追求することでさらに強さを得るために。
その時の記録は残っていない。敗者のことなど、誰もわざわざ書き留めたりはしないからだ。
最期にはある剣豪と決闘し、敗れて命を落とした。
しかし男の肉体は死してもなお、魂はさらなる鍛錬を望んだ。
剣士としての本能が、より強くなりたいと叫んだ。
剣士としての本能が、より強くなりたいと叫んだ。
その結果、男は死んだにもかかわらず体が老い、気づけば老齢と言っても差し支えない年齢になっていた。
髪は白く染まり、顔はしわだらけ。
されど鍛えた体も、覚えた技も何一つ衰えず。むしろ洗練されていると言ってもいい。
髪は白く染まり、顔はしわだらけ。
されど鍛えた体も、覚えた技も何一つ衰えず。むしろ洗練されていると言ってもいい。
そんな男には、ある願いがあった。
それは勝つことだ。
それは勝つことだ。
負け続けの生涯にも、記録に残らない鍛錬の歴史にも悔いは何一つない。
だが、一度くらい勝ってみたいとは思っていた。
だが、一度くらい勝ってみたいとは思っていた。
そこを主催者に突かれた。
魂を徹底的に陵辱され、かつて己を負かした剣士への敬意も、強さを追い求める剣士としても思いも、すべて奪われた。
残ったものは勝利への渇望のみ。
こうなった男が殺し合いに放りこまれれば、殺し合いに勝ち残るためにどんな相手でも血祭りにあげる非道の剣士の出来上がり。
かくして、男の紡ぐ惨劇は幕を開ける。
魂を徹底的に陵辱され、かつて己を負かした剣士への敬意も、強さを追い求める剣士としても思いも、すべて奪われた。
残ったものは勝利への渇望のみ。
こうなった男が殺し合いに放りこまれれば、殺し合いに勝ち残るためにどんな相手でも血祭りにあげる非道の剣士の出来上がり。
かくして、男の紡ぐ惨劇は幕を開ける。
そんな男の名前は佐々木小次郎。
殺し合いの参加者に選ばれなかった違う未来では、地上最強の敗者(ルーザー)と呼ばれた男である。
殺し合いの参加者に選ばれなかった違う未来では、地上最強の敗者(ルーザー)と呼ばれた男である。
【八将神枠】
【佐々木小次郎@終末のワルキューレ】
[状態]:健康
[装備]:物干し竿@Fateシリーズ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:勝ちたい
1:参加者を殺す
[備考]
参戦時期は本編登場前です。
【佐々木小次郎@終末のワルキューレ】
[状態]:健康
[装備]:物干し竿@Fateシリーズ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:勝ちたい
1:参加者を殺す
[備考]
参戦時期は本編登場前です。
【物干し竿@Fateシリーズ】
佐々木小次郎に支給。
長さが五尺余り(150cm以上)の長刀。
業物ではあるもののそれだけで、特別な何かはない。
佐々木小次郎に支給。
長さが五尺余り(150cm以上)の長刀。
業物ではあるもののそれだけで、特別な何かはない。