杏子「眠れねえ。」
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作者：TcMgGfs20
506 名前：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage] 投稿日：2011/09/01(木) 22:16:13.23 ID:TcMgGfs20
古い旅館
杏子「眠れねえ。」
杏子（こういう時はほむほむの数を数えよう）
杏子は瞼を閉じ野原と柵の光景を想像する。
杏子（ほむほむが一匹）
ほむほむ「ﾎﾑｩ」ﾄｫ!!
想像の中のほむほむが柵を飛び越える。
杏子（ほむほむが二匹）
まどまど「ﾏﾄﾞｫ」ﾔｧ!!
想像の中のまどまどが柵を飛び越える。
杏子（ほむほむが三匹…あれ？一匹増えてるぞ!?）
柵の中にいつの間にか仔ほむが一匹増えていた。
しばらく、数え続けていたが
杏子（ほむほむが251匹…）
柵の中のほむほむs「ﾎﾑｩ…ﾎﾑｩ…」ｽﾔｽﾔ
柵の中の仔ほむs「ﾎﾐｭｩｩ…」ｽﾔｽﾔ
杏子（逆に目が冴えてきた、ああもうやめだ。起きていたら勝手に眠くなるだろ）
杏子は瞼を開けた。
ほむほむs「ﾎﾑｩ…ﾎﾑｩ…」ｽﾔｽﾔ
仔ほむs「ﾎﾐｭｩｩ…」ｽﾔｽﾔ
杏子の布団の上でほむほむ達が眠っていた。
杏子「動けねえ…」
