社会党幹事長(しゃかいとうかんじちょう)は、かつて存在した
社会党の党務執行に係る責任者である。
概説
1955年5月、
社会党設立に際して設置された役職である。社会党三役(
党委員長・
団体運動本部長)の一角を担う。社会党では通常の党務運営を委員長が行うため、他政党の国対委員長や政調会長などのように、国会対策や政策調整が主な任務となっている。任免権は、党委員長に一任されるため基本的に流動的な人事が行われる。任期は定まっていないため、選挙の引責などの理由から退陣させられるケースも多い。
幹事長の下には(政策調査局)(人事局)が設置されている。
組織
幹事長
政策調査局
党の政権政策を整理調査する機関。常任幹事会や党大会、両院議員総会に対して政策を評価検証し提案する。職員の多くは、政策立案に詳しい専門家で構成されている。
人事局
党の人事や職員を取り纏める機関。党員名簿の管理などを行うのも同機関の職務である。
歴代幹事長
最終更新:2025年07月08日 15:23