殺し合いの会場と化した平安京のとある建物の一室。
そこで、二人の男女が相対していた。
そこで、二人の男女が相対していた。
男の名前はアルバート・W・ワイリー。
白髭と白衣が特徴的な、とある世界で世界征服を企む悪の科学者だ。
彼に相対する女の名前はパチュリー・ノーレッジ。
隔離された世界、幻想郷にある吸血鬼の館、紅魔館の大図書館の主である魔法使いだ。
白髭と白衣が特徴的な、とある世界で世界征服を企む悪の科学者だ。
彼に相対する女の名前はパチュリー・ノーレッジ。
隔離された世界、幻想郷にある吸血鬼の館、紅魔館の大図書館の主である魔法使いだ。
二人が最初出会ったのは現在地である建物のすぐそばの道だった。
最初は二人とも警戒していたものの、互いに殺し合いに乗っていないと分かったので、とりあえず近くの建物で情報交換することにした。
そして今に至る。
最初は二人とも警戒していたものの、互いに殺し合いに乗っていないと分かったので、とりあえず近くの建物で情報交換することにした。
そして今に至る。
「異世界。それに魔法か……」
「今更信じないつもり?」
「いいや、信じるとも」
「今更信じないつもり?」
「いいや、信じるとも」
そこからもたらされた情報は、互いにとって未知である事柄が多かったものの、反応は大きく異なった。
パチュリーからすれば、幻想郷の外には外の世界が広がっていることは百も承知で、魔法が廃れていることもよく分かっている。
だが外の世界がどういうものかについてはそこまで詳しくない。
故に彼女はワイリーの話を聞いてなお、彼は外の世界の住人だと理解するだけだ。
もっとも、彼が世界征服を企んでいると聞いた時は驚いたが。
主に、よくそんな面倒なことやろうと思ったな、という意味で。
パチュリーからすれば、幻想郷の外には外の世界が広がっていることは百も承知で、魔法が廃れていることもよく分かっている。
だが外の世界がどういうものかについてはそこまで詳しくない。
故に彼女はワイリーの話を聞いてなお、彼は外の世界の住人だと理解するだけだ。
もっとも、彼が世界征服を企んでいると聞いた時は驚いたが。
主に、よくそんな面倒なことやろうと思ったな、という意味で。
一方、ワイリーからすればパチュリーの話は驚愕に満ちていた。
妖怪、妖精、魔法など。現世にて忘れられたあらゆるオカルトが集う幻想の為の郷。
最初はさすがの彼も信じなかったが、パチュリーが宙を自在に舞うところを披露したり、簡単な魔法を見せるなどをすれば真実だと認めざるを得ない。
そして真実だと理解した途端、彼は前触れもなく笑い出した。
その様子を見て訝し気にパチュリーは問う。
妖怪、妖精、魔法など。現世にて忘れられたあらゆるオカルトが集う幻想の為の郷。
最初はさすがの彼も信じなかったが、パチュリーが宙を自在に舞うところを披露したり、簡単な魔法を見せるなどをすれば真実だと認めざるを得ない。
そして真実だと理解した途端、彼は前触れもなく笑い出した。
その様子を見て訝し気にパチュリーは問う。
「いきなり笑い出してどうしたのよ」
「何、納得しただけじゃ。
それより小娘。一応確認じゃが、この首輪には魔法の力が使われているか?」
「小娘ってあなたね……」
「何、納得しただけじゃ。
それより小娘。一応確認じゃが、この首輪には魔法の力が使われているか?」
「小娘ってあなたね……」
ワイリーの発言に呆れ嘆息するパチュリー。
確かに外見からして老人であるワイリーと違って、パチュリーの外見は十代前半の少女である。
だが実際の所は、彼女が魔法使いになった時の姿で成長が止まっているだけで、実年齢はワイリーよりも年上だ。
なので彼に小娘呼ばわりされる筋合いはないのだが、同時に彼女は確信していた。
確かに外見からして老人であるワイリーと違って、パチュリーの外見は十代前半の少女である。
だが実際の所は、彼女が魔法使いになった時の姿で成長が止まっているだけで、実年齢はワイリーよりも年上だ。
なので彼に小娘呼ばわりされる筋合いはないのだが、同時に彼女は確信していた。
この手のタイプは人の言い分を聞かない、と。
それが分かっている以上いくら抗議しても無駄なので、パチュリーは軽く文句を言うだけにして、ワイリーの質問に対し首を縦に振った。
首輪に刻まれた紋章は、間違いなく魔法の区分だと。
首輪に刻まれた紋章は、間違いなく魔法の区分だと。
「やはりな」
すると、ワイリーは得心したとばかりに頷いた。
その理由が気になるパチュリーは尋ねる。
その理由が気になるパチュリーは尋ねる。
「何一人で納得しているのよ。説明をしなさい」
「ふん、この首輪は科学のものだが、実際は魔法の力も加えて作られている。なぜだと思う?」
「知らないわよ」
「ふん、この首輪は科学のものだが、実際は魔法の力も加えて作られている。なぜだと思う?」
「知らないわよ」
パチュリーの問いに答えず、逆に今度はワイリーが質問を振ってきた。
振られた方はそげなく流すが、ワイリーは気に留めることなく話し始める。
振られた方はそげなく流すが、ワイリーは気に留めることなく話し始める。
「魔法で首輪を作ればワシには解除できん。そして科学で首輪を作ればキサマが解除できん。
ここまではいいな?」
「ええ」
「つまりじゃ」
ここまではいいな?」
「ええ」
「つまりじゃ」
ここでワイリーは一度発言を止め、息をゆっくり吸う。
そして彼は叫んだ。
そして彼は叫んだ。
「あの忌々しい殺し合いの主催者共は科学力のみで言うなら、ワシを下回っておるということじゃ!!」
なんだか話の方向が怪しくなってきた、とパチュリーは感じた。
しかしワイリーの叫びは続く。
しかしワイリーの叫びは続く。
「まあワシの技術力を上回れる者など、三千世界を探してもトーマス・ライト以外ありえん!!
じゃから魔法でその差を埋めにかかったというわけじゃ。全く、健気なことじゃな」
「…………」
じゃから魔法でその差を埋めにかかったというわけじゃ。全く、健気なことじゃな」
「…………」
ワイリーの叫びに、パチュリーは最早言葉も出なかった。
確かに彼の言う通り、首輪が元々は科学の産物で、そこに紋章という魔法の力を加えたものならその言い分は通る。
だが実際の所、首輪も魔法の産物だとするなら前提が覆り、彼の叫びはただの妄言となり下がってしまう。
確かに彼の言う通り、首輪が元々は科学の産物で、そこに紋章という魔法の力を加えたものならその言い分は通る。
だが実際の所、首輪も魔法の産物だとするなら前提が覆り、彼の叫びはただの妄言となり下がってしまう。
という可能性も思い浮かんだが、確証がない今では水掛け論にしかならないので、パチュリーは黙っていることにした。
そんなことは露知らず、ワイリーは一人立ち上がり、部屋の外へと歩き始める。
そんなことは露知らず、ワイリーは一人立ち上がり、部屋の外へと歩き始める。
「まずは適当な参加者から首輪を手に入れて、それを基にサクッと外してやろう。
そして最後には主催者共が持つ力を奪い取り元の世界に帰って、それを礎に最強のロボットを作り、今度こそ世界征服じゃあ――――っ!!
「元気ねこの人間……」
そして最後には主催者共が持つ力を奪い取り元の世界に帰って、それを礎に最強のロボットを作り、今度こそ世界征服じゃあ――――っ!!
「元気ねこの人間……」
どこまでもバイタリティ溢れるワイリーに対し、それについていけないのでテンションが低いパチュリー。
しかし現状は彼について行くのが一番だと判断しているので、彼女は大人しくそれについて行くことにした。
しかし現状は彼について行くのが一番だと判断しているので、彼女は大人しくそれについて行くことにした。
【アルバート・W・ワイリー@ロックマンシリーズ】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考・状況]
基本方針:こんな殺し合いはとっとと抜け出して、主催者が持つ力を手に入れ、その力で今度こそ世界征服できるロボットを作り上げる。
1:首輪を解除するために、首輪のサンプルを手に入れる
2:戦闘力のある、主催に抗う参加者と合流したい
3:魔法が手に入るなら欲しい
[備考]
幻想郷について把握しました。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考・状況]
基本方針:こんな殺し合いはとっとと抜け出して、主催者が持つ力を手に入れ、その力で今度こそ世界征服できるロボットを作り上げる。
1:首輪を解除するために、首輪のサンプルを手に入れる
2:戦闘力のある、主催に抗う参加者と合流したい
3:魔法が手に入るなら欲しい
[備考]
幻想郷について把握しました。
【パチュリー・ノーレッジ@東方project】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考・状況]基本方針:さっさと殺し合いから脱出し、紅魔館へ帰る
1:ワイリーと行動する
2:首輪解除の為にワイリーに知恵を貸す
[備考]
ロックマンシリーズの世界観を把握しました。
ワイリーを外の世界の住人だと思っています。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3
[思考・状況]基本方針:さっさと殺し合いから脱出し、紅魔館へ帰る
1:ワイリーと行動する
2:首輪解除の為にワイリーに知恵を貸す
[備考]
ロックマンシリーズの世界観を把握しました。
ワイリーを外の世界の住人だと思っています。