フェンリル

概要

神喰狼(かみくいおおかみ)
アースガルズの悪神ロキによって生み出された巨大な灰色狼。

戦闘能力

ロキの最高傑作とされ、全勢力でもトップ10に入るほどの力を有しており、ギリシアのテュポーンと並び称される最強の魔物。
  • をも噛み殺す牙
  • 神滅具の鎧」や「龍王の鱗」をも引き裂く鋭い爪
を武器とすることから、最凶最悪の魔獣の1体と恐れられ、スピードも7巻時点でのイッセーの最高速度に匹敵する。

経歴

ロキの命を受けオーディンと「日本の神々」との会談を襲撃しタンニーンや「禁手化」した二天龍を圧倒するが、対神クラスの切り札として「神殺しの爪牙」を求めていたヴァーリチームに捕獲されて「支配の聖剣」の力で軍門に降る。
「神殺しの力」は健在だが、
と戦った影響で10メートル近かった体躯と力の一部が失われていた*1
しかし、ロキの下に居たころより刺激に満ちた生活が送れているため不満はなく、むしろ今を楽しんでさえいるためロキの制御が完全に外れてなお自らの意思でチームにとどまっている。
チームメンバーとなってからはルフェイの世話になることが多く、ゴグマゴグと共に彼女の護衛役を主として活動する。

下手な人間よりも知能が高く、喋ることはできないが人語を理解している。
ただ、狼なので理性よりも本能を優先する傾向が強い。
狼の本能としてヴァーリチームのメンバーを格付けしており、ヴァーリを集団の長、アーサーを行動を共にするに値する者、ルフェイを自分好みの食事を作ってくれる盟友、黒歌を自分より下位に位置するうるさい猫、美猴をヒエラルキー最下層で仲間と思われたくもない下品な猿と認識している。

現「赤龍帝」のせいで精神を病んでいるアルビオンに対して、同じ伝説の魔獣として同情している。
上下関係に厳しくプライドが高いため、ルフェイの頼みまでなら多少無理しても聞き入れるが、下っ端*2が舐めた態度で接してきたときには容赦なく報復する。

メンバーほぼ全員の料理スキルが壊滅的なことに悩んでおり、ルフェイが料理当番の時以外は「刃狗」チームのもとへ食事をとりに足を運んでいる。
また神滅具である刃とは、同じイヌ科だからなのか仲が良い。
なおミドガルズオルムは兄弟に当たり、彼からは「ワンワン」と呼ばれているが、あまりの怠けぶりからよくわからない奴だと思っている。

アザゼル杯」時点で8割がた真の力を取り戻しており、巨大化もできるようになって「女王」枠としての特性を存分に発揮できるようになっている。
リアス・グレモリー」チームとの戦いでは序盤は若返ったストラーダに翻弄されたが、その後は真の姿となって「禁夜と真闇の滅殺獣姫」のリアスと戦い、かつての会談襲撃時以上のダメージを負ったもののリアスを投了まで追いつめる。
「西遊記」チームとの試合では、ゴグマゴグと共に玉龍をリタイアに追い込む。

地獄事変」の最終戦では「魔王化」ヴァーリと共にハーデスと交戦する。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年01月24日 15:48

*1 現在の体格は大型犬程度

*2 美猴と黒歌