イデオロギーデータベースwiki
原理主義
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The New Order
原理主義 | ||
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英名 | Fundamentalism |
別名 | ||
登場作品 | The New Order | |
上位イデオロギー | 超国粋主義 | |
主要なイデオローグ |
宗教的な権威・目的と特定の外敵に対する猛烈な憎悪や動員という二つの柱という例えで特徴づけられるような原理主義に基づく政府は、認識している国家観やイデオロギー的な宗教的闘争に基づく構想により定義される傾向にある。政府内は宗教家や聖職者によって多くが占められ、社会政策と内政はどうであれ宗教の教義と聖典に忠実であるような形で策定されることが大半である。
本質的に内在する国家闘争の認識から、このような政府は敵を非人道的に扱い、その後は軍拡競争や破壊的手段に発展してでも攻撃的な態度で行動するようになる。外交においては、特に教義上に定められる敵に同調する人物との交渉は可能であったとしても極めて困難なものになる。つまり、表向きはどうあれ、こういった類の政府はほぼ永遠に続く衝突と同義である。死すべき敵の一覧は膨張する一方なのである。
(TNO日本語化Modより引用)
Red Flood
宗教原理主義 | ||
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英名 | Religious Fundamentalism |
別名 | ||
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 反動主義 | |
主要なイデオローグ |
これは堕落した世界である。精神への誓いと道徳原則は歪められ、捨てられた。聖なる神託を伝える人間の媒介者たちは、世俗的な権力にひざまずき、その弱さにより、戒めを希釈した。人々は自らの道を見失い、物質的な目的や自己の情熱だけに仕え、それに伴う代償に気づかない。見よ――今の世界がもし終末でなければ何であろうか――艱難、ラグナロク、カリ・ユガ、七つの太陽?しかし、多くの先駆者のように、この意義の危機に対して自らの文化の原理に立ち返り、宗教原理主義というマントを身にまとう者達がいた。
このイデオロギーが提供する解決策は信仰によって常に異なるだろうが、その枠組みは似ている。宗教の教えによる政治を規定し、現実主義や再解釈が入り込む余地をほとんど残さない。時には教会や宗派の階層が国家の階級となり、聖職者たちは俗人とともに政府職員へと変わる――もしくは完全に取って代わる。場合によっては神や他の非物質的な存在が国家元首となり、日々の統治で尊重されるべき価値観を明確にする。国家はそれに応じて自らの精神的理想と一致するように世界を変える力を行使する。
宗教原理主義は時代を通して変化しないように見えるかもしれないが、その現在の形態は近代への非常に意図的な反動である。例えば、宗教と政治の権力分離という歴史的傾向はその一因である。もう一つには貿易や植民地主義によって現れた外国の技術やアイデアが、大衆の政治的自治権や精神的幸福を脅かしているということがある。しかし、何よりも現在の無秩序の時代への反動である。世界での自分の居場所や目標やコミュニティへの所属感という人間の認識が問いただされているのであり、それは物質主義や偶像破壊や自由主義的個人主義によって散り散りにされたものなのだ。孤立化や疎外感やアノミーへは多くの対応策が存在するが、何世紀も何千年も変化に耐えてきた価値観が、自衛へと動き出すとき地と空を揺るがすだろう。
(RF日本語化Modより引用)