その4
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homuhomu_tabetai
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生命力は相当なモノらしく、傷口は塞がっていた。
しかし、身体も大きいからだろうか。
消耗も凄まじいようだ。
心なしかグッタリしている。
やっぱりほむほむは愚かだ。
ほむほむ「ホムホム……」
俺の鼻先に自分のソレを擦り付けてくる。
くすぐったくて、久しぶりに笑った。
あぁ、俺は多分皆の言う通り変人なんだろう。
俺の腕の中で気持ち良さそうにしている一が、酷く愛しい。
一晩中、お互いに抱き合って、ぐちゃぐちゃに愛し合った。
口付けは、まるで甘露の様な味わいだった。
――――
ほむほむ「ホムッ」アサダ
ほむほむ「ホム……」ネテル……
ほむほむ「ホムゥ……」ゴハン……
ほむほむ「ホムホムム……」モウ、ナクナッテイイブブン、ナイシ……
ほむほむ「ホムホ……」オソトコワイ
ほむほむ「ホムホム」デモ、ガンバラナキャ
ほむほむ「ホムッ///」オカアサンニナルンダモノ
子供「あ、コイツこないだのほむほむだ!!このやろう、やっちまえみんな!」
――――
目覚めると、一はまたいなかった。
外に行ったと言うのだろうか。
あんなに怖がっていたというのに。
身体は驚く程回復していた。
あんな栄養満点な物は、きっと後にも先にも食べられないだろう。
俺は上着を羽織って外へ向かった。
公園にいればいいが。
――――
男「――嘘だろ、おい」
公園の真ん中に、随分大きなほむほむの死体があった。
身体中に乱暴された跡があって、人為的なモノだと一目で分かる。
昨日今日で消耗していて、回復も追い付かなかったのだろう。
こう、端的に物事を考える事しか出来なかった。
だって、これはあんまりに突然過ぎたんだから。
男「おい、起きろよ、おい」
ほむほむを長く研究していたんだから、生命反応が無い事は良く分かっていた。
でも悲しかったんだ。
人なんかよりよっぽど暖かかった。
何で……まだ何も残してないじゃないか。
大仔ほむ「ホミュ?」ダレ?
草むらを掻き分けて、鳴き声がした。
見れば、生後間もないであろうほむほむがこちらを見ていた。
一つおかしな所があるとすれば、サイズが大き過ぎるところか。
大仔ほむ「ホミュミュ?」オカーサン?
――子供? 俺との?
守っていたのか?
随分早い、変種だから?
……一昔前なら論文を死ぬ気で仕上げただろう案件だったが、今はそんな些細な事に興味は湧かなかった。
大仔ほむ「ホミュン?」オトーサン?
男「あぁ……そうだな。そうだ。帰ろう」
仔ほむ「ホミュー」ウン
もう動かない、ソレを背負って帰途に着いた。
どうって事ないはずなのに、不思議と涙は溢れて止まらなかった。