ネメルヘルガ

「ZZZYYYYYAAAAAAAAA!」

登場話

第一部


略歴

  • 種族:機魔(ゴーレム)


魔王自称者、棺の布告のミルージィによって作成された機魔(ゴーレム)
同じく魔王自称者である軸のキヤズナとの優劣を決める為、カガナ塩田街郊外の海岸でレシプトと共に窮知の箱のメステルエクシルと戦闘を繰り広げた。

人物

金属の軋む音が重なり合った恐ろしい駆動音を発する。
通常の機魔(ゴーレム)の持つ自己判断力の大半を持っておらず、ミルージィがラヂオを介して指示を出している。
レシプトが言葉を話す一方、こちらは「ZZZYYYAAAAA」とか「ZZZGGGYYYYYYY」といった不気味な叫び声のような台詞しかなかった。

外見

大人の人間(ミニア)の三倍程の直径を持つ巨大な汽車のような蟲の姿。
昆虫めいた顎部を持つ長大な体は、いくつもの体節に分かれている。

能力

頑丈な装甲による質量自体が武器であり、ただの突進も文字通り殺人的威力を持つ。
頭部の鋭利な大顎は敵を挟み潰し、切り開き、捻じ切るパワー。回転機構を持っている他、連射可能な火砲も内蔵していた。
尾の先端には火薬による杭打ち機が仕込まれており、恐るべき速度の砲弾は、鋼鉄も切断する。
全身の節にロケットエンジンめいた熱術推進器が隠されており、捨て身の一撃としてムカデ砲のように全身を爆発させることで圧倒的速度の体当たりを行う。
この技を行使すると衝撃でバラバラになってしまい、当然復活もできない。
馬鹿げた防御力を誇り、事実、メステルエクシルもこの機体に有効打を与えることはできなかった。(現代兵器の力を使わなかったこともあるが)
一機で街を滅ぼす傑作の名は伊達ではなかったといえるだろう。

暴雨のミンレとその子供を守りながら戦ったメステルエクシルを一方的に攻め立てた。
キルージィの命令によるムカデ砲の一撃でメステルエクシルを沖合に沈めたが、戦闘不能には追い込めなかった。


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最終更新:2022年08月10日 03:30