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社会党幹事長(しゃかいとうかんじちょう)は、かつて存在した社会党の党務執行に係る責任者である。

概説

1955年5月、社会党設立に際して設置された役職である。社会党三役(党委員長団体運動本部長)の一角を担う。社会党では通常の党務運営を委員長が行うため、他政党の国対委員長や政調会長などのように、国会対策や政策調整が主な任務となっている。任免権は、党委員長に一任されるため基本的に流動的な人事が行われる。任期は定まっていないため、選挙の引責などの理由から退陣させられるケースも多い。
幹事長の下には(政策調査局)(人事局)が設置されている。

組織

幹事長

  • 筆頭副幹事長
  • 副幹事長(2名)

政策調査局

党の政権政策を整理調査する機関。常任幹事会や党大会、両院議員総会に対して政策を評価検証し提案する。職員の多くは、政策立案に詳しい専門家で構成されている。

人事局

党の人事や職員を取り纏める機関。党員名簿の管理などを行うのも同機関の職務である。

歴代幹事長

氏名 就任日 委員長 筆頭 備考
前村信康
足立孝標
日吉清隆 2010.12 中村直子 小木亘弘氏
小木亘弘氏 2012.3 中村直子
浦山時久 2012.12 中村直子
2014.3 中村直子
2014.6 中村直子
日吉清隆 2015.8 中村直子
有熊平蔵 2017.6 中村直子
有熊平蔵 2018.12 遠藤慎太郎
最終更新:2025年07月08日 15:23