自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた@創作発表板・分家

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外伝『第二の人生』

メキシコ湾
アメリカ本土の南側に広がるこの海は、アメリカ合衆国がこの世界に召喚されておよそ五年が経った今でもそう呼ばれていた。
これは元々居た世界を忘れないためにという感傷的な理由からこうなっている訳ではない。ただ単に戦争という国家挙げての大事業の最中にこれまで通用してきた地名に代わる新たな名前を考え、そして命名するという面倒なことに労力を割く余裕が無いからである。
その昔の名前で呼ばれている海の上を、一群の艦艇が陣形を組んで航行していた。
その数五隻、そのうち四隻はかつてこの国がかつて世界大戦に参戦した時に大量建造された駆逐艦、その船型からフラッシュ・デッカー(平甲板型)などと呼ばれている旧式駆逐艦である。そして陣形を組んだ彼女たちに守られるような位置にいるのはのっぺりとした全通甲板が目を引く小型空母であった。
そのシルエットはこの国が各地の造船所で次から次へと建造している様々な形式の護衛空母とさして変わりがない。船体の上に設置された長方形の飛行甲板、右舷前部に配置された小さな構造物、そのどれもがこの艦が『ジープ空母』の別名で合衆国海軍の水兵たちやこの世界の様々な人々に知られている護衛空母であることを主張していた。

だが、軍艦に詳しい者がこの艦をつぶさに観察したならばこの『空母』の奇妙さに首を傾げただろう。このような小型空母において航空機の発艦に必要不可欠な油圧カタパルトが見当たらず、さらに航空機の着艦収容に必要不可欠な拘束装置――アレスティング・ワイヤー――も存在しないのだ。航空機用エレベーターは飛行甲板後部に一基設置されていることが確認できるが、これもよく見ると飛行甲板との隙間が埋められ、飛行甲板と一体化している。着艦誘導用の設備こそ設置されているが、明らかに空母としては役に立たないシロモノだった。
四隻の駆逐艦を従え、異世界の海をゆく『空母もどき』。ずんぐりとした船体に塗られた灰色のペンキは所々剥げ落ち、そこから赤茶色の錆が糸を引いている。そしてその丸みを帯びた低い艦尾には白いペンキで艦名が記されていた。
 "USS BEAVER IX-81"

合衆国海軍における非分類雑役艦(IX)、いわゆる『その他諸々の艦艇枠』の歴史はそれほど古くはない。かつて米西戦争に従軍した砲艦『アナポリス』が航海学校の練習船となった時にIX-1の分類番号を与えられたのが1921年、その後このカテゴリーには様々な船舶や艦艇が加えられていった。
有名どころでは記念艦として保存されている独立戦争の殊勲艦『コンスティチューション』(召喚後、維持費用などの諸問題により一時期海軍から除籍されていたが、のちに多くの人々の請願により再び軍艦として復活している)、米西戦争の時のマニラ湾海戦でアメリカ艦隊の旗艦を務めた防護巡洋艦『オリンピア』等があるが、そのほとんどは海軍が徴用、もしくは購入した雑多な船か第一線を退いた旧式艦であり、ぱっとしたイメージとは程遠い印象を与えるカテゴリーではあった。

そんな艦種に分類されているこの艦も最初から非分類雑役艦として艦艇名簿にその名を記されていた訳ではない。最初は民間向けの貨物船『モーマックランド』として1940年4月に竣工、その翌年の5月には合衆国海軍に徴用され英国向けの護衛空母として改装工事を受けることになる。そして同年11月にこれを終えるとBAVG-1という分類番号と『アーチャー』という新たな名前を与えられた。だが改装工事が終わった時には合衆国は異世界に召喚されており、改装終了と同時に英海軍に編入される予定であったこの艦は引き続き合衆国海軍に所属することとなる。

こうして合衆国海軍の保有する空母の一隻となったこの艦は当初姉妹艦である『ロング・アイランド』と戦隊を組む予定だった(一部の人間は英国向けの設計であることを理由にかの『ジョンブル戦隊』への配属を主張したが、鈍足の改装空母が足手まといとなることを嫌った英国側の意向によりこの案は流れた)のだが、ここで思わぬ不幸がこの艦を襲う。慣熟航海中にエンジントラブルに見まわれ、長期間のドック入りを余儀なくされたのだ。
自分たちの乗り組む艦が一度も戦うことなく『病院送り』となったことに艦長以下全ての乗組員がこの艦の運の悪さを呪った。しかしその後『ロング・アイランド』がジェリンファ沖で武運つたなくその短い生涯を終えたという報せを耳にした彼らは、この艦は一見不運そうだが、実は幸運な艦なのでは? と考えるようになる。
だが、それは修理を終えたあとの試験航海で見事なまでに裏切られた。

機関の全力テスト中に完璧に修理されたはずの機関部は再びトラブルを起こし、『アーチャー』は出てきたばかりのドックに逆戻り。業を煮やした海軍当局はこの艦の分類番号と艦名を取り上げたうえ、使えそうな装備を剥ぎとって浮かぶ倉庫として再利用することを決定。かくして『アーチャー』は一度も戦わないまま軍艦としての生涯に終止符を打つこととなった(取り上げられた艦名は後に建造されたキトカン・ベイ級護衛空母の一隻に与えられることになる)。
だが、捨てる神あれば拾う神あり。一度は軍艦としての生涯を終えたこの艦は再び軍艦として甦ることになる。

開戦後多くの若者達を受け入れ、彼らを一人前の海鷲として鍛えあげるべく日夜努力を重ねていた海軍航空隊の教官パイロットたち。彼らが訓練で自由に使える空母の必要性を声高に叫んだことから事態は動き始めた。
戦時体制下においてこの国の各地にある造船所はフル操業で様々な艦船、船舶を建造し、その中には少なからぬ数の空母も含まれていたが、それらは就役するそばから前線へと送り出されていた。この結果、数多くの海鷲のひな鳥たちは空母パイロットとして必要不可欠な着艦技術を陸上の滑走路に描かれた空母の甲板の絵で習得せざるを得ない状況に陥っていたのだ。もちろん、このような訓練で揺れる空母の甲板に着艦する技術を習得できるかといえば、答えは間違いなくノーである。
もちろん海軍の上層部がこの状況を座視していたわけではない。事実就役直後の慣熟訓練中の空母や本土で修理の終わった空母が訓練の一環としてこの役目に回され、若き海鷲たちの訓練場となっていた。だがこのような間に合わせ的な対策で関係者が満足するはずもなかったのだ。

そんな彼らの目に留まったのがこのお払い箱になった空母である。彼らは早速関係各部署に働きかけてこの装備を剥ぎ取られつつあった名無しの艦を手に入れ、一度は死んだこの艦に再び命を吹き込み始めた。もっとも着艦訓練用に使えればいい、という割り切りから空母としての機能の復活は最低限に抑えられ、撤去されたカタパルトや着艦拘束装置、整備用の機材や航空機用ガソリンタンクと言った設備は再び搭載されることはなく、航空機用エレベーターも完全に固定された。トラブル続きの機関については施設の整った基地での定期的な点検と整備の実施、そして訓練をアメリカ本土近海でのみ行い、過剰な負荷をかけないという条件でなんとか折り合いがついた。
こうして一度その生涯を終えたこの艦は新たな名を与えられて復活することになる。
合衆国軍艦ビーヴァー IX-81。それがこの艦の新たな名だった。

灰色に塗られた練習機が着艦アプローチに入る。
艦からの誘導に従ってエンジン出力を絞り、フラップを下げ、降着装置を下ろす。前席に座る訓練生は空母への着艦において基本中の基本である三点降着、すなわち二つある前輪と一つの尾輪、合わせて三つの車輪で空母の甲板を踏みしめる姿勢を乗機に取らせるべく操縦桿とフットペダル、そしてスロットルをせわしなく操作していた。だが訓練生の意志とは裏腹にふらつく練習機。『ビーヴァー』の煙突が吐き出す熱いディーゼル排気と飛行甲板後端が起こす乱流が機体を弄んでいるのだ。機体を操る当の本人は出来るかぎりうまくやってのけようとはしているようようだが、現実は残酷だった。

やがてドスン という鈍い音とともに最初に前輪が、次いで尾輪が甲板を打ち、その直後にエンジンを全開にした練習機はさして長くはない飛行甲板をレシプロエンジンの騒音と共に走りぬけ、甲板の前端を蹴って再び空へと戻っていった。
その一部始終をキャットウォークで見ていた一人の士官が遠ざかってゆく灰色の機体、制式名称ノースアメリカンSNJ――陸軍航空隊が運用しているAT6"テキサン"練習機の海軍仕様――の機影に背中を向けると、甲板上でついさっきまで着艦誘導作業を行っていた相棒にその日焼けした顔を向け、吐き捨てるような口調で話しだす。

「てんでなっちゃいねえ、ふらついてる上にケツが高過ぎだ。前が見えないのがおっかないんだろうが、きっちり機首を上げないとワイヤーを捉え損なって事故を起こすぞ……おいワーナー、あのヒヨッコ今頃は教官にさんざん怒鳴られてるな。あれじゃやり直しは確実だ」
「操縦が大雑把過ぎるんだよ。『高度を下げろ』って合図したら下げすぎるし、『左に寄り過ぎだ』ってやったら今度は右へ行き過ぎる。おいベン、ちょっくら飛んでってあのヒヨッコに空母着艦のABCを伝授してやりなよ。そうすりゃ次はもっとマシな着艦ができるはずだぜ」
「悪いな、俺はもうパイロット稼業からは足を洗ったのさ」

たった今行われた着艦訓練を船乗りならではの荒っぽい口調で容赦なく論評する士官と陽気な調子でまぜっかえす相棒。二人とも腕も顔も赤銅色に日焼けしている一方、潮風に四六時中晒されているはずの肌にはまだまだ張りと艶があるところを見るとそれほど歳は取っていないようだ。だがその纏う雰囲気はまごうことなき古強者のもの、実際視線の配り方や甲板上での足取りは長い間海上で過ごしてきた者特有のものがあり、それは日焼けした肌と相まって頼もしげな印象を見る者に抱かせた。
そんな二人の手には奇妙な道具があった。短いグリップが取り付けられたやや小型のクリップボード程度の大きさの四角い金属枠。枠の中の空いたスペースには派手な色に染められた厚手のリボンが何枚も平行に取り付けられ、まるで窓に取り付けるブラインドのような見かけになっている。遠目には球技で用いられるラケットのように見えなくもない。だがこのパドルと呼ばれるもの、LSO(空母着艦誘導士官)が空母に着艦する艦載機のパイロットに指示を出す時の必需品である手旗もどきの道具こそが、今の彼らの『武器』だった。

ベン・バスキーとワーナー・チャドウィックの二人は今の合衆国海軍では少数派となった戦前からの海軍士官だった。
かつて合衆国海軍の空母航空団における重要な対艦戦力であった爆撃航空隊(VB)、その主力であるSBD艦爆のパイロットと後席員としてレキシントン級、ヨークタウン級といった艦で勤務した二人はこの戦争が始まる直前に空母『ワスプ』の乗り組みを命じられ、かつて勤務した空母と比べて少々手狭なこの新空母の住人となっていた。
そして運命の11月12日、二人の住処である『ワスプ』はシホールアンル艦隊の不意討ちを受け、一時は沈没寸前にまで追い詰められた。乗組員たちが総出で消火作業や救助作業に駆けずり回る中、彼らもまた負傷した戦友を間に合わせの救護所となった士官食堂へ運び、麻酔無しの外科手術に悲鳴を上げて暴れるその体を力ずくで押さえつけたり、重症を負って死の恐怖に怯える男たちを言葉を尽くして励ましたりした。
その後炎の地獄と化した格納甲板を負傷者を探して再び駆けまわる途中で二人の記憶は途切れ、次に気がついた時は彼らもまたさっきまで自分たちが助け、励ましていた戦友たちに交じって呻いていた。どうやら敵艦が放った砲弾が格納甲板で炸裂し、彼らを負傷させたらしい。
そんな二人を手当した軍医いわく

「君たちは運が良い方だよ。運の悪い連中はもう呻くことすら出来ないんだからね」

その言葉を聞かされた二人は火傷や打撲の痛みに苦しみつつも心の底から自らの幸運を神に感謝した。
やがて『ワスプ』がその傷ついた躰をノーフォーク海軍工廠のドックに横たえるのと時を同じくして彼ら二人も海軍病院の住人となり、長い療養生活に入る。そしておよそ7か月後、彼らの住処であった『ワスプ』は修理と同時に行われた改装工事により見違えるような姿となって戦線復帰を果たすのだが、その艦上に彼らの姿は無かった。海軍病院での手術とそれに続く精密検査の結果下された宣告、二人の身体はもはや飛行任務に耐えられないという非情な宣告が彼らの艦爆乗りとしてのキャリアに終止符を打ったのだ。
二人は己の運命を呪った。目の前で死んでいった戦友たち、体の一部を失うほどの深傷を負った仲間たちの代わりに不意討ちを仕掛けてきた悪党どもの乗る軍艦に爆弾を叩きこみ、いつかは敵国の皇帝の脳天に強烈な一撃を食らわせることを毎夜ベッドの上で夢見てきた彼らにとって、それは死刑宣告よりも残酷なものだった。
その日以来、二人は変わった。彼らの面倒を見ていたある看護兵の言葉を借りるならこうだ。

「体は治った、でも魂が死んじまった。あのままじゃせっかく元気になった体も遠からず死んじまうだろうな」

程なくして二人は海軍病院を退院し、南部の片田舎に新設された基地での陸上勤務を命じられる。戦時体制に突入した合衆国海軍にとって彼らのような経験豊かな軍人をいつまでもベッドの上に居させるわけにはいかなかったのだ。
抜け殻のようになった二人、しかし心はうつろでも軍隊生活に慣らされた体は命令に従い、為すべきことをなす。車両を運転し、書類にサインをし、食事をし、そして眠る。しかしそんな彼らがあるものを目にしたことで彼らの運命は再び動き始めた。
LSO養成訓練課程への志願者を募るという告知。
戦時体制下でハイペースで拡張を続けていた合衆国海軍。その母艦航空隊にとって欠くべからざる存在であるLSO。限りない大海原の中にぽつんと頼りなげに存在する空母の狭い飛行甲板に戦闘や訓練で疲れきった男たちが愛機を降ろす際の手助けをする男たち。彼らの手助けがあるからこそ艦載機収容作業はスムーズに行くと言っていい。もし彼らがいなければ、合衆国海軍における空母艦載機の着艦事故数は酷いことになるだろう。そして艦爆乗りとして数えきれないほど空母への着艦を行ってきた彼らが躊躇うことなく訓練課程に志願したのもまた、当然といえば当然だった。
俺たちはもう空で戦えない、でも空で戦う仲間たちを手助けすることは出来る。その言葉を合言葉に二人は再び動き出した。

顔にニキビの跡が残る若い新米士官たちや彼ら同様『もう飛べない』男たちとともにLSOの速成訓練を受けた彼らは訓練課程修了後、最初はアメリカ本土と南大陸の間を往復する輸送船団を護衛する護衛空母で、後には新造のエセックス級正規空母などでLSOとしてのキャリアを積み上げていく。やがてマオンド共和国が降伏し、この戦争に先が見え始めてきた頃に配属されたのがこの『ビーヴァー』だった。
この戦争が終わるまで前線勤務を続けることを望んでいた彼らは当初、後方で、しかもこのような『空母もどき』での勤務に不満を隠そうとしなかったが、この艦が彼らと同じく『一度は死んだ』境遇から奇跡の復活を遂げた存在であることを知り、認識を改める。「似たもの同士ってことか。偉いさんも面白いことをするねぇ」とチャドウィックは評し、「これこそ神のお導きってやつかな」とバスキーは感慨深げにつぶやいた。

そして着任からおよそ半年が過ぎた現在まで、二人はこの艦のLSOとしてペンサコーラやウィッティングフィールド、コーパス・クリスティーといったメキシコ湾岸の海軍航空基地に拠点を置く様々な訓練航空隊に所属する訓練機の着艦訓練に関わる傍ら、『かつての自分たち』すなわちLSOとしての訓練を受けている若者たちに自分たちが身に付けた着艦誘導技術を伝授していた。

再び『ビーヴァー』艦上。長かった着艦訓練は終わり、不揃いな編隊を組んで北の空に消えてゆく練習機を眺める二人。『ビーヴァー』もまたゆるやかに回頭し、現在の母港であるペンサコーラへの進路を取りつつあった。そんな中、チャドウィックが口を開く。

「なあベン、やっぱり俺たちもうしばらくしたら失業かな?」
「またその話かよ。あれが便利な道具だってのは俺にもわかるが、ただの赤と青のランプだぜ? ランプが自分で「機首を上げろ」とか「ウェーブ・オフ(着艦やり直し)」って合図するわけじゃない。そういう合図は人間がやるもんで、それは俺たちの仕事だ。まだまだ俺たちの出番はあるぜ」

二人が話題にしているのは現在合衆国海軍の空母に配備されつつある着艦誘導灯のことだった。日本の空母は全てこれを備えており、その結果日本の母艦航空隊にはLSOがいないという話を耳にして以来、チャドウィックは自らの将来を心配するようになっていた。そんな彼を励ますバスキー。しばらく前からふさぎ込みがちの彼を励まそうと最近耳にした話題を取り上げる。

「それより聞いたか。この艦に南大陸の軍人さんたちが団体でやってくるそうだぜ、しかも皆女だ! バルランドの貴族のお嬢様に美人揃いのミスリアルのエルフ、そしてカレアントの獣人、お前もカレアントの連中が一杯飲めば脱いじまうって話は聞いたことがあるだろ。歓迎会が楽しみじゃないか!」
「将来建造する空母の乗組員をうちで訓練するって話だろう? 確かに酔っ払ったカレアントの連中が服を脱ぎだしたのは見たことがあるし、ミスリアルのエルフが美人揃いなのは知ってるが、いくらなんでも皆女性ってのは大げさすぎだろう」
「夢を持とうぜワーナー、夢があるから生きる元気が出るし人生も楽しくなる。そうだろう?」

相棒の問いかけに照れたような笑みを返すチャドウィック。そんな彼を見たバスキーもまた、安心の笑みを漏らした。
新たな世界で新たな歴史を刻み始めた国、その国の海軍で新たな名のもとに新たな役目を与えられた艦、そしてそれに乗り組む二人の男もまた、新たな任務に自分たちの生きる意味を見出していた。そんな彼らの元へやって来た異世界の客人がたっぷりの騒動とそれに負けず劣らずたっぷりの驚き、そして数えきれないほどの喜びをもたらすのであるが、それはまた、別の話である。


外伝『第二の人生』  完

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