平安京には余りにミスマッチなビリヤード場。
どこか年季が入っていて趣はあるかもしれないが、
流石にこの場では余りにも場違い極まりない。
そこの上の階にある探偵事務所に居合わせる、二人の男性。
どこか年季が入っていて趣はあるかもしれないが、
流石にこの場では余りにも場違い極まりない。
そこの上の階にある探偵事務所に居合わせる、二人の男性。
「嗅覚、視覚、触覚……どれにしても慣れたものだ。」
探偵事務所の物をいくつか物色する緑髪の青年。
此処は彼、フィリップが寝食をしていた帰るべき鳴海探偵事務所。
当然こんなところにあるはずもないが、その再現度については興味がある。
もっとも、地盤の違いもあるのでそのまま持って来ることは不可能。
此処が偽物であることぐらいはすぐに気づいている。
此処は彼、フィリップが寝食をしていた帰るべき鳴海探偵事務所。
当然こんなところにあるはずもないが、その再現度については興味がある。
もっとも、地盤の違いもあるのでそのまま持って来ることは不可能。
此処が偽物であることぐらいはすぐに気づいている。
「フィリップ、僕達は余り悠長にしてる暇はありません。
早速ですが、地球の本棚と言うのを試してもらえますか。」
早速ですが、地球の本棚と言うのを試してもらえますか。」
感心してるフィリップを玄関口にいる少年が宥める。
三つのカールを巻いた前髪が特徴的な少年で、フィリップよりも若い。
しかしその目つきは修羅場をくぐったかのような、威圧的な眼差し。
当然と言えば当然だ。彼、ジョルノ・ジョバァーナはイタリアのギャング、
パッショーネの一人にしてスタンド使いだったのだから。
今は裏切ったため、厳密には組織の一員ではないが。
三つのカールを巻いた前髪が特徴的な少年で、フィリップよりも若い。
しかしその目つきは修羅場をくぐったかのような、威圧的な眼差し。
当然と言えば当然だ。彼、ジョルノ・ジョバァーナはイタリアのギャング、
パッショーネの一人にしてスタンド使いだったのだから。
今は裏切ったため、厳密には組織の一員ではないが。
こんなところに見知った場所があることと、
落ち着いて目的の為に行動したかったフィリップだが、
そこでジョルノと出会ったというわけだ。
自衛の手段がなくて身構えたものの、
敵意がないことがわかり上の事務所へと案内して今に至る
落ち着いて目的の為に行動したかったフィリップだが、
そこでジョルノと出会ったというわけだ。
自衛の手段がなくて身構えたものの、
敵意がないことがわかり上の事務所へと案内して今に至る
「分かってる。その為に此処に来たんだ。」
普段フィリップが過ごしている地下ガレージ。
リボルギャリーはないが、ホワイトボードはちゃんとある。
窓もないため敵に遭うとするならリボルギャリーが街道に出るための通路ぐらい。
此処ではどこに繋がってるかは不明ではあるものの、
ようするに敵との遭遇は極めて低い状況であると言うこと。
他の人がいないことを確認すると、フィリップが目を閉じる。
リボルギャリーはないが、ホワイトボードはちゃんとある。
窓もないため敵に遭うとするならリボルギャリーが街道に出るための通路ぐらい。
此処ではどこに繋がってるかは不明ではあるものの、
ようするに敵との遭遇は極めて低い状況であると言うこと。
他の人がいないことを確認すると、フィリップが目を閉じる。
「さあ、検索を始めよう。」
目を閉じれば白い空間に、無数の本棚が並ぶ空間にフィリップは一人で立つ。
地球(ほし)の本棚。フィリップが持つ一種の能力だ。
彼は簡潔に言ってしまえば地球のデータが全て脳に入っている。
地球とは言うが個人のデータはもちろん、現在進行形のものすらあるほどだ。
地球(ほし)の本棚。フィリップが持つ一種の能力だ。
彼は簡潔に言ってしまえば地球のデータが全て脳に入っている。
地球とは言うが個人のデータはもちろん、現在進行形のものすらあるほどだ。
「まずは、機能するかどうかで行きましょう。
最終的に出てきた結果を教えてもらえますか。」
最終的に出てきた結果を教えてもらえますか。」
しかし万能な能力ではない。
膨大なデータを有してるからと言って、
イコール膨大なデータを網羅してるには非ず。
膨大すぎるし、一般的な常識なものすらフィリップには理解がないこともある。
故に使う際にはある程度のキーワードを使うことによって必要な情報を減らしていく。
膨大なデータを有してるからと言って、
イコール膨大なデータを網羅してるには非ず。
膨大すぎるし、一般的な常識なものすらフィリップには理解がないこともある。
故に使う際にはある程度のキーワードを使うことによって必要な情報を減らしていく。
「一つ目に『風都』、二つ目に『かもめビリヤード場』、三つ目に『探偵』でお願いします。」
あくまで機能するかどうかのテスト。
日本とイタリアでは齟齬が出る可能性もあり、
二人が現状把握してて必ず一件に絞られるものを選ぶ
本棚が無数に動き、次々と姿を消していく。
やがて目の前に残された一冊の本を手にとれば、
日本とイタリアでは齟齬が出る可能性もあり、
二人が現状把握してて必ず一件に絞られるものを選ぶ
本棚が無数に動き、次々と姿を消していく。
やがて目の前に残された一冊の本を手にとれば、
「『鳴海探偵事務所』……どうやら最低限は備わってそうだ。」
彼が一番知っている場所のことが書かれている。
鳴海荘吉が設立させ、それを相棒の左翔太郎が引き継いだこと。
今になって調べるほどのことでもない、よく知った場所。
鳴海荘吉が設立させ、それを相棒の左翔太郎が引き継いだこと。
今になって調べるほどのことでもない、よく知った場所。
「貴方の地球の本棚、個人までは調べられますか?」
メフィスとフェレスの情報が得られる可能性だが、
正直これについてはジョルノからすればだめもとだ。
こんなもの向こうが放っておくわけがない。
正直これについてはジョルノからすればだめもとだ。
こんなもの向こうが放っておくわけがない。
「残念だが、期待に沿える程の情報はないと思った方がいい。
僕の地球の本棚では、個人のデータは大雑把しか確認することはできないからね。
それに彼女達のキーワードが少なすぎる。あるとしても見つけられるかは怪しいさ。」
僕の地球の本棚では、個人のデータは大雑把しか確認することはできないからね。
それに彼女達のキーワードが少なすぎる。あるとしても見つけられるかは怪しいさ。」
もっと絞れて初めて機能するのが地球の本棚。
だからこそ情報収集を左翔太郎が行って、
それをもとにフィリップが推理していく。
と言うのがこの探偵事務所の一連の流れだ。
だからこそ情報収集を左翔太郎が行って、
それをもとにフィリップが推理していく。
と言うのがこの探偵事務所の一連の流れだ。
「あの二人はそれを見越したうえで、貴方を招き入れた可能性もあるでしょうね。」
フィリップの能力を考えれば何が起きるか分からないし、
同時に対策する為には余りに膨大な時間を要求するであろう代物。
地球の本棚に手を付けられてないのは単純にその面倒さからなのか、
あったところでどうにかなる問題ではない、と言う可能性。
敵の強大さを裏付けている。
同時に対策する為には余りに膨大な時間を要求するであろう代物。
地球の本棚に手を付けられてないのは単純にその面倒さからなのか、
あったところでどうにかなる問題ではない、と言う可能性。
敵の強大さを裏付けている。
「制限してるのではなくあえて残すことで、
『ひょっとしたら助かるんじゃあないのか』と言う希望的観測。
彼女達はそれを望んで、あえて残しているのかもしれません。」
『ひょっとしたら助かるんじゃあないのか』と言う希望的観測。
彼女達はそれを望んで、あえて残しているのかもしれません。」
あの二人の性格の悪さは、
最初のやり取りで分かり切っている。
例えるならば核心となる部分は閲覧できない制限が仕掛けられてる。
勝利を確信した奴を叩き落とし、その時に生じる絶望を楽しむ。
彼女達ならやりかねないだろうと言うのが感じられるものだ。
最初のやり取りで分かり切っている。
例えるならば核心となる部分は閲覧できない制限が仕掛けられてる。
勝利を確信した奴を叩き落とし、その時に生じる絶望を楽しむ。
彼女達ならやりかねないだろうと言うのが感じられるものだ。
「或いは解除に関するワードを検索すると、
向こうの判断で爆破される可能性があるかもしれません。
一先ず検索は保留として、他の参加者を探しに行きましょう。
時間が経てば経つほど、我々にとって不利になる可能性が高いです。」
向こうの判断で爆破される可能性があるかもしれません。
一先ず検索は保留として、他の参加者を探しに行きましょう。
時間が経てば経つほど、我々にとって不利になる可能性が高いです。」
『裏を返せば地球の本棚で何を検索しても問題はないので、
条件が揃い次第首輪の解除手段を調べてみるのもいいかもしれません。』
条件が揃い次第首輪の解除手段を調べてみるのもいいかもしれません。』
盗聴の恐れがあるので、
本当に大事なことは紙に記しておく。
向こうの判断で爆破なんて、手の込んだことをしてまでやるのは余りにも『無駄』だ。
間抜けな死に方を望むとも思えないし、相手からすれば興ざめもいい所である。
なので地球の本棚によってフィリップが爆破される可能性限りなく低い。
だからこそ付け入る隙があるとも言える。勝ち誇った相手は隙があるのだから。
その結果勝利へと持ち込んだ戦いを、少なからず彼は経験していた。
本当に大事なことは紙に記しておく。
向こうの判断で爆破なんて、手の込んだことをしてまでやるのは余りにも『無駄』だ。
間抜けな死に方を望むとも思えないし、相手からすれば興ざめもいい所である。
なので地球の本棚によってフィリップが爆破される可能性限りなく低い。
だからこそ付け入る隙があるとも言える。勝ち誇った相手は隙があるのだから。
その結果勝利へと持ち込んだ戦いを、少なからず彼は経験していた。
同時に言葉は真実だ。
敵を野放しにするのは危険であり、
同時に味方になりうる人物と早めに合流しなければ、
最悪信用を得られない可能性だってありうる。
敵を野放しにするのは危険であり、
同時に味方になりうる人物と早めに合流しなければ、
最悪信用を得られない可能性だってありうる。
「そうだね。しかし僕は丸腰だ。
此処にいた方が安全とも言えるが。付いて行くべきかい?」
此処にいた方が安全とも言えるが。付いて行くべきかい?」
いま手元にはガイアメモリもドライバーもない状況。
このまま同行しても多少身のこなしがいいだけの一般人と変わりはしない。
無意味に同行する理由が彼にはなかった。
このまま同行しても多少身のこなしがいいだけの一般人と変わりはしない。
無意味に同行する理由が彼にはなかった。
「当然です。余り隠すと後が面倒なので今説明しますが……」
まだ説明していなかったことに気付き、
ジョルノは自分のスタンド、ゴールド・エクスペリエンスを出す。
さながら幸運の象徴かのような、眩い黄金色の像が彼の傍に立つ。
ジョルノは自分のスタンド、ゴールド・エクスペリエンスを出す。
さながら幸運の象徴かのような、眩い黄金色の像が彼の傍に立つ。
「僕はスタンドと呼ばれる精神の具現化された像(ビジョン)を持ってます。」
「精神の具現化か、実に興味深い。」
「名前はゴールド・エクスペリエンス。無機物に生命を与えたり、
そこから体のパーツを作って身体を治すことができます。」
そこから体のパーツを作って身体を治すことができます。」
「……なるほど。近くにいれば負傷しても治せると。」
これならそばにいる方がまだ安心だ。
遠くにいては助けようがないものの、
近くにいれば死ぬまでの間に強引に生きながらえることができる。
遠くにいては助けようがないものの、
近くにいれば死ぬまでの間に強引に生きながらえることができる。
「もっとも、麻酔なしの移植手術と同じなので痛みは酷いですが。」
「どちらにせよ、僕が付いて行っても問題がないなら同行しよう。」
話を済ませると 別の参加者との接触を図るジョルノとフィリップ。
この殺し合いの平安京に、黄金の風が吹き荒れるかどうか。
二つの風が入り乱れ、嵐が巻き起こるかもしれない。
この殺し合いの平安京に、黄金の風が吹き荒れるかどうか。
二つの風が入り乱れ、嵐が巻き起こるかもしれない。
端から見れば、非常に頼もしいタッグに見えるだろう。
どちらも博識で、何があってもその信念は変えないと言う意味では。
しかし忘れてはいけない。フィリップの地球の本棚は確かに役立つが、
別の世界の知識……言うなればスタンドや理念(イデア)まであるかどうかは別だ。
勿論、工学的なものに関することなら常識的なものは調べられるかもしれないが、
互いに別の世界の人間と言うことについては、未だ気付いてなかったりする。
どちらも博識で、何があってもその信念は変えないと言う意味では。
しかし忘れてはいけない。フィリップの地球の本棚は確かに役立つが、
別の世界の知識……言うなればスタンドや理念(イデア)まであるかどうかは別だ。
勿論、工学的なものに関することなら常識的なものは調べられるかもしれないが、
互いに別の世界の人間と言うことについては、未だ気付いてなかったりする。
【フィリップ@仮面ライダーW】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済み。ドライバー、ガイアメモリはなし)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いの破綻。
1:ジョルノと行動する。
2:メモリとドライバーが何処かにあることを願いたい。
[備考]
※参戦時期はテレビ本編終了以降です。
風都探偵でも問題ありません。
※ジョルノと別の世界であることの認識はありません。
※地球の本棚は特に制限されていませんが、
他の世界の知識やリアルタイムで参加者の情報を得ると言ったものはできません。
※スタンドについて多少の知識を得ました。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済み。ドライバー、ガイアメモリはなし)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いの破綻。
1:ジョルノと行動する。
2:メモリとドライバーが何処かにあることを願いたい。
[備考]
※参戦時期はテレビ本編終了以降です。
風都探偵でも問題ありません。
※ジョルノと別の世界であることの認識はありません。
※地球の本棚は特に制限されていませんが、
他の世界の知識やリアルタイムで参加者の情報を得ると言ったものはできません。
※スタンドについて多少の知識を得ました。
【ジョルノ・ジョバァーナ@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いの破綻
1:フィリップと行動する
2:イタリアもだけど、康一君のいる日本も大概だな。
[備考]
※参戦時期はチョコラータ戦後。
※フィリップと別の世界であることの認識はありません。
※フィリップが関与するある程度の世界観を把握してます。
ガイアメモリ以外にもスイッチやメダルの知識もあるかも?
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済み)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いの破綻
1:フィリップと行動する
2:イタリアもだけど、康一君のいる日本も大概だな。
[備考]
※参戦時期はチョコラータ戦後。
※フィリップと別の世界であることの認識はありません。
※フィリップが関与するある程度の世界観を把握してます。
ガイアメモリ以外にもスイッチやメダルの知識もあるかも?