竹田 文 - ここだけ異能のある世界ウィキ【8/15更新】

「この鉄状に再び打たれたくなければ、大人しくしておく事だ」

プロフィール

・名前の読み:たけだ　あや
・年齢：不明
・性別:女性
・身長:184cm
・アライメント:中立・善
・所属:J.NEC 第伍隊
・種族:エネミー

概要

J.NEC所属の新人隊員。冷静沈着で、
常にどこか俯瞰したような印象を受ける。

商店街の神社の関係者らしく、
任務外かつJ.NECの敷地内に居ないなら大体そこにいる。

エネミーとしての名前は『鉄杖(てつじょう)のエネミー』。

何かと役立つらしく、日本人のような名前を名乗っているが、隠蔽や詐称の気はなく、調べれば普通に出てくる情報である。

性格

冷静だが、どこか抜けている。
真面目であり、やるとなれば手は抜かない──のだが、
軌道修正役がいなかったり行動指標があいまいだと、
そのまま全力で誤った方向に逸れていく。

甘い物や揚げ物が好き。

戦闘関連

基礎能力

錫杖を用いた杖術と格闘術を扱う。

リーチを生かした打撃や錫杖の長さを活かした防御など、守りを重きにおいた戦技を使う。

身体能力もかなり優れており、重い錫杖を軽々と振るい、それを持ったまま飛んだり跳ねたりと忙しない動きで敵を翻弄する。

使用武器（通常）

鉄の錫杖

愛用の錫杖。飾りはなく、鈴の音が鳴ったりはしない。
己のエネミーとしての名を冠する重要な物品だが、
破損しても本人に直接の影響はない。

異能『応報(おうほう)』

概要

防いだ攻撃を力として溜め込み、放つ異能。

四角形の障壁を展開することで攻撃を防ぐ。

その際、受けた攻撃の威力に応じて障壁の色が変色。障壁は凄まじく硬く、強力な防御力を発揮する。

【白色→黄色→赤色→紫色】の順に変化し、
後の色ほど下記の『応撃』が強化される。

『応撃』を使わず、最後の紫色のまま防ぎ続ける事も可能だが、それ以上変色せず、強化も起きない。

応撃(おうげき)

障壁の色に応じた攻撃を放つ。

強力だが、発動後は障壁が白色に戻り、
発動中は障壁を出すことが出来ない。
障壁が白色の状態では発動すらできない。

前方に閃光を放つ『応砲(おうほう)』、

周辺を風圧と衝撃波で吹き飛ばす『応破(おうは)』、

体や錫杖に纏わせ、渾身の一撃を放つ『応打(おうだ)』

大きく分けて3種の応撃があり、
状況に応じて使い分ける事ができる。

技一覧

『応砲』

呼応砲(こおうほう)

柏手を打つように両手の平を合わせ、障壁のエネルギーを集中。開くと同時に破壊力を持つ閃光を扇状に放つ。色の段階が進むほど威力が強化される。

烈応砲(れつおうはう)

錫杖を掲げ障壁のエネルギーを集中。錫杖頭から閃光を直線上に放つ。色の段階が進むほど威力と射程が強化される。

『応破』

命応破(めいおうは)

錫杖に障壁のエネルギーを集中。激しく地面に突き立て、周囲に爆風と衝撃波を放つ。色の段階が進むほど威力と範囲が強化される。

断応破(だんおうは)

錫杖に障壁のエネルギーを集中。投擲して突き刺さった場所から爆風と衝撃波を生じる。色の段階が進むほど威力と範囲が強化されるが、上手く何かに突き刺さらないと発動することなくエネルギーが霧散する。

『応打』

応打・破岩拳(はがんけん)

障壁のエネルギーを片腕に集中、岩をも砕く手刀を放つ。色の段階が進むほど威力が強化されるが、空振りでもエネルギーは霧散する。

応打・斬空脚(だんくうきゃく)

障壁のエネルギーを片脚に集中、脚を振り抜くと同時に弧を描くエネルギーの刃を放ち、切り裂く。色の段階が進むほど威力と射程が強化される。

応打・鉄槌打(てっついうち)

障壁のエネルギーを錫杖に集中。錫杖頭を何かに当てると巨大な鉄槌が如き重い衝撃を放つ。色の段階が進むほど衝撃が強くなる。何かに当たるまでは消えないが、その場合消えるまで障壁の展開ができない。

おまけ

『神社の関係者』とは？

実は商店街の神社に憑いていた怪異そのものである。

妖怪か悪霊か神格か。その正体は定かではないが、
なんとなくお供え物をもらっていたので、
代わりにその地を鉄状の武力を持って守っていた。

──なのにそのへんをほっつき歩いてあまつさえ
公務員となって神社から離れているのは、
最近の周辺住民が敵対エネミーでもエネミーレベル1程度なら自力で撃退するパワフル集団と化している為であり、余程の事が無い限り神社に付いて番人のように守り続ける必要が薄れたから。

もちろん、エネミー狩りには及ばない彼らでは
限界が近いため、手を貸す必要がなくなった訳ではない。
お供え物を頂く分にはまだまだ守り通す所存である。