造人

概要

ホムンクルス。

詞術による人工生命の一種。
素体となる生物が生きたまま、別の生命に作り変えられた存在。
書籍版Ⅱ巻の記述によれば、『生ける人族を素体に生成される、魔族にも近い人工種族』とのこと。
その魔族とは非生物(無機物や死骸)に命を吹き込んだ存在である点でやや異なる。
(――とはいえ擬魔(ミミック)が魔族であるため、厳密な定義は不明ではあるが…)

生成難易度が高く、寿命限界が存在し長期間の生存が不可能である模様。
発生段階で細胞を接合・調整することで任意の他生物の構造を移植・融合することもできる。
生まれつき全てを知っていると言われており、素体となった存在の知識を潜在的に持つとされる。
また、骸魔(スケルトン)屍魔(レヴナント)と違い、素体との人格連続性がある程度保たれているらしい。

ただ、前述の寿命の存在に加え、高度な専門技術が必要であること、機能を求めるなら機魔(ゴーレム)屍魔(レヴナント)などの魔族を生成するほうが強力かつ簡単であることから、わざわざ造人(ホムンクルス)を生成するケースは限られている。
そのため、個体数は少なく認知度も非常に低い。
(そんな中、“本物の魔王”がいる砦の索敵*1造人(ホムンクルス)を差し向けるは、やっぱり少し感覚がおかしい)

ちなみにweb版では修羅の一体でありながら詳しく説明される状況がなく、ながらく詳細は不明だった。

該当する登場人物

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最終更新:2025年05月02日 22:14

*1 炭鉱のカナリヤみたいな感覚で使用してた