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侵入作戦

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homuhomu_tabetai

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作者:WKXDAYVX0

386 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage] 投稿日:2012/09/05(水) 21:32:27.03 ID:WKXDAYVX0


まどまど「マッドマッド」ヨイショ ヨイショ
仔ほむ「ホミュ…」ツカレタヨ…
仔まど「ミャロ…」テガイタイ…
ほむほむ「ホムホム」モウスコシダヨ

ほむほむ一家が排水管の中をよじ登っているみたいです。
水と汚れで滑るはずの排水管内部を、身軽さと風呂の壁に張り付くことのできる器用さで懸命に上っています。

まどまど「マドマド」ツイタヨ
仔ほむ「ホミュホミュ」オミズダ
仔まど「ミャロォ…」オボレチャウヨ…
ほむほむ「ホムン!」ダイジョウブダヨ

なんとか頂上に着いたと思ったら、その先は水溜まりになっていました。
仔ども達は水に怯えていますが、親達は全く動揺していません。
下水に暮らすほむほむとまどまどとして、流れの無い水溜まりは自分の背丈より深くても溺れないという自負があります。

まどまど「マドマド」オテホンミセルネ
ほむほむ「ホムン」テフリフリ

そう言うとまどまどが水に飛び込みます。
仔ども達は不安そうにまどまどを見ていますが、ほむほむは手を振ってまどまどを見送ります。

まどまど「」オヨギチュウ

なんということでしょう。
まどまどは平気で潜水をし、排水管の横S字ラインの半分を超えると水面を目指して泳いでいます。
雨上がりの後にできる水溜りですら溺死するほむ種とは思えない、水ほむ並みの泳ぎです。
下水生活は水との戦いでもあります。
きっと棲家に適応するために死に物狂いで訓練したのでしょう。

そろそろ息苦しくなってきた頃、水面が見えてきました。
まどまどはもう一息の力で水面を目指し、ついに水の外に顔を出すことができました。

まどまど「マドォ」ヤットツイタヨ

人間「…」

まどまど「マドッ!?」

頑張って排水管の出口から出たと思った瞬間、まどまどはトイレで用を足そうとした人間と目が合ってしまいました。

人間「…」マドマドミツメル

まどまどin便器「…」ニンゲンミツメル

人間「…」クイッ

ジャーーーーーーーーーーーー!!!

まどまど「マ、マビャビャビャバババ!!」

人間は無言でタンクのレバーをひねり、タンクの水が勢いよく便器に流れていきます。
いくら水に慣れたまどまどといえども、急流に流されてしまえばひとたまりもありません。
なすすべもなく溺れながら流されてしまいました。

一方、まどまどを見送った家族たちは…

仔ほむ「…ホミュゥ」ダイジョブカナ
仔まど「ミャロ…」シンパイダヨ
ほむほむ「ホムホ…ホ?」ダイジョウブダ…?

まどまどを心配する仔ども達に心配ないと伝えようとするほむほむの耳に何かが聞こえました。
と、その瞬間!

仔ほむ「」
仔まど「」
ほむほむ「」

叫ぶ間もなく、勢いよく盛り上がった水面に襲われ、激流と共に流されていきました。

終わり




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