ASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイクフルシティ

「しょうがねえ…死ぬまで生きて、命令を果たしてやろうじゃねえかぁ!!!」

【形式番号】 ASW-G-11
【機体名】 ガンダム・グシオンリベイクフルシティ
【パイロット】 昭宏・アルトランド
【所属陣営】 鉄華団
【動力】 エイハブ・リアクター
フレーム ガンダム・フレーム
【武装】 120mmロングレンジライフル
シザース可変型リアアーマー
ナックルガード
ロケット砲
グシオンリベイクハルバード
300mm滑腔砲
長距離飛行用バックパックユニット
レールガン
【改修前】 ASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイク

【詳細】

第1期における数多の戦いを繰り広げたASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイクをベースにし、
厄祭戦時のグシオンオリジンの機体データや、明宏の戦闘データを元にテイワズが改修したMS。

バルバトスと共に地球のエドモントンにおける激しい戦いを生き残り、多くの戦いを経験したリベイクは大きなダメージを蓄積しており、
鉄華団にSTH-16 獅電が配備されたことでようやく戦力的に余裕が生まれたことで、バルバトスと共に歳星に預けられオーバーホールが行われた。

その際、歳星は厄祭戦時のグシオンオリジンとも言える機体のデータを入手し、リベイクの戦闘データと組み合わせることで、
厄祭戦時の機体性能の再現に挑んだ新旧要素を併せ持つハイブリッドモデルとして完成した。

射撃戦から格闘戦をこなすに当たってのモードを切り替えるフェイスオープン機能はより単純化された状態で残され、マニピュレータに被さる形で保護するナックルガードや腕部装甲の内部にロケット砲を内蔵するなど、
より近接戦闘を意識した装備を搭載。
サブアームの出力はメインアームと遜色ないほどに強化され、阿頼耶識を通したコントロールにより、4本腕で接近した敵MSをタコ殴りにすることが可能。
このサブアームはグレイズの腕を流用したリベイクと異なり完全に新規のものが用意され、格納方法も一新されたことで格納、及び展開スピードがこれまでよりも速くなった。
なお格納状態では蓋の役割を担うシールドは基部で回転させることでサブアーム側のナックルガードとしての役割も持つ。

腰部のリアアーマーは分離させ片手持ちの大型シールドとしての機能の他に、展開することで敵機をフレームごと両断せし得る大型シザースへの可変機構を持つ(シールドとして運用しているシーンはは無い)。
またグレイズの120mmライフルをベースにしたロングレンジライフルを4丁装備することで支援砲撃役としても高い適性を発揮。
阿頼耶識システムと連動した標準システムはサブアームに保持したライフルの制御も問題なく行うことが可能。

サブアームのみでも敵機を圧倒するパワーに、砲撃支援役としてもまさにオールラウンダーとなったフルシティであるが、
構造や武装が複雑になった分整備性が悪化してしまうという欠点ができてしまった。
リベイク時代の武装も同様に装備が可能であり、専用の大型ブースターを装着することで長距離の移動も出来るようになっている。

バルバトスがより近接戦闘に特化した姿に改修が施されていくのに対しフルシティは追加装備により戦場を選ばない万能機、
ガンダム・フレームが持つ汎用性を遺憾なく発揮する機体に仕上がっている。

バルバトスとともに鉄華団二番隊の隊長機として激戦をくぐり抜け、EB-04 ゲイレールやギャラルホルンのMSを相手取って多数の撃墜記録を打ち立てた。
2期終盤、鉄華団の団員が逃げる時間稼ぎを行う歳、衛星軌道上から放たれたダインスレイヴの直撃を受け機体はほぼ全壊に近い甚大なダメージを受けてしまう。

しかし明宏のタフネス故か、それとも阿頼耶識の恩恵か定かではないがその状態でもなお動き、
引導を渡さんと接近したイオク・クジャンのグレイズにすら圧倒されるコンディションだったがタービンズ壊滅のきっかけを作ったイオクの名を聞いた明宏はシザースアーマーでグレイズのコクピットを挟み潰し、
彼の命が尽きるのに合わせ、グシオンもまた機能を停止した。

【余談】

機体名に追加されたフルシティとはコーヒー豆の焙煎度の一つ「フルシティロースト」に由来したもの。

歳星の整備長がつけた名前であるが、「バルバトスはバルバトス」としてフルネームを全く呼称しない三日月と異なり、
明宏は出撃のたびに律儀にフルネームを告げていた。

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最終更新:2024年11月02日 18:48