農家の蒼清 - ここだけ異能のある世界ウィキ

「んだ、もりもり食べて、のびのび育つだよ」

プロフィール

・年齢:少なくとも100歳以上
・名前:蒼清(あおし)
・性別:女性
・身長:172cm
・アライメント:善・中篇
・所属:農家
・種族:エネミー

概要

農家を営むエネミー。一人称は『おら』。
妙な訛りで喋るが、方言とは違うらしい。
出身もあまり定かではない。

異能を活かして旬の時期を選ばず、様々な野菜を作り、一般家庭に提供している。

温厚な性格で他人には優しい。
とても他人を害する事は出来なさそうな健気なヤツ。

──なのたが、畑荒らしには容赦なく攻撃を仕掛ける。決して『ただ見ているだけ』ではない。

異能　『豊穣(ほうじょう)』

自然の恵みを齎す異能。

地は肥え、草木は青々しさを取り戻し、
くたびれた花々は活力を取り戻す。

素晴らしい異能ではあるが、戦闘においては
まるで役に立たない異能である。

戦闘能力

極めて足が速く、無尽蔵の体力をもって戦場を駆ける事ができる。その上、なまくらの刃ではびくともしない頑強な肉体を持つ。

守りの技に長け、受けに向いた戦技を多数持つが、かといって攻め手にかけるわけでも無く、上記のような圧倒的フィジカルを押し出した体当たり的戦いで戦場を制圧する。

単なる農家にしては異常な戦闘力を秘めているが、
その力の出どころを本人に探ると

「そりゃもう、土いじって、野菜に愛情注いでるからだな！」

と言われる。
彼女の中では、農家はハイパー戦闘民族なようだ。

？？？

その状態

「なめどんやねぇぞ！おっ死にたかねぇなら
とっとと家に帰(け)ぇれやぁぁ！！」

追加のプロフィール

通り名：鉄戦士(てつせんし)/地煞星七十二星・地俊星(ちしゅんせい)

真・所属：百八星

真・概要

百八星が一人、
地煞星七十二星・地俊星に名を連ねる豪傑。

その秘めたる強さの秘密は決して土いじりでも、野菜に与えた愛情でもなく、駆け抜けた戦場の数に裏打ちされた『激戦の経験』である。

知名度としてはもう一つの『鉄戦士』の方が(比較的)有名であり、大鉈一本で戦場に立つやいなや、頑強な肉体と不屈の闘志で大立ち回りを繰り広げる様は、当時の敵を激しく慄かせた。

温厚な性格も、戦場に立つと瞬く間に豹変。

百八星に名を連ねし豪傑として、あまりにも申し分ない冷徹さと苛烈さを持っている。それでも味方にはまだ優しいが、敵に対しては一切の容赦はない。信念として最初に降伏・撤退勧告を出すが、それが彼女の出す最初で最後の情けである。

しかし、現代において、彼女が戦士として力を振るう場は無いに等しく、その恵まれた体格以外は、幼子一歩手前の見た目も相まって、蒼清を歴戦の戦士であると見抜けるものは少ない。

そんな現状ではあるが、本人にとっては武器よりも鋤(すき)やクワを振るっているのが性に合っているらしく、
対等の相手を求めていたり、力を持て余して燻っているような事はない。

【地俊星刀】

王倫と呼ばれる者が百八星其々に合った形で潜在能力を引き出し、自由自在に操れ、真の実力を発揮できるようにと与えた刀や得物。異産として換算した等級は不明であるが、その何れもが絶大な力を持つ星の名を持つ武器達、その内の一振り。

破壊されたり、変質させられても元の姿に戻ろうとする。刀身が欠ければ損傷箇所から金属がせり出すように戻り、直せそうもないほどにダメにされれば、根本から砕け、新たな刃を「生やす」。

そもそもが極めて頑強であり、些細な破壊も困難な代物だが、この決して滅びぬ剣があったからこそ、『鉄戦士』は『地俊星』であったのだ