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軍政無政府主義
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Red Flood
軍政無政府主義 | ||
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英名 | Stratocratic Anarchism |
別名 | ||
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 無政府主義 | |
主要なイデオローグ |
歴史的記録には、不当な階層や搾取に対する代替案を求める先見者が多く存在する。彼らは人類の状況の改善や個人の自由を名目に支持者を集め、時には自らの価値観に従って自律的に生きるために、広範な文明から自らを隔離することを選択した。歴史的記録はまた、これらの先見者が国家の組織化された軍隊によって抑圧される例で満ちている。国家の軍隊は、軍事的生産と調整を力の増幅器として、大衆に対して行使することができるのだ。確固たる権威に対する革命を行うという固有の圧力に直面して、新しい形態の組織が時々現れる。それが軍政無政府主義である。
過去に存在した準軍事組織―例えば、社会的に山賊行為を行う集団などが発想源として役立ったことには疑いはないが、先の大戦末期の紛争は革命がどのように行われるかの例を提供した。ロシア内戦において、有名な革命的軍事指導者の一人としてネストル・マフノがおり、彼は熱心な無政府主義者であった。社会主義者との決死の同盟やコーカサスへの撤退以前は、彼はウクライナでコミューンのネットワークを保護と統治を交互に行った反乱軍の指揮を執った。彼らの手段の道徳性はその後何年も議論されたが、それでも……
従って、軍政無政府主義とは、運動が自らとその成果をどのように守るかという問いへの答えなのである。それはリバタリアン的闘争の革命的な情熱が軍事的構造という器に溶接されたものである。日常秩序は場所によって異なるが、軍隊が民主的な組織であろうがなかろうが、あるいは人口動員がどのように行われようが、戦場で驚くほど効果的な結果をもたらすことができるのである。もちろん、無政府主義者の同志達の間では何もかもが物議を醸すものではある。たとえ、勝利には軍事的な規律が必要であっても、銃声が収まった後には、規律が緩和されると信頼することはできるだろうか?しかし真の自由にこぞって反対する権力者がより凶悪になった世界において、無政府主義者がこの困難に対して立ち向かってきたというのは誰も否定できないことだろう?
(RF日本語化Modより引用)