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児童文庫ロワ

スパイダーズエッグ

最終更新:2021年05月23日 19:04

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だれでも歓迎! 編集
『あーあー聞こえるかー! オレ達は殺し合いに乗ってない! みんなも殺し合いなんてやめようよ! LOVE&PIECE! 愛だよ愛! てかさ、いきなり変な森に連れて来られて殺し合うヤツいねえよ! あんな変なウサギっぽいやつに殺し合えって言われてさ、殺し合うなんてさ、こんなんでいいのかよ! だから! 殺し合いなんてやら『お前放送ヘタすぎんだろ変われ!』ちょっと待てジャンケンで勝ったのオレじゃん!『爆弾のこと言わないと』それで! あの、この、灯台『展望台』展望台に、ちがう、展望台の、裏に、爆弾があんのよ! 仕掛けたの! で、あの展望台来るときはこの下の崖みたいな坂の下の方で、合図してほしいのよ! そしたらあの爆弾のスイッチオフにするから、あの、あれ、あれだ、『あのーあれだよ』あの『アレだね』おい全員ド忘れしてんじゃねえか!』
「なかなかのなごませ力だなあ。」
「なんなんだあのグダグダなメッセージは……」

 森の中を歩く探偵帽を被った一人と一匹。
 なごみ探偵のおそ松と名探偵のピカチュウは、出会ってから行動を共にしていた。というより、おそ松が無理矢理ピカチュウを抱きかかえていた。
 「マジかよ……」とシワシワになりながらも、さっき電気ショックを食らわせたという負い目もあるのでピカチュウはなすがままにさせている。さすがに頭を撫でさせるのはやめさせたが。

「ピカピバラ、行こうか。」
「そのピカピバラっていうのもやめてくれよ。俺のどこをどう見ればカピバラに見えるんだ。」

 バゴオォォン……!

「花火だね。」
「爆発だろ! 言葉通じないのになんでツッコませるんだ! そしてなんでツッコんでんだ!」

 ピカチュウは既に何度目かとなる頭を抱えるポーズで項垂れる。
 ピカチュウは短い間におそ松がかなり頼りにならないことを理解していた。それに加えて小ボケを挟みたがる。殺し合いの場だそ、とツッコみを入れたくなって、言葉通じないんだぞと思い直して自重する。
 この日系人、同じ探偵とは思えないほど探偵らしくない。どう考えても今まで事件とか解決している気がしない。
 ピカチュウが足音を聞いたのは、そんなことに頭を悩ませていたときの事だ。

「おい、あっちだあっち。足音がした。一人だな。」
「うん? あっちになにかあるの? 1? 一人? 人が来たのか。」
「クソッ、大事なことはコミュニケーションがとれる。なんか逆にイライラするぞ。」

 このようにピカチュウがここだけはしっかりしてほしいということに関してだけはなぜかおそ松は勘が良い。良いことのはずだ。悪いことのはずではない。
 おそ松はピカチュウをそっと地面に下ろした。先導しろ、ということなのだろう。
 ピカチュウはおそ松を見上げ頷くと、密やかに歩き始めた。ピカチュウの耳は人間よりも良い。その大きさは伊達ではないのだ。

「いたぞ、あそこだ。着物を着てる子供が、待った、腰に刀を差してる。ストップだストップ!」
「あ、本当だ。迷子かなあ。助けないと。」
「ストップだって! なんで探偵っていうのはこんなおひとよしなんだ。一人で行くな!」

 ピカチュウを見つけた子供におそ松は駆けていく。サムライブレードを持ってるのを見てまずは観察すべきだと思ったが、おそ松に子供でも危険であるという懸念は無いらしい。あるいはピカチュウが探偵という世界に染まりすぎたか。
 そして一人と一匹は、一人の小さな侍に出会った。

「ピカピバラって言うんだよ~。」
「わあ~かわいい。」
「そうわならねえだろ……」

 そしてピカチュウは出会った子供、宮川空に頭を撫でられていた。
 おそ松と互いに自己紹介するのを横から聞いていたところピカチュウの想像通り空は日本人だったようで、歓声を上げておそ松と話しながらピカチュウをもふもふしている。そうしている姿はまさしく子供なのだが、ピカチュウとしては乱れる毛並みよりも腰の刀が気になって仕方なかった。
 地域にもよるが法に触れかねないそれが私物なのか拾ったものなのかで意味が変わってくる。
 私物であれば、刀を持っている少女の素性を考えなければならない。
 拾ったのであれば、それが落とされたものなのか用意されたものなのかを考えなければならない。

「それでおそ松さん、あたしはあの爆発をたしかめに行きたいのです。」
「そういえばそんなこと言ってたね。」

 だが同時に、この子供がおそ松よりも頼りになりそうだとも思っていた。それなり以上に人を見る目はあると思っている――最近はその自信も無くなりはしたが――彼からすると、空は善良そうな人間ではある。あの放送の後にあの爆発があったことを考えれば危険性は理解できるだろうに調べに行こうとするその精神も尊重したい。
 「ピカ」と声を上げて、ピカチュウは空の手から離れると爆発音の方へと歩いた。危険性は考えられるが子供を助けに行きたいという気持ちはピカチュウにももちろんある。それに危険があるのはどこもいっしょ、ならば補足できた危険に対処すべきかもしれない。なにより、ピカチュウでは空の行動を止められない。ならばここは彼に同行しよう。

「じゃあみんなで行こっか。」
「はい!」

 言葉は通じずとも彼は気持ちの良い人間だ。それに子供一人守れなくては探偵は名乗れない。ピカチュウはおそ松と空を後ろにしっぽを立てて歩き出した。
 前よりもなおのこと警戒して音を探る。爆発音のした距離とこれまでの時間を考えれば、数分もしないうちに先の子供達と合流するだろう。むろん彼らがこちらに来ているならばという前提があるが、森の中よりかは小道を逃げる可能性の方が高かろう。ならば出会う可能性は高くはないもののゼロではない。
 ピクリと耳が動く。子供の泣き声らしきものを捉えた。
 「ピカッ!」と一度振り返るとピカチュウは足を早めた。二人から離れて先行する。万が一子供達が危険人物に襲われていた場合、間に合わなくなる恐れと二人を巻き込む恐れがある。そしてそれは杞憂では無かった。

「ひいいぃぃぃ! 来ないでえぇぇ!!」
「おいおい本気か!? くそっ! なんでそんな簡単に傷つけられるんだっ!」

 響いてきたのは明らかな悲鳴。
 ピカチュウは一気にダッシュする。
 鼻を強い刺激臭がつく。
 そして認めた。
 また日系人の子供二人が、人面の蜘蛛らしきクリーチャーに今まさに襲いかかられているのを。
 それを止めんとわざを使おうとして――

(オレはわざを使えないんだぞ! どうすれば――ああくそっ!)

「ピカッ!」
「ね、ねずみ!?」

 ピカチュウは愚直なたいあたりを人面蜘蛛へとしかけた。

「ボ、ボケモン?」
「また怪物ですかぁ!?」
「ピカピッ!」

 突然自分たちを庇うように現れたピカチュウに、マサオは光彦と一緒に呆気にとられる。
 拡声器で呼びかけていた三人組の男子を追いかけて数分、謎の人面蜘蛛に襲われていたところで現れたその見たことのない生き物に、どんな対応をしていいかわからなかった。

「化けネズミまで参加者かよ。さすがに食う気はねえぞ。」
「ピカッ!」

 だが状況を考えれば救いのヒーローだ。ピカチュウが来ていなければ今頃二人は蜘蛛の餌だろう。ならばすることは一つ。

「に、逃げよう!」
「逃がすかよっ!」
「ピィカッ!」
「邪魔だっ!」
「ま、待ってくださいよ!」

 マサオは一目散に逃げ出した。きっとこのネズミは自分たちを助けに来てくれたんだ。だから逃げなければ。
 マサオはチラッとネズミを見る。それでいい、そんな風にネズミが頷いたように見えた。

(ありがとうございます……ありがとうございます……!)

 心の中で感謝を繰り返しながら走る、走る、走る。
 走って、そして。

「……はぁ……はぁ……み、光彦くん?」

 森の中を流れる小川を前に右に行くか左に行くかと頭を振って、そこではじめてマサオは自分が一人きりになっていることに気がついた。
 とたんにマサオの心に恐怖が再燃する。それと同時に肺がひくつき、膝が笑う。逃げることに集中していてわからなかったが、体は限界を迎えていた。

「ひ、一人にしないでえええ!」

 力なく叫ぶ声に答える者はいない。ここに来るまでに光彦とははぐれてしまっていたのだがそれに気づいたのはあまりに遅かった。気がつけばまた森の中にぽつんと一人きりである。

 ガサガサ!

「ひいっ!?」

 ……いや、一人ではなかった。
 マサオの小さな叫び声に反応してか、近くの藪から音がした。それは明らかに何らかの存在がいる音だ。
 次いでマサオは探偵帽を見た。それは色といい形といい、さっきの黄色いネズミがしていたのと同じだと思った。
 そして鼻をつく臭い匂いを感じた。それはさっきの人面蜘蛛と同じ臭いだ。
 マサオはそれを見た。頭に帽子を被った、さっきとは違う顔の人面蜘蛛が、藪からヌっと現れた。

「ひぃっ!」

 逃げなければ。
 そう思うも足が動かない。
 腰が抜けている。
 人面蜘蛛はじっとマサオを見ている。
 そして。

「ひいいいいいいっ……あれ?」

 人面蜘蛛はカサカサと森の奥へと消えていく。
 見逃してくれた?
 違う。

「ちいっ、こんなところにまで逃げてたのか。」
「に……逃げて……ください……」

 連れてきたのだ。
 マサオの前に、人面蜘蛛と体に何本もの木の枝が刺さり、それごと体を糸でグルグル巻きにされ歩かされている光彦が現れた。

「ひっ……ひいいいいいいっ!!!」

 マサオの恐怖のボルテージが一気に上がった。
 マサオの短い人生でもわかる。光彦の腕や上半身が串刺しにされている。その上で殺されていない。それがマサオを怖がらせる。
 食い殺すとかならばまだわかる。だがあえて殺さないというのは完全に理解の外だ。
 そんなマサオを見てニヤリと笑う人面蜘蛛は、「おい!」と探偵蜘蛛に声をかける。すると探偵蜘蛛はいつの間にか持っていた先の尖った木の枝をマサオの足元に投げつけた。

「ひいいいいいいっ!?」
「ひいひいウルセエんだよ餓鬼がぁ!」
「うわあああんごめんなさあああいっ!!」
「ウルセエっつってんだろ! 殺すぞ!」
「こ、殺さないで! なんでもするから殺さないでええ……」

 泣きわめくマサオの胸ぐらを人面蜘蛛が掴む。マサオは目も開けられない。怖さと臭さで。

「ん? 今何でもするって言ったよな?」

 閉ざされた視界の中で、ドサリと何かが倒れる音がした。「ぐああああっ!」と叫び声も聞こえる。光彦の声だ。何かが起こっている。だが怖くてとてもではないが目など開けられない。

「お前に選ばせてやる。蜘蛛になるか、食われるか。」
「どっちも嫌だよおおお!」
「なにぃ? なんつったもう一回言ってみろ?」
「どっ、どっちもイヤですうう!」
「そうか……わかった。」
「イヤで……ひいっ!?」

 何かを握らされた。蜘蛛になるってなんだろう。わからないことにますます怖くなる。怖くなりすぎて、目を閉じていられない。怖いものを見ることより何をされるかわからない怖さが勝る。だからより怖くない道を選ぶ。
 そしてマサオは見た。自分の手に握られた尖った枝と、目の前で血をダラダラ流しながら横たわる光彦を。

「腹が減ったからお前かこいつのどっちかを食う。片方は俺の奴隷になって人間を俺のところまで持ってこい。まあ、こいつはちょっと痛めつけ過ぎちまって死にそうだから、お前が奴隷な。」
「ど、奴隷……」
「でよお、奴隷ならご主人様には忠誠を示さねえとなあ……こいつはお前の居場所を拷問しても吐かなかったってことは、お前ら仲間なんだろ? その仲間を自分の手で殺してみせろ。」
「こ、殺すって、え、ええっ、えええぇぇっ!?」

 突然言われた無茶苦茶なことに、マサオはまた悲鳴を上げる。その口に人面蜘蛛の脚が突きつけられた。

「嫌なら、お前を食う。死にたくないんだろ? 何でもするんだろ? なら、仲間を殺せ。」
「そ、そんなこと……」
「マサオ……くん……」

 抵抗の声を上げるマサオに人面蜘蛛から、そして光彦から声がかかる。人面蜘蛛はニタニタと、光彦は鬼の形相で。

「ボクは……もう、ダメです……もう、目が見えないんです……耳もだんだん聞こえなくなっていて……失血によるショック症状です……」
「だから……このままじゃ二人とも死んじゃいます……ううっ!」
「だ、だから……マサオくん! 覚えててください! 灰原哀さん、吉田歩美ちゃん、江戸川コナンくん、小嶋元太くん、少年探偵団のみんな! たぶん、彼らもここにいます! だから会ったら、ボクは、勇敢に、勇敢、で、ごぽっ!?」
「ぼ、ボク……灰原さん……探偵、団……マサオ、くん……」
「もう……痛いのは……イヤですよ……」
「う、うわあああうわあああん!!!」

 気がつけば、マサオは枝を振り下ろしていた。
 光彦の虚ろに開いた口から喉、脳幹へと突き刺さる。
 人面蜘蛛が口笛を吹く。
 その音がとても遠くで聞こえた。



「くそっ……くそっ……くそっ! おれは何ができるんだよ……!」

 マサオの叫び声が遠くから聞こえる。
 全身をズタズタにされたピカチュウは、木のうろの中で息を整えながら体中の傷に震えていた。
 あの後果敢に挑んだはいいものの文字通り秒殺され、ほうほうのていで逃げ込んだこのうろから出られなくなっていた。
 そして人面蜘蛛がマサオ達を追跡するのを黙認するハメになった。あの人面蜘蛛は、自分にとどめを刺すよりも子供たちを優先した。いわば見逃されたのだ。

「すまない……おそ松……」

 そして彼が無力感に陥る理由の一つが、彼が凝視している服にある。
 ピカチュウが戦闘不能になって人面蜘蛛がここから離れる時に、おそ松は音を聞きつけてやってきていた。
 今から考えるとファインプレーだろう。おそ松は、空を放っておいて一人でここに来た。どういう理由があったかは知らないがそのおかげで空は助かった。空は。

「あの人面蜘蛛……人間を同じような蜘蛛にできるのか……」

 人面蜘蛛は話しかけてきたおそ松を一噛みしてマサオ達を追いかけた。その一噛みが悲劇を生み出した。
 おそ松はしばし悶絶したあと、体に変化が起き、小一時間で人面蜘蛛になっていた。
 それはまさに地獄絵図だった。人間がクリーチャーになる。あれはなまじ死ぬよりもおぞましい。悪趣味なコミックでも見ている気分だった。
 そして完全に蜘蛛にと変わると、フラフラと人面蜘蛛が向かった方へと移動していった。

「おいおい動けよおれの体。あんなのを野放しにしてたらゾンビ映画みたいになっちまうぞ。」

 軽口を叩いて立ち上がろうとする。だがどうにも力が入らない。何か大切な一部分がなくなってしまったような、そんな気がする。
 ピカチュウは一人、むせび泣くことしかできなかった。



「ピカピバラもおそ松さんも遅いなあ。」

 そして最後の登場人物、空はピカチュウが駆け出したその場所にまだいた。
 あの後おそ松がピカチュウを探しに行き、行き違いを防ぐために空がここに残ることになったのだが、小一時間しても二人とも帰ってこない。
 だがここから動くのもマズイ。どうしたものか。

「……あれ? 君は?」
「……ひっく……ひっく……ごめんなさい……光彦くん……ごめんなさい……」

 空は泣き声を聞いて辺りを見渡す。はたしてそこには、泣きじゃくるおにぎり頭の子供がいた。
 もちろん放っておくわけには行かない。あの爆発やおそ松たちのことを知っているかなんて打算ではなく、純粋な善意で近づく。それが空という人間だ。
 だから空は知らない。目の前の子供がおそ松を殺した怪物の奴隷であることなど。


【0130後 山岳部裾野の森】

【なごみ探偵のおそ松@おそ松さん~番外編~(集英社みらい文庫)】
【目標】
●大目標
 蜘蛛の鬼(兄)に従う
【備考】
 蜘蛛の鬼化しました

【ピカチュウ@名探偵ピカチュウ(小学館ジュニア文庫)】
【目標】
●大目標
 殺し合いを止めたい……が、自信がない
●中目標
 あの人面蜘蛛(蜘蛛の鬼(兄))はほっとけない
●小目標
 空を助けに行かないと……

【宮川空@恋する新選組(1)(恋する新撰組シリーズ)@角川つばさ文庫】
【目標】
●大目標
 主催者を打倒し帰る
●中目標
 おそ松さんとピカピバラ(ピカチュウ)と合流する
●小目標
 男の子(マサオ)に声をかける

【佐藤マサオ@双葉社ジュニア文庫 映画ノベライズ クレヨンしんちゃん
ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(クレヨンしんちゃんシリーズ)@双葉社ジュニア文庫】
【目標】
●大目標
 帰りたい
●中目標
 人面蜘蛛(蜘蛛の鬼(兄))の奴隷として人を連れて行く
●小目標
 ???

【蜘蛛の鬼(兄)@鬼滅の刃 ノベライズ~きょうだいの絆と鬼殺隊編~(鬼滅の刃シリーズ)@集英社みらい文庫】
【目標】
●大目標
 累の兄を演じて生き残る
●中目標
 蜘蛛と奴隷を増やす
●小目標
 さっきのガキ共を追う



【脱落】
【円谷光彦@名探偵コナン 紺青の拳(名探偵コナンシリーズ)@小学館ジュニア文庫】



【残り参加者 271/300】

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