◆◇◆◇



“通話相手”と今後の打ち合わせがある。
そのままそちらの用事へと向かう。
そう言って伏黒甚爾がデトネラットを去っていった後、モリアーティは先程までの通話を追憶する。

峰津院大和への牽制、そして海賊同盟への誘導は果たせた。
DOCTOR.Kのアカウントによる告発によって、283プロダクションの脱出派は聖杯を狙う陣営にとって“共通の敵”となった。
彼らの目的達成は、全参加者の抹消へと繋がる―――四面楚歌は避けられない。
孤立を余儀なくされた中で、更に彼らは遅かれ早かれあの“海賊同盟”とも対峙せねばならない。
まさしく絶望的な状況と言えるだろう。
そして、その余波は同盟者である己“モリアーティ”にも及ぶ可能性がある。

ならば彼らを切るのが得策なのか、と言われれば―――そうとも限らない。
実際のところ、彼らがそう容易く“脱出できない”ことなど容易に見て取れる。
そして脱出派が孤立しているという状況は、逆を言えば敵連合は“貴重な同盟相手”として優位な立場を作れる。
“敵連合との利害関係すら破綻したら、脱出派はいよいよ詰むかもしれない”―――そんな状況を前にすれば、彼らは連合に協調せざるを得なくなる。
そして敵連合もまた海賊同盟と対立している以上、脱出派陣営との利害関係が保たれることは今後の立ち回りを考慮するためにも必要となる。

故に、“峰津院の陣営が脱出派に照準を合わせること”を妨げるべく。
モリアーティは通話を介して、峰津院大和を牽制したのだ。
霊地の存在を暴かれた峰津院にとって、魔力プールの奪取を防ぐためにも脱出派の殲滅は必要となる。
ならば、海賊同盟という脅威の提示によってその照準を逸らす。
そして先の蜘蛛会談でも示したように、“大戦力同士の乱戦”を仕向けることで両者の消耗を狙う。


《“もう一人の蜘蛛”は、既にランサーが殲滅へと向かっている》

《拠点としての機能を果たせる『避難先』は既に絞り込んでいる》


“脱出派への強襲”が予想以上の早さで進行していたこと。
そして“敵連合の新拠点の捕捉”が現実味を帯びてしまったこと。
大和から突きつけられた事実は、モリアーティによる牽制をより重大なものへと押し上げた。
即ち―――成否次第で、敵連合は“峰津院のサーヴァントに間もなく攻撃されることになる”。

二人の蜘蛛の暗躍は、“一度は探りを入れられた”峰津院ならば間違いなく察知している。
彼らが“善なる蜘蛛”への攻撃を既に果たしたのならば、次なる標的として“悪しき蜘蛛”も狙われる可能性が高かった。

海賊同盟の強襲を凌いだばかりであり、更にバーサーカーという戦力を欠いた直後。
このタイミングで最強最悪の英霊と交戦することになれば、陣営の大打撃は免れなかった。
再び拠点を喪失するか――――更なる脱落者が出るか。
故にこの牽制を成立させなければ、敵連合は瞬く間に窮地に追い込まれていた可能性が高かったのだ。
“二大勢力の結託”をちらつかせたこと、そしてモリアーティ自身にも知る由がなかった“銀翼のランサーの敗北”。
自らの手札を切り、そして偶然に助けられたことで、モリアーティは峰津院を凌いだのだ。


(――――やれやれ、肝を冷やされたものだ)


モリアーティは、内心安堵する。
峰津院大和。初めて対峙することになったが。
成程、あれは確かに傑物だ、と。
犯罪王は、そう理解せざるを得なかった。

人の気配をした異形か、あるいは魔人。
そう称するに相応しい相手であることは、電話越しにでも分かった。
それは理屈というよりも、直感に等しい。
犯罪者のナポレオンとして数々の“悪”を生み出し、そして英霊としての生を体験したからこそ悟ってしまった。

あの青年が纏っているのは、余りにも地に足の付いた殺意。
風のように涼し気でありながら、鋭い剃刀に斬りつけられるかの如く。
―――そんな異常な空気を、確かに感じ取った。

新宿を破壊したあの“銀翼のランサー”も脅威ではあるが。
それを統べる主もまた恐るべき存在であったと、モリアーティは確信する。
故に、彼の照準を逸らせたことに心から安堵する。


「“安心”したかよ、ジジイ」


―――尤も。


「ああ。心からネ」
「そりゃ良かった。こっちも、悪くねえ気分だ」
「フッ……流石だ、今の君には頼もしさすら感じるよ」
「当然だろ。テメエが望んだ“魔王”だからな」


峰津院大和が、若き君臨者であるように。
死柄木弔もまた、未来の魔王であるのだ。
あの掛け合いを間近で見て。
今こうして不敵に笑う弔を見て。
モリアーティは、改めてそれを理解した。

そんな弔をソファーで腰掛けながらじっと見つめる田中を、モリアーティは横目で見る。
その眼差しから滲み出る仰望と崇拝を読み取って、老獪なる蜘蛛は満足気に笑んだ。


「―――あのさ、Mさん」


その矢先に、ふいに声が飛んでくる。
モリアーティはゆっくりと視線を動かした。
それまで田中の目覚めを待ちながら待機していた、星野アイがモリアーティに呼びかけていた。


「峰津院だっけ。それを追い払ったっぽいのは分かったけどさ。
283も放っといたらまずいんじゃないの?」


率直にアイは問い掛ける。
“件のアカウント”を知った者からすれば、それは至極当然の疑問だった。


「ライダーさんからも聞いたよ。脱出派ってのがいて、そいつらが目的達成すれば私達ごと消えちゃうんでしょ?」
「その通り。とはいえ彼らは文字通りの四面楚歌だ。
 例え峰津院のサーヴァントを凌いだとしても、窮地であることには何の変わりもない」


死柄木には、既に匂わせていたことだったが。
モリアーティは283陣営―――もう一人の蜘蛛との利害関係を結んでいる。
グラス・チルドレンや峰津院といった大勢力へと対抗する為に、互いの陣営が許容する範疇での協力を約束した。
遅かれ早かれ、敵連合の面々に説明する手筈ではあったが。
先の海賊同盟の強襲やバーサーカーの排除、田中一を巡る悶着や峰津院大和との通話によって、その報告が遅れていたのが実情だ。
モリアーティはそれ故に、283との結託を改めて陣営の構成員らに説明した。


「我々と彼らの利害関係がある以上、283は依然として利用することが出来る」
「それにしたって――――危惧(リスク)もデカいと思いますがね」


怪訝な顔でそう呟くのは、アイのライダーだった。
暴走族のライダー、殺島飛露鬼
あくまでリスクを考慮するように、自らの懸念を顕にする。
脱出派の目的達成による参加者の抹消―――そうなれば元も子もない。
アイを送還(おく)るためにも、それだけは避けねばならなかった。

――――アイは、櫻木真乃と決別している。
その一件が、尚の事殺島に警戒心を抱かせていた。
例え彼女達が、“心を折られる現実”に直面していたとしても。
アーチャー達を、殺島自身が哀れんでいたとしても。
それでも殺島は、あくまで星野アイの味方だった。

「283ってさぁ……アイドルだろ?」
「うん。テレビで見たよね」
「同盟組んでるってことはさァ……もしかしたら他にもアイドルと会えんだよな……」
「らいだーくん、鼻の下のばしちゃだめだからね」
「あっはい、すンません」

先程までの二人の会話とは裏腹に、傍らでそんな掛け合いをする神戸しおデンジを一瞥しつつ。
モリアーティは、改めて殺島へと答える。


「……実際どうなんだよ、ジジイ。テメエのことだ、考えはあるんだろ」
「安心したまえ、我がマスター。今のところ、彼らが“脱出”を実行に移す可能性は極めて低いのだからネ」


283へのある種の信用は、何も“孤立した状況に基づく利害一致”だけではない。


「白瀬咲耶の殺害に関わったグラス・チルドレンは、恐らく283の縁者を何らかの形で押さえている……それこそ“人質”などネ。
 推測ではあるが、戦術としての利益からして可能性は高いと言える」


それは、283を取り巻く状況に対する推理だった。
283プロダクションの強みは、身内同士で寄り合えること。
同時に、その結束こそが彼らの弱点へと転じる。
一度関係者が人質に取られるか、あるいは懐柔されるなどすれば、その時点で陣営は対処を余儀なくされる。
そして彼らと対峙するグラス・チルドレンの首領がそのことに気付かぬはずがない。
鏡面を介した回避不能の奇襲や諜報を行えるのならば―――尚の事、その戦術の有用性は増す。

そう、仮に自分がグラス・チルドレンの立場ならば。
“彼女達のプロデューサー”を押さえるだろう、と。
モリアーティは、考えていた。


「そして、何故『脱出派』という陣営が存在し、彼らが283プロダクションを拠点にすると思う?」
「……アイドル、つまり戦う気のない素人(アマチュア)達が中心になって寄り合ってるから。そういうコトですかね」
「その通り、彼女達はあくまで素人だ。戦略に対する見地も無ければ、荒事の経験も持ち得ない」


殺島の言及に対してモリアーティは答える。
283という陣営が白瀬咲耶や櫻木真乃のようにアイドルを中心に寄り集まっているならば。
彼女達がアイや蜘蛛の証言通りの善人ならば。


「そんな素人の集団が『自分達が脱出すれば他の参加者が抹消される』と知った時、そう容易く非情の決断を下せると思うかね?」


“自分達の脱出によって他の参加者が見殺しにされる”。
そんな状況を前にして、素知らぬ顔で計画を強行することなど出来ないだろう。
モリアーティはそう考えた。


「“W”だっけ?もう一人の蜘蛛さんが計画を強行する可能性とかってない?」
「その心配には及ばないさ」


アイの更なる懸念に対しても、飄々とそう返す。
例えアイドル達にその気がなくとも、もう一人の蜘蛛が実行に移す可能性。
成程、“傍から見れば”確かに警戒に値する。


「直に話したからこそ理解できた。彼は、そんなことは“出来ない”とね」
「……Mさんくらい賢い人が、随分信頼してるんだね」
「信頼というより、確信だね―――初対面で君の“素性”を言い当てたのと同じさ」


だが、モリアーティは確信していた。
アイドル達をあれほどまで献身的に守り続け、尚かつ“シャーロック・ホームズ”に纏わる揺さぶりが響いたあの男に、そのような手は使えない。
いかに悪しき手段を用いようとも、彼は“善なる蜘蛛”だ。

そして櫻木真乃の件に関しても、モリアーティは「恐らくは重大な危機は回避している」と推察していることを語る。
Wは櫻木真乃の携帯電話を介して連絡を取ってきた以上、彼女と接触しているのは明白だ。
仮に櫻木真乃星野アイの証言通り、怒りと悲しみを背負い続けているのだとしたら。

――――あの“善なる蜘蛛”は、モリアーティという“鏡写しの悪”に対して。
――――より明確な“敵意”を、鋭く向けていただろう。

モリアーティは、確信を持ってそう答える。
あの電話においても、自分(モリアーティ)への警戒と敵意は滲み出ていたが。
もしも櫻木真乃が心を折られたままならば、あんなものでは済まなかっただろう―――と。

それを聞いたアイは、呆気に取られる。
あの瞬間。電話越しで、確かに真乃との決別を読み取ったからこそ。
モリアーティの推理を前に、少なからず驚愕させられる。


(――――真乃ちゃん、もしかして立ち直ったのかな)


そう思って、アイは殺島の方へと視線を向けた。
何とも言えない、神妙な表情だった。
真顔で沈黙し、それでもその瞳には安堵のようなものを湛えている。

殺島は、あの時。
アイが真乃と決別した、あの瞬間。
彼女のアーチャーと対峙していた。
過酷な現実を前に慟哭する少女の前に、姿を現していた。
その時の彼が何を思い、どんな言葉を投げかけていたのか。
アイには知る由もないが、きっと“何かあったのだろう”とは思う。
だって―――彼の眼差しには、微かに感傷のようなものが見えたのだから。

そして、アイは殺島と目が合った。
彼は、フッと不敵に笑みを浮かべる。
―――大丈夫だ、と言わんばかりに。
その目付きが、いつも通りのものへと戻る。
俺はアイの味方だと物語る、そんな眼差しへと。
それを見たアイは、安心したようにふっと笑った。


「それに。例え彼が、“もしもの場合”に手段さえ選ばずに立ち回る者だったとすれば」


そして、モリアーティは説明を続ける。
もしも本当にWが“目的のために手段を選ばぬ立ち回りが出来る”のだとしたら。


「『善なる蜘蛛』は、峰津院よりもずっと先に――――この東京を『地獄』に変えていたからね」


この街は、とうに悪徳の街へと堕ちているだろう。
もう一人の蜘蛛は、それほどの存在だった。
彼が本気で悪を成せるのだとしたら―――そんな悠長な立ち回りを見せるわけがないだろうに。
きっぱりと断言するような物言いに、アイも殺島も黙って飲み込む他無かった。


「そして」


それに、もはや。
もう一人の蜘蛛は、それを実行に移すことも叶わなくなった。


「もはや、この聖杯戦争において――――」


犯罪王。犯罪卿。悪のナポレオン。
かのシャーロック・ホームズの宿敵。
それらの肩書を持つ“二人の蜘蛛”は、本質的に同質の存在として霊基を共有する。
それ故に、モリアーティは悟ってしまう。
覆しようのない、一つの事実を。



「“知恵比べ”で私と渡り合うサーヴァントは、いなくなった」



―――ああ、善なる蜘蛛よ。
―――君はどうやら、“ここまで”だったらしいね。






思うところは、沢山あるさ。
語りたいことは、幾つもあるさ。
君の死を悟った瞬間から、込み上げてきたさ。

君はどのようにして、散っていったのか。
君は如何なる形で、戦い抜いたのか。
その答えは、最早君から直接聞くことは叶わない。
だが、ま――――君達の勝負はまだ終わっていないのだろう?

君の“最後の気配”は、実に奇妙なものだった。
同じ霊基を共有した英霊だからこそ、理解できる。
霊核に重大な損傷を負っても尚、君はすぐには消滅しなかった。
瀕死の重傷に晒されながらも、君は只管に粘り続けた。
それを感じ取った瞬間、私は直感した。

君は、何かを“成し遂げた”のだろう。
遺された少女達が生き延びるための道筋を、作ってみせたのだろう。
それこそ、命を賭すほどの覚悟で。

いやはや、最期まで見事だった。
結局、君との対話はたった一度だけで終わってしまったが。
それでも案外、“名残惜しさ”というものは感じるようだ。
君からすれば、私の相手など真っ平御免だったであろうが。
それでも私にとって、君は興味深い相手だったよ。
なあ――――“善なる蜘蛛”よ。

君はもう、この先の結末を見届けることは適わないが。
なればこそ、私がしかと目に焼き付けるさ。
この聖杯戦争の行く末を。
我らが王の辿る道を。
そして、君が遺した少女達の顛末を。



さらばだ、“犯罪卿”。
君とのチェスは、もっと愉しみたかったよ。






「―――“もう一人の蜘蛛”は、陥落した」


そして、蜘蛛は語る。
飄々とした“悪党”の顔で。


「されど、彼らとの“取引”はまだ終わりではない」


連合の同盟者たる、“脱出派”について。
彼らにはまだ価値があると説く。
陣営の面々へと視線を向けながら、不敵に笑む。


「ここから先、如何に彼らと関わるか」


彼らの方から、交渉を求めてくるか。
あるいは、此方からコンタクトを取るか。
結託するにせよ、決裂するにせよ。
283の陣営は、未だ利用の余地はある。


「そして―――霊地争奪戦という混乱に乗じて、我々は如何に動くか」


それだけではない。
海賊同盟は、遅かれ早かれ霊地を狙う。
蜘蛛は峰津院大和の視線を、来たるべき激突へと向けて誘導した。
此処から先、間違いなく“乱戦”へと縺れ込む。
ただ傍観を決め込むのも悪くはないが。


――――連中を競わせて、自分達は高みの見物。
――――果たして、それを我らが王が望むか。


蜘蛛はフッと口元に笑みを浮かべて、死柄木弔へと視線を向けた。
若き魔王の殺気と闘志は、今もなお滾っている。
283との連携を行うにせよ、そうでないにせよ。
全ては王の意志のままに――――峰津院や海賊同盟という敵を前に、如何なる指針を下すか。
そして己は、王のための舞台を全力で整えねばならない。
老練なる策士は、高揚と期待を抱きながら、算段を重ねる。


「――――さて。見極めるとしようか」


さあ、再び始めよう。
我ら“悪党”の戦いを。
賽を―――投げようじゃないか。



【中野区・デトネラット関係会社ビル/二日目・早朝】
※時間軸は120話「STRONG WORLD」以前です。

死柄木弔@僕のヒーローアカデミア】
[状態]:健康、覚醒、『地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)』服用
[令呪]:残り二画
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円程度
[思考・状況]基本方針:界聖杯を手に入れ、全てをブッ壊す力を得る。
0:さぁ――行こうか。
1:勝つのは連合(俺達)だ。
2:四皇を殺す。
3:便利だな、麻薬(これ)。
[備考]
※個性の出力が大きく上昇しました。

【アーチャー(ジェームズ・モリアーティ)@Fate/Grand Order】
[状態]:腰痛(中)、令呪『本戦三日目に入るまで、星野アイ及びそのライダーを尊重しろ』
[装備]:超過剰武装多目的棺桶『ライヘンバッハ』@Fate/Grand Order
[道具]:なし?
[所持金]:なし
[思考・状況]基本方針:死柄木弔の"完成"を見届ける
0:霊地争奪戦。283との連絡。さて、どう出るか。
1:蜘蛛は卵を産み育てるもの。連合の戦力充実に注力。
2:課題『グラス・チルドレン殲滅作戦』を実行。Wの陣営の状況も、じきに確かめる。
3:禪院君とアイ君達の折衝を取り計らう。あわよくば彼も連合に加えたいところだがあくまでも慎重に。
4:しお君とライダー(デンジ)は面白い。マスターの良い競争相手になるかもしれない。
5:田中一の再契約先のサーヴァントも斡旋したい。
6:さらばだ、犯罪卿。
[備考]※デトネラット社代表取締役社長、四ツ橋力也はモリアーティの傘下です。
デトネラットの他にも心求党、Feel Good Inc.、集瑛社(いずれも、@僕のヒーローアカデミア)などの団体が彼に掌握されています。
※禪院(伏黒甚爾)と協調した四ツ橋力也を通じて283プロダクションの動きをある程度把握していました。
※アルターエゴ・リンボ(蘆屋道満)から"窮極の地獄界曼荼羅"の概要を聞きました。また彼の真名も知りました。
アラフィフ「これ先に知れて本当によかったなァ〜…(クソデカ溜め息)」
田中一からアサシン(吉良吉影)と仁科鳥子によるリンボ奇襲の作戦を聞きました。(詳細は田中が知らないので不明)。
アサシン(吉良吉影)の能力の一部も知りました(真名は田中が知らないので不明)。
星野アイおよびそのライダーから、ガムテ&ビッグ・マムの情報および一日目・夕方までの動向を聞きました

星野アイ@推しの子】
[状態]:疲労(小)
[令呪]:残り三画
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:当面、生活できる程度の貯金はあり(アイドルとしての収入)
[思考・状況]基本方針:子どもたちが待っている家に帰る。
1:敵連合の一員として行動。ただし信用はしない。
2:ガムテ君たちについては殺島の判断を信用。櫻木真乃についてはいったんMに任せる。
[備考]
櫻木真乃紙越空魚、M(ジェームズ・モリアーティ)との連絡先を交換しています。
※グラス・チルドレンの情報をM側に伝えました。

【ライダー(殺島飛露鬼)@忍者と極道】
[状態]:魔力消費(微)
[装備]:大型の回転式拳銃(二丁)&予備拳銃
[道具]:なし
[所持金]:なし
[思考・状況]基本方針:アイを帰るべき家へと送迎(おく)るため、聖杯戦争に勝ち残る。
1:アイの方針に従う。
2:M達との協力関係を重視。だが油断はしない。厄(ヤバ)くなれば殺す。
3:ガムテたちとは絶対に組めない。アイツは玄人(プロ)だし、それに――啖呵も切っちまった。
[備考]
※アサシン(伏黒甚爾)から、彼がマスターの可能性があると踏んだ芸能関係者達の顔写真を受け取っています。
現在判明しているのは櫻木真乃のみですが、他にマスターが居るかどうかについては後続の書き手さんにお任せいたします。
※スキルで生成した『地獄への招待券』は譲渡が可能です。サーヴァントへ譲渡した場合も効き目があるかどうかは後の話の裁定に従います。

神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
[状態]:疲労(小)
[令呪]:残り二画
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数千円程度
[思考・状況]
基本方針:さとちゃんとの、永遠のハッピーシュガーライフを目指す。
1:お兄ちゃんは、いつかおわらせなくちゃ。
2:アイさんとらいだーさん(殺島)とは仲良くしたい。でも呼び方がまぎらわしいかも。どうしようねえ。
3:とむらくんとえむさん(モリアーティ)についてはとりあえず信用。えむさんといっしょにいれば賢くなれそう。
4:最後に戦うのは。とむらくんたちがいいな。
5:れーじゅなくなっちゃった。だれかからわけてもらえないかなぁ。

【ライダー(デンジ)@チェンソーマン】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円(しおよりも多い)
[思考・状況]
基本方針:サーヴァントとしての仕事をする。聖杯が手に入ったら女と美味い食い物に囲まれて幸せになりたい。
1:死柄木とジジイ(モリアーティ)は現状信用していない。特に後者。とはいえ前者もいけ好かない。
2:星野アイめちゃくちゃ可愛いじゃん……でも怖い……(割とよくある)
3:あの怪物ババア(シャーロット・リンリン)には二度と会いたくない。マジで思い出したくもない。
[備考]
※令呪一画で命令することで霊基を変質させ、チェンソーマンに代わることが可能です。
※元のデンジに戻るタイミングはしおの一存ですが、一度の令呪で一時間程の変身が可能なようです。

田中一@オッドタクシー】
[状態]:サーヴァント喪失、半身に火傷痕(回復済)、地獄への渇望、高揚感
[令呪]:残り三画
[装備]:なし
[道具]:スマートフォン(私用)、ナイフ、拳銃(6発、予備弾薬なし)、蘆屋道満の護符×3
[所持金]:数千円程度
[思考・状況]基本方針:『田中革命』。
0:……あいつ、ほんとに死んだんだな。
1:死柄木弔に従う。彼の夢に俺の道を託す。
2:敵は皆殺し。どんな手段も厭わない。
3:SNSは随時チェック。地道だけど、気の遠くなるような作業には慣れてる。
4:リンボに鞍替えして地獄界曼荼羅を実現させたかったけど、今は敵連合にいたい。
5:峰津院大和のことは、保留。その危険度は理解した。
6:星野アイ、めちゃくちゃかわいいな……
[備考]
※界聖杯東京の境界を認識しました。景色は変わらずに続いているものの、どれだけ進もうと永遠に「23区外へと辿り着けない」ようになっています。
※アルターエゴ(蘆屋道満)から護符を受け取りました。使い捨てですが身を守るのに使えます。


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113:僕の戦争(前編) 死柄木弔 129:THE DAY 新時代:オリジン
アーチャー(ジェームズ・モリアーティ
113:僕の戦争(前編) 神戸しお 129:THE DAY 新時代:オリジン
ライダー(デンジ)
113:僕の戦争(前編) 星野アイ 129:THE DAY 新時代:オリジン
ライダー(殺島飛露鬼
113:僕の戦争(前編) 田中一 129:THE DAY 新時代:オリジン
113:僕の戦争(前編) 紙越空魚 133:地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1)
アサシン(伏黒甚爾 140:Heaven`s falling down(前編)
113:僕の戦争(前編) 峰津院大和 133:地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1)
120:STRONG WORLD ランサー(ベルゼバブ

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最終更新:2023年01月12日 23:41