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サンセポルクロ主義
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The New Order
サンセポルクロ主義 | ||
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英名 | Sansepolcrismo |
別名 | ||
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | ファシズム | |
主要なイデオローグ |
ベニート・ムッソリーニがミラノのサンセポルクロ広場で行った談話に由来するサンセポルクロ主義は、国家ファシスト党が存在せず、ファシズムがまだ「戦闘ファッショ」を名乗っていた時代からの、ファシスト思想の最初期の形である。その名前とアイコンは、国民に恐れられていた黒シャツ隊(後に国防義勇軍へと改称)の制服となった黒いシャツを最初に着用した組織である、イタリアの精鋭突撃隊のアルディーティをオマージュしている。
サンセポルクロのマニフェストは、資本主義と共産主義の中間を行く「第三の位置」であり、両者の良い部分を取り入れ、不要な部分を切り捨てるというものであった。初期のファシズムはその通りに、政府による市場介入と民間主導経済、男女同権論や労働者の活力向上計画と狂信的ナショナリズムや無制限の軍国主義、女性参政権と一党独裁国家を結び付けた。政治的、社会的、経済的な信念が混ざり合ったそれは、最善を知る救世主のような存在であり、信念を追い求める強さを持つ人々の代弁者、ドゥーチェによってまとめられる。
より中産階級に配慮した、革命的ではない政策が採用されたことにより、サンセポルクロ主義は長年放棄されてきた。しかし、エットレ・ムーティが流星のように権力を握ったことで、再び政治の表舞台に現れることとなった。やや不安定ではあるが、このイデオロギーが下層階級や軍人たちに豊富な支持層を持っており、社会主義の浸透に対抗するための強力な道具となっていることは否定できない。サンセポルクロ主義が成功し、民族的熱意の新時代が始まるのか、それとも再び忘れ去られるのかは、時が経たねば分からない。
(TNO日本語化Modより引用)