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ほむほむを美味しく食べるまとめwiki
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その3

最終更新:

homuhomu_tabetai

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翌朝、俺はいつもの時間に目を覚ました。


「……いつの間にか寝ちゃったんだな……でもこんな状態でも身体は覚えてるんだな……」

「ホムーホムー…」ゴシゴシ…


ほむほむも目を覚ましていた……寝床に座って眠そうな目をこすっている。


「おっ!起きたか!ほら餌だぞ!」


……と、いつもなら俺が言うのだが……


「…ホムゥ…」ジー…


ほむほむは俺のベッドをじっと見つめている……一応、俺はベッドに居るのだが……やはり見えてはいない様だ……


「ホムホム…ホムゥ…」トテトテ… ショボン…


歩いて餌入れに行き、空っぽのままなのを見て肩を落とす……


「…ホムー…ホムッ!!」スーッスーッ…


次に水差しを吸うが、やはり空気しか出てこない……


「ホムムー…ホムウウウウゥゥゥゥッ!!」トテテテ… ペチペチペチ…


勢いよく壁まで走って行き、壁を激しく叩きだす……


「ホビャアアァァァァッ!!『ペチペチペチ…』……ホム…」ショボン… ポロポロポロ…


……あきらめてしまった……俺はじっとその様子を見ていた……


「…ホムーホムー…」トテトテ…

「ホムッ!?」ピタッ!

「……ん!?」


ほむほむがまた寝床に向かっていた途中、餌入れの前で立ち止まった……そして何かを拾い上げる……


「ホムムー…」ジー…

「あ……種の殻か……」


いつもは殻を器用に取って中身だけ食べるため、殻が餌入れの外に落ちているのだ。

おがくずの交換の時に一緒に捨てているのだが、今は何個かある様子だ。


「ホム…ホムン!!」ガリッ!

「ホヒッ!?…ホッ…ホムン!!」ガリガリ…

「堅そうだな……でもなんとか食べてるな……」

「ホヒッホヒッ!!」ガリガリ…

「ホヒッ!!」ゴックン…


ほむほむは殻を一つ食べきった……そしてもう一つ拾って食べ始めた……
     ・
     ・
     ・
     ・
「ホヒッ…ホムッ!!」ゴックン…

「…ホムゥ…」ペタン…

「すごいな……結局四つも食べるとは……」

「…ホムゥン…」チラッ


ほむほむは座り込んだまま水差しの方を向いた……


「そうだな……とりあえず食べ物は大丈夫としても、水が無いからな……」

「…ホムムー…」ポロポロ…

「ホムッ!?ホミャホミャ…」コシコシ… ペロペロ…

「ん?涙を拭き取って舐めだしたのか?」

「……確かに水分だが……それじゃ足りないんじゃないか?」


ほむほむは涙を一生懸命に手につけて舐める……しかしもう、その目から涙は出なくなっていた……


「ホミャホミャ…ホムッ!?ホムムッ!?」ゴシゴシ…


力一杯目をこすりだす……おいおい……そんなに激しくこすったら……


「ホムホム…ホビャッ!?」ビクッ!

「…ホミャアァァァ…」ギュッ!

「ほら……言わんこっちゃない……ゴミが入ったな?」

「ホムウウゥゥ…ホムウウゥゥ…」ギュッ! エグエグ…


目を押さえて鳴くほむほむ……懲りたのか、もう涙は舐めなくなった。


「…ホムウゥ…ホムゥ…」パチパチ…

「治まったみたいだな……気をつけろよ……」


聞こえないとはわかっていても、ほむほむに声をかける……どうしてこんな事になってしまったんだろう……


「……なんでだろな……自分だけは大丈夫、なんて思ってたけど……な……」


いつの間にかほむほむはまた寝床に潜りこんでいた。


「…ホムー…ホムー…」フルフル…


寝床の中で丸まって震えるほむほむ……


「……そうだな……こんな時はふて寝が一番だよな……おやすみ……」


俺もまたベッドに倒れこんだ。

・・・・・・・・

次の日……


「…ホムン!!…ホヒッホヒッ…」グテー…


ほむほむは殻を飲み込んで寝転んだ……


「……水が無くて、乾燥した殻を飲み込むのは一苦労だろうな……」

「…ホヒーッ…ホヒーッ…」クタッ…

「……代わってやりたいよ……」


俺はこの状態になってから全く腹が減らなくなった……喉も渇かないし、トイレにも行かずに済んでいる……

それに、『寝る』と思った瞬間に意識がなくなることに気づいた……もしかしたら『寝る』と考えなかったらずっと起きていられるのかもしれない……


「……まぁ、死んでるんだから当たり前か……便利なような、不便なような……」

「…ホヒィ…ホムムゥ…」ヨタヨタ… ズリズリ…


ほむほむはよろめきながら立ち上がった……そしてタイツ状になっている皮膜をずらし、しゃがみこんだ……


「ん?……なんだ?初めて見るぞ?」

「…ホッ…ホムウゥゥン…」チョロチョロ…

「あ!ションベンか!……そういやこいつが糞やションベンをしてるとこ見たこと無かったな……」

「…ホムゥ…」パチャパチャ…

「……今度はしゃがんだまま手に自分のションベン溜めて……まさか!?」

「ホムッ…」ゴクゴク…


……そのまさかだった……ほむほむは手に溜まった小便を飲み始めた……


「…ホムー…ホムッ…」パチャパチャ…

「人間でも自分のションベンを飲む人はいるけど……ちょっと引くな……しかし器用だな、自力でションベンを止められるのか……」


ほむほむはまた手に小便を溜めだした……そしてある程度溜まると止める……そして飲み終えるとまた手に溜めるために出している。


「ホムッホムッ!!…ホムムゥ…」ササッ…パンッ!

「皮膜を元に戻したな……つか……手を洗えよ…………って、水が無いからションベン飲んだんだったな……」

「ホムホムー…」トテトテトテ… コロン…

「うん、そうだな……いくらションベンで喉が潤ったからって、基本的に何にも好転してないから無駄な体力は使わない方がいいな……」

「…ホム…ホムー…」モソモソ…

「……おやすみ……さっき起きたばっかりだけど俺もやる事ないし寝るか……」

「……もしかしたら……こいつってションベンだけじゃなく、食いもんも無くなったら……」


……俺はそれ以上考えるのをやめた……


結局、今日はもうほむほむは起きずに寝床でずっと眠っていた。

・・・・・・・・



更に次の日……

殻を二個食べて、まだ足りないのか……


「…ホムホム…」キョロキョロ… ウロウロ…


ほむほむはおがくずの上を殻を捜してずっと歩きまわっている。


「……俺が死ぬ二・三日前に交換したから、殻ももう無いかもな……」

「…ホムーホムー…」ガサガサ… ウロウロ…


水槽の中を一周して、再び寝床まで帰ってきた……殻は見つからなかったな……


「…ホムー…ホムッ!!」ズリズリ…

「あ!?……まさか!?」


また皮膜を下ろしてしゃがみこんだ……昨日寝る前に考えていたのをやるのか?


「ホ…ホムウッ!!『プリプリ…』…ホムゥン///」フルフル…


……多分そうだろう……ほむほむは糞を出して……満足げに恍惚の表情を浮かべた……


「……食う……のか?」


……ほむほむは出した糞を手に持って……


「ホムホム…ホムッ!!」パクッ!


……食った……


「うわー……非常時とは言え……これは……」

    ・
    ・
    ・
    ・
「…ホムホムー…」Zzz…

「……なんか、こいつらの排泄物は珍味だって読んだ事があるな……それでも俺は無理だけど……」


ほむほむは寝床で寝息を立てている……今日は糞だけでションベンは出なかったみたいだ……


「……ずっと飼ってたけど、ホントに見たのは初めてだったな……もしかしたらこんな時のための非常用なのかもな……」

「…ホムムー…」モソモソ… Zzz…

「結局、それでも使い回しって事だから……限度が来るよな……」


ほむほむの寝顔を見ながら物思いにふける……


「考えたって仕方ないな……寝る!」


俺の意識はすぐに無くなった……

・・・・・・・・





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