ファンターレ

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[[グラ・バルカス帝国]]陸軍[[レイフォル]]守備隊長((隊長ではあるが、将校大佐のランボールよりも地位は上である))。統合基地[[ラルス・フィルマイナ]]の統治を任されている人物。

対空レーダーを予備含めて8基用意し、各基地を有線で繋いで強固にするなど守備隊長をまかされるだけあって非常に優秀であり、自身も任されているこの基地にかなり自信がある。

しかし、[[ヒノマワリ王国]]との連絡が付かなくなる事件が発生し直掩を厳戒態勢まで強化したが、翌日には周辺基地すべてと連絡が取れなくなるという事態が発生。さらには、レーダーも使用不能になり基地攻撃を予感。即座に全機上げようとするが時すでに遅く、爆撃が開始されてしまう。
からくも爆撃からは生き残るが、基地はほとんど機能しないほどにまでボロボロにされてしまい、基地周辺の駐屯地も[[ムー]]の攻撃で破壊されてしまう。

なんとか現状回復のために[[ランボール]]と協議していると、[[レイフォリア]]沖合にて、敵の艦隊((海上自衛隊第1護衛隊群10隻と神聖ミリシアル帝国海軍混成魔導艦隊デス・バール23隻))が現れたとの報告が入る。
敵の射程距離内にいることに恐怖しつつ、一向に撃ってこないことを訝しむが、時間がないことだけは自覚する。
すぐにランボールに退避命令を下し、陸軍部隊も基地から撤収するように命じる。

そこへ、敵艦隊から通信が入った。
答弁次第では攻撃を免れるかもしれないと淡い期待を抱くが、ミリシアル艦隊司令官[[タキオン]]からの要求は、基地の武装解除のみならず、[[ムー大陸]]全土のグラ・バルカス帝国陸軍の降伏と武装解除であった。
立場上それを呑めない彼は、兵力温存を図るため「自分は基地司令官で、全軍に対する命令権は持っていない。本国と話し合うので時間をくれ」という意味の返答をする。
しかし時間稼ぎだと見透かされてしまい、わずか3分しか猶予を得られなかった。
もはやこれまでと悟り、部屋にいる部下に即座に退室命令を下す。

一人部屋に残ることになり部下の目がなくなったせいか、圧倒的な後悔の念が沸き起こるが、もはや手遅れだった。
[[魔導戦艦>魔導艦]]の[[魔導砲]]によってラルス・フィルマイナは完膚なきまでに破壊され、その爆風に巻き込まれることになった。
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|~&big(){関連項目}|
|&bold(){[[登場人物]]}|[[ランボール]]|[[統合基地ラルス・フィルマイナ>ラルス・フィルマイナ]]|
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