社会党 > 委員長

社会党委員長(しゃかいとういいんちょう)は、かつて存在した国政政党である社会党の政治的リーダーである。

概説

党務を取り纏める最高責任者である。社会党は、幾度となく政権党を担ったが、党綱領に基づき、委員長と総理を分離する体制を取っている。そのため、党委員長と内閣度総理大臣を兼務するものは存在しなかった。首班候補者は、全国社会党大集会によって選出されることになるが、基本的には常任幹事会か両院議員総会によって選出される人物が選任される。

任命と任期

委員長については、党常任幹事会に選任が委ねられる。選任された委員長候補者は、全国社会党大集会もしくは両院議員総会において、有効投票数の過半数を超えた場合において任命される。任期における定めは存在しておらず、委員長自身が出処進退を決めることになる。一方では、選挙結果や不祥事の責任を負って退陣すべきであると党内から意見が出ると、引責辞任する例もある。

権限

歴代社会党委員長

委員長 就任
1 渡辺幹太 1945.9 社会新党委員長
2 上之章太 1948.10 大衆社会党及び社会党の初代委員長
3 片山明彦 1958.7
4 川村信次郎 1967.7 労組出身
5 藤沢玲奈 1975.5 日本初の女性国政政党党首
6 足立孝標 1983.6
7 高橋健二 1992.12
8 佐々木智也 1999.9
9 中村直子 1910.12
10 遠藤慎太郎 1918.12
最終更新:2025年11月07日 18:28