ひょんなことから女の子
◆pnDQZGmPTQ 3
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hyon
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103 名前: VIP足軽v [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 01:59:22.85 ID:4+Wawr7jO
※13
もう家まであと5分というところで、電柱から女性が現れた。
女「君達、ちょって待ってくれるかな」
4人が停まると、サングラスの女性は元男の前まで来ると、一言、
女「男君だね?」
4人「!?」
仰天する学生達とはうらはらに、到って平然と話す女性。サングラスの女性は胸ポケから警察手帳を出して4人に見せた。
女「ちょっと署まで来てもらうよ。後ろの三人もね」釈然としないまま2台車に二人ずつ乗せられる四人。
もう家まであと5分というところで、電柱から女性が現れた。
女「君達、ちょって待ってくれるかな」
4人が停まると、サングラスの女性は元男の前まで来ると、一言、
女「男君だね?」
4人「!?」
仰天する学生達とはうらはらに、到って平然と話す女性。サングラスの女性は胸ポケから警察手帳を出して4人に見せた。
女「ちょっと署まで来てもらうよ。後ろの三人もね」釈然としないまま2台車に二人ずつ乗せられる四人。
友2「まさか俺たちタイーホ…?」
友3「ば、馬鹿言わないでよ!」
友3「ば、馬鹿言わないでよ!」
26 名前: VIP足軽v [sage] 投稿日: 2006/11/30(木) 00:03:18.99 ID:PZvsDHE1O
※14
元男と友1が乗った車は、サングラスの女性が運転している。
元男「アンタ、何で俺の名前を…?」
女「調べさせてもらった。君達の御両親にはもう連絡してあるから安心してくれ」
友1「…………」
元男と友1が乗った車は、サングラスの女性が運転している。
元男「アンタ、何で俺の名前を…?」
女「調べさせてもらった。君達の御両親にはもう連絡してあるから安心してくれ」
友1「…………」
署につくと、4人は応接間に通された。
友3「何であの人、この姿でこれが男だってわかったのかな?」
友1「俺たちより何か知ってるのかもしれないな」
元男は黙っている。
友1「俺たちより何か知ってるのかもしれないな」
元男は黙っている。
程なくして、サングラスの女性が現れた。他の警官はおらず、代わりに白衣を着た妙齢の男性を連れている。
74 名前: ◆pnDQZGmPTQ 投稿日: 2006/12/06(水) 21:18:54.39 ID:8sfhYpy80
※15
白「こ、これが…例の少年か」
女「ええ。あなたのところの薬で間違いないですか?」
サングラスの女性と妙齢の白衣はなにやらブツブツ話している。
元男「おいオッサン。アンタ俺のコノザマについてなにか知ってるのか」
友3人も固唾を呑んで注目する。
白「君…元は男性か。ああそうだ。君が女性になってしまったのはウチの研究所から盗まれた性転換の気体薬がおそらく原因だ」
友1「なんで分かるんだよ」
少し憤りのこもった友1の質問に、妙齢の白衣が答える前にサングラスの女性が口を挟んだ。
女「これだ」
女性はサングラスを取った。
白「こ、これが…例の少年か」
女「ええ。あなたのところの薬で間違いないですか?」
サングラスの女性と妙齢の白衣はなにやらブツブツ話している。
元男「おいオッサン。アンタ俺のコノザマについてなにか知ってるのか」
友3人も固唾を呑んで注目する。
白「君…元は男性か。ああそうだ。君が女性になってしまったのはウチの研究所から盗まれた性転換の気体薬がおそらく原因だ」
友1「なんで分かるんだよ」
少し憤りのこもった友1の質問に、妙齢の白衣が答える前にサングラスの女性が口を挟んだ。
女「これだ」
女性はサングラスを取った。
75 名前: ◆pnDQZGmPTQ 投稿日: 2006/12/06(水) 21:31:03.65 ID:8sfhYpy80
※16
友2「うはwwww白目wwwww」
友3「その左眼は……」
サングラスの下にあった左眼に瞳に色はなく、瞳孔の輪郭線がうっすら残っているだけだった。
女「そう眼に見えて不気味がるな。この左眼は視力を失ってすらいない。この症状がその気体薬である証拠になるらしい」
元男「だからどうしたんだよ。俺の眼はなんともなってねーぜ」
白「君は『性転換』の作用だけを受け、その他の副作用を一切うけなかったんだよ」
説明手が妙齢の白衣に戻った。
女「私は今朝君を捕らえた警官だ。だから私が女性化したのも君が女性化したのもその気体薬のせいというわけだ」
友2「ハァ(゚Д゚)?オネーサンも元は男?」
女になった警官「そうだ」
朝の警官だった女は、うっとうしそうに髪をかきあげた。
友2「うはwwww白目wwwww」
友3「その左眼は……」
サングラスの下にあった左眼に瞳に色はなく、瞳孔の輪郭線がうっすら残っているだけだった。
女「そう眼に見えて不気味がるな。この左眼は視力を失ってすらいない。この症状がその気体薬である証拠になるらしい」
元男「だからどうしたんだよ。俺の眼はなんともなってねーぜ」
白「君は『性転換』の作用だけを受け、その他の副作用を一切うけなかったんだよ」
説明手が妙齢の白衣に戻った。
女「私は今朝君を捕らえた警官だ。だから私が女性化したのも君が女性化したのもその気体薬のせいというわけだ」
友2「ハァ(゚Д゚)?オネーサンも元は男?」
女になった警官「そうだ」
朝の警官だった女は、うっとうしそうに髪をかきあげた。
76 名前: ◆pnDQZGmPTQ 投稿日: 2006/12/06(水) 21:42:06.68 ID:8sfhYpy80
※17
元男「じゃあ、アンタと一緒に俺を追っかけてきたもう一人の警官はどうしたんだよ」
元警「………アイツは腎臓破裂で死んだ。両目の瞳孔を消した状態でな」
元男「!?」
元男「じゃあ、アンタと一緒に俺を追っかけてきたもう一人の警官はどうしたんだよ」
元警「………アイツは腎臓破裂で死んだ。両目の瞳孔を消した状態でな」
元男「!?」
4人はしばし静まり返る
白「あの転倒していたトラック…その荷台からウチの研究所から盗まれた気体薬が発見された。
犯人たちがどこかに運搬する途中で事故にあったんだろう」
犯人たちがどこかに運搬する途中で事故にあったんだろう」
元警「実のところ、あれだけ大規模に隔離はしたが、事故当時あの気体薬を吸った人間は不確定多数だ。
パニックを防ぐため我々の上は公表を控えマスコミにも情報を流していない。
よって君たちにも外部にこの情報を流さないと約束してほしい。目撃者である君たちのクラスメイト宅にも、今頃警察が説明に向かっているはずだ。
守れないのであれば君たちの身柄は警察で保護…いや、軟禁といったほうが適切だろうな。そういうことだ」
パニックを防ぐため我々の上は公表を控えマスコミにも情報を流していない。
よって君たちにも外部にこの情報を流さないと約束してほしい。目撃者である君たちのクラスメイト宅にも、今頃警察が説明に向かっているはずだ。
守れないのであれば君たちの身柄は警察で保護…いや、軟禁といったほうが適切だろうな。そういうことだ」