心太

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作者:cwMfM/uj0

974 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/07/18(水) 10:36:50.98 ID:cwMfM/uj0


「ホムホムホムッ」「マドマドー」「ミャロ」「ホミュン」


台所の方でほむほむ達の声がする…。また入ってきたのか…まったく。…これの出番だな。

俺は最近買った駆除用の道具を持つと、静かに台所に向かった。そこには…。

「ホムッ、ホムホムホムッ」タベモノイッパイダネ

「マドマドー」コドモタチモオタベ

「ミャロロッ!!!」オイチイ!!

「ホミュンホミュン」コッチモオイチーヨ

ほむほむ一家がゴミ箱を倒して、中にあった生ゴミをそこら中に散乱させながら食べている光景があった。今朝出すのを忘れてしまったモノだ。

そっと近づく…うまくゴミ箱が死角になって一家は俺に気づかない。ちょうどいい距離まで近づいた俺は道具を振り上げ…ほむほむに振り下ろした。


パシーン!!
「ホムッ!?!?」「マドッ!?!?」「ミャッ!?!?」「ホミャッ!?!?」

一家は驚いて俺のほうを見る。…その時、振り返ろうとしたほむほむがグニャーっと崩れ落ちた。

「マドッ!?!?」エッ!?

「ホミュラチャッ!?!?」オカーサンッ!?

「ホミュミューン!?!?」オカーサーンッ!?

突然の事に家族は逃げるのも忘れて、崩れ落ちたほむほむを凝視している。

「すごいな…叩いた後もほむほむが動けるなんて!!」

俺が持っている道具…ハエたたきを少し大きくしたような形で、網の様にピアノ線が張ってある。

叩いた瞬間にそのピアノ線がほむほむの身体を通過して、まるで心太みたいに切り裂いたのだ。

「マドッ!?!?マドマドッ!!!」ニンゲン!?コドモタチ!!

「ミャッ…ミャロ…」ジョワー

「ホ…ホミュ…」ジョワー

俺の出した声に気づいてまどまどは子ども達に逃げるようにうながす…しかし子ども達は目の前の惨劇に怖気づいて腰を抜かしている。

「連れ添った番を置いて逃げようなんて、薄情だな。」

「マドマドッ!!!」ツカマッテ!! テテテテ…

俺の声を無視してまどまどは子ども達を抱え、逃げようとした。

「逃がすかよっ!!」ブン…

パシーン!!
「マドッ!!!」「ミャロッ!!!」「ホミュッ!!!」

ひと塊になったまどまど達に振り下ろす…短い悲鳴を上げて、家族は生ゴミの上に崩れた。

「…ゴミの上で助かった。いちいち片付けなきゃならんからな…」

俺はゴミ箱を元に戻し、ちりとりで散乱したゴミを片付けた。次のゴミの日を確認して忘れないようにしなきゃ…。


…トコロテン…食いたくなったな…。



「終わり」




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  • 扱いというか害虫だが…
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