人は死ぬ。
誰であろうと。
男であろうと女であろうと。
老人であろうと、子供であろうと。
その時が来れば誰しも呆気なく死ぬ。
この世から永久に消えてなくなってしまう。
そう解っていた筈だった。
七草にちかは、それを見ていたから。
「びっくりしました」
もう一人の自分がそうなった時の事は今も鮮明に覚えている。
生意気でいけ好かなくて、でも誰よりも自分の事を見てくれていた彼女。
最後に少しだけ微笑んで冷たくなっていった姿を忘れるなんて出来る訳がない。
だというのに、今間近で起こった一つの死をにちかは何処か現実感のない気持ちで受け止めていた。
「
プロデューサーさんって、死ぬんですね」
櫻木真乃だって死んだ。
七草にちか。櫻木真乃。
そして、プロデューサー。
消えてしまった彼のそれは他の二人とは違う物だったかもしれないけれど、命が失われたという点では同じだろう。
皆同じ人間の筈なのにどうしてだか今回だけは実感が持てない。
あの人が死ぬ訳がないと…自分でも驚く程何の疑いもなくそう思っていた事ににちかは今頃気付いた。
長いこと、本当に長いことこっちの頭を悩ませてくれた困った人。
でもこの世界を出て元あった日常に帰るその時、彼の姿は必ず自分達と共にあるものとそう信じていた。
そして帰り着いたなら手間取らされた分も含めて美味しいお高い焼肉でも奢って貰うのだ。
当分は顎でこき使う日々で、それを姉のはづきに咎められて。
摩美々も便乗してプロデューサーに"悪い子"らしいちょっかいを掛ける、そんな日常が続いていくものと疑わずに居た。
考えてみれば、結末なんて最初から解り切っていたというのに。
今にも死にそうな顔をしているあの人。
真乃のアーチャーを単独撃破する程強い彼のランサーと、戦力としては凡夫に過ぎない自分のライダーが互角に戦えているらしい事実。
それらを踏まえて考えれば、プロデューサーが既に限界…それすら超えた状況にある事なんて察せた筈なのだ。
であれば当然、その先も。
彼に必ず訪れるその結末も――解っていた筈だった。
或いは
田中摩美々は既に悟っていたかもしれない。
にちかよりも敏いあの"悪い子"ならば。
にちかが目を背けてしまっている現実を、一足先に見据えてしまっていたのかもしれない。
「私、プロデューサーさんだけは大丈夫だって思ってました。何ででしょうね」
いや、理由なんて一つしかない。
283プロのアイドル達が大切な存在でなかったと言うつもりは微塵も無いが、それでもやはりあの男はにちかにとって特別な存在だったのだ。
背伸びしたどんぐり。
海を目指して激流に身を投げた石ころ。
バカで身の程知らずな小娘が乱暴に差し出した手を「それでも」と取ってくれた人。
それが彼だから。
「そっかぁ…」
アイドルになんてならなければ、こんなに辛い思いはせずに済んだのかもしれない。
身の丈に合った幸せを噛み締めて生きるだけでもそれなりに幸せだったろう自覚はある。
生きるだとか死ぬだとかそういうおっかない話に巻き込まれる事は多分無かっただろうし。
多分もっとずっと呑気に、それでいてゆったりと高校生らしい日々を過ごせていたのだろうと思う。
――それでも七草にちかは、"出会わなければ"と思う事は出来なかった。
以前ならば出来たかもしれない。
この世界に来る前、来た直後でもいい。
全てを諦めて臍を曲げていたあの頃なら、きっと出来た。
でも今はもう無理だった。
その強がりで以って疼く傷口を塞ぐには、にちかは輝くその意味を知り過ぎた。
「ほんとに死んじゃったんだ」
箱舟が出港を果たし元の世界へ帰り着けた未来。
其処でもきっと、七草にちかはアイドルを続けるだろう。
また一からレッスンに挑んで、かつて敗れた舞台に再び挑む。
そうやって自分の夢を叶える為に邁進していくに違いない。
けれど。もうその風景に、あの"プロデューサー"の姿はないのだ。
「…顔ぐちゃぐちゃにして泣き崩れてくれるとか思ってたでしょ。
でも残念でした。何せ散々泣いてきたんで、プロデューサーさんの分の涙はもう品切れです」
何があったとしてもプロデューサーの声は響かない。
機嫌を悪くしたにちかの八つ当たりを受け止めてくれる事もない。
にちかを見て、かわいいと――そう呼んでくれる事もない。
嬉しい事も哀しい事も腹立つ事も、もう何一つとして彼と共有する事は出来ないのだ。
それが"死"。
命を終え、別れるという事。
また一人、大切な誰かがにちかの傍を離れて逝ってしまった。
「その代わり、あっちに戻ったらうんと笑って生きてやるんで。あの世から確認よろです」
天国か地獄かは知りませんけどね。
まぁ運が良かったら、お釈迦様がちょっとは事情を汲んでくれるんじゃないですか。
空に向かって一人、少女は歌うように贈った。
涙はもういいだろう。
彼の辿ってきた道筋をにちかは詳しく知っている訳ではない。
だが…きっと散々泣いてきたのだろう事は解る。
そんな彼に死んだ後まで涙を見せるというのも酷な話だ。
それに――やっぱり。
「アイドルは、笑顔が大事。ですもんね」
滲みかけた視界を拭う。
そしてにちかは空に笑った。
あなたが育てたアイドルは此処に居るぞと。
此処から、生きていくぞと。
心でそう叫んで笑った。
それは、鬼のように生きた一人の人間に対して七草にちかが贈る――精一杯の餞だった。
◆ ◆ ◆
――タン!!
◆ ◆ ◆
田中摩美々から受け取った情報を
アシュレイ・ホライゾンに伝えた。
メロウリンクは傭兵であって、戦術家でも交渉人でもない。
かの蜘蛛達のように数局先まで見据えた緻密な計算等専門外だし、従ってにちかの真実について自ら考えを巡らす気も然程無かった。
だが、プロデューサーが最後に遺したというあの言葉。
あれが一体何を意味する物なのかはやはり気になった。
もう一人のにちかとの付き合いも随分長いのだ。
あの少女が一体この世界にとって。そして自分達にとっての何であるのか。
考えた所で結論は出ないだろうが、一つ確信している事はある。
“彼女の真実が、俺達の今後を支える最大の骨子になる”
つまり箱舟の旅路も佳境へ入ったという事だ。
恐らく直に事態は大きく動く。
そういう意味でもアシュレイとは早く合流を果たしたいし、彼の所感を聞きたい所だった。
“…二人には――少なくとも摩美々にはもう少し時間が要るだろうけど、な”
此方に背を向けて蹲る摩美々の背を見ながらメロウリンクはそう思う。
立派な男だったのだろう。
道は間違えたかもしれないが、そうでなければ多感な時期の少女達にああまで慕われはすまい。
であればきっと別れを受け入れるには時間が要る筈だ。
摩美々程の大人びた少女であっても。
…いや、或いは大人びているからこそ。
“無理をさせないのも、俺達の仕事か”
いいだろう。
それが仕事だと言うなら是非も無し。
亡き犯罪卿の顔を心に思い浮かべながら、メロウリンクは小さく笑った。
まさにその時の事だった。
彼の耳が、ある不吉な音を捉えたのは。
――タン!
「何…!?」
聞き慣れた音だった。
銃声。
しかし数刻前に聞いたのとは似て非なるものだ。
櫻木真乃を襲った凶弾とは音の重さが違う。
拳銃ではない。これは、この音は…
“狙撃銃(ライフル)…!?”
メロウリンクが覚えたのは驚愕。
アイドル達をプロデューサーに接触させる上で、彼は最大限の準備をしていた。
ブービートラップの設置。
多種多様な感知システムの設置。
狙撃に使えそうなポイントを潰す事だって抜かりなくやっていた筈だ。
犯罪卿の死後、メロウリンクは彼が隠していた大量の近代兵器を全て引き継いでいる。
だからこそセキュリティは万全な筈だった。
大袈裟でなく鼠一匹通さない体制を作り上げられていた筈なのだ。
なのに何故――
何が、起こっている――
“…いや、そうじゃない。今は――!”
――考えるのは後だ。
銃声の方角的に狙われたのは間違いなくにちか。
最悪の事態は想定しても仕方がない、
今想定すべきは次善ならぬ"次悪"の事態。
七草にちかは何者かに狙撃された。
だが致命傷は負っておらず、まだ生き永らえているという事態を想定する。
「摩美々!」
にちかを救出する。
その上で襲撃者に応対する。
可能ならばにちかには令呪でアシュレイを喚んで貰う必要もあるだろう。
脳をフル回転させながら、メロウリンクは摩美々へ向けて叫んだ。
摩美々は顔を上げていた。
しかし彼女は――彼の顔とは違う方向を向いていた。
「え…」
誰も居ない、居る筈のない方。
そちらを向いて、鼻声で呟いている。
驚きを孕んだ声だった。
メロウリンクが彼女の視線を追った時、その先には…
「星野、アイさん?」
「はじめまして。摩美々ちゃんだよね、あなた」
――見惚れる程美しい女が、微笑みを湛え立っていた。
「死柄木君から伝言。"バカにして悪かったな"だってさ」
「…ッ、摩美々! 伏せろ――!」
メロウリンクの声を聞いた摩美々。
彼女の反応が間に合ったのは不幸中の幸いだった。
そうでなければ全てが終わっていただろう。
星野アイ――此処に居る筈のないその女が。
星のように微笑みながら奏でた、その歌声によって。
――ヒカリのdestination そのしっぽを捕まえたい
知っている歌だった。
摩美々も、そしてメロウリンクも。
前々からか空き時間に聴かされたかの違いはあったが、双方にとって馴染みのある歌だった。
それが女の…『アイ』の口から飛び出した瞬間。
弾け飛ぶ爆弾のような"音"の暴力が、摩美々とメロウリンクを諸共に吹き飛ばした。
「はじめまして、こんにちは。そして多分さようなら」
アイドルと歌手は違う。
アイドルは、踊るものだ。
歌って踊るからこそのアイドル。
華麗で可憐なステップ一つ、二つ、三つ。
『アイ』がメロウリンクに追い付いた。
「地平線に海はないんだよ」
――見失わないで、夢がある限り。
物理的破壊力を宿すに至った死の歌声(イルミネーションスター)が、メロウリンク・アリティの全身を最短距離で蹂躙した。
◆ ◆ ◆
「…思ったよりブレるんだな」
田中一は狙撃銃を下ろし、十二階建てマンションの屋上で呟いた。
『アイ』のエコーロケーションで場所の割り出しに成功したのは幸いだった。
となれば後は迷ってなんかいられない。
『革命』の熱量をその身に今一度宿しながら、田中は引き金を引いた。
この銃は『アイ』が解除したトラップの中にあった物だ。
それを拝借し、ドラマやアニメの見様見真似で狙撃を試みたのだったが…結果は期待通りには行かなかった。
田中は緑髪の少女の頭を吹き飛ばすつもりだった。
しかし現実はフィクション程上手くは行かない。
風速。反動。距離減衰。
様々な要素が重なって弾丸はブレた。
当たったのは少女の片腕。
令呪のある方だったかどうかまでは確認出来なかった。
狙撃を受けるなり、少女は駆け出した。
それはひどく不格好な歩みだったが――動く的に当てるのは言わずもがな静止している対象に当てるよりずっと難しい。
田中の第二射第三射は当たらず空を切り、結果として彼は少女を取り逃してしまった。
“けど狙撃銃の弾丸だ。まず間違いなくもう腕は使い物にならないだろうし…早く処置しなきゃ出血多量で死ぬだろ。
そしてアイツが近くで暴れてる以上、多分そう簡単には処置とか出来ない筈だ”
くよくよしていても仕方がない。
当てられただけマシだと割り切って次の行動に移る。
愚策にも思えるが、田中は『アイ』の戦う戦場に近付く気で居た。
“『アイ』を呼び戻す令呪が俺にはない。離れすぎてる所を箱舟(あっち)の奴に狙われたらお終いだ”
怖くないと言えば嘘になる。
もうリンボの護符はないのだ。
正真正銘、丸裸にも等しい状態。
そんな状態で死地に赴く事――怖くない訳がない。
だが足は動いた。
臆病風はもう吹いちゃいなかった。
「勝つぞ、『アイ』。俺達が死柄木の邪魔者を排除するんだ」
その足を動かすのは信仰。
理屈を超えた絶対的な崇拝。
言い換えるならば、
「…アイドルなんだろ、お前ら。でも悪いな。こっちはヴィランなんだ」
きっと、こんな言葉が相応しい。
「お前らの輝きは、俺みたいな雑魚のヘタレに奪われて終わる」
――『革命』。
◆ ◆ ◆
人外魔境渋谷決戦・『偶像決戦』 ――"田中一""『星野アイ』"対"箱舟"
◆ ◆ ◆
不測の事態が起きた。
アシュレイ・ホライゾンがそれを悟ったのは、七草にちかからの念話が断絶した事だった。
メロウリンクからの連絡もない。そもそも通話が繋がらない。
好敵手の死を悼んでいる暇はなかった。
盤石の体制が崩れた。
彼は知らない。
それは奇しくも、かつて彼が成し遂げたのと同じ。
小さな小さな砂粒による運命への叛逆だった等とは知る由もない。
“契約のパスは生きてる。今ならまだ、間に合う筈だ…!”
幸いにして距離はそう離れていない。
間に合いさえすれば何とかなる。
逆に間に合わなければ全てが終わりだ。
だからこそ是が非でも間に合う必要があった。
駆けながらアシュレイは反芻する――先刻、メロウリンクから届いたプロデューサーの言伝て。
『にちかはマスターじゃなくて
NPCだった』
それを以って全ての仮説は確信へと変わった。
箱舟は大きく動く。
活路が見えた。
逆転ホームランの準備は完了されたのだ。
七草にちかはNPCである。
但し、存在の草の根からそうだった訳ではない。
界聖杯による極めて恣意的な改変で舞台装置に仕立てられた、言うなれば後付の人形。
しかし界聖杯でさえ予想だにしない偶然の雫が一つ落ちた。
抑止力が派遣した極晃奏者…星辰界奏者(スフィアブリンガー)アシュレイ・ホライゾンの存在だ。
界奏は界聖杯が持つ無限大の力の前に敗れ去って消滅した。
が…今際の際に存在を刻み込む事には成功する。
何たる奇跡。何たる偶然。
雫が落ちた先に居たのは、界聖杯の都合で犠牲になった少女だった。
宝具『天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere Bringer)』――即ち界奏はサーヴァントの身には余る力だ。
星辰体で満ちる新西暦が舞台と言うのならいざ知らず。
法則自体がまるで異なる新天地でさぁ使えと言われてもまず間違いなく不可能だ。
その前提は今この瞬間に至っても変わっていない。
令呪三画の使用。そして霊基の確実な崩壊。
それだけの条件と代償を呑んで、それでもものの数秒が限界。
かつて煌翼との戦いで見せたような界奏本来の使い方――人類史そのものと交信しての戦闘等到底不可能だ。
出来る事は辛うじて一つ。
界聖杯への干渉と機能改変。
それによる、脱出経路の瞬間構築。
そしてそれこそが箱舟勢力の最終目標である。
“只、必要な工程は幾つかあった。界聖杯の座標特定。そして干渉を可能とする能力者の探り当て……”
機械があっても動作方法が解らなければ動かせない。
理屈はそんな所だ。
界奏は万能だが全能ではない。
だが――
“にちかについての仮説が当たった時点で前者、座標特定の工程は無視出来る”
界聖杯は七草にちかに対して恣意的な干渉を行っている。
これは最早ほぼほぼ間違いないと言っていい事実だ。
ならば話は早い。
自分とにちかの間に存在する契約のパス。
其処を利用して界聖杯がにちかという器に接続(アクセス)した記録を遡行してやる。
“界聖杯は機械みたいなものらしい。そして此処は奴の体内だ。操作があったならその交信記録は必ず残っている筈。其処に賭ける”
聖杯戦争は既に佳境に入っている。
今更悠長にダウジング宜しく座標を探っている暇はない。
こればかりはギャンブルだった。
但し、勝ちの目が透けて見えているギャンブルだ。
従ってアシュレイは此処で転ける可能性についてはほぼほぼ考えていなかった。
問題はもう一つの条件の方だ。
“機械のアーチャーとの接触は結局目処すら立ってない。この世界から人奏まで経路を辿るのも至難だ”
…実の所アテがない訳ではない。
ないが、しかしこれを積極的に頼るのは余りに挑戦的過ぎる。
それこそがアシュレイ・ホライゾンが"継承"した力。
かつての仲間、櫻木真乃のアーチャー…
星奈ひかるの"イマジネーション"であった。
イマジネーションは心の力。
感情に呼応して力が湧き上がり、奇跡を起こす。
この圧倒的なまでの正の指向性。
これを上手く使えれば、或いは理屈を無視した界聖杯への干渉も可能なのではないか。
アシュレイはそう考察していたが如何せん確証がない。
結果の見えない綱渡りに皆の命を賭けて挑む程、アシュレイは向こう見ずな男ではなかった。
これ以上停滞するようであれば。
その時は本気で、界奏に頼らない解決方法についても模索する必要が出て来るだろう。
何にせよ先ずは情報の共有と相談が不可欠だ。
彼がそう考えていた丁度その時の事だった。
別れの痛みに黄昏れる箱舟を、巨大な異変が襲ったのは。
“アーチャーが迂闊をするとは思えない。となると、アイツの策を根本から否定出来る奴が現れたって事か…”
いずれにせよ事態は最悪に近い。
アシュレイの頬を汗が伝う。
冷や汗だった。
箱舟は今、危機に曝されている。
“兎に角今は、急ぐしかない――!”
駆けるは境界線。
箱舟を牽引する若き交渉人。
周りの全てが線に変わるような速度で駆ける中。
彼は、不意に誰かとすれ違った。
そのまま通り過ぎて――そして。
「…ッ!」
戦慄する。
今此処に人が居るわけがない。
死の桜が支配する渋谷の街はとうに無人のゴーストタウンと化している。
そんな場所に民間人等、居るわけがないのだ。
痛恨。アシュレイは足を止めて振り返った。
瞬間、彼が見たのは…
『――赫灼熱拳』
空の色より尚蒼い、炎の奔流。
「ッ、が――ああぁあああッ!」
咄嗟に星辰光を発現させる。
それと同時に全力で放ち、相殺を試みた。
しかし反応が遅れた代償は焼損という形で彼の体を苛む。
魂にまで絡み付くような熱に顔を歪めながら、それでも何とか切り払って敵手を睥睨するアシュレイ。
全身が継ぎ接ぎだらけの異様な風体をした男だった。
魔力反応は感じる――が、サーヴァントではないとすぐに理解する。
応戦か。リスク承知での逃走か。
アシュレイは考えるが、その考えはすぐさま中断を余儀なくされた。
降って来たからだ、空から。
それは白い男だった。
原初の白ではなく色を抜いたが故の白色。
そんな色を纏っていながら、しかし聖なるものなど微塵も感じさせない青年だった。
アシュレイの背筋が粟立つ。
理由等言うまでもなかった。
知っているからだ。
その邂逅は一瞬にも満たない物だったが、アシュレイは確かにこの男を認識していた。
「東京タワーに居たよな? お前」
そして男の方もまた――アシュレイ・ホライゾンの事を覚えていた。
港区・東京タワーにかつて存在した霊地。
其処での争奪戦はしかし横槍によって御破算と相成った。
全てが崩れ去ったのだ。
因縁も、目論見も、霊地そのものさえ跡形も残さず崩した者が居る。
「仲間から連絡があってさ…結構世話の焼ける奴なんだ。だから多少援護でもしようと思ってよ」
「今は精神的に取り込み中でな。出来れば帰って欲しい――なんて言ったら、聞いてくれるか?」
「考えてあげてもいいぜ。お前が此処で首を差し出すなら」
それは、箱舟勢力が前に進む上で。
いつか必ず対面しなければならない障害だった。
「にしてもお手柄だなアイツ。って事はアレだろ。お前らが"箱舟"って訳だ」
対話は不能。
言葉を交わしてもそれが心にまで届かない。
何がどうあっても箱舟と融和を拒絶する存在。
そしてそれに率いられた、箱舟が白なら黒を地で行く勢力。
「――敵連合…死柄木、弔」
「こっちもやろうぜ、全面戦争。何も老害共の特権って訳じゃねえだろ?」
――敵連合。
「来いよ"境界線(ホライゾン)"。光も闇も、石も砂も、社会も混沌も…全部纏めて均すのが魔王(おれ)だ。地平線を見せてやる」
◆ ◆ ◆
人外魔境渋谷決戦・『地平決戦』 ――"魔王・
死柄木弔"対"灰と光の境界線(アシュレイ・ホライゾン)"
◆ ◆ ◆
そして――
「何処もかしこもお祭り騒ぎね。出遅れてしまったかしら」
「出遅れたもクソもないでしょ。むしろそれならそれで好都合だよ」
完成した"銀の鍵"と空の文字を冠する女は、人外魔境と化した渋谷の街を悠然と闊歩していた。
「私達が総取りする。誰が勝とうが負けようが、私達にはもう何も関係ない」
最早、尊重するべきものなどこの世界には無いのだから。
であれば後は壊すだけだ。
何もかもを壊す。
求められたままの役割を果たしてやる。
戦線を超え、地平線の彼方へと至るための行軍を。
「――行くよアビー。私達の光を取り戻そう」
「ええ、マスター。必ずや、何を犠牲にしても」
死線(デッドライン)は終わらない。
――今もまだ。
◆ ◆ ◆
【渋谷区(南西)・戦場『桜花決戦』/二日目・午後】
【ライダー(
カイドウ)@ONE PIECE】
[状態]:『四皇』、胴体に斬傷(不可治)、全身にダメージ(小)、体内にダメージ(大)、霊基再生
[装備]:八斎戒
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]
基本方針:『戦争』に勝利し、世界樹を頂く。
0:――楽しくなってきたじゃねェか! なァ!!
[備考]
※火災のキング、疫災のクイーンの魂を喰らい可能な限りで霊基を再生させました。
なお、これを以って百獣海賊団の配下は全滅した事になります。
【セイバー(
宮本武蔵)@Fate/Grand Order】
[状態]:"真打柳桜"、ダメージ(極大)、魔力充実、令呪『
リップと、そのサーヴァントの命令に従いなさい』、第三再臨、右眼失明
[装備]:刀が二振り(残りは全て焼失)
[道具]:
[所持金]:
[思考・状況]基本方針:マスターである
古手梨花の意向を優先。強い奴を見たら鯉口チャキチャキ
0:――最高よ、お兄ちゃん!
※古手梨花との念話は機能していません。が、夜桜の血経由で意思疎通する事は可能です。
※アーチャー(ガンヴォルト)に方舟組への連絡先を伝えました。
また
松坂さとうの連絡先も受け取りました。
※梨花に過剰投与されたソメイニンと梨花自身の素質が作用し、パスを通して流れてくる魔力が変質しています。
影響は以下の通りです。
①瞳が夜桜の"開花"に酷似した形状となり、魔力の出力が向上しています。
②魔力の急激な変質が霊基にも作用し、霊骸の汚染が食い止められています。
③魔力の昂りと呼応することで、魔力が桜の花弁のような形で噴出することがあります。
【セイバー(
黒死牟)@鬼滅の刃】
[状態]:武装色習得、融陽、陽光克服、誓い、疲労(大)、全身にダメージ(大)、覇気の残留ダメージ(大)
[装備]:虚哭神去、『閻魔』@ONE PIECE
[道具]:
[所持金]:なし
[思考・状況]
基本方針:勝利を、見せる。
0:罪は見据えた。然らば戦うのみ。
1:敗北…か……。
2:お前達が嫌いだ。それは変わらぬ。
3:死んだ後になって……余計な世話を……。
4:刀とともに、因縁までも遺して逝ったか……
[備考]※鬼同士の情報共有の要領でマスターと感覚を共有できます。交感には互いの同意が必要です。
記憶・精神の共有は黒死牟の方から拒否しています。
※武装色の覇気を習得しました。
※陽光を克服しました。感覚器が常態より鋭敏になっています。他にも変化が現れている可能性があります。
※宝具『月蝕日焦』が使用不可能になりました。
【渋谷区(南西)・戦場外部『桜花決戦・裏』/二日目・午後】
【
皮下真@夜桜さんちの大作戦】
[状態]:万花繚乱
[令呪]:残り一画
[装備]:?
[道具]:?
[所持金]:纏まった金額を所持(『葉桜』流通によっては更に利益を得ている可能性も有)
[思考・状況]
基本方針:つぼみの夢を叶える。
0:行くぜ、“奇跡の魔女”。
[備考]
※咲耶の行方不明報道と霧子の態度から、咲耶がマスターであったことを推測しています。
※会場の各所に、協力者と彼等が用意した隠れ家を配備しています。掌握している設備としては皮下医院が最大です。
※ハクジャから田中摩美々、七草にちかについての情報と所感を受け取りました。
※峰津院財閥のICカード@デビルサバイバー2、風野灯織と八宮めぐるのスマートフォンを所持しています。
※複数の可能性の器の中途喪失とともに聖杯戦争が破綻する情報を得ました。
※キングに持たせた監視カメラから、沙都子と梨花の因縁について大体把握しました。結構ドン引きしています。主に前者に
※『万花繚乱』を習得しました。
夜桜つぼみの血を掌握したことにより、以前までと比べてあらゆる能力値が格段に向上しています。
作中で夜桜百が用いた空間からの消失および出現能力、神秘及び特定の性質を有さない物理攻撃に対する完全な耐性も獲得したようです。
"再生"の開花の他者適用が可能かどうかは後の話にお任せします。
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に業】
[状態]:深い悲しみ→決意、夜桜の瞳、右腕に不治(アンリペア)、念話使用不能(不治)、夜桜つぼみとの接続、肉体崩壊の進行
[令呪]:全損
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円程度
[思考・状況]
基本方針:生還を目指す。もし無ければ…
0:始めましょう、“夜桜の番”。
[備考]
※ソメイニンを大量に投与されました。
古手家の血筋の影響か即死には至っていませんが、命を脅かす規模の莫大な負荷と肉体変容が進行中です。
皮下の見立てでは半日未満で肉体が崩壊し死に至るとの事です。
※拒絶反応は数時間の内には収まると思われます。
※念話阻害の正体はシュヴィによる外的処置にリップの不治を合わせた物のようです
※瞳に夜桜の紋様が浮かんでいます。"開花"の能力に目覚めているのかは不明です。
※『開花』を発動しました。反動で肉体の崩壊が加速しています。二度目の発動は即時の死に繋がります。
※肉体崩壊が限界に近付きつつあります。
【
神戸しお@ハッピーシュガーライフ】
[状態]:疲労(小)、決意
[令呪]:残り一画
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数千円程度
[思考・状況]
基本方針:さとちゃんと、永遠のハッピーシュガーライフを。
0:私も、愛するために生きる
1:とむらくんについても今は着いていく。
2:最後に戦うのは。とむらくんたちがいいな。
3:ばいばい、お兄ちゃん。おつかれさま、えむさん。
[備考]
【ライダー(
デンジ)@チェンソーマン】
[状態]:健康、やるせなさ
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円(しおよりも多い)
[思考・状況]
基本方針:しおと共に往く。聖杯が手に入ったら女と美味い食い物に囲まれて幸せになりたい。
0:何か始まったけどどうすんのこれ?
1:今は敵連合に身を置くけど、死柄木はいけ好かない。
2:コブ付き……いや、違うよな。頭から眼を六つ生やした奴と付き合いたい女なんているわけねぇよな……
[備考]※令呪一画で命令することで霊基を変質させ、チェンソーマンに代わることが可能です。
※元のデンジに戻るタイミングはしおの一存ですが、一度の令呪で一時間程の変身が可能なようです。
【
幽谷霧子@アイドルマスターシャイニーカラーズ】
[状態]:健康、お日さま、『バベルシティ・グレイス』、アイさんといっしょ
[令呪]:残り二画
[装備]:包帯
[道具]:咲耶の遺書、携帯(破損)、包帯・医薬品(おでん縁壱から分けて貰った)、手作りの笛、恋鐘印のおにぎりとお茶(方舟メンバー分、二杯分消費)
[所持金]:アイドルとしての蓄えあり。TVにも出る機会の多い売れっ子なのでそこそこある。
[思考・状況]
基本方針:もういない人と、まだ生きている人と、『生きたい人』の願いに向き合いながら、生き残る。
0:先生…梨花ちゃん……
1:セイバーさん、大丈夫かな……
2:プロデューサーさんの、お祈りを……聞きたい……
3:セイバーさんのこと……見ています……。
4:一緒に歩けない願いは、せめて受け止めたい……
5:界聖杯さんの……願いは……。
[備考]※皮下医院の病院寮で暮らしています。
※"SHHisがW.I.N.G.に優勝した世界"からの参戦です。いわゆる公式に近い。
はづきさんは健在ですし、プロデューサーも現役です。
※メロウリンクが把握している限りの本戦一日目から二日目朝までの話を聞きました。
【渋谷区・路地裏(アシュレイ達とさほど離れてない)『偶像決戦』/二日目・午前】
【
七草にちか(騎)@アイドルマスターシャイニーカラーズ】
[状態]:精神的負担(大/ちょっとずつ持ち直してる)、決意、全身に軽度の打撲と擦過傷、『ありったけの輝きで』
片腕に銃創(ほぼ千切れかけ)、出血(大)、気絶
[令呪]:不明(撃たれた腕がどちらかによっては喪失)
[装備]:
[道具]:
[所持金]:高校生程度
[思考・状況]基本方針:283プロに帰ってアイドルの夢の続きを追う。
0:――――。
1:アイドルに、なります。
2:殺したり戦ったりは、したくないなぁ……
3:ライダーの案は良いと思う。
4:梨花ちゃん達、無事……って思っていいのかな。
[備考]聖杯戦争におけるロールは七草はづきの妹であり、彼女とは同居している設定となります。
WING決勝を敗退し失踪した世界の七草にちかである可能性があります。当人の記憶はWING準決勝敗退世界のものです
どちらの腕を撃たれたかはお任せします。
【田中摩美々@アイドルマスター シャイニーカラーズ】
[状態]:疲労(中)、ところどころ服が焦げてる、過労、メンタル減少(回復傾向)、『バベルシティ・グレイス』
全身にダメージ(大)
[令呪]:残り一画
[装備]:なし
[道具]:白瀬咲耶の遺言(コピー)
[所持金]:現代の東京を散財しても不自由しない程度(拠出金:田中家の財力)
[思考・状況]基本方針:叶わないのなら、せめて、共犯者に。
0:――――。
1:悲しみを増やさないよう、気を付ける。
2:プロデューサーの言葉……どういう意味なんだろう
3:アサシンさんの方針を支持する。
4:咲耶を殺した人達を許したくない。でも、本当に許せないのはこの世界。
[備考]プロデューサー@アイドルマスターシャイニーカラーズ と同じ世界から参戦しています
※アーチャー(
メロウリンク=アリティ)と再契約を結びました。
※プロデューサーの遺言を聴いてメロウリンクに伝えました。七草にちかNPC説に関することのようです
【アーチャー(メロウリンク・アリティ)@機甲猟兵メロウリンク】
[状態]:全身にダメージ(大・ただし致命傷は一切ない)、疲労(大)、アルターエゴ・リンボへの復讐心(了)
鼓膜損傷、音響兵器による各種感覚不全
[装備]:対ATライフル(パイルバンカーカスタム)、照準スコープなど周辺装備
[道具]:圧力鍋爆弾(数個)、火炎瓶(数個)、ワイヤー、スモーク花火、工具、ウィリアムの懐中時計(破損)
[所持金]:なし
[思考・状況]基本方針:マスターの意志を尊重しつつ、生き残らせる。
0:――――。
1:田中摩美々は任された。
2:武装が心もとない。手榴弾や対AT地雷が欲しい。ハイペリオン、使えそうだな……
[備考]※圧力鍋爆弾、火炎瓶などは現地のホームセンターなどで入手できる材料を使用したものですが、アーチャーのスキル『機甲猟兵』により、サーヴァントにも普通の人間と同様に通用します。また、アーチャーが持ち運ぶことができる分量に限り、霊体化で隠すことができます。アシュレイ・ホライゾンの宝具(ハイペリオン)を利用した罠や武装を勘案しています。
※田中摩美々と再契約を結びました。
※田中摩美々からプロデューサーの遺言を聴き取りました。七草にちかNPC説に関することです
【渋谷区(『アイ』・283組の近く)/一日目・午後】
【田中一@オッドタクシー】
[状態]:サーヴァント喪失、『革命』
[令呪]:残り三画
[装備]:なし
[道具]:スマートフォン(私用)、ナイフ、拳銃(4発、予備弾薬なし)、狙撃銃
[所持金]:数千円程度
[思考・状況]
基本方針:人殺し・田中一(ヴィラン名・無し)
0:敵連合に全てを捧げる。死柄木弔は、俺の王だ。
1:勝つ
[備考]
※界聖杯東京の境界を認識しました。景色は変わらずに続いているものの、どれだけ進もうと永遠に「23区外へと辿り着けない」ようになっています。
※アルターエゴ(
蘆屋道満)から護符を受け取りました。使い捨てですが身を守るのに使えます。
※血(偶像)のホーミーズを死柄木から譲渡されました。見た目と人格は星野アイ@推しの子をモデルに形成されています。
死柄木曰く「それなりに魂を入れた」とのことなので、性能はだいぶ強めです。(現在は体の部分欠損を再生中です)
実際に契約関係にあるわけではありません。
【渋谷区(中心部)『地平決戦』/二日目・午前】
【ライダー(アシュレイ・ホライゾン)@シルヴァリオトリニティ】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)、全身に火傷(回復中)、焦燥
[装備]:アダマンタイト製の刀@シルヴァリオトリニティ
[道具]:七草にちかのスマートフォン(プロデューサーの誘拐現場および自宅を撮影したデータを保存)、ウィリアムの予備端末(Mとの連絡先、風野灯織&八宮めぐるの連絡先)、WとMとの通話録音記録、『天羽々斬』、Wの報告書(途中経過)
[所持金]:
[思考・状況]基本方針:にちかを元の居場所に戻す。
0:よりによって、此処で、か…!
1:にちか達の元に急ぐ。が…
2:今度こそ梨花の元へ向かう。梨花ちゃんのセイバーを治療できるか試みたい
3:界奏での解決が見込めない場合、全員の合意の元優勝者を決め、生きている全てのマスターを生還させる。
願いを諦めきれない者には、その世界に移動し可能な限りの問題解決に尽力する。
4:界奏による界聖杯改変に必要な情報(場所及びそれを可能とする能力の情報)を得る。
5:情報収集のため他主従とは積極的に接触したい。が、危険と隣り合わせのため慎重に行動する。
6:大和とはどうにか再接触をはかりたい
7:もし、マスターが考察通りの存在だとしたら……。検証の為にも機械のアーチャー(シュヴィ)と接触したい。
[備考]
宝具『天地宇宙の航海記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere Bringer)』は、にちかがマスターの場合令呪三画を使用することでようやく短時間の行使が可能と推測しています。
アルターエゴ(蘆屋道満)の式神と接触、その存在を知りました。
割れた子供達(グラス・チルドレン)の概要について聞きました。
七草にちか(騎)に対して、彼女の原型はNPCなのではないかという仮説を立てました。真実については後続にお任せします。
星辰光「月照恋歌、渚に雨の降る如く・銀奏之型(Mk-Rain Artemis)」を発現しました。
宝具『初歩的なことだ、友よ』について聞きました。他にもWから情報を得ているかどうかは後続に任せます。
ヘリオスの現界及び再度の表出化は不可能です。奇跡はもう二度と起こりません。
アーチャー(星奈ひかる)のイマジネーションを星辰光として発現しました。今後も発現するかどうかは後続に任せます。
【死柄木弔@僕のヒーローアカデミア】
[状態]:継承、全身にダメージ(ほぼ完全回復)、龍脈の槍による残存ダメージ(中)、サーヴァント消滅、肉体の齟齬解消
[令呪]:全損
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:数万円程度
[思考・状況]基本方針:界聖杯を手に入れ、全てをブッ壊す力を得る。
0:箱舟を消す
1:勝つのは連合(俺達)だ。
2:全て殺す
[備考]※個性の出力が大きく上昇しました。
※ライダー(シャーロット・リンリン)の心臓を喰らい、龍脈の力を継承しました。
全能力値が格段に上昇し、更に本来所持していない異能を複数使用可能となっています。
イメージとしてはヒロアカ原作におけるマスターピース状態、AFOとの融合形態が近いです。
それ以外の能力について継承が行われているかどうかは後の話の扱いに準拠します。
※ソルソルの実の能力を継承しました。
炎のホーミーズを使役しています。見た目は荼毘@僕のヒーローアカデミアをモデルに形成されています。
血(偶像)のホーミーズを造りました。見た目と人格は星野アイ@推しの子をモデルに形成されています。今は田中に預けています
風のホーミーズを使役しています。見た目は
殺島飛露鬼@忍者と極道をモデルに形成されています。
光と衝撃のホーミーズを使役し、その上で融合させています。見た目はオールマイト@僕のヒーローアカデミアをモデルに形成されています。
※細胞の急激な変化に肉体が追いつかず不具合が出ています。ほぼ完治しました。
※峰津院財閥の主要な拠点を複数壊滅させました。
※偵察、伝令役の小型ホーミーズを数体作成しました。
【渋谷区・???/一日目・午後】
【フォーリナー(
アビゲイル・ウィリアムズ)@Fate/Grand Order】
[状態]:霊基第三再臨、狂気、令呪『空魚を。私の好きな人を、助けてあげて』
[装備]:なし
[道具]:なし
[所持金]:なし
[思考・状況]基本方針:マスターを守り、元の世界に帰す
0:マスター。私は、ずっとあなたのサーヴァント。何があっても、ずっと……
1:さあ、おしまいを始めましょう。
2:空魚さんを助ける。それはマスターの遺命(ことば)で、マスターのため。
[備考]※
紙越空魚と再契約しました。
【紙越空魚@裏世界ピクニック】
[状態]:疲労(小)、覚悟
[令呪]:残り三画
[装備]:なし
[道具]:マカロフ、地獄への回数券
[所持金]:一般的な大学生程度。裏世界絡みの収入が無いせいでややひもじい。
[思考・状況]基本方針:鳥子を取り戻すため、聖杯戦争に勝利する。
0:やるよ、アビゲイル。
1:マスター達を全員殺す。誰一人として例外はない。
[備考]
※フォーリナー(アビゲイル・ウィリアムズ)と再契約しました。
時系列順
投下順
最終更新:2023年11月20日 04:27