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ほむほむのから揚げ

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作者:bO9c7IgX0

732 名前:ほむほむのから揚げ[sage] 投稿日:2012/12/18(火) 22:36:59.90 ID:bO9c7IgX0
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マミ「みんな、お待たせ。ほむほむのからあげよ」

ほむほむs「ほ……あ…」


まどか「いつもすみません」

杏子「旨そうだな」


さやか「いや、このから揚げは出来損ないだ。食べられないよ」


マミ「え…」

まどか「さやかちゃん!?」

ほむら「どういうつもり、美樹さやか」

さやか「ほむら、みんな、まずはこれを食べてみて。ガブッ」

ほむほむ「ほびゃ…」

マミ「もぐもぐ」

ほむら「もぐもぐ」

まどまど「もぐもぐ」

杏子「もぐもぐ」

まどか「もぐもぐ」

さやか「骨は舌に当たって不快だし、内臓の苦味が不愉快だ。雑味が多い。ペッ」

ほむほむ「ほあっ!?」

まどか「いや、そういうものでしょう」


さやか「台所を貸してください。雑味のないほむほむのから揚げを提供します」

マミ「あ、うん。汚さないでね」



まどか「で、出来たのがこれなんだ」

ほむら「板状のから揚げね」

さやか「食べてみて」

杏子「うっめ。めっちゃうっめ」

マミ「お肉の味が素直に楽しめるわ」

マミ「美樹さん、これはほむほむの内臓や骨を取り出し、お肉だけでから揚げを作ったのね」

さやか「さっすがマミさん。正解です」

さやか「そう、こうすることでほむほむのお肉本来の味が楽しめるんだよ」

さやか「どうだ。君たちよ、これがから揚げだ」


まどか「………このから揚げは出来損ないだ。食べられないよ」


さやか「まどかぁ!?」

まどか「マミさん、台所を貸してください」

マミ「火傷しないようにね」





ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(油で揚げる音)

ホギャアアアアアアアアアアアアアア

マドギャアアアアアアアアアアアアア

ココジャバアビイイイイイイイイイ



まどか「お待たせ、みんな」

ほむら「鳥のから揚げのような球体ね」

マミ「普通のほむほむのから揚げは人型だから、普通じゃないのよね」

杏子「いいから食おうぜ。食えば分かるさ」

さやか「よし、いいよ。食べようじゃない」

ほむら「これは」



マミ「美味しいっ」

杏子「しかもジューシーで、サクッとしてていくらでも食えちまう」

マミ「味は先ほどの美樹さんの物以上」

ほむら「それは違う、巴マミ。味はほぼ一緒、違いは食感と肉汁ね」

さやか「なにこれ………あっ、これは」


まどか「さやかちゃんのほむほむの身だけから揚げにするアイデアは悪くなかった。
    けれど、ほむほむは小さいからそれだと歯ごたえとジューシーさに欠けてしまう」

まどか「だから私は肉を重ねて片栗粉でつなぎ、塊になったほむ肉をから揚げにした」

まどか「こうすることで肉汁の流失を防ぎ、かつ歯ごたえも加えることが出来るんだよ」

さやか「くっ、ほむほむマイスターのこの私が、負けた……」

まどか「思い浮かんだアイデアに満足してしまったのが敗因だよ。料理は勝負、1秒前の自分に勝ち続けるつもりで考えないとダメだったんだ」

ほむら「何の勝負よ」



マミ「1つだけいい?」

まどか「なんですか」

マミ「揚げる音が聞こえてからほむほむ達の叫び声が聞こえたんだけどどういうことかしら?」

マミ「肉にして固めたあと揚げるんだから叫べるはずないのに」

まどか「ああ、それですか」


まどか「ほむほむ料理に叫び声は必須ですから、肉とは別のほむほむを素揚げに」

杏子「食べ物を粗末にするんじゃねぇ!」

まどか「すり潰して餌に混ぜれば再利用できるから大丈夫だよ」


おわり






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