甘くて痛くて、飲み込めないほどの。
はじめての気持ちに、あなたの名前をつけよう。
淡くて脆くて、溶けてしまいそうだ。
やがて終わるのなら、わたしの命をあげよう。
「この愛を、くれたあなたに」
すべて、あげよう。
◆◆
そびえ立つ桜に、背中を預けながら。
松坂さとうは、自分の死期を悟っていた。
リップはどうやら死んだらしい。
ただ、兎にも角にも打ちどころが悪すぎた。
右腕ごと腹部を半分ほど切り裂かれて、出血はとっくに致死量。
着弾の時の激しい吐血でクーポンを吐き出してしまったため、もうそれに頼った回復も望めない。
これだけ血を流してしまっていたら、持っていた残りのクーポンの薬効も溶け出してしまっているだろう。
仮に無事に使えるものが残っていたとして――それでも、助かる可能性はきっとないに等しい筈だ。
あまりに血を流しすぎたし。身体として使えなくなっている箇所が、あまりに多すぎるから。
「……よう。大丈夫――じゃ、ねえよな」
「うん。さすがに、駄目そう」
「……そうかい。なんつーか、悪かったな。守ってやれなくてよ」
「別にいいよ。今更責めても、仕方ないし」
「かわいくねえの」
「あなたにかわいいとか思われてもしょうがないでしょ」
巨大な、巨大な、桜の木。
これも急に牙を剥き始めるのかもしれないが、今のところは大丈夫そうだ。
そこにもうまともに動かせなくなりつつある身体を凭れさせて、さとうは座っていた。
「しおちゃんが、へんなこと学んじゃいそうでちょっと不安なんだけど。
しおちゃんのこと、よろしくね。私、たぶんもうすぐ死ぬから」
「へいへい。……ま、最後まで付き合ってやるつもりだからよ。安心しな」
「あなたのこと、正直あんまり好きじゃないけどさ」
「何だよ」
「しおちゃんのはじめての"友達"が、あなたでよかったとも、ちょっとだけ思うの。
なんでだろうね。こんな下品で下心満載の男なんて、しおちゃんに近付いてほしいわけないのに」
「死ぬ前に俺が殺してやろうかア~?」
「それは嫌かな。とりあえず、連合の人たちには負けないでね。
しおちゃん、その人達のこと結構好きみたいだから……付け入られないように目を光らせておいて。
しおちゃんがすぐにこっちに来たら、承知しないから」
「親バカがよ」
「親じゃないよ。愛し合ってるもの」
「か~ッ、甘ったるくて胸焼けするわ。お前やっぱしおの彼女だよ、そういうトコはマジで似てるぜ」
その膝に頭を載せて、彼女の天使が寝息を立てている。
自分が命を救われたことも知らずに、すうすうと眠りこけている。
その頭を撫でながら、さとうはこれから死ぬ人間のそれとは思えない穏やかな笑みを浮かべた。
「……よかった。アーチャーが、この子を助けてくれて」
しおの身体には、傷ひとつ刻まれてはいない。
ガンヴォルトは完璧に仕事をこなした。
さとうとの誓いを果たしてくれた。今も、果たし続けている。
砂糖少女の命と引き換えにして、塗り替えられた約束を。
「お前さ」
デンジは、腰を下ろしてさとうと目線を合わせた。
正直に言って、もう少しお淑やかな女の子だと思っていた。
だが蓋を開けてみればどうだ。デンジの入り込む隙なんて、二人の間には真実皆無だった。
こうまで来ると、もはや苛立ちや反感を通り越して感心する。
眠りこけたしおの顔を、さとうに倣うように見つめながら。
「なんでそんなに、こいつのこと好きなんだよ」
「……直球すぎ。デリカシーとか、ないのかな」
「うるせえなあ死にかけが。……お前顔いいんだしよ、別にこいつじゃなくても――男でも女でも、いくらでもいたんじゃねえの?」
そんなことを、問いかけてみた。
実際問題として、他に選択肢はあった筈なのだ。
もしも、彼女が選んだ相手が
神戸しおでなかったなら。
この小さな少女でさえなかったなら――さとうはきっと、こんな世界に来なくてもよかった。
愛を守るために他人と戦うこともなく。
誰かの命を奪うことも、なく。
人並みの幸せと、人並みの愛を享受して幸せになることができていたのではないか。
少なくとも、こんな場所で。
こんな惨たらしい死に方をすることなんてなく。
もっとずっと先のいつかの日に、幸せな最期を迎えられていたに違いないのだ。
そんなデンジの問いかけに、さとうは微笑んだまま。
愛する少女の寝顔を慈しみながら、言った。
「子どもだね。わかんないんだ」
「わかんねーよ。わかりたくもねーぜ、正直」
「愛っていうのはね、代えの利くものじゃないんだよ」
自分は――あの雨の日に、しおを見つけた。しおを、選んだ。
たとえ何があっても絶対に裏切らないし、離れないし、傍にいる。
彼女と一緒にいられたら、それはこの世のどんなことよりも幸せだと思ったから。
しおはさとうのすべてで、世界そのもので、生きる意味だった。
だから、自分の選択は間違っていなかったとさとうは確信している。
もしこれが間違いだったとしても、もうやり直すことはできないけれど。
後悔はない。それだけは、絶対だ。
そしてそれが、今のさとうにとっては一番大事なことだから。
きっとしおが目を覚ました時、さとうはこの世にいないだろう。
これが、今生の別れになる。そう分かっていても――恐怖はなかった。
そんなことよりも、彼女に自分の一番大きなものを贈って逝ける事実が誇らしくて仕方なかった。
「しおちゃんが、私にそれを教えてくれた。
この子は、私の……わたしの、天使だった」
砂糖菓子のように甘くて、綿飴みたいにふわふわしていて、マシュマロみたいに柔らかい。
かわいくて、たまに綺麗で、驚くほど心の支えになってくれて。
いつも、いつでも一緒にいてくれて。
一緒にいるだけで、笑顔になれて。
生きているのが楽しくなって。
生きていこうって、思わせてくれる。
甘い。しおと過ごす時間は、いつだって蕩けるように甘かった。
それは、命が終わろうとしているこの瞬間だってそうだ。
しおは今、とても穏やかに眠っている。
きっともうすぐ、目を覚ますだろう。
――本当は、最期に少しでいいから話をしたかったけれど。
「しおちゃんといるとね。世界が、きらきら輝くの」
「……、……」
「あの子は私に、おかえりを言ってくれた。
あの子のおかげで、私は、ただいまが言えた」
「……そんなのでいいのか? もっとなんか、いろいろあるんじゃねえの」
「うん。それだけで、よかったの。私達は、それだけで」
それ以上に望むことは、何もない。
それだけに、さとうは喜んですべてを懸けられた。
たとえそこに、自分の命が含まれていたとしても。
何の後悔もなく、こうして笑顔で終わることができる。
あの子がいたから、此処まで来れた。
あの子がいたから、こうやって変われた。
松坂さとうは――――本当の"愛"を知れた。
「しおちゃんのくれた"愛"を抱いて、私は生きた」
その愛のために、私は死のう。
この胸に抱いた、この子への愛だけを抱いて。
悔いは、ひとつもない。
怖れも、ひとつもなかった。
満ち足りた気持ちのまま、幸福な眠りに就く。
もう、目はほとんど見えなくなっていたけれど。
それでも、膝の上ですやすや眠る彼女の顔だけは、はっきりとわかった。
「だから今度は、私がこの子にあげる番」
その小さな頭を撫でる手が、止まる。
まだ動く内にと、この世で一番美しい言葉を捧げるように、その唇を動かして。
さとうは、愛する天使の名を、呼ぶ。
ありったけの愛と、ごめんねと、ありがとうを込めて。
「しおちゃん」
今まで、本当にありがとう。
ほんとは、もっと一緒にいたかったけど。
でも、繋がりなんてなくたって。
私達は、きっといつまでもずっと一緒だから。
私は寂しくないし。しおちゃんも、そうだといいな。
「だいすき…………」
そこで、さとうは目を閉じた。
安らかに閉じられた瞳は、もう二度と開かないだろう。
静かな。とても、安らかな死に様だった。
力の抜けた手は、しおの頭に載ったまま。
最後まで、二人は繋がりあったまま。
――――天使を抱いて。
――――少女は、落ちる。
デンジが、ゆっくりと立ち上がった時。
そこにもう、松坂さとうの命はなかった。
ラストライフは幕を閉じ。
少女の物語が終わり、少女の物語が始まる。
◆◆
これでよかったのか。
それで、よかったのか。
分からないまま、少年は戦っていた。
轟く雷霆は、過去最大の猛りを見せていて。
今にも壊れそうなその霊基は、主の遺命を愚直なまでに果たし続ける。
状況は三対一。にも関わらず彼は、驚くべきことに戦線を単独で成立させていた。
皮下のけしかける桜花を物ともせず。
カイドウの突撃と暴虐を、受け止めて正面からぶつかり合う。
無論、無事でなど済んでいない。
肉体は血塗れで、所々が破綻を始めている。
未来を犠牲にした、最後の奮戦。
そう呼んで差し支えのない、代償付きの奇跡。それが今のガンヴォルトの姿のすべてだった。
――しょうこ。
――さとう。
散っていった二人の名を、反芻する。
結局、自分はどちらも守れなかった。
守ることが、できなかった。
誓いを果たす代わりに、新たな誓いを結んで。
そして今は、その誓いを守るために戦っている。
少女達の愛、その最後に残った輝くいのちを守るために。
上空。
シュヴィ・ドーラもまた、既に満身創痍だった。
グロリアスストライザーの衝撃で蹂躙された身体は、既に所々が機能不全に陥っている。
機凱種の性質上自己修復は可能だが、少なくとも一度退いて回復のために時間を掛けるのが先決なのは間違いない。
そして無論。そんな簡単なことが分からないほど、シュヴィは故障してはいなかった。
――――後は、頼む。
最後に残った、その言葉。
守れなかった人、守りたかった人。
彼の願いだけが、シュヴィを突き動かしていた。
リップは死んだ。
守れなかった。
結局自分は、あの優しい人に何もしてあげられなかった。
――でも。まだきっと、できることはある。
最後の願いを叶えるために、シュヴィは駆ける。
ただ飛ぶ。この身が罪の炎に焼かれ、燃え尽きてしまったって構わない。
雷霆と機巧が、未来すら燃やしてぶつかる中。
依然として空虚を抱えながらそれに付き合っている海賊が、静かにあらぬ方を見た。
チェンソーの悪魔は悪くなかった。リンリンの小指を落としたというのも頷ける、怖気が走るほどの強さ鋭さがあった。
だがそれも、今はもうない。自ら強さを捨て、単なる器に肉体を戻す愚を犯して消えていった。
それはカイドウにとって実につまらない、興醒めする幕切れであったが――そんな彼の肌を、慣れた気配が刺した。
「……不思議なもんだな。死んでからも、あの時と同じなのか」
胸の傷が疼く。
すべての仲間を喰らい、孤独の王となったこの身に。
唯一残った、この地で受けた鬼滅の刃――その傷が、疼いている。
感じるのだ。
近くに、
光月おでんが……否。
奴の担っていた剣を、受け継いだ者が居る。
当のおでん本人は、またしても自分を置いて黄泉へ渡ってしまったというのに。
またしても、此処でも――奴の想いと生き様を受け継いだ誰かが、確かに息衝いているのか。
覇気を飛ばす。
それは、視線だ。
見ているぞ、と。
お前を知っているぞ、と。
この世に、"受け継いだ"お前の逃げ場など何処にもないぞ、と。
突き付けるように放たれた覇気を受け取ったのは……カイドウの見立て通り、彼が決着を望んだあの"バカ殿"の生き様を知る者。
朝焼けを超え、新たな旅路へと踏み出した、一体の鬼であった。
◆◆
戦いが行われていることを、品川区に向かう一行が悟ったのは当然の流れだった。
別に、特別な技量だの観察眼だのは必要ない。
たとえ無知な子どもだったとしても、此処で何か途方もないことが起こっていると自ずと理解するだろう。
それほどまでに激しい激震が、渋谷区の一部と言わずその全域を震撼させていた。
目指すのは品川区。奈落の夢と呼ばれた、とある少女の夢想が散ったその跡地。
そこに赴き、方舟の船員(クルー)である
古手梨花と合流するのが彼らの目的だ。
その筈だった。しかし順風満帆には行かぬもので、まず"それ"に気付いたのは
黒死牟であった。
「異な真似を…………」
見聞色の覇気。
極めれば擬似的な未来予知すら可能になるというその"色"により行われた、戦意の遠当て。
それは黒死牟に、自分達が激戦の渦中に居るであろう何某かに認識されているのだという事実を知らせた。
過ぎ去るか。それとも、付き合ってやるべきか。
普通に考えれば前者以外の選択肢はないが。
もしも袖にして、此処まで殴り込んで来られれば事というのも違いない。
「セイバーさん……? えと、どうかしましたか………?」
「視られて、いる……この気配は恐らく、新宿を滅ぼした"青龍"だろう………」
新宿を滅ぼした。
その言葉に、霧子が小さく雰囲気を強張らせたのが分かった。
皮下医院のあった、新宿。仲の良かった患者さんもたくさん居たし、良くしてくれたスタッフだって居た。
けれどもう、あの街はこの界聖杯のどこにもない。
すべて、滅ぼされて消えてしまった。青龍と鋼翼、二体のサーヴァントの激突によって。
咲き誇る、一面の桜並木。
進めば進むほど、どんどん樹海めいた景色になっていく。
口を開いたのは、アイだった。
その顔つきは神妙だ。当然だろう。虹花の最後の生き残りであり、未だ体内に葉桜――ソメイニン――を残している彼女には、分かる。
「……アイさん、わかる。近くに、かわしたさんがいる――」
アイが助けた命。
助けてしまった、人。
夜桜事変の黒幕、愛を知った放浪者。
皮下真。そしてカイドウ。
方舟の敵が間近に居て、しかもあちらからも認識されてしまっている事実に緊張が走る。
重ねて言うが、選択肢は二つだ。
この場をただ通り抜けるか。
それとも、カイドウの"遠当て"に応えるか。
投げられた賽の目は、落ちてみるまで分からない。
毒にも薬にもならない"目無し"で終わるか。凶運の"嵐"が吹くか。
そんな時、だった。
霧子が、視界の先に人影を見含めたのは。
「…………あ…………」
ひときわ大きく育った。
墓標のような、大樹の下だった。
女の子がふたり、眠っている。
その"ねむり"の意味は、違う。
医学の道を志す霧子には、一目で分かってしまった。
小さな黒髪の少女に膝枕をして、安らかな微笑みを浮かべて眠る彼女は――もう、生きていないと。
墓守のように、二人の傍に佇む少年。
彼と、目が合った。
ふうと小さくため息を吐き出したように見えたのは、果たして気のせいか。
これは、初めての邂逅。
敵連合の少女と、そのしもべが。
方舟の少女達に、遂に接触した。
死をもって、物語は途絶えず。
献身をもって、次へと繋がる。
――愛は、終わらない。
――愛を、唄い続ける。
――きっと、この部屋は。
――まだ、明るいから。
◆◆
あったかい。
やわらかい。
甘くて、でも少し苦くて。
溶けてしまいそうになる。
この気持ちに、名前をつけるなら。
それはきっと、あなたの名前。
――さとちゃん。
そうだ、きっとそれがいい。
あなたの名前が、ちょうどいい。
ねえ、さとちゃん。
すきだよ。だいすき。
さとちゃんといるのが、一番しあわせ。
今ならわかるよ。あの時、さとちゃんが私を生かした理由。
伝えたいの。もっと、お話をしたいの。
だから――
「いかないで……」
白い、白い世界で。
伸ばした手は、空を切り。
少女は静かに、目を覚ました。
◆◆
「――――ああ」
「また、たすけてくれたんだ」
「ずるいなあ」
「ずるいよ、さとちゃん……」
桜の木の下で事切れた、愛する人の笑顔は。
思わず笑えてしまうほど美しくて、しおは笑った。
――さとちゃんの、ばか。
呟いた声に、答えてくれる人はもういない。
【松坂さとう@ハッピーシュガーライフ 脱落】
◆◆
ハッピーシュガーライフ。
◆◆
【渋谷区(西部→南西)・戦場/二日目・午前】
【アーチャー(ガンヴォルト(オルタ))@蒼き雷霆ガンヴォルト爪】
[状態]:全身にダメージ(大)、スーパーガンヴォルト、クードス蓄積(現在8騎分)、令呪の縛り、マスター喪失
[装備]:ダートリーダー
[道具]:なし
[所持金]:札束
[思考・状況]
基本方針:彼女"シアン"の声を、もう一度聞きたい。
0:ボクは――
[備考]
※"自身のマスター及び敵連合の人員に生命の危機が及ばない、並びに
伏黒甚爾が主従に危害を加えない範疇"という条件で、甚爾へ協力する令呪を課されました。
※松坂さとうと再契約しました。
※シュヴィ・ドーラとの接触で星杯大戦の記憶が一部流れ込んでいます。
※新宿区に落ちてたミラーピースを回収してます。
※セイバー(
宮本武蔵)に松坂さとうへの連絡先を伝えました。
また方舟組の連絡先も受け取りました。
※方舟陣営とどの程度情報を交換し合ったかは後のリレーに御任せします。
[ステータス関連備考]
※クードスの蓄積とミラーピースを介した"遺志の継承"によって霊基が変化しました。
①『鎖環』での能力が限定的に再現されています。
②クードスに関連して解放された能力が『電子の謡精』を除いて自由に発動できます。
これに伴い『グロリアスストライザー』もクードスを消費せず、魔力消費によって行使できるようになりました。
③強化形態への擬似的な変身も可能となりますが、魔力消費が大きいため連続発動は難しいです。
『電子の謡精』による強化形態との差異は現時点では不明です。
④シュヴィ・ドーラから受信した『大戦の記憶』により、解析能力と出力の向上が生じています。 ※New!
【アーチャー(シュヴィ・ドーラ)@ノーゲーム・ノーライフ】
[状態]:『謡精の歌』(解析が進行中)、全身にダメージ(大)、マスター喪失
[装備]:機凱種としての武装
[道具]:なし
[所持金]:なし
[思考・状況]
基本方針:叶うなら、もう一度リクに会いたい。
0:シュヴィは――
※聖杯へのアクセスは現在干渉不可能となっています。
※梨花から奪った令呪一画分の魔力により、修復機能の向上させ損傷を治癒しました。
※『蒼き雷霆』とのせめぎ合いの影響で、ガンヴォルトの記憶が一部流入しました。
※歌が聞こえました。GVのスキル、宝具の一部を模倣、習得しつつあります。現在は解析能力の向上などに表れています
【皮下真@夜桜さんちの大作戦】
[状態]:万花繚乱
[令呪]:残り一画
[装備]:?
[道具]:?
[所持金]:纏まった金額を所持(『葉桜』流通によっては更に利益を得ている可能性も有)
[思考・状況]
基本方針:つぼみの夢を叶える。
0:?????
1:綺麗だよ、クソガキが。
2:クソ坊主の好きにさせるつもりはない。手始めに対抗策を一つ、だ。
[備考]
※咲耶の行方不明報道と霧子の態度から、咲耶がマスターであったことを推測しています。
※会場の各所に、協力者と彼等が用意した隠れ家を配備しています。掌握している設備としては皮下医院が最大です。
※ハクジャから
田中摩美々、七草にちかについての情報と所感を受け取りました。
※峰津院財閥のICカード@デビルサバイバー2、風野灯織と八宮めぐるのスマートフォンを所持しています。
※虹花@夜桜さんちの大作戦 のメンバーの「アオヌマ」は皮下医院付近を監視しています。「アカイ」は
星野アイの調査で現世に出ました
※皮下医院の崩壊に伴い「チャチャ」が死亡しました。「アオヌマ」の行方は後続の書き手様にお任せします
※複数の可能性の器の中途喪失とともに聖杯戦争が破綻する情報を得ました。
※キングに持たせた監視カメラから、沙都子と梨花の因縁について大体把握しました。結構ドン引きしています。主に前者に
※『万花繚乱』を習得しました。
夜桜つぼみの血を掌握したことにより、以前までと比べてあらゆる能力値が格段に向上しています。
作中で夜桜百が用いた空間からの消失および出現能力、神秘及び特定の性質を有さない物理攻撃に対する完全な耐性も獲得したようです。
"再生"の開花の他者適用が可能かどうかは後の話にお任せします。
【ライダー(カイドウ)@ONE PIECE】
[状態]:孤軍の王、胴体に斬傷(不可治)、全身にダメージ(小)、霊基再生
[装備]:八斎戒
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]
基本方針:『戦争』に勝利し、世界樹を頂く。
0:皆殺し
[備考]
※火災のキング、疫災のクイーンの魂を喰らい可能な限りで霊基を再生させました。
なお、これを以って百獣海賊団の配下は全滅した事になります。
【渋谷区(西部→南西)・戦場外部/二日目・午前】
【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
[状態]:疲労(小)、決意
[令呪]:残り一画
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数千円程度
[思考・状況]
基本方針:さとちゃんと、永遠のハッピーシュガーライフを。
0:……ずるいよぉ。
1:とむらくんについても今は着いていく。
2:最後に戦うのは。とむらくんたちがいいな。
3:ばいばい、お兄ちゃん。おつかれさま、えむさん。
[備考]
【ライダー(デンジ)@チェンソーマン】
[状態]:健康、やるせなさ
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円(しおよりも多い)
[思考・状況]
基本方針:しおと共に往く。聖杯が手に入ったら女と美味い食い物に囲まれて幸せになりたい。
0:……任していくなよ、ホント。
1:今は敵連合に身を置くけど、死柄木はいけ好かない。
[備考]
※令呪一画で命令することで霊基を変質させ、チェンソーマンに代わることが可能です。
※元のデンジに戻るタイミングはしおの一存ですが、一度の令呪で一時間程の変身が可能なようです。
【
幽谷霧子@アイドルマスターシャイニーカラーズ】
[状態]:健康、お日さま、『バベルシティ・グレイス』、アイさんといっしょ
[令呪]:残り二画
[装備]:包帯
[道具]:咲耶の遺書、携帯(破損)、包帯・医薬品(おでん縁壱から分けて貰った)、手作りの笛、恋鐘印のおにぎりとお茶(方舟メンバー分)
[所持金]:アイドルとしての蓄えあり。TVにも出る機会の多い売れっ子なのでそこそこある。
[思考・状況]基本方針:もういない人と、まだ生きている人と、『生きたい人』の願いに向き合いながら、生き残る。
0:この子は……?
1:梨花ちゃんに、会いに行きます。
2:
プロデューサーさんの、お祈りを……聞きたい……
3:セイバーさんのこと……見ています……。
4:界聖杯さんの……願いは……。
[備考]※皮下医院の病院寮で暮らしています。
※"SHHisがW.I.N.G.に優勝した世界"からの参戦です。いわゆる公式に近い。
はづきさんは健在ですし、プロデューサーも現役です。
※メロウリンクが把握している限りの本戦一日目から二日目朝までの話を聞きました。
【セイバー(黒死牟)@鬼滅の刃】
[状態]:武装色習得、融陽、陽光克服、疲労(大)、誓い
[装備]:虚哭神去、『閻魔』@ONE PIECE
[道具]:
[所持金]:なし
[思考・状況]
基本方針:勝利を、見せる。
0:罪は見据えた。然らば戦うのみ。
1:お前達が嫌いだ。それは変わらぬ。
2:死んだ後になって……余計な世話を……。
3:この状況を――
[備考]
※鬼同士の情報共有の要領でマスターと感覚を共有できます。交感には互いの同意が必要です。
記憶・精神の共有は黒死牟の方から拒否しています。
※武装色の覇気を習得しました。
※陽光を克服しました。感覚器が常態より鋭敏になっています。他にも変化が現れている可能性があります。
※宝具『月蝕日焦』が使用不可能になりました。
※おでんの刀の気配をカイドウに認識されています。感情が重いね……
時系列順
投下順
最終更新:2023年09月12日 00:07